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2006年04月05日
タバコと歯周病、禁煙と氷の関係
愛知学院大学歯学部助教授の稲垣幸司氏らが、歯並びの治療などで矯正歯科を訪れた53人の子供を対象に行なった調査によると、受動喫煙が歯ぐきの黒ずみ(メラニン色素の沈着)に影響を及ぼすことがわかりました。
調査によると、家族に喫煙者がいる家庭の子供は、喫煙者がいない子供に比べ4~6倍の高率で歯ぐきの黒ずみが見られたそうです。
歯ぐきにメラニン色素の沈着があると、将来、歯周病にかかるリスクが高くなるそうです。
しかも、家族がタバコを吸わなくなっても、きれいなピンク色の歯ぐきには戻りにくいと言われています。
2002年のWHO(世界保健機関)の調査によると、日本人の喫煙率は成人男性で43.3%、女性で10.2%に上ります。
実は、日本人男性の喫煙率は先進国の中では最も高いらしい。
日本社会はストレスが多いということでしょうか。
ところで、禁煙を決意してタバコを我慢していると禁断症状が現れることがありますが、氷を口に入れて舐めるように習慣づけると効果があるそうです。
禁煙が難しい理由は脳のメカニズムと関係があり、脳内では情報伝達物質の1つアセチルコリンが情報の伝達を行っています。
タバコを吸うとニコチンがアセチルコリンの代わりに働き、頭がシャキッとするのです。
しかし、禁煙をするとニコチンがなくなるため、ニコチンを求めるようになります。これがタバコの禁断症状として現れるらしいのです。
氷は、ニコチンの力を借りずに、頭をシャキッさせる効果があるということでしょう。
禁断症状と戦っている方は一度試してください。
q.f. nikkeibp.jp/ためしてガッテン |
投稿者 messiah : 2006年04月05日 08:22
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