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2004年11月30日

[22] Movable Typeのログインと基本設定

前項でMovable Typeを使うための準備は完了したので、次はMovable Typeに初めてログインした時の基本設定を行います。

Movable Typeを起動する手順は次の通りです。この操作はどのマシンからでも行えます。
 (1) ブラウザを起動してアドレス欄にhttp://xxxx.xxxx/mt/cgi-bin/mt.cgiと入力
    ※ 外部のコンピュータからアクセスする場合は、xxxx.xxxxにサーバーのホスト名を入力
      クライアントからアクセスする場合は、xxxx.xxxxに192.168.0.98のようにIPアドレスを入力
      サーバーからアクセスする場合は、xxxx.xxxxに127.0.0.1のIPアドレスを入力
 (2) Movable Typeのログイン画面が表示されるので、ユーザー名にMelody、パスワードにNelsonを入力⇒
    [ログイン]

次に、初期設定のままでは誰でもログインできてしまうのでユーザー名やパスワードなどを再設定します。
 (a) ウェブログの管理画面で[プロフィールの編集]をクリック


 (b) メイン・メニュー画面でユーザー名*を書き換え、ニックネーム、メールアドレス*、サイトのURLを入力
 (c) 「表示する言語」をメニューから選択⇒必要に応じてTypeKeyトークン、TypeKeyユーザー名を入力
 (d) 「パスワードの変更」で任意のパスワード*を入力⇒「変更の確認」でパスワード*確認入力
 (e) 「パスワードを回復させるためのキーワード」で出生地*を入力⇒[保存]
    (※ 上記で*の入力は必須)
 (f) 「プロフィールを変更しました」と表示されればOK

続いて新しいウェブログの作成を行います。
 (1) メイン・メニューをクリック

 (2) ウェブログの管理画面で「新しいウェブログの作成」をクリック

 (3) メイン・メニュー>新規ウェブログ画面の基本設定を下記のように設定

   (A) 「ウェブログの名前」で、ブログの題名(最上部に表示されるタイトル)を入力

   (B) 「ローカル・サイト・パス」で、ブログのメイン・インデックスファイル(index.html)が置かれるフォルダへのパス
      C:/WWW/public_html/mt/parを入力
   (C) 「サイトのURL」で、公開するブログのURL http://xxxx.xxxx/mt/par/を入力
      (xxxx.xxxxはサーバーのホスト名。クライアントからテスト的に操作する場合は192.168.0.98のような
      IPアドレスも可)
   (D) 「ローカル・アーカイブ・パス」で、ブログのアーカイブファイルが置かれるフォルダへのパス
      C:¥WWW¥public_html¥mt¥par¥archivesを入力
      ※ アーカイブファイルとは複数のファイルを1つにまとめること。過去の記事などの保管データの総称。
   (E) 「アーカイブのURL」で、ブログのアーカイブファイルにアクセスするためのURL
      http://xxxx.xxxx/mt/par/archives/を入力(xxxx.xxxxについては上に同じ)
   (F) 「時間帯」で、UTC+9(日本時間)をメニューから選択

    ※ mt、parフォルダは自分で作成しておく必要があるが、archivesフォルダはMovable Typeが自動的に
      作成してくれる。([19]項参照)

 (4) [変更を保存]をクリック
 (5) 次のように表示されるので[サイトの再構築]をクリック


 (6) 次のように表示されるので[再構築]をクリック

 (7) 次のように表示されるので[閉じる]をクリック

以上で基本設定は完了です。

(参考1)
ブラウザのアドレス欄にURLを入力した時、URLの末尾にファイル名を指定しなければインデックスファイル(index.html)が省略時解釈として呼び出されます。例えば、http://xxxxxx.co.jp/と入力すると、http://xxxxxx.co.jp/index.htmlと入力したのと同じことになります。従って、ブログを開く時にhttp://xxxx.xxxx/mt/par/と入力するとhttp://xxxx.xxxx/mt/par/index.htmlを指定したことになり、ローカル・サイト・パス(C:¥WWW¥public_html¥mt¥par)のparフォルダの中にあるメイン・インデックスファイル(index.html)が呼び出されます。

(参考2)
上記でサイトの再構築を実行すると、サーバーのC:¥WWW¥public_html¥mt¥parフォルダに左図のような新しいファイルが作成されます。
(青字の部分)

 ・nav-commenters.gif
  TypeKeyにサイン・インしたユーザーから
  コメントがあった場合に表示される画像
 ・archives.html
  アーカイブファイルのテンプレート
 ・atom.xml
  ページの更新情報をXML形式で提供する
  RSSフィード
 ・mtview.php
  ダイナミック・テンプレート用起動スクリプト
 ・styles-site.css
  ブログ全体のスタイルシート
 ・index.html
  トップページのテンプレート
 ・index.rdf
  RSS1.0用テンプレート

 ・index.xml
  RSS2.0用テンプレート
 ・rsd.xml
  XML-RPCを利用するソフト向けRSDファイル

続いてウェブログの設定を行います。
【 続 く 】

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投稿者 messiah : 2004年11月30日 00:00

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