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2006年09月15日
秩序を乱しまくる異端児 豆腐屋ジョニーの生き方
「コモディティ化」というとあまり良いイメージはありません。
機能追求が限界に達するまで成熟した製品は、それ以上、付加価値をつけられない状態になる。残るは値段を下げるか、CMを打ってブランドイメージで勝負するしかない。
ここに登場する「豆腐」という食材も、コモディティ化した商品といえば言えなくもない。(この場合、一般のお店で販売されている流通品の豆腐を指しています)
しかし、そんな豆腐および豆腐店の持つイメージを一新してしまったお店があります。
その名は...
男前豆腐店
まず商品名とパッケージがユニークです。男前豆腐、京都ジョニー、厚揚げ番長、絹厚番長、ジョニポン(ポン酢)、男の納豆、京都冷やっこ、京都がんも番長、京都油揚番長、...。
そして、男前豆腐店のウェブサイトは、同店のコーポレートカラーを強烈に世間にアピールしています。(男前豆腐店)
男前豆腐店は、スーパーの豆腐売り場でパッケージ小型化の競争がはじまった時、その競争に参戦するのではなく、自分達らしさで勝負していくことを選びます。
「自分達は味には自信がある。だから、とにかくふざけて、売り場で目立つようにすれば、みなさんに手にとってもらえるかなと思った」だって。
目立つためには、とにかく「豆腐ではありえない」ことを考える。食の日本代表なのに外国人を気取り、サーフボードみたいな形状でショーケースの秩序を乱しまくる異端児ジョニーはそうして生まれたのでした。
材料は、北海道の大豆と沖縄のにがりを使っています。
「消費者のことを考えたら、外国産の素材で安くておいしいものを作る努力をするという方向もあるとは思います。でもやっぱり国産を使うとおいしいんですよ。1丁約300円と、安くはないですが、その値段でのベストを尽くす、そっちの方でがんばっています」だって。
この秋に新商品も投入する予定ですが、どんな「ありえない」豆腐が出てくるのか、ネット上のコミュニティサイトで、早くも熱い予想合戦が繰り広げられているとのこと。(宣伝効果大きい!)
因みに、私の携帯ストラップは「男前豆腐」(オリジナルグッズ)をアレンジしたものを使っています。
投稿者 messiah : 2006年09月15日 09:21
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コメント
以前、豆腐屋ジョニーを食したことがありますが、豆腐に豆乳と湯葉を混ぜたような重厚さ。非ジョーニーまったりコッテリして、おいしかったです~。次々と他の商品にも手を出したくなりますね。
投稿者 サンサンてるよ : 2006年09月21日 16:46
サンサンてるよさん まいどおおきに。
わが家でも私以外はこの豆腐を食したことがあるようです。(私だけ蚊帳の外?)
個人的にはあっさりした方が好きですが、濃厚な男前豆腐はお酒のアテになるかも知れません。
投稿者 でたとこ : 2006年09月22日 07:28