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2006年02月25日
一瞬でペイしたアップルのキャンペーン
アップル社は、10億曲目をダウンロードした人に、20インチモニタのiMac1台、60GバイトモデルのiPod10台、iTMSコンテンツ10,000ドル分をダウンロードできるカードをプレゼントすると公表していました。
すると、それを狙ってのアクセスが集中したのですが、これが半端ではありません。
10億曲目がダウンロードされる直前の数分間は、1秒間あたり5曲のペースで楽曲がダウンロードされていたのですが、突然、カウンタの数字が「999,950,000」から一気に「1,000,000,000」へと切り替わったということです。
ということは。。。
数秒もしくは瞬時の間に50,000もの楽曲がダウンロードされ、1曲を1ドルとすれば、50,000ドル(約585万円)の売上が、それも瞬時に上がったということになります。
通常なら、1秒間に5曲平均として10,000秒(167分)かかるところが一瞬にして達成されたので、仮に残った167分も同一ペースでダウンロードされていったとしたら、50,000ドルとなりますから、合わせて100,000ドルの売上と考えていいでしょう。
仮に、この楽曲ダウンロードによる利益率を2割とすると、20,000ドル(約234万円)の純利益となります。
記念品のパソコン1台+iPod10台+ミュージックカード10,000ドル=おおよそ17,000ドル(約200万円)相当は、瞬時にペイしたことになります。
景品をゲットしたユーザーは喜び、ゲームに参加した人もエキサイティングな一時を味わえた。
近江商人の哲学ではありませんが、「三方よし」ならぬ「三者よし」というお話でした。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 2006年02月25日 09:47
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