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2006年04月02日
エープリルフールで「うそ」を競いあう英国新聞社
エープリルフールの4/1、英国の新聞は競うようにして「うその記事」を掲載しました。
高級紙のタイムズは、支払いでカードを利用する際、暗証番号を打ち込まずに、指定された歌の一節を歌うことで本人を識別するシステムが、3年後の4月1日までに実用化されるという記事。
---カラオケ屋さんが流行る?
大衆紙のデーリー・エクスプレスは、「ビスケットのかけらを混ぜて道路を舗装すると安全性や耐久性が増す」と報じて、休憩中の作業員3人が道路にまかれたビスケットを口にする写真付きで掲載しました。
---子供が真似するからやめましょう。
デーリー・メールは、ダウニング街10番地で知られる英首相官邸の扉が、ブレア首相の指示で黒から「与党労働党を連想させる」赤に塗り替えられたという内容。偽の写真も載っていたそうです。
サンは、「テムズ川の川岸でペンギンが発見された」と報じました。
ガーディアンは、人気ロックバンド「コールドプレイ」のクリス・マーティンさんが、野党保守党の支持に回り、応援歌を録音したと1ページ全面で伝えました。
何が面白いのかよくわからないものもありますが、その昔、「宇宙人が襲ってきた」というラジオドラマで大騒ぎになった事もあり、実際に起こりそうな「うそ」をつくとまずいので、いかにも無害な、また皮肉な、そして荒唐無稽な話題ばかりです。
エープリルフールの笑いは、日本人の繊細な「笑い」とはちょっと異質のような気がします。
そのせいか日本では、誰もが知っているが、ほとんど普及していない行事(?)となっています。
q.f. MSN-Mainichi INTERACTIVE |
投稿者 messiah : 2006年04月02日 15:47
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