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2006年10月08日
テストパイロットか? アンテナか?
テストパイロットか?アンテナか?
その目的は定かではありませんが、ある大手ソフト開発会社が検索エンジンをウェブ上に公開しています。
Googleと同じような検索窓だけが表示されたシンプルなデザインですが、このエンジンにはGoogleやYahoo!や他の検索エンジンにはない特徴があります。
試しに、「出たとこ勝@負ログ」と入力してEnterを押してみます。
ヒットした結果がリスト表示されるのは従来の検索エンジンと変りませんが、面白いのは検索結果をドラッグ&ドロップで並べ替えできるのです。
ドラッグした状態でマウスボタンをどこで離しても、滑らかに近くにある区画に移動する残像効果を効かせたスマートなインターフェイス、なかなかの作りです。
表示の順位を変えても左端にある順位の番号は変りません。
さらに特徴的なのは、検索結果の下のURLをクリックすると現れるメニューです。
- Open in this window(リンク先を現在のウインドウに開く)
- Open in new window(リンク先を新しいウインドウに開く)
- More from this site(そのサイトの他のページを見る)
- More similar pages(似たようなページを検索する)
そして、ページの一番下にある「more web pages(他のページ)」というリンクをクリックすると、流れるように画面がスクロールされて、次ページの検索結果が表示されます。
非常に使い勝手がいいように思いますが、機能はそんなに豊富ではないし、「これだけならば」どうということもないのですが。。。
この検索エンジン「サーチマッシュ」を開発したのがあのグーグルだと聞けば、ちょっと認識を改めないといけなくなります。
Search Engine Watchの編集者によると、「グーグルはGoogleのブランド抜きでユーザーインターフェースのアイデアをテストしている。」と言っています。
ユーザーインターフェイス(操作性)という切り口から、検索エンジンの明日を垣間見ることができそうです。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 2006年10月08日 15:43
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