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2006年10月16日

楽天・野村監督 ぼやき続けたこの1年

現役時代、キャッチャーとしてバッターの斜め後ろから、集中力を分散させるようなことを“囁いていた”のが楽天の野村監督。

この方、今は囁きではなくボヤキ専門になっています。

リーグ優勝5度、そのち日本一3度の名将にとっては「信じられない!」ことだらけのシーズンだったようで、担当記者たちにボヤキ続けた語録の数々を紹介。

◇7月30日・仙台
(三塁側にある楽天の)ダッグアウトは向こう(一塁側)へ変えることはできんのか?方位が悪いらしい。

◇8月6日・仙台
ミーティングで聞かせようと思った話があったんだけど、起きたら全部忘れちゃった。何だっけ?これも歳か?(6月に71歳)

◇8月8日・秋田
(故障で一度も登板しなかった)バワーズは会ったことない。街で会っても分からんな。サギや。

◇8月16日・仙台
毎日、頭痛いわ。答えが出ない。何で勝てないんだろう?ここ(ベンチ)からじゃ分かんないから、いっぺん監督休んでネット裏から見ようかな。

◇8月24日・仙台
ここ(担当記者とのベンチでの雑談)ではしゃべれるのに、選手の前に立つと何だっけ?となる。おれ、話下手だから、(巨人終身名誉監督の)長嶋になっちゃうんだ。何が言いたいの?って。

◇8月26日・仙台
仙台は店が閉まるの早いな。ナイターの後、食事に困る。仙台市長に立候補しようかな。

◇9月1日・仙台(田尾前監督が解説で訪れ)
みんな田尾になついてるな。吉岡なんか笑顔であいさつしとる。おれに笑顔なんか見せないぞ。(7勝14敗の)一場は巨人に行ってたら、とっくに干されてるな。野間口と二人で。

◇9月8日・所沢(ヤクルト時代の教え子で解説者の広沢氏があいさつに訪れ)
どこのプロレスラーかと思った。お前、楽天の監督やれよ。後継者作らないかん。

◇9月11日・千葉
最下位チームの監督が日米野球の監督。前代未聞やろ。それも(主催は巨人の親会社の)読売。電話かかってきた時、「私は楽天の野村ですよ」って聞いちゃったよ。

◇10月1日・仙台(最終戦が愛息の引退試合となり)
(球団)社長に(今季)3回怒られたよ。「なんでカツノリ使うんだ」って。力が一緒なら、親子だったらカツノリ使うよ。

まあ、来シーズンもボヤキは続きそうですが、なかなか面白くて好きです。ワタシ

ある時、惨敗した後の記者会見で「こんな(ボロ負けの)試合でも、何かしゃべらないかんのか?」と言いながら野球から脱線した話を延々と記者と交わしていました。

お年を召されてから話がますます好きになったのか。落合さんも参考にしてほしいですね。

q.f. MSN-Mainichi INTERACTIVE

投稿者 messiah : 2006年10月16日 07:27

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