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2006年07月20日

ウナギ市場に異変あり

鰻暦の関係で今年は「土用の丑の日」が7/23と8/4の2回あるそうです。

無知蒙昧な筆者は、いい年をして、「土用の丑の日」とは如何なるものかをよく知りませんでした。土曜だと思っていましたから(詳しくは文末の囲みをご参照)

さて、この夏...あの鰻(うなぎ)に異変が起きています。

これまで、鰻の流通量の7割は中国産でした。

ところが昨年、中国産鰻の加工品から日本で禁止されている抗菌剤が検出されました。

そこに、安全性を基準に農水産物の流通を規制するポジティブリスト制度が導入され、「リストに引っかかるのでは」と恐れた中国の生産業者からの輸入が激減し、追い討ちをかけるようにシラス(鰻の稚魚)が不漁。

というわけで、高級感のある国産品と割安な中国産を並べるケースが多かった大手スーパーなどでは、扱い商品を国産品のみに転換する動きが出ています。

ローソンは店頭販売の鰻弁当すべてを、今シーズンから国産だけに変更。都内の大手魚介小売業者も、百貨店の店舗で中国産の販売をやめ、国産に一本化しています。

今年は「土用の丑の日」が2回あるため需要期が長い。

そのため、スーパーなどでは思い切って高級感のある国産品にシフトする動きが出ているようです。

(少し値がはりますが)今夏は、国産の高級鰻で暑さを乗り切りませう!

土用の丑の日...
土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことで、その中の丑の日(十二支の中の丑)を「土用の丑の日」と呼びます。
丑の日は十二支を1日ごとに割り当てていくので12日毎に1度回ってきます。 年によっては土用の期間に丑の日が2回くることもあります。
夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が出来たのは、幕末の学者・平賀源内が、夏場にウナギが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談されて、今日うなぎを食べると良いという意味で「本日土用丑の日」という看板を店先に出し、大繁盛したのがきっかけだといわれています。
この他に、土用に大量の蒲焼の注文を受けた鰻屋が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存しておいたところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかったからという説もあります。
q.f. 浜名湖リゾート通信

q.f. iza

投稿者 messiah : 2006年07月20日 09:17

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