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2007年09月27日

「なりすましメール」にご注意を

福田康夫新首相の名前を騙り、ウィルスソフト(トロイの木馬)を添付したメールが出回っているそうです。

米大手セキュリティソフト開発会社・シマンテックでは毎日新聞の記事を引用し、福田康夫新首相を騙るメールが一部に出回っており、このメールには福田首相の事務所の住所と電話番号が表記されているほか、外務省の英文略称「MOFA」を名前に含むファイル「mofa.zip」が添付されているとのことです。

シマンテックはこのファイルを既に入手しており、ファイルの中にPCにバックドアを仕掛けるタイプのトロイの木馬であることを確認しています。

バックドア(backdoor)とは、クラッカーがコンピュータへの侵入に成功すると、次回も侵入できるように、管理者に気づかれないようこっそりと侵入経路を確保しておくことで、バックドアが設置されていると、管理者が不正侵入に気づいて侵入路をふさいでも、クラッカーは前回侵入時に設置したバックドアから再び不正侵入を行なうことができるのです。

「オマエはもう、感染している」って感じかな。

このトロイの木馬が実行されるとWordのファイル「mofa.doc」を表示する一方で、PCにバックドアを仕掛けて外部からの攻撃命令を待ち受ける状態になります。

福田首相の公式サイトでは現在、トップページにこのメールに対する注意を呼びかけるメッセージを掲載し、福田首相および事務局は一切関与していないメールだとして、速やかに削除するよう呼びかけています。

新首相誕生のタイミングですから、うっかりとファイルを開いたりするかも知れません。

皆様お気をつけください。

投稿者 messiah : 2007年09月27日 09:33

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