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2007年03月30日

誰が先に実行するかで決まる

仮想世界、仮想コミュニティが増えてきました。

既に400万人の会員を有して、世界中の著名な企業が仮想支店を出店したりイベントを開催したりと、にぎわっているのが、米リンデンラボ社のSecond Life(セカンドライフ)です。

Second Lifeは、3次元のコンピュータグラフィックス空間が舞台で、その中に自分の分身となる人形(アバター)を作って、社会生活を営む世界です。(ゲームのように目的は決まっていない)

それのどこが面白いのか?という方もおられるでしょうが、これだけは体験してみないとわからないのす。(まもなく日本語版が登場します)

出店している企業も、現在のところは“そこで何をすれば効果的なのか”を手探りしている状況です。

さて、そのSecond Lifeに続けとばかり、同様なサービスが登場しています。

ベンチャー企業のスプリューム(東京都港区)も新サービスの試行版の提供を発表しました。

スプリュームが発表したサービス「スプリューム」は、インターネット上の仮想空間で、参加者が自分の管理するサーバーに仮想の「土地」をどんどん広げていけるという拡張性が売りです。

参加者が増えれば、仮想世界も無限に広がる仕組みで、企業が自社で「土地」を作って店舗を構えるなどの進出も期待しているといいます。

同社社長は、2000年ごろから研究を進めてきたと強調。今後のインターネット界の動向について「ウェブ自体が3D仮想空間に変わり、3D空間がコミュニケーション機能を持ってくる」と予測しています。

そうだとすれば、昨年秋にSecond Lifeが登場した時は、「先を越されたか!」と悔しい思いをしたことでしょう。

ソニー・コンピュータエンタテインメントは、家庭用ゲーム機PS3専用の仮想空間サービスHome(ホーム)を今秋に開始します。

PS3の高い情報処理能力を生かした美しい画像が期待され、ゲームソフト会社のビジネス参入も想定されています。

多分...他にも同様のことを考え、開発している人や企業があるように思います。

世界の中で、自分しか思いついていないアイデアなんてあるわけない。

結局、誰が先に実行するかで発明者が決まるのです。

政治力に長けたエジソンみたいな人が有利かも。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2007年03月30日 08:20

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