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2006年02月13日
アメリカのグーグル、日本のヤフーという構図
調査会社の米ニールセン・ネットレイティングス社は、米国の検索サービス市場で、「グーグル」のシェアが2005年12月時点で48.8%(前年同月は43.1%)に達したと発表しました。
その一方、シェア2位の「ヤフー」は21.4%(同21.7%)とやや減少、3位の「MSN」は10.9%(同14%)に減りました。
単純に言えば、2人に1人はグーグル、5人に1人はヤフー、10人に1人はMSNを使う、という計算です。
2005年12月は、アメリカのインターネットユーザーの検索利用回数は50億6938万回に達しました。(前年同月比55%増)
インターネットユーザー数は3%増なので、相対的に1人当たりの検索回数が増加していることが分かりました。
特にグーグルでの検索回数は前年同月比75%増を記録。
ヤフーも53%増、MSNも20%増でしたが、グーグルの勢いに及ばなかったということです。
MSNはグーグル対抗策を次々に打ち出しているが、ジリ貧状態に...
この世界でも、いわゆる"勝組"と"そうでない組"とに色分けされつつあるようです。
しかし、日本に限って言えば勢力図が大きく異なります。
このブログに、どんな検索エンジンを使ってアクセスしてきたかを過去1ヶ月のデータで調べると、
- Yahoo! 81.5%
- MSN 14.5%
- Google 2.5%
- その他 1.5%
と、アメリカとは大きく異なる傾向を示しています。
日本でヤフーが強いのは、インターネットが始まったばかりの頃、ポータル(玄関)サイトとして唯一無二の存在であったため、「インターネット=ヤフー」という方程式がユーザーの多くに刷り込まれたことなどが考えられます。
検索結果を如何にして上位に表示させるか(検索エンジン最適化)は、日本に関しては、現時点で「Yahoo!」は必ず抑えておかないといけない、ということでしょう。
q.f. Hotwired Japan |
投稿者 messiah : 2006年02月13日 08:26
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