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2006年09月01日
“団塊”という名の眠れる獅子が動き出す
ブログを開設している人は、30歳前半あたりが中心ではないでしょうか。
そこを頂点に山の裾野のようになだらかにピラミッドが広がっているようなイメージを筆者は持っています。
若い世代が中心となって形成されるブログの世界。そのブロガーの人口ピラミッドが、綺麗な三角形ではなく、もしかすると双瘤(ふたこぶ)ラクダのような歪な形になる可能性があります。
昨年11月に凸版印刷が開設した団塊・シニア世代向けサイト「リログ」で、50代以上の男性1万人にインターネットでブログに対する意識調査を行ったところ、50代では25.5%が「ブログに興味があるが、まだ利用していない」と答え、60代以上では33.1%が「興味があるが未利用」と回答しました。
「自分のブログを持っている」人は、50代では11.6%、60代以上は9.7%。
「ブログを知らない」というのは、50代が5.6%、60代以上が9.1%と少数派でした。
ブログのメリットについては、50代では「ネットに自分のページを持てる」が24%、「自分の記事で考えや写真を公開し発信できる」が18%。
60代以上では「ボケの防止」を挙げる人が20%に及び、定年退職で時間のできる団塊世代がブロガーになる可能性が高いことがわかりました。
企業の中の人として、最後のご奉公に明け暮れる団塊の世代は、若かりし頃から蓄えてきたエネルギーを一時的に封印した、いわば眠れる獅子です。
溜め込まれたエネルギーが、怒涛のようにネットに流入してくる時が遠からず来るでしょう。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 2006年09月01日 08:38
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