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2007年09月14日
マイクロソフトを支えているもの
Windows Vista(ビスタ)が発売されて、9ヶ月経過しましたが、私の知っている範囲では普及しているとは言えません。新しいパソコンを買った人がいて、その人だけにしかお目にかかっていません。
コンサルティング会社の米ジャンコ・アソシエーツ社の調査では、企業が使用しているOSは依然としてWindows XPが中心で、Vistaのシェアは5.69%にとどまっているそうです。
発売当初の1月時点では、XPが81.03%、Vistaが0.7%、XP・Vista以外のWindowsが14.59%でした。
現在は、XPが80.18%、XP・Vista以外のWindowsが9.91%となっています。
つまり、Vistaを使っているWindowsユーザーは、100人中わずか6人。
XPは100人中84人、その他のWindowsが100人中10人という結果です。
その他のOSというとWindows2000が中心となるでしょうが、7年前のOSのシェアを、社運を賭けて開発した目玉商品がまだ追い抜けないわけです。
ところで、Vistaへ移行するのはどんなユーザー層なのか?
どうやら、9年前の「Windows98」からの乗り換えが着々と進んでいる、というか..旧OSユーザーが頼みの綱という状況のようです。
現在のマイクロソフトは間違いなく「XP」によって支えられている。
しかし、次にやってくるPC市場で、Vistaはマクロソフトを支えてくれるだろうか?マイクロソフトにとってそれが一番の問題でしょう。
投稿者 messiah : 2007年09月14日 07:03
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