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2007年06月17日

海賊版で見るのが正解の映画

先々週だったかな?ディズニーの大ヒット映画「パイレーツ・オブ・カリビアン(ワールド・エンド)」を封切りと同時に鑑賞しました。

この映画は、ディズニーランドにある「カリブの海賊」がモデルになったもの。

主役の海賊ジャック・スパロウ船長を演じる俳優ジョニー・ディップの名演技が光る秀作です。

映画には、中国人の海賊の親分が登場します。

香港出身の俳優チョウ・ユンファが演じる海賊のサオ・フェンです。

中国の映画雑誌ポピュラー・シネマは、「チョウが演じる海賊はハゲ。顔には深い傷跡があり、長いあごひげに長い爪。これはまさしくハリウッドが伝統的に中国人を悪者扱いしているからこそのイメージだ」と評しています。

そして中国の検閲当局は、彼が登場するシーンを半分の約10分にカットしました。

シンガポールが海賊の国であるかのように誤解を招くという理由で、「ようこそ、シンガポールへ」というチョウの台詞もカット。

すべては中国の映画検閲における規則に従い、中国の実情を踏まえての判断であるとのことです。

ここまでは、「ああ、やっぱりかあ。中国らしいなあ」という程度のお話。。。

しかし、この話には落語のように最後にオチ(サゲ)があります。

「映画館で上映される映画の一部をカットしたところで、中国ではあまり意味がないでしょうね」

「ホー どうして?」

「だって、ノーカットの海賊版がわずか1ドルで売られているんだもの」

「おやまあ! カリブの海賊だけに、海賊版で見るのが正解ってわけか」

お後がよろしいようで...♪

q.f. エキサイトニュース

投稿者 messiah : 2007年06月17日 08:46

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コメント

コメントを送るのも初めてのような気がするが、面白かった。
前作は見たが、見てみたいと思いましたよ。

投稿者 谷川   壽 : 2007年06月17日 20:33

谷川さん お忘れでしょうか?

コメントはこれが2回目ですよ。
2005.9.25付のエントリーが1回目です。

(題名)
忘れかけていた記事が思わぬところで紹介されました
下のアドレス(URL)をコピーして、アドレス欄に貼り付けてEnterすれば出てきます。
http://go1by1.com/jan/archives/2005/09/post_228.html

投稿者 でたとこ : 2007年06月18日 20:44

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