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2006年04月30日

問題解決に最適なグループサイズとは?

共同作業を行うに当たって最適な人数は「3人」である

...という分析が、心理学研究者4名(Patrick Laughlin、 Erin Hatch、 Jonathan Silver、Lee Boh)によって発表されました。

「3人が最適」と言っておきながら、研究発表を4人で行なっているのは何故?という素朴な疑問も残りますが、

まあ、それはさておき...

実験では、AからJまでの文字に0から9の数字を割り当て、A+D=Bなどの数式から、文字に割り当てられた数字を推測するという問題(letters-to-numbers coding problem)をイリノイ大学の760人の学生に、1人もしくは2~5人で相談できるグループを作らせて解かせました。

この問題は、グループで協力して解く方が効率的だというのはこれまでも知られていましたが、最適なグループの大きさ(人数)が、今回の実験により割り出せたそうです。

発表によると、2人組の場合は、優秀な個人に匹敵する程度で、グループとしては小さすぎた。

3人以上になると1人で解くよりも格段に効率的になったが、4人以上になっても3人とは差がなかった。

結果として、必要最小なグループサイズは「3人」であるということです。

仲良し3人組、漫才トリオ、3人寄れば文殊の知恵、毛利元就の三本の矢...など、確かに感覚的には頷けますね。

q.f. スラッシュドット ジャパン

投稿者 messiah : 2006年04月30日 10:14

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コメント

我が家には3人の子供がいますが「3人寄れば三つ巴の騒動」を起こしていますねえ。でも先日私がギックリ腰で寝ている時は3人で相談しながら、いろいろ手伝ってくれました。約1名は用事を放たらかして、すぐに外に遊びに行っておりましたが・・将来は私が台本書いて漫才トリオを結成させようかと思案中・・

投稿者 サンサンてるよ : 2006年05月04日 08:39

サンサンてるよさん
ギックリ腰はいやなものらしいですね。
私は幸い、まだやっていません。
何か重いものを持ち上げようとしたんですか?
気をつけてくださいよ。
ところで、三角形を見ればわかるように、安定していて形も美しいのが、この“3”という数字。
3人はコミュニケーションにも無駄がないように思います。
多分、そちらのお子さんもチームワークがいいのではありませんか。
そのチークワークこそ漫才トリオに必要な条件だと思いますので、期待しております。

投稿者 でたとこ : 2006年05月05日 13:45

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