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2007年11月24日

やめることを先に決める

仕事の計画を立てるが、予定通りに進行しない。そして、いつもタイムオーバー。。。ドボン!

こんな経験をしていませんか。

筆者などはもう、巨万と(ごまんと:5万とは書かないのです)あります。

どうしてなのか?

予定を立てる時に見通しが甘い(楽観的すぎ)というのもある。

しかし、決められた時間までに一定量の仕事を完成させることは、よほどの新規性や難度の高いものでない限りそんなに困難な話ではないと思われます。

過去の経験がいっぱい詰まった脳みそ内データベースのアナログ情報を瞬時に抽出して、この仕事はこのくらいと納期を割り出す。そんな凄技は機械には無理、生身の人間でないと実現しない。検索エンジンの出る幕はありません。

しかし、その後の処理が機械と違って人間はオバカなのです。

機械なら記憶容量を超える仕事は(できないので)絶対にしませんが、人間はいつの間にか予定になかった仕事を次々と受け入れてしまうのです。もしくは要求してしまうのです。(納期は変えずに)

それが、計画が予定通りにいかない最大の原因と思われます。

そんなことを考えていたら、ベストセラーとなった「ウェブ進化論」の著者(梅田望夫氏)が面白いことを言っていました。

「時間の使い方の優先順位」を変えるにはまず「やめることを先に決める」ことである。それも自分にとってかなり重要な何かを「やめること」が大切だ。お正月の「今年の抱負」が大抵は実現できないのは「やめること」を決めずに、ただでも忙しい日常に「やること」を足そうとするからである。時間は有限なのだ。精神論だけで新しいことはできない。

これは真理!

やはり、捨てないと入らない。限られたリソースならこれは当たり前。

それなら自分で捨てるものを決めておく方が精神的にも楽です。さっそくやってみるか。

投稿者 messiah : 2007年11月24日 11:13

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