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2006年04月28日
昔も今も変らない競争原理 「敵の敵は味方」
米ネットオークション大手のイーベイ社はこれまで、検索エンジン大手のグーグル社と長年緊密な協力関係を維持してきました。
しかし、グーグルがいくつかの分野でイーベイの領域を侵食し始めたことで、イーベイは昨年からグーグルに対する警戒感を募らせています。
一例として、グーグルはイーベイのネットオークションやその他のリスティング事業に直接競合するクラシファイド広告サービスを立ち上げています。(※ リスティング事業とは、ポータルサイトなどにおける情報掲載サービス、地域情報サービス、検索サービスのこと。クラシファイド広告とは、新聞などの三行広告のこと。“売ります・買います”や不動産の賃貸・売買、求人・求職、サークルのお知らせ、仲間募集、イベントの告知などを行なう)
「敵の敵は味方」とよく言われますが、イベーイは将来、敵になる可能性の高くなったグーグルとの間に距離をおくと同時に、グーグルの“敵”(正面からぶつかるライバル)である企業との提携を模索しています。
言わずと知れた、マイクロソフトとヤフーです。
イーベイがこの両社との協議を本格化させたのは昨秋で、現在も提携内容の詳細について交渉が継続されていますが、最終的にはどちらかの1社との提携になりそうな話です。
アメリカは今、ネット戦国時代。
これからも、市場獲得を巡って事業ドメインを横断した合従連衡が繰り返されることでしょうね。
q.f. IT-PLUS |
投稿者 messiah : 2006年04月28日 07:49
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