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2007年09月19日

下着も洗います、という脱常識の発想

東京・阿佐谷に新手のクリーニング店が現れました。

洗濯代行サービス「デリウォッシュ」という店。なんと、ありそうでなかった下着から靴下から、何から何まで(?)までクリーニングしてくれるという店です。

需要は昔からありました。

筆者も4年近く単身赴任で東京で一人暮らしをしていた経験があります。

この時に、洗濯物を洗って、干して、たたんで、アイロンをかけるという作業が後になるほど負担に感じたことがありました。

しかし、その頃(10年ほど前)は、下着を洗ってくれる店は近所にありません。(おそらく他にもなかったのだろうと思います)

下着は自分で洗うもの。下着を洗うついでに、他の衣類(シャツや靴下など)も一緒に洗う、というパターンでした。(クリーニング代も積み重なるとバカにならないという事情もあり)

しかし、やっとゆっくりできる休日がきたと思ったら、洗濯のために何時間も多くの時間をとられてしまう。仕方ないか、他に手段がないし。。。

と常識的にはそうなるのが、頭のいい人がいてその反対の発想でビジネスにしてしまったのです。

発想を転換してしまえば、後は、下着を他人に渡すことの“気まずさ”さえクリアできればよかったのです。

容量7~8キロ、Tシャツなら50枚は入る専用の黒い袋を使ってプライバシーを守り、ビジネスマンが利用しやすいように営業時間は午後11時までとしました。

朝が早い通勤途中でも、ボックスに預けておけば、帰りに受け取れるというレンタルビデオ方式も顔を見られないで済むということで評判。

こうして、簡単なことなのですが常識の枠にとらわれて誰も着手しなかった新規ビジネスが誕生しました。

発想だけではなく、それを現実化するための“味つけ”がなされていることを忘れてはなりません。

投稿者 messiah : 2007年09月19日 12:43

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