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2006年07月31日
ロングテールはここにも... 成長する宿泊予約サービス
インターネットの宿泊予約サイト・楽天トラベル(旧、旅の窓口)の国内登録宿泊施設数が20,000件を突破したそうです。
ビジネスマンならずとも、一度や二度や三度は利用されたことがあるでしょう。(今でも、「旅の窓口」と呼んでいる人が多いとか)
これまではビジネスホテルが中心でしたが、最近では高級ホテルや老舗旅館まで登録されています。
楽天トラベルの登録宿泊施設数は、この1年間で約16%増。昨年から福岡や名古屋など地方都市にも矢継ぎ早に営業拠点を設けたことが功を奏しました。
楽天トラベルの売上高営業利益率は、今年1~3月期で4割を超えるなど優良事業に成長。売上高は前年同期比57%増、営業利益も70%増とネットサービスの中でも成長著しい分野となっています。
二番手のヤフーは、旅行代理店最大手のJTBと合弁会社を設立していますが、宿泊施設数では14,000件と楽天トラベルにリードを許しています。
ネットで申し込むと、正規の宿泊料金より安く泊まれる上、宿泊先もよりどりみどり。
これまでは地元の人しか知らないような隠れた宿泊施設でも、一流ホテルと同列で一覧表示されるので、ユーザーにとっては経費節約になるし、宿泊施設にとっては予想もしない客から申し込みが入ることで客層拡大が見込めます。
ネットビジネスならではのロングテール現象がこの世界にも起きているようです。
ところで、(大手の)旅行代理店は何故この分野に名を連ねていないのでしょう?こういった仕事は、彼らのドメイン(事業領域)のはず。
ネット企業においしいところをゴッソリと持っていかれていますね。将来の新しい柱になる可能性があったのに...
q.f. iza |
投稿者 messiah : 2006年07月31日 08:35
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