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2007年01月07日

男らしい顔立ちは嫌われる?

学術誌「パーソナル・リレーションシップ」によると、“男らしい顔立ち”は暴力やいかさまを想起させ、他人によい印象を与えないとする研究結果が出ているそうです。

ミシガン大学の社会心理学者ダニエル・クルーガー氏は、男性の顔をデジタル加工してより男らしくしたものと、女性っぽくしたものとを、男女の学生854人にウェブ上で見せて感想を聞きました。(男らしさはあごを鋭角にし、まつげを濃くはっきりとさせ、くちびるを薄くすることで表現した)

すると、男らしい顔立ちは他人を威嚇する傾向があり、女性っぽい方がよき夫となり、子どもと遊ぶにもよさそうだという感想が多かったのです。

クルーガー氏は「人は他人を表面的な印象で判断しがちなものだ」と話しています。

しかし、テキサス大学オースティン校の心理学者デービッド・バス氏は、この研究について「即断はよくない。私は男らしい顔立ちでよい男をたくさん知っている。犯罪の研究もしているが、女性のような顔立ちで犯罪者となるものも多い」と話しています。

もし“男らしい顔立ちが嫌われる”なら、世の男性は多かれ少なかれ、女性から嫌われることになります。(そんなことになったら男女間で戦争が起こる?)

いくら、女性っぽい顔をしていても会ってみると太い声でしぐさは野性的な人はゴマンといっらしゃるように思います。

要するに、現実世界で“生”の人間(男なら女、女なら男)に接してみて、総合的に得られる印象で好きか、嫌いか、普通かが決まるもの。

ウェブ上で見たものは、履歴書に貼る証明写真のようなものです。(あれって現物とはずいぶん違いますよね)

「男が男らしい顔立ちでどこが悪い!」と一人つぶやいております。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2007年01月07日 10:02

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