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2006年07月22日

ブロードバンドの本命が頭角を現す

総務省の昨年11月の発表では、ブロードバンド(DSL、CATV、FTTH)利用総数が相変わらず増えていますが、中でも「FTTH」の伸び率が著しいようです。

FTTH(Fiber To The Home)とは、一般家庭に光ファイバーを引く通信サービスの総称です。

お馴染みのインターネットコム社とJR東海エクスプレスリサーチ社が行ったブロードバンドの利用動向調査によると、「ADSL」ユーザー数と「FTTH」ユーザー数の差が縮まってきています。

調査対象は20代~60代の男女330人ですが、現在利用しているインターネット接続のタイプを聞いたところ、最多は前回調査同様「ADSL」でしたが、47.0%で13.9ポイント下降、代わりに「FTTH」が30.0%で10ポイント上昇しました。 3位の「CATV」は9ポイント上昇の12.7%でした。

長い間かかりましたが、ようやくブロードバンドの本命が頭角を現してきたという感じです。

さて、その「FTTH」ユーザーが利用しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)で多かったのは次の通りです。

  1. @nifty 19.2%
  2. plala 14.1%
  3. ocn 13.1%
  4. USEN 10.1%

意外にも、ADSLでは30.0%のシェアを持つYahooBBが2.0%に留まっています。

また、現在利用しているプロバイダが、最初の1社目であるユーザーは34.7%、乗り換えて2社目であるユーザーは38.8%と、「2社目」ユーザー数が「1社目」ユーザー数を初めて超えたようです。

これは、ユーザーが豊富な情報を基に自分で判断して商品を選択できる成熟期に入ってきたことを意味しています。

FTTHのシェアを見ると今のところ横一列ですから、主戦場をFTTHに移してのブロードバンド顧客獲得競争は今が正念場と言えるでしょう。

q.f. Japan.internet.com

投稿者 messiah : 2006年07月22日 09:29

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