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2006年09月30日

業績下方修正の吉野家に見る「テレビの力」

他社に先駆けて牛丼の販売再開に踏み切った「吉野家」。今度は、10月初日から5日間限定で「牛丼祭り」と題して牛丼を販売します。

牛丼業界では巧みな広告宣伝で他社をリードしてきた吉野家ディー・アンド・シーですが、2006年8月連結中間決算の業績予想を下方修正すると発表しました。(8/29)

売上高は4月時点の予想より12億円減の622億円で、経常利益も2億円減の8億円。

そして、税引き後利益を2億円減の2億円に下方修正しました。

牛丼を再開するためのコスト増かと思いきや、例年7月に行っていたテレビCMでの販売促進キャンペーンを大幅に縮小したことが売り上げ減につながったとのことです。

「ネット時代になって広告のあり方が激変する。テレビCMの時代は終わった」...なんだかんだ言っていますが、やはり現時点ではテレビの持つ影響力の大きさがわかります。

裏を返せば、まだ力(需要)のあるうちに(テレビ産業は)次の時代の布石を打っていかないといけないのでしょう。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 2006年09月30日 11:46

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