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2006年07月09日

クジラが食卓に復帰する日

鯨肉筆者が小学校時代(40年程前)の給食には、定期的にクジラ肉が出ていました。

あの頃は、竜田揚げとかハンバーグとか、そんな手の込んだものはありません。普通の焼肉のような長方形に切ったものが2~3切れ、皿に乗っていたように思います。

独特の味と固さは今でも憶えていますね。(そんなに好きではなかったが、嫌いでもなかった)

さて、そのクジラの肉ですが、商業捕鯨が一時中断されてから約20年が経過し、日常の日本の食卓からは消えてしまいました。

ところが、学校給食や社員食堂などで、クジラ肉を使った懐かしのメニューが復活しつつあるそうです。

古式捕鯨の発祥の地として知られる和歌山県では昨年1月から、学校給食にクジラ料理を復活させる活動に取り組んでいます。子供たちに郷土の伝統文化を伝え、クジラ料理に慣れ親しんでもらうという狙いです。

市内の小学校4校に2ヶ月に1度のペースで竜田揚げやケチャップ煮などのクジラ料理を提供する市立第一共同調理場が、6年生を対象に行ったアンケートでは、もう1度食べたい給食の第1位に「クジラの竜田揚げ」があがりました。

薄くスライスするなどの工夫をしたのが良かったのか、カレーライス以外が1位になるのは初めてとのことです。

6月の国際捕鯨委員会総会で過半数が捕鯨を支持し、商業捕鯨の再開に弾みがつく一方で国内のクジラ市場は縮小傾向にあるそうです。

調査捕鯨を行う日本鯨類(げいるい)研究所と水産庁は、今年5月、クジラ肉の普及を図る新会社「鯨食ラボ」を立ち上げ、クジラのユッケやハンバーグ、揚げ団子など様々なレシピを考案して、社員食堂や病院食などへの売り込みを図ろうとしています。

高タンパクで低カロリー、牛の代わりにクジラを使った「鯨丼(クジラどん又はげいどん)」ってのも考えられますね。

さて、クジラは食卓に復帰できるでしょうか。

q.f. iza

投稿者 messiah : 2006年07月09日 09:07

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