« ゲルマニウムの力で肩こり人生とおさらば（したいです） | HOME | イグ・ノーベルとギャッツビーに共通する真面目なる変人 »
2005年05月15日
日本が一番元気だった時代に”世紀の大発明”をした男
 |
| [写真加工] KARAOKE -人生紙一重- |
”KARAOKE”は、今や国境を越えて万国共通の言葉にまで...。
その｢カラオケ｣の発明者で、1999年のタイム誌で「今世紀、もっとも影響のあったアジアの20人」に選ばれた井上大佑氏の半生を描いた『KARAOKE 人生紙一重』が東京、大阪などの映画館で5/14から上映されています。
井上氏は昨年、大真面目で奇妙キテレツな研究を賞賛したイグ・ノーベル賞も受賞しています。受賞理由は、｢カラオケ｣を発明して人々が互いに寛容になる新しい手段を提供した功績による、とのこと。
|
映画は1960年代後半の大阪が舞台。お好み焼き屋の息子・井上大佑（押尾学）は、楽譜も読めないのに音楽で身を立てることを決心し、父のコネでやっと入った証券会社を勝手に辞めてしまう。そんな中、大佑は生粋のお嬢様・洋子（吉岡美穂）に一目惚れするが、見事失恋。傷心のまま音楽の武者修行に出発する。しかし結局、望む仕事にはありつけず3年が経ち、手ブラで故郷に戻ってくることに。どうにか人生の起死回生をと目論んだ大佑は、「8ジューク」なる新製品を思いつくのだが・・・。 |
実際のところは、井上氏が神戸のクラブでバンドマンをしていた時、常連で歌の下手な会社・社長に社員旅行での伴奏を頼まれたのだが、一緒に同行できなくなり、そこで社長の音程に合わせた伴奏の録音テープを作ることを思いついた。
これがヒントになってその後、録音テープとジュークボックス、マイクを組み合わせた｢カラオケ｣の発明に至ります。
但し、｢カラオケ｣の命名者は井上氏ではありません。｢カラオケ｣は、「カラ（空）」+「オーケストラ」の造語。空っぽ、つまり歌のない伴奏という意味で1976年、クラリオンが業務用装置に命名したのが由来のようです。
筆者が時々コンサートを聞きに行く、ヒューマンライフギャラリー Scene（シーン）で、近隣の人たちを集い、音響設備の整ったステージを開放してカラオケ大会を開催しました。
すると、大勢の人が参加して大変な賑わい。｢また開催してほしい｣、｢また頼む｣・・・というリクエストが殺到して主催者側は嬉しい悲鳴を上げているとのこと。
そんな状況を見ると...シルバー、シニア、ミドル、ヤング、ジュニア、キッズにいたるまで”老若男女”を超越して人気のある｢カラオケ｣は、世紀の大発明と言っても、決して過言ではありません。
話は戻りますが、｢カラオケ｣発明者の井上氏は現在、兵庫県西宮市で無公害洗浄液製造機の会社を経営されています。およそ｢カラオケ｣とは無縁とも思える道に...。
そして、｢歌う方はあまり得意ではないし最近は”カラオケ”で歌っていない｣とのこと。
それも、人生。．．．いろいろですねぇ。
投稿者 messiah : 2005年05月15日 10:45
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://go1by1.com/mt/cgi-bin/mt-tb.cgi/154
このリストは、次のエントリーを参照しています: 日本が一番元気だった時代に”世紀の大発明”をした男:
» 【過去画像】吉岡美穂脱いじゃった？！脱いでミホ？！ from 芸能裏モノNEWS
【18禁】驚愕の出会い！直メールコミュニティサイト♪
【音楽情報】人気楽曲24時間リアルタイム配信中♪
癒し系キャラの吉岡美穂ﾀﾝですが・・・過去に実は・・... [続きを読む]
トラックバック時刻: 2005年05月16日 15:04
コメント
お世話になっております。Sceneスタッフです。
いつも当館のイベントにお越し頂き有難うございます！
お客様の誘導をしているときに山口様のお姿を発見すると
「また来てくださってる！」ととても嬉しくなります。
カラオケは当館のイベントの中でも１・２を争う大人気
イベントです。まさにおっしゃるとおり、カラオケは
世紀の大発明かもしれません。日本だけでなくアジアでは
カラオケは大人気だそうで、余談ですが中国語では
卞拉ＯＫ（ここでは活字がないために「卞」となっておりますが、実際は文字の上部は「上」です。念のため）と書きます。
漢字プラス「ＯＫ」だなんて、まさに娯楽の象徴を表した
ような表記ですよね！（読み方も「カラオケ」と殆ど同じで
「クァラァオゥケィ」という感じで読みます。）
そんなカラオケ・・。
山口様の歌声をお聴きすることが出来る日は来るのでしょうか・・？！
投稿者 ヒューマンライフギャラリー Scene : 2005年05月15日 12:37
"変なオジサン"と同様、私めも
歌の方はちょっと...(^^;
投稿者 でたとこ : 2005年05月15日 16:10
いつも、的確なアドバイスをいただきありがとうございます。カラオケと言えば私の１８番は山本譲二の「揚子江」。ぜひ「シーン」のカラオケ大会に出場できれば？なんて思っています。
本日の号外に、「シーン」のことが掲載されていると聞き、すぐ訪問させていただきました。素人の僕が感じるのですが、ホームページを拝見いたしますと、超越している感をうけます。ご自身でパソコンまでお造りになると聞きました。世の中には、いろいろな世界があるのですね。
また、気が付いたことがあれば、ご指導ください。久世社長にいただいたご縁に心から感謝しています。いつの日か、お会いできることを願っております。
投稿者 井原桂吾 : 2005年05月16日 12:18
井原さん、コメント有難うございます。
カラオケ大会に参加される時は応援にいきますよ。
投稿者 でたとこ : 2005年05月17日 07:45