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2007年01月19日

「携帯+GPS」の最も有効な使い方

昨年1~11月に全国の警察が受けた110番通報のうち、携帯電話など移動電話からの通報が全体の60.6%を占めたことが9日、警察庁のまとめでわかりました。

それに伴い、警察が発生場所の特定に手間取るケースも増えていることから、通報者の位置情報を瞬時に把握できるシステムが、4月から警視庁や大阪府警など6警察本部で導入されます。

携帯電話からの通報は毎年増え続けており、1997年に約187万件だったのが2005年は約554万件と、8年間で3倍に増加しました。

最近、犯罪がやたらに増えた実感がありましたが、数字でそれが裏付けられています。

どこからでも通報できるのが携帯電話のメリットですが、自分の今いる場所を通報者が正確に伝えられず、警察官の到着までに時間がかかる場合が多かったのです。

そこで警察庁は、各携帯電話会社と協力して携帯電話から110番通報があった際に、電波が経由した基地局の場所が警察の通信指令室に自動的に通知されるシステムを開発しました。

基地局がカバーするエリアは会社や地域によって異なるが、全地球測位システム(GPS)機能付きの機種であれば、数メートルの範囲まで絞り込みが可能だということです。

携帯電話もとGPSを組み合わせるとこんな有効な使い方ができるわけです。この仕組みを犯罪に逆利用されないように注意してシステム構築を進めっていってほしいと思います。

q.f. YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 2007年01月19日 08:37

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