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2006年09月03日

課金モデル×広告モデルの激突

アップルコンピュータが音楽配信事業で世界を席捲する中、アップルに対抗する新たな挑戦者が現れました。

と言っても、これまで、マイクロソフトや大手家電メーカーなどの資金力のある企業が度々挑戦していますが、いづれも簡単に退けられています。

ただ、今度の挑戦者は、他のこれまでの挑戦者と違う大きなセールスポイントを1つだけ持っています。

それは、音楽を無料でダウンロードできるということです。(無料?)

挑戦者の名は、アメリカのオンライン音楽配信会社・スパイラルフロッグ。

携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)の大ヒットで、音楽配信市場を独占しているアップルコンピュータは1曲につき99セント(約116円)を課金しています。

スパイラルフロッグは8/29、世界最大手のレコード会社、米ユニバーサル・ミュージックと、同社提供の音楽を無料でネット配信する事業を米国とカナダで開始することで合意しました。

スパイラルフロッグは顧客からは料金を取らず、専用サイトに掲載する広告から収入を得るビジネスモデルを採用します。

英メディアは「アップルの強力なライバルが現れた」と騒いでいます。

それにしても、思い切った戦法にでましたね。ほとんど捨て身に近いかも。

そうでもしないとアップルの牙城は崩せないと判断したのでしょう。

課金モデル×広告モデルの激突。今後の行方に注目です。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2006年09月03日 09:35

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