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2007年08月04日

その色にする意味

黒がブームのようです。

綿棒、歯ブラシ、トイレットパーパー、まな板、そして飛行機。

これまで白が当たり前とされてきたモノを、黒にした途端に売れ行きがグンとアップするものが続出。

黒には高級感があるので多少高くても採算がとれるようです。

もちろん、機能性を無視したものにユーザーはついてきません。

そこに必要なのは黒にする意味。

例えば、黒にすることで視認性、つまり見やすくなるといった...

気をてらったり、希少価値だけを全面に出していては話題だけで終わってしまいます。

1.ポルトガルのレノヴァ社が発売した真っ黒なトイレットペーパー。6個1890円という価格にもかかわらず、6月に日本で発売されると数日で完売。
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2.東京と北九州を結ぶ航空会社、スターフライヤー。黒の機体と革張りシートで高級感を打ち出す。7月限定で同機の化粧室に黒いトイレットペーパーを採用すると乗客の反響は大きく、準備した300個はあっという間に姿を消した。
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3.京セラの「黒いまな板」は、「従来のまな板では大根や豆腐など白い食材が見えにくい」という視覚障害者の声から生まれたヒット商品
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4.ジャックスの歯ブラシ「フレッシュブラック」は、白金などの微粒子を練り込んだ黒の特殊毛を使うことで水だけでも歯垢(しこう)を効果的に除去できる
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5.そして元祖といえば、黒い綿棒。平和メディクが業界初の黒い綿棒を発売したのは平成15年2月。今では年間約100万個を出荷する人気ぶり。
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どんなデザインであってもまず機能がありき。

機能とデザインが溶けこんでいる姿がヒットの条件ですね。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 2007年08月04日 11:20

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