« mixiは団塊世代バージョンを開発したら? | HOME | 本当に出るのか? “幻”のアップル携帯電話 »

2006年12月06日

繁栄の隠れた部分に、地味な努力あり

他の追随を許さない。独り勝ちを続けるIT企業と言えば、グーグル。

何をやっても話題になり商売になっていく。

好循環が続いています。

しかし、外から見ると「順風満帆」ですが、何もかも“順調”というのは間違いのようです。

グーグル社は11月末に、有料Q&Aサービス「Google Answers」を終了すると発表しました。

Google Answersは、2.5ドルで質問をする権利が得られ、延べ800人以上という選ばれた専門家が回答者となる仕組みで、4年以上にわたりサービスが提供されていました。

日本でも、「OKWave」や「はてな」などが同じようなサービスを展開していますが、こっちの規模ははるか大きい。

このプロジェクトは創業者のラリー・ペイジ氏の発案で、小さなプロジェクトとしてスタートしました。

掲載された質問から、グーグル社が自社のビルで火事が発生していることを知ったというエピソードもあります。

グーグル社は、「ユーザーに提供する製品を開発するうえで、多くの材料を提供してくれる素晴らしい実験となった。検索体験を改善し、人々を結びつけて求める情報にたどりつけるようにする新しい方法を、引き続き探求していくつもりだ」と述べています。

しかし、それはどうも表向きのような気がします。

人力検索で有名な「はてな」のように、機械ではなく、人がアンサーするという仕組みは、現在の「情報整理の自動化」をとことん追及するグーグル社のコンセプトと融合しにくかったのではないか、と思います。

いづれにしても、グーグル社も成功ばかりでない。

将来的にも、絶対に大丈夫というわけではないから、(また、それを認識しているから)常に試行錯誤をしているのです。

繁栄の隠れた部分に、地味な努力あり(秀才たちの集まりといえども、やはり人間ですからね...)

q.f. ITmedia

投稿者 messiah : 2006年12月06日 08:11

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/839

コメント

コメントしてください




保存しますか?


▲TOP   ■HOME