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2007年01月26日

あなたはもしかしてDHMOな人?

地球上に64億もの人間が存在すると言われます。

地球史において、これほど多くの個体が繁栄を遂げている例はありません。

膨大な数の人間がいると、とんでもない発想をする人も現れてきます。

DHMOを考えた人も、その一人でしょう。

DHMO(ディー・エイチ・エム・オー)とは、Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド、日本語で一酸化二水素)のことで、オンライン百科事典にも詳しく掲載されています。

「人間はいかにだまされやすいか?」

...という調査に用いられたことがきっかけで世界中に広まりました。

「DHMOは、水酸の一種であり、常温で液体の物質である」

「DHMOは、溶媒や冷却剤などによく用いられる」

などのように化学物質として解説し、さらに毒性や性質について否定的かつ感情的な言葉で説明を加えていきます。

その後、「この物質は法で規制すべきか」と聞き手に質問をすると、大半の人が賛成してしまい、逆にDHMOが実は“水”であることを見抜いた聞き手はわずかしかいなかったのです。

水だけではなく、こんなのもあります。(八百科事典

炭素、酸素と水素からなる糖類の一種で、非常にカロリーが高く、生物の生命活動(特に脳や神経系統)の効率の良いカロリー源となりうるが、その一方で虫歯や成人病(糖尿病など)を誘発させるため、危険な化合物であると目されている。しかしそのリスクをおしてなお一般に蔓延しているため、覚醒剤やヘロイン・コカイン以上に依存性のある化合物(薬物)だと考えられている。真に危険な薬物だが今のところこれを規制する法律は世界中どこにも施行されていない。(これは、砂糖のことです)

こんなふうに、もっと的確に手短に説明できることを、ことさら、難解に複雑に説明して人を混乱させることがDHMOなのです。

あなたの周りにもきっと“DHMOな人”がいるはずです。

q.f. Wikipedia

投稿者 messiah : 2007年01月26日 07:26

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