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2005年12月10日
ウェブサイト全体の9%近くが正体不明
米会計検査院(GAO)は12/7、ウェブサイトの開設者が連絡先を偽るなど不正登録している事例が、世界全体で389万件に上ると発表しました。
世界の主なウェブサイトが4500万あるとして、その9%近くが正体不明のサイトということになります。
GAOは、インターネットの管理組織ICANNに対し、不正防止を強化するように促しています。
GAOは、アドレスの末尾が「.com」、「.org」、「.net」のサイトを対象にして調査し、合計4493万件の中から300件を抽出して調べて全体像を推計したそうです。
その結果、電話番号が「999-9999」となっていたり、住所が「〇×△」となっていて、明らかにウソと分かるサイトが231万。さらに、必要な情報が登録されていないサイトが164万件に上ったとのこと。
虚偽または不備があったサイトのうち、45件をICANNに通報して正しく登録し直させたところ、11件のサイトは修正したが、33件は1ヶ月たっても何の反応もないそうです。
本来は連絡先は公開するのが原則で、犯罪捜査やシステム障害に備える仕組みになっているのですが、ICANNの管理の甘さが浮き彫りになったようです。
正体不明のウェブサイトは、詐欺などの犯罪目当てで作られた可能性が高いと言え、ネットサーフィンをしていれば9%もの不気味で危険なサイトに遭遇することになります。要注意!
q.f. Hotwired Japan |
投稿者 messiah : 2005年12月10日 09:51
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