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2006年08月31日

大陸に進出した日本発のアルコール飲料

梅酒ロシアでは近年、健康への配慮からウォッカなどのアルコール度数の高い飲料よりもビールやカクテルなど比較的度数の低い飲料を消費者が選択する傾向があるそうです。

寒いにも程があるほど寒い国ですから、度数の高い酒はこれまで欠かせなかったのですが、それが高血圧や肥満、アルコール中毒などの病気を誘発していました。

サントリーは9月上旬までに現地の輸入販売代理店と契約を結び、10月中旬からウィスキーの「響」「山崎」など11ブランドの販売を始めます。ロシア市場で、日本のウィスキーが本格的に販売されるのは初めてです。

世界的に健康志向が広まっている中、ロシアでの梅酒の販売に力を入れているが、梅酒製造大手のチョーヤ梅酒です。

この会社のロゴは蝶々のデザインです。それもそのはず...

本社がある大阪府羽曳野市駒ヶ谷周辺の二上山・葛城山・金剛山にはギフチョウなど数多くの蝶が生息していたこと、また、二上山で採取される石が石器時代に矢尻や石包丁として利用されていた歴史的背景から「蝶矢」という社名が生まれたそうです。

チョーヤ梅酒のテレビCMも有名です。オンライン百科事典Wikipediaによると、過去に次のようなタレントさんがCMに出演しています。

* 金田正一(チョーヤ梅酒)
* 黒谷友香(さらりとした梅酒)
* 伊東美咲(さらりとした梅酒)
* 高橋恵子(ウメッシュ、梅酒紀州)
* 工藤夕貴(ウメッシュ)
* 鈴木蘭々(ウメッシュ)
* 水野真紀(ウメッシュ)
* 菅野美穂(ウメッシュ)
* 紺野まひる(梅ワイン)
* 松本明子(梅酒紀州)
* 渡辺満里奈(梅酒紀州)
* 黒木瞳(梅酒紀州)
* 久遠さやか(ハチミツ梅酒)
* 藤田朋子 (1990年代前半、OLに梅酒ブーム)

「サ~ラリとした ウメシュ」のコピーは誰でもご存知かと...

それはともかく、昨年のロシアでの梅酒の出荷は約36万本で、2年前と比べ3倍以上に拡大。

ロシア市場では「日本発のアルコール飲料」を前面に打ち出し、5年後に年間100万本の出荷を目指しているとのこと。

向こうには、スモモを漬け込んだ「チェルノーフカ」という伝統的な果実酒があり、梅酒を受けいれやすい環境もあったようで、今やロシアでは梅酒のことを“CHOYA”と呼んでいるとか。(ふーん、チョーヤったか)

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2006年08月31日 08:44

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