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2007年01月09日

「19×19」の九九?を学校で教えるインド

IT立国を目指すインドという国。世界の先端企業に優秀な人材が送り込まれています。

昔聞いた話では、数字の“0”を発明したのはインド人だったとか。(これはよく調べていませんのでご注意)

日本では掛け算の基本となる“九九”を、小学校低学年(もしくは幼稚園)で習いますが、インドでは二桁の九九(九九とは言えませんが)を学習しているというからすごい。

19×19なんてのは基本中の基本で、30×30までそらんじている人もいるそうです。

実は、この掛け算の暗唱方法にはちょっとしたコツがあるそうです。(メソッドと呼ばれている)

例えば、「17×15」(答えは255)の場合は、16の二乗から1を引くだけで済むのです。

暗記した掛け算や、この手の法則を駆使することで、多くの計算が素早く簡略化できるそうです。

まあこれは、やってみないと実感できません。今さらやろうという気が起こらない自分も情けないですけど...

インドの数学について東京理科大学・芳沢教授は、「論証を重視し粘り強く考えさせている。大学入試もほとんど証明問題で、マークシートが主流の日本とは違う」と指摘しています。

また「四則計算の場合、掛け算・割り算を先行させる法則を無視した計算式を多数示し、理解させた上で計算規則の必要性を説いている」と、法則の成り立ちを考えさせる指導法を評価しています。

芳沢教授は、インドの学習指導要領に「わが国が科学技術で重要な国になるつもりなら、この段階の数学教育を重視し、創造的にすべきだ」と言います。

要するに、詰め込み式の記憶ではなく、考えながら脳に刻み込んでいくような記憶が重要。

IT立国を目指すなら、日本もインドに多くのことを学ばなければいけないようです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 2007年01月09日 07:47

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