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2006年03月29日
これはショック! 長生か早死かが1分でわかる?
あなたが長生きするか、それとも早死にするかが、わずか1分あればどこでも簡単に予測できるらしいのです。
東京女子医大東医療センター内科教授らが、5年ほど前に北海道で行った調査があります。
時計を見ないで「1分」を数えるという方法です。
その時間を実際の1分と比較します。
同医療センターの教授らは、75歳以上の高齢者298人に1分を予測してもらい、
- 75秒以上だったグループ
- 45秒以上75秒未満でほぼ1分だったグループ
- 45秒未満だったグループ
その結果、予測した1分が実際の1分より長かった人の方が、明らかに死亡する人が多かったのです。
また、心臓病や脳梗塞などの発症頻度も高いという傾向が見られました。
この結果は一見、逆のように思えるかも知れません。
しかし、予測した1分が実際の1分より長かった人は、実際の1分が経った時に未だ50秒くらいだと思っているということです。
つまりその人は、1秒1秒の長さを実際の「6分の5」くらいに感じていることになります。
結果的としてそれは、「時間に追われている」状態であるということになります。
人間は、朝になると目が覚め、夜になると眠ることを当然のように繰り返して毎日生活しています。
これは「概日周期」と言って、地球の自転に合わせていると考えられており、昼と夜の計24時間のリズムで体内の様々なホルモンなどの代謝が調節されています。
こうした生体リズムを整える能力を「体内時計」と呼びます。
近年の研究で、体内時計には、ほぼ24時間で一回りする「置時計型」と、数10分程度までの短時間の感覚を担う「砂時計型」の2種類があることが分かってきました。
例えば、嫌なことは長く感じ、楽しいことは短く感じるのは、この「砂時計型」の体内時計の働きとされています。
前述の調査は、高齢者を対象に行われたため、すべての年齢の人に当てはまるとは言えませんが、時間に追い立てられると寿命は短くなるということを示唆しています。
私の場合、さきほど測ったら74秒でした。(これはイカン)
時々冥想しながら1分間を測ってみて、「ああ、実際より長かった。心を落ち着けよう」というかんじで、長生き度をセルフチェックしてみることも必要でしょうね。
q.f. nikkeibp.jp |
投稿者 messiah : 2006年03月29日 10:14
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コメント
へぇ~、面白い話です。では、まず計ってみます。・・・53秒でした。今んとこ、大丈夫みたいですね。(^^)
投稿者 とも : 2006年03月30日 13:50
ともさん 「松葉便り」でこの話題を取り上げて頂いて有難うございます。
心の中で数を読んでいくのと、数を読まないで何も考えない(それはちょっと難しいが)のとでは、ちょっと違う結果になると思います。
投稿者 でたとこ : 2006年03月30日 16:32