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2006年04月12日
招かれざる自然の贈り物
黄砂は、主として乾燥地帯(ゴビ砂漠、タクラマカン砂漠など)や黄土地帯で強風により吹き上げられた多量の砂塵が上空の風に運ばれて日本、韓国、中国などで降下する現象をいいます。(q.f. 気象庁) |
日本海側に住んでいる人には迷惑千万なアレ。今年は花粉に代る当たり年とか。
中国では今年、黄砂(こうさ)の「当たり年」とされ、北部を中心に3月中旬以降、天候に大きな影響を及ぼしているそうです。
中国気象局と国家林業局は、砂漠化の進む内モンゴル自治区などで昨夏から降水量が少なかったため、今年の黄砂発生の回数は多くなると予測しており、日本への影響が懸念されています。
砂漠化が深刻化している中国では、東北地区や北京で黄砂が頻繁に発生。
上海でも黄砂の混じった雨が時々降っているといいます。
黄砂の日は空が黄土色に曇り、視界がぼやけるため車の運転も危険とか。
中国メディアによると、年間を通して黄砂は発生するが、春季は平均19.2回と最も多い。2005年は9回と比較的少なかったが、今年は4月初旬までに12~16回も発生したそうです。
専門家の分析では、黄砂が多発した主な原因は昨夏以降、内モンゴル自治区の中西部、黄土高原、中国北部で降水量が非常に少なく、植物が育たなかったことが考えられるといいます。
大陸の自然の影響は、そのまま甘受するしかない島国の我が国。
駐車場に車を停めて暫らく離れ、戻ってきて車に乗ろうとしたら、ボンネットにびっしり積もっている「黄砂」にウンザリ、という光景を見かけます。(特に日本海側の地方では)
こんな時、救いとなるのは雨。
自然の力に対しては、自然の力で返す。
とにかく、雨が洗い流してくれるのを待つしかないようです。
q.f. MSN-Mainichi INTERACTIVE |
投稿者 messiah : 2006年04月12日 08:39
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