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2005年07月08日

マータイ氏、イギリスで「もったいない」の実践を訴える

アフリカの貧困問題への援助を訴えるチャリティー・イベント『LIVE AID』(ライブエイド)は、1985年7月、ポール・マッカートニー、エルトン・ジョン、レッド・ツェッペリン、フー、クィーン、デビッド・ボーイ、マドンナ、U2という史上最高のロックミュージッシャンが参加して行われ、全世界にテレビ中継されました。

それから20年....................

アフリカの飢餓状態は良くなるどころか、一層悪化してしまった。

そんな現在のアフリカの状況を憂いたライブエイドの提唱者ボブ・ゲルドフの呼びかけで、今回のライブエイドは、イギリスで行われるG8(主要国首脳会議)と時期を合わせる形で、その名も「ライブ8」として開催されました。

7/6、サミットに合わせた「ライブ8」を締めくくるコンサートが英エジバラで開かれ、ノーベル平和賞受賞者のケニア副環境相、ワンガリ・マータイ氏がゲスト出演しました。

マータイ氏はコンサート会場の5万人を超す観客の前で、日本の「もったいない(MOTTAINAI)」精神を紹介すると共に、一人一人にその取り組みを呼びかけました。

マータイ氏は、アフリカの貧困解消や地球温暖化対策には資源を有効利用する3R(ごみの削減、再使用、再利用)が必要だと指摘。

「3Rは日本語で『もったいない』と言う。それぞれの『もったいない』を実践しよう」と訴えると、大歓声が沸き起こったそうです。

日本でもマータイ氏の提唱で「もったない」運動が広がりつつありますが、マータイ氏の情熱と行動力は”ワールドワイド”というしかない。

本当は、世界の環境を保護するために「もったいない」で行こう!と、日本が世界に発信してほしかったが、(それはさておき)マータイ氏だけが頑張っても一人一人の心掛けの問題なので彼女の努力を無にしないようにしましょう。

もったない」の心を外国から教えられるのは情けない話。忘れてしまっている日本人は恥とすべし、です。

さて、今回の「ライブ8」は英米はもちろん、ベルリン、ローマ、そして東京やアフリカでも開催されることが決定しています。世界のそうそうたるトップ・アーティストが一致団結して、ロックの歴史に新たなる1ページを書き加えることになるでしょう。

by MSN-Mainichi INTERACTIVE

このエントリーを編集している最中に、英ロンドンで爆発物による同時テロが発生して多くの死傷者が出た。サミット開催に合わせたテロリストの攻撃と見られる。
アフリカ貧困と環境問題を考えるサミットを背景に、マータイ氏のような世界の環境問題のために努力している人がいる一方で、極く狭い自分のグループの利益だけしか考えていない卑劣なテロリストも現実には存在するのである。
同じ人間なのに、その心の在り方が、あまりにも離れ過ぎていて悲しい...

投稿者 messiah : 2005年07月08日 08:24

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