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2005年05月19日
ユーザビリティの提供で後手、後手のソフトウェア帝国
IE7 Has Tabs. Yes, IE7 has tabs.
5/16、MicrosoftのInternet Explorer次期バージョン「Internet Explorer 7」(IE7)に”タブブラウジング機能”が搭載されることがMicrosoft社のIEBlogで発表されました。
(※ タブブラウジング機能についてはこちらへ)
IEの重要な欠落機能である”タブ”が次期バージョンで搭載されるのは誰もが想像していた事なので「やっとか...」というかんじ。
IE7は、RSSをベースにしたニュースアグリゲーター機能が内蔵される予定だが、これも何ら新鮮さはない。
(※ ニュースアグリゲーターはニュースを収集しネット上で提供するサービス)
IEBlogでは、いままで”タブ”を提供しなかったのは「判断を誤っていた」と言及しています。
「どうしてもっと早くIEで”タブ”を提供しなかったのか」との疑問に対しては、ユーザーを混乱させはしないかとか、複雑さと一貫性に関して当初は疑問を持っていた、と苦しい弁明。
その上で、「この点に関して当初われわれは判断を誤ったが、今回は正しい決断を下す」と言明しています。
IE7はβ版でベーシックなタブブラウジング機能を提供し、その後のリリースでエンドユーザー機能を追加する予定とのこと。
やはりFireFoxに4%以上のシェアを奪われて目が覚めたということでしょうか。(詳細はこちらへ)
最先端のIT企業。その頂点を独占してきたMicrosoft社だが...
最先端を行くものが、自分が拓いてきた道の後ろで発生している「大きな変化」に気づかない......よくあるコワイ話です。
投稿者 messiah : 2005年05月19日 11:06
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