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2007年01月05日

SNS日米戦争の幕開け近し

平成19年(2007年)の年賀状をみなさんから頂いたのですが、意外にも(実は本心は別だが)。。。

「ブログを見ています」

「頑張ってますね」

というコメントが賀状に添えられていて、恐縮している今日この頃です。

自分では「マイペースで淡々と続けるだけ」と割り切ったところがあるのですが、やはり「見ている人がいる」と思うと嬉しいものです。

励みになると同時に「もっと内容の濃いものを...」なぁんて欲が出たりします。

そうすると、かえってコテコテの噛みにくい(松の内が明けたお正月の餅)ものになりそうな気もしますので、ほどほどに行きたいと考えています。

温かいコメントに、この場を借りてお礼申し上げます。(そう言えば、筆者が今年出した年賀状。うっかり相手さんへのコメントを書き忘れておりました。味気ない賀状でスミマセンでした)

さて、ガラリと話が変わりますが、昨年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の話題で明け暮れました。

日本では昨年、ダントツの会員数を保有するmixi(ミクシィ)が上場して、SNSなるものの存在を広く世間に知らしめました。

普通の産業分野(例えば、製造業とか)であれば、これでmixiもしばらくは、猪(いのしし)のように猛進していくと予想されるところですが。。。

この業界(IT)はなかなかそうはいきません。成長も速い代わりに変化も速いのです。

会員同士が安心してネット上で交流できるサービスSNS。昨年業界を席巻したのはmixiです。

ところがそのmixiに、株価の動向によってはネット大手による争奪戦が繰り広げられる可能性が取りざたされているのです。

「えっ?飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しているんではないの?」と耳を疑いたくなりますね。

mixiは2004年2月に設立され、わずか2年半で660万人もの会員を獲得。昨年9月に東証マザーズに上場し、295万円の初値を付け、時価総額は2,000億円に達したのです。

ところがその後、世界最大のSNSサイト・MySpace(マイスペース)を運営するルパート・マードック氏が率いるニューズ・コーポレーションとソフトバンクが提携し、MySpaceの日本版をスタートさせるなど強力なライバルが登場。

現在、mixiの株価は下落傾向にあり、時価総額も1,500億円強に減少しているのです。

そして、時価総額が大きすぎるというネックが解消されれば、買収を狙う企業が表れてもおかしくないと言うのです。

マードック氏は2005年に総額5億8,000万ドル(約670億円)を投じてMySpaceの運営会社を買収しています。日本にもその触手が伸びてくるかも...

純国産のSNSはmixiを筆頭にいくつかありますが、アメリカから来る巨大な黒船の襲来に対抗できるかどうかが2007年の大きな注目の1つです。

それに、アップルがもうすぐ新しい製品を発表するようですが、こちらも要注目!

忙しい年明けになりそうです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 2007年01月05日 11:55

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