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2006年06月28日
クライマックス 「ハリー・ポッター」
世界的なヒットとなった人気ファンタジー小説「ハリー・ポッター」の第7巻の最終章が完成し、その結末の一端が明かにされました。
「ハリー・ポッター」は、イギリスの児童文学作家J・K・ローリングによる子ども向けのファンタジー小説シリーズで、映画化(第1~4作)もされています。(筆者もわりと好きです)
映画では、ハリー・ポッター役をダニエル・ラドクリフ、ロン・ウィーズリー役をルパート・グリント、ハーマイオニー・グレンジャー役をエマ・ワトソンが演じています。
さて、小説や映画の内容を知らずに(マッサラな心で)読みたい・見たい読者はここまで!!!(進むと危険)
著者のJ・K・ローリングさんは、1990年頃にシリーズ最終章を既に執筆済みで、その結末は既に決まっていました。
しかし、今年に入ってから内容の一部を修正しました。(特にクライマックス)
その結果...
登場人物の1人が生き残り、当初は死ぬ予定ではなかった2人が死ぬという、意外にも悲しい展開となりそうなのです。
尚、主人公のハリー・ポッターが死ぬ可能性もあるような含みを残しているようです。
・o・ ・o・ ・o・ えぇぇ...
著者のローリングさんは「本当の悪魔と戦う設定なので、代償を払わなければならない。悪魔は脇役ではなく主な登場人物を標的にするものなので、わたしもそれに従った」と語っています。
それにしても、どうして可愛い主人公たちを殺すの?と言いたくなりますね。
ローリングさんはシリーズを7作にすると初めから決めていたし、物語を完結させたかったようです。
彼女は「著者がいなければ続編はないので、わたしが物語を終わらせる」と語り、彼女の死後に他の著者が続編を執筆する事態を止めたいという意向を示しました。
彼女は、メールによる嫌がらせを避けたいとして、ハリーの運命を具体的に明らかにしませんでした。
墓場までこの作品を持って行こうということですが、それはちょっと...という感じもします。
最終章は完成しましたが、7巻全体はまだ完成していません。
これほどのベストセラーになると、「主人公たちを死なすな」運動が世界中で起きるのではないでしょうか。
ローリングさんは、書き直しを迫られるかもね。
- 第1巻『ハリー・ポッターと賢者の石』
- 第2巻『ハリー・ポッターと秘密の部屋』
- 第3巻『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』
- 第4巻『ハリー・ポッターと炎のゴブレット』
- 第5巻『ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団』
- 第6巻『ハリー・ポッターと謎のプリンス』
- 第7巻(題名未定・執筆中、ローリング自身が保管)
q.f. CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 2006年06月28日 07:34
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