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2006年03月05日
たった1回の失敗で4割のユーザーを失う世界
野村総合研究所グループのNRIセキュアテクノロジーズは、「個人情報保護に関する消費者意識調査 2005」の調査結果を公表しました。
それによると、過去1年間でインターネットを通じて個人情報が漏洩した経験を持つ人は全体の12%にも達しているそうです。
先日、サービスを開始した「日本ブログ協会」のウェブサイトでも、いきなり個人情報が漏れたりしていました。
さて、そうした被害に会った利用者で、その後、そのサービスを受けるのを中止した人は39.3%と約4割に上っているそうです。
中止の理由として「再び漏洩されることが懸念されるから」が58.5%と最も多く、「サービス提供者に対する抗議の手段として」と答えたユーザーも34%いました。
しかし、万一、個人情報を漏洩させてしまった場合、企業はどういう対応をとればいいのか?について具体的に聞いたところ、「分かった時点で隠さずに通知すること」(78.1%)、「可能性のある事態への対応策を示すこと」(60.1%)が上位に挙げられています。
「過ちを正直に告白して、全力で解決にあたる」という当たり前のことをすればいいのですが、それができない人が政治家にも経営者にも多くなりました。
人様の大切な”もの”を預かる以上は、臆病なくらいの注意と心構えが必要では?
q.f. IT Pro |
投稿者 messiah : 2006年03月05日 10:30
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