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2006年05月19日

携帯市場で検索大手の火花が散る予感

検索大手の対決

KDDIと米グーグルは5/18、業務提携を発表しました。

KDDIの携帯電話事業「au」のインターネットサービスに、7月からグーグルの検索エンジンが採用されることになりました。

以前のエントリー(3/31)で、ソフトバンクがボーダフォン日本法人を買収した時に、ヤフー・ジャパンが独占する日本の検索市場の巻き返しのために、グーグルがNTTドコモと提携して携帯市場で対抗するかも?と予想していたのは外れました。

しかし、ソフトバンクに対してはドコモと同じ立場にあるKDDIがグーグルの提携先ですから、「外れたけれど、かすった」と言っていいかも(自己満足、自己満足)

で、「au」のインターネットサービス「EZweb」のトップページに、検索のためのキーワードを入力できる「検索ボックス」を設置することになりました。

検索結果については「EZweb」のコンテンツに加え「au」の「PCサイトビューアー」上でパソコン向けコンテンツの閲覧も可能になるそうです。

このニュースと並行して同日、ソフトバンクは英ボーダフォン社と合弁会社の設立を含む戦略的提携に合意したことを発表しました。

一部ではソフトバンクがアップルコンピュータと共同で、iTunes Music Storeの楽曲を再生できる「iPodケータイ」を開発すると報じられていますが、孫氏は「憶測にもとづく記事であり、そのようなものに対しては一切コメントしない」と口を閉ざしたそうです。

さらに、KDDIがグーグルの検索エンジンを採用すると発表したことを受けて「グーグルの力を軽く見ているわけではないが、日本ではヤフーのほうが圧倒的に多く使われている。これを背景にサービスを展開していく」と述べました。

グーグルは世界最大の携帯端末メーカー・ノキア社とも提携を進めています。

携帯市場が、検索大手の覇権争いで火花が散ることだけは確実のようです。

ここで、また予想を2つほど...(当るも八卦)

  1. ソフトバンクとアップルの提携はない。(企業風土、トップの思想に乖離が大きい)
  2. グーグルは携帯市場を足がかりにヤフーの日本でのシェアを食い始める(何となくそんな予感)

今度は予想、外しません!(かすりもしない?)

q.f. NIKKEI NETCNET Japan

投稿者 messiah : 2006年05月19日 08:29

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