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2007年02月03日

“みんな”の地球環境を破壊する愚かな行為

日本時間の1月12日午前7時28分、中国は高度約850キロの宇宙空間で、弾道ミサイルにより老朽化した自国の人工衛星を破壊する実験を行いましたが、破壊した衛星の破片が周辺の人工衛星に衝突するなど、悪影響を及ぼす危険性が懸念されています。

“デブリ”と呼ばれる破片は、現在衛星の軌道上を回っており、追跡可能なものだけで500個以上あります。

このデブリと国際宇宙ステーションが激突する可能性が非常に高いということをシミュレーションしたムービーがagiというサイトで公開されています。(click hereをクリックすると再生されます。)

デブリが地上に全部墜落するには10年かかると言われています。

また、追跡不可能なほど小さい破片は無数に存在しており、そのうちのどれかひとつでも容易に宇宙服に穴を開け、衛星の太陽電池パネル程度ならあっという間に破壊してしまうらしいのです。

ミサイルの発射実験という利己目的のために、われわれ“みんな”の地球環境を破壊する愚かな行為は世界中から非難されるべきです。

q.f. GIGAZINE

投稿者 messiah : 2007年02月03日 16:09

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