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2006年11月30日
サンタクロース急募! ドイツの派遣会社の悩み
独ベルリンのHeinzelmaennchen社は、毎年12月24日にサンタクロースを5,000軒の家庭に派遣しています。(サンタクロース派遣会社というビジネスです)
あなたは、サンタが架空の人物であることをいつ頃知りましたか?
同社によると、2歳から7歳までの子どもたちは「サンタが実在する」と信じているのです。
同社が雇用するサンタの大多数は学生で、ドアの外で親たちから提供されたプレゼントが詰まった袋を子どもに渡すという簡単な仕事です。(1回当たり28ユーロ、およそ4,265円の報酬)
仕事は午後3時頃に始まり、午後9時頃までには終了します。
300人ほどのサンタたちが訪問するのは、平均10~12軒ですが、20軒まで行くやり手もいるそうです。
但し、サンタは45ユーロ(およそ6,855円)で衣装を購入し、収益の15%を派遣会社に渡さなければならないのです。(ビジネスの舞台裏は、夢もメルヘンもあったものじゃない)
素早い人なら、かなりの額を稼ぐことができるようで、ここでも競争が繰り広げられています。
サンタは20歳の学生から、28年目という「本物のあごひげ」を持った72歳の元大学教授まで様々なのですが、今年は300人の定員に対してまだ100人ほどしか集まっていないのです。
サンタクロース急募!
子供たちのために、(それが例えビジネスであったとしても)夢をあたえ続けてほしいものです。
がんばれ!サンタクロース派遣会社。
投稿者 messiah : 08:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月29日
我慢することを経験していない親たち
サントリー次世代研究所(大阪市)が現代の子供と親の意識や動向を把握しようと、首都圏の小学4年生から中学3年生までの子供がいる615家庭を対象に、小遣いやお金の使い道、ファッションやおしゃれへの関心、メディアやコミュニケーションについて、親子それぞれにアンケートを行いました。
この中で現代の世相を反映した調査結果がありました。
高額なものが欲しいときには、「両親に頼んで買ってもらう」が54.1%で、次いで「小遣いをためたり、貯金を下ろす」が46.1%、「あきらめて買わない」が41.7%、「祖父母らに頼んで買ってもらう」が26.9%という順でした。
一方、それに対して母親の回答は、「必要であれば買う」が19%、「誕生日やクリスマスなどのプレゼントとして買う」が56.9%で、買い与える親が8割近く占めました。
「とりあわない」(0.7%)、「買わない理由を話しあきらめさせる」(4.9%)など、断固買わないという家庭は少数でした。
化粧については、小学女子の30.5%、中学女子の39.8%が「した、しようとしたことがある」と答えています。
髪染めもそれぞれ12.8%、16.3%という結果。
子供が化粧や髪染めをしようとしたとき、親の対処として目立ったのは、「学校が休みのときだけならいい」という回答。
化粧では34.8%、髪染めでは21.7%を占めていました。
「絶対だめとしかった」という親は、それぞれ2.2%、4.3%と少数派でした。
同研究所によると、実際に調査してみて、親子が“横並び”だということを実感したそうです。
「化粧や髪染めなども、『絶対だめ』と自信を持って言い切る親は少なく、携帯電話も『みんな持っている』といわれると、なんと答えていいのかわからない」
「現代の親たちは、子供の前にはだかる『壁』になることを避け、子供の話によく耳を傾ける、理解ある親を志向しているように思う」と分析しています。
なるほど。。。
人生で最も重要なことの1つである「我慢する」を子供に教えるのを忘れている、もしくは自分が経験していないので理解できない親たちが増殖していった結果、子供が我慢を知らないまま大きくなっていく構図が読み取れます。(子供に罪はないのに)
ちょっと...寒~い気がしますね。
投稿者 messiah : 13:22 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月28日
時代を逆行するアルコール天国
今年も暖冬気味の気配ですが、お国が変われば様子も変わる。寒い所はとてつもなく寒い。
温帯という、1年に4つもの季節の変化を楽しめる国は、世界中探してもそう多くないでしょう。(日本に生まれてよかったということですね)
さて、日本よりはるか北にあるロシアという国。とんでもないほど寒いと聞いています。
そして、その酷寒を和らげるために、国民の多くはアルコール度数の強い酒を好むようになったと言われています。
しかし、そのロシアである異変が起きています。
偽ウォッカによる大量の死者が発生し、プーチン政権はアルコールの国家専売化に動き始めたのです。
ロシア北部のプスコフ州では、今年9月初めから1ヶ月間に500人近くが工業用アルコールを含んだ「偽ウォッカ」を飲み、中毒症状で入院、16人が死亡しました。
偽ウォッカによる中毒患者は、プスコフ州だけにとどまらずロシア全土に及びます。
今年は7月までに4,046人が死亡し、今秋に入ってさらに死者数が増える勢いをみせています。(昨年は35,900人、一昨年は42,715人がそれぞれ死亡しています)
偽ウォッカは、1リットル当たり40ルーブル(約172円)以下と本物の10分の1程度の値段で購入できるため、低所得者が好んで飲用しています。
市販の消毒用や化粧落とし用のアルコールをウォッカ代わりに飲む者もいるそうです。
これに対してロシア政府は、テレビやラジオ、新聞などの主要メディアを使って一斉に反アルコール・キャンペーンを始めましたが、アルコール飲用に寛容な伝統などもあり、ソ連時代からこれまでに導入された禁酒措置はいずれも失敗に終わっています。
そこで政府は、今回の事件を契機に、ソ連時代のようなアルコールの専売化を進め、管理を強化する方策を検討しているようです。
何か時代を逆行するような話で、ふっとアメリカの禁酒法時代を連想しました。
あの時は、アル・カポネとかが登場して、密造酒ビジネスで勢力を争うギャング同士のデスマッチがいたるところで起きました。
ロシアのアルコール産業界は、この政府の方針に猛反発しており、企業家たちも新たな「国営化」の動きと非難しています。
民間に出来ることは、民間にまかせましょうや。プーチンさん。(おや?どこかの元首相のフレーズに似ていますね)
投稿者 messiah : 08:23 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月27日
いじめは「なれ合い型」学級で発生しやすい
教師が教え子に友だち感覚で接する「なれ合い型」の学級で“いじめ”が生まれやすいことが河村茂雄・都留文科大教授(心理学)の調査でわかりました。
いじめは、加害者側の資質や教師の指導力不足に直接の原因が求められがちだが、河村教授は「主に教師と教え子の関係で決まる学級集団の全体的な特性に注目すべきだ」と訴えています。
河村教授は、全国の児童生徒約5万人を対象に、教師や同級生との関係などを問う「QUテスト」と呼ばれる心理テストを実施。
その分析の結果、学級の特性といじめとの相関性が判明したといいます。
学級の特性について、教授は「なれ合い型」と教師が厳しく指導する「管理型」に分類していますが、1998年と2006年を比べた場合、なれ合い型の学級は小学校で倍増して半数近くを占め、管理型は半減。
中学校では管理型が主流ですが、なれ合い型は倍近くに増えていました。
さらに、小学4~6年生(約5000人)を詳細にみると「長期間いじめを受けてつらい」という子供の所属学級は、約半数がなれ合い型で、管理型は3割強だったそうです。
教授によると、教師の教え子への接し方には、
(1)有無を言わせず従わせる指導タイプ
(2)子供の言い分を尊重する援助タイプ
があり、子供の満足度の高い学級の教師は状況に応じて両方を使い分けるが、(1)に偏ると管理型、(2)に偏るとなれ合い型になるといいます。
なれ合い型では、当初は教師と子供が良好な関係を保つかに見えるが、最低限のルールを示さないため学級はまとまりを欠き、子供同士の関係は不安定でけんかやいじめが生じやすいそうです。
教師の「〇〇してよ」という友だち口調の指示を誰も聞かなくなり、放置すれば学級が崩壊するといいます。
また、運動や勉強が得意だったり、けんかの強い子供が学級をまとめ、教師が頼りにするケースも多いのですが、その子供や取り巻きが特定の子供をいじめの標的にし、学級全体が同調した場合、なれ合ってきた教師が止めるのは困難で、助長や加担の恐れもあるという話です。
教授は「いじめた子や加担した教師を非難するだけでは解決しない。子供を暴走させ、教師も巻き込まれる『なれ合い』をどう回避し、いじめを生まない学級を作るか、教師たちが議論することが大切だ」と話しています。
これについて、筆者は若かりし頃、学習塾(といっても寺子屋のような)の講師をしていたのですが、生徒たち(小学校1年から6年まで)をまとめて教えていました。
その生徒たちとの初顔合わせの日(塾の初日)に、できるだけ優しく楽しい雰囲気で教えていこうと思っていましたが、2時間の授業が終わりかける頃になると、5年生のリーダー格が3、4年を引き込んで席を外し、私語はする、遊びだす、走り回り出す...という状況に遭遇したのでした。
そこで、筆者はどうしたか?
それをやってからは次の日から私語も少なくなり、最後まで席を立つ者も遊ぶ者もいなくなりました。(その時、上の立場から下の人に接するコツをつかんだような気がします)
どうしたか?
その場で生徒たちを強く叱ったのです。目くじらを立ててネ。(簡単でしょ)
しかし、そうして緊張感が一時出来ても、またそれが緩む時がくるのです。数日後に...
ですから、またその時にあらためて叱りました。
そのうち、叱る頻度というかインターバル(間隔)がだんだん長くなっていきました。
1年ほどすると、生徒たちが何をした時に叱ればいいか、叱らない方がいいかを私は体得していました。
一方、生徒たちも、何をしたら怒られるか、怒られないかをマスターしていたのです。
互いに分かり合えば、楽なんですけどね...
投稿者 messiah : 07:05 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月26日
変“漢”ミスコンテストの投票はじまる
パソコンで、「ドアは鎖かけてるから大丈夫」と入力したつもりが、漢字変換すると「ドアは腐りかけてるから大丈夫」。
そう、今年もまたやってきました。
財団法人日本漢字能力検定協会は、メールやパソコンの変換ミスで偶然できた変な言葉の中から、最も面白いグランプリ作品を選ぶ「変漢ミス」コンテストへのインターネット投票を呼びかけています。
対象は、昨年10月から今年9月までに同協会に寄せられた2079作品のうち、「月間変漢賞」と次点に輝いた22作品です。
例えばこんなのがあります。
(正)そんなに働いたならだいぶ疲れてるね→(誤)そんなに働いた奈良大仏枯れてるね
(正)話に困った司会者→(誤)歯無しに困った歯科医者
(正)10問目は難問だ→(誤)10匁は何文だ
(正)もうそうするしか方法がなかった→(誤)妄想するしか方法がなかった
(正)追記文に載っているから参照お願いします→(誤)つい気分に乗っているから三唱お願いします
(正)逢いたいのもう一度→(誤)会いたい飲もう一度
(正)それは会社の方針とのこと、正しいようです→(誤)それは会社の方針とのこと、但し異様です
ところで、昨年のグランプリは、
(正)今年から海外に住み始めました→(誤)今年から貝が胃に棲み始めました
でした。
投票は同協会のホームページから。
締め切りは12月14日で、同25日に同ホームページでグランプリの受賞作品が発表されます。
投稿者 messiah : 12:58 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月25日
プラス感情型の人は風邪をひきにくい?
風邪をひいている人、ひきかけている人を周りでよく見かける時期になりました。
さてその風邪ですが、「明るい性格の人は風邪をひきにくい」という研究結果がでたそうな。
米カーネギーメロン大学のシェルドン・コーエン博士らは、風邪の感染と精神状態との関係を調べるため、健康な成人193人を対象に本人の性格の特徴や自覚している健康状態を質問し、回答に応じてグループ分けをしました。
明るく活発で、おおらかな性格のグループは「プラス感情型」、気分が沈みがちで緊張感や敵意の強いグループは「マイナス感情型」と位置付けた上で対象者全員に、風邪ウイルスや風邪に似た症状を引き起こすインフルエンザウイルスを混入させた点鼻剤を投与しました。
そして6日間にわたり、のどの痛みや筋肉痛、くしゃみ、鼻づまりなどの自覚症状を報告してもらいました。
同時に、対象者から採取した鼻水などを毎日分析し、ウイルスに感染しているかどうかを追跡しました。
その結果、プラス感情型のグループは感染率が平均より低いことが判明。
さらに、このグループの人が感染した場合でも、報告された自覚症状は予想された基準より軽いケースが多かったそうです。
一方、マイナス感情型のグループでは感染率が平均を上回ることはなかったものの、症状が出て意気消沈するケースが目立ったようです。
プラス感情型の人は風邪をひきにくい?ようですね。
投稿者 messiah : 21:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月24日
迷惑メールにもあてはまった“パレートの法則”
全世界で送信される電子メールは1日に600億通と言われています。
世界人口が約64億ですから、その10倍。つまり、世界で1日に一人当たり10通のメールを送信していることになります。
仕事などで電子メールを日々利用している方なら、迷惑メール(スパムメール)を毎日大量に受信していて、それを一つ一つ消すのが日課という人も多いと思います。(筆者もその一人です)
但し、グーグルが提供するG-Mailのような強力なスパムフィルターを持つメールソフトなら比較的そんな被害は少ないようです。
また、インターネットセキュリティソフトやプロバイダーが提供する迷惑メール除去機能を使ってある程度ガードできるようです。
さて、そんな迷惑メールですが、世界の80%の迷惑メールは、わずか200人の人間によって送信されているらしいのです。
その中で最も有名なのはウクライナの男性「Alex」で、彼はロシアの犯罪組織と手を組み、ウィルスに感染させた大規模な数のPCを操ってスパムメールを送信させているとのことです。
ブラックリストに載った男たちのTOP10が顔写真入りでここに掲載されています。
「全体の80%は、ごく一部の200人から生み出されている」
ここにもパレートの法則に近い原理が働いていました。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (1) | トラックバック
2006年11月23日
伝統ある寺院が「電子おみくじ」でIT活用
清水寺(京都市)は、お守りに印刷した2次元バーコードを携帯カメラで読み取り、おみくじサイトにアクセスして運勢を占える「八福神お守り(電子おみくじ付き)」を11月17日に発売しました。(1枚1000円)
カード型のお守りに、八福神(七福神に多福の象徴「於福」を加えたもの)のイラストを印刷。
カメラ付き携帯でイラストを読み取ると、目では判別しにくい2次元バーコードを識別し、おみくじサイトのURLに接続します。
サイトで1~9までの数字から1つを選ぶと、清水寺のおみくじと同じ内容の「大吉」「吉」「凶」などの運勢と、「縁談」「待ち人」などが表示されるようになっています。
年間100万件のおみくじ配信を目指しているそうです。斬新とまでは言えませんが、若者をターゲットにした名案です。(ウワサが広がって若者のデートスポットになったりする)
寺院だけではありません。世の流れについていってこそ、世の人も近づきやすいと言えます。
そのためには、どんな分野であれ情報技術を積極的に活用する必要があるでしょう。
投稿者 messiah : 15:53 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月22日
世界のインターネットユーザーが10億人を超す
国連貿易開発会議が発表した2006年版情報経済報告によると、世界のインターネット利用者は2005年に前年比19.5%増の10億2061万人となり、初めて10億人を超えたそうです。
中国、インドを中心としたアジアの開発途上国がこの数字に大きく貢献しているようです。
日本は企業(従業員10人以上)のインターネット利用率が97.5%(2003年時点)で、世界一となりました。
中国のインターネット利用者は1億1,100万人で、米国の約2億人に次いで第2位。
日本は8529万人で3位。
4位は(ドイツを抜いて)71.4%増の急激な伸びで6000万人に達したインド。
5位はドイツで3750万人。
情報技術分野で発展著しいインドの足音が聞こえてきそうです。
投稿者 messiah : 08:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月21日
間違って押したエレベーターボタンのキャンセル方法
間違って押したエレベーターの行き先階ボタン。
バツが悪い時、ありますね。(同乗者がいる時など)
しかし、間違いをコソッとキャンセルする方法があります。
大抵の場合は、ボタンをダブルクリックするか、長押しするとキャンセルされるらしいのです。(やったことないので保証しません)
あるサイトで、それをメーカーごとに検証して掲載していました。
三菱 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
フジテック | >> キャンセルしたい[階数ボタン]を5連打 |
OTIS | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
松下 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
東芝 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]をダブルクリック |
日立 | >> キャンセルしたい[階数ボタン]を押し続ける |
「間違ってしまったのだから仕方ないジャン」というゆとりの心で、静観する方がいいような...
(故障でもしたらいけませんから)
でも、こういうのは試してみたくなるのも事実。--ほどほどにね。
投稿者 messiah : 06:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月20日
生徒が自らの力でいじめを追放する試み
子供がいじめを苦にして自殺する悲しい事件の連鎖反応が起きていますが、最近は「ストップ自殺」ということでマスコミも地域の活動家も力を入れ初めています。
そんな中で、大阪府高槻市の市立第七中学校が、生徒を中心に校内からいじめを追放する取り組みを始めました。
先生や親ではなく、「生徒が中心になって」という点に意味がありそうで、これは期待できそうな予感がしました。
仕組みは簡単で、生徒会がメールやうわさでいじめの兆候を見つけ担任に相談するというシステムです。
実は、この中学校の生徒会がいじめ対策の取り組みを始めたのは2年前に遡ります。
先生に直接相談しにくい、いじめ問題や学校生活での不満をぶつける先がないという意見が生徒会で持ち上がったのがきっかけでした。
そこで、生徒会が校内に意見箱を設け、専用の電子メールアドレスも作成。
生徒が気軽に相談できる環境をつくった上で、生徒会のメンバーらがメールやうわさなどを通じて、いじめの兆候を聞きつけると、そのクラスの担任の教師に相談する体制を整えたのです。
さらに今年1月には、「優しい心を持って生活しよう」など3ヶ条からなる「いじめ撲滅宣言」を出して、いじめ対策を強化し、4月からは教師の目が届きにくいクラブ活動でのいじめをなくすため月に1回、生徒会主催の部長会議を開催しています。
生徒と生徒の間の問題だから、生徒が主体となって動き、先生がバックアップして解決を図ろうという試みですが、理にかなっていますね。
なんと!ウィーン大学(オーストリー)のいじめ研究の専門家が同校を見学にきたそうです。
これが成功例となり、全国に波及していくことを期待します。
投稿者 messiah : 08:48 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月19日
「オーストリア」から「オーストリー」へ
ヨーロッパにオーストリアという国がありますが、この国の日本語表記が10月に「オーストリー」に変更されました。
「南半球のオーストラリアと紛らわしい」ということですが、確かに時々間違えたりします。
というか、オーストリアにしてもオーストラリアにしても、国の名を呼ぶときに妙に慎重になって間違わないように言うクセがついています。
オーストリア大使館商務部のホームページによると...
残念ながら、日本ではヨーロッパに位置するオーストリアと南半球のオーストラリアが混同され続けております。この問題に対し、大使館では過去の文献などを参照し検討を行った結果、Österreichの日本語表音表記を「オーストリー」と変更する旨、ご連絡差し上げます。
暫くの間はオーストリアとの併記が行われますが、徐々に「オーストリー」の名前は日本の皆様の間に浸透し、定着していくことと存じます。
皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。
2006年10月
と記載されているので、教科書にも「オーストリー」と記載される日も遠からず...
今のうちから「オーストリー」と呼んで慣れておきましょう。
投稿者 messiah : 10:00 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月18日
ラジオ、テレビで「ジェームズ・ボンド」を募集
スパイアクション映画「007」シリーズに登場するジェームズ・ボンドが所属するMI6(英対外情報部)が、「007」最新作の英国封切り(11/16)に合わせて、若者を秘密諜報部員として勧誘しています。
MI6の現役諜報員2人が、自分の身元は明かさず「職員A」「職員B」とだけ名乗って音声も変更されて、11/15のBBCラジオ番組に出演しました。
この様子を放送したBBCテレビも、顔を隠したシルエット映像をテレビに流しました。
職員Aは「たえず外に出て情報源を探している。必要な情報を提供してくれる人物を特定して、われわれに協力する気になった段階から、関係を構築していくのが仕事だ」と語り、それが国家にとって重要な任務であることを強調したそうです。
MI6は100年近い歴史を持ちながら、1994年までは組織の存在すら公式に認められていませんでした。
同じ諜報機関でも、長官が常に公の場に現れ報道官もいる米中央情報局(CIA)とは違う徹底した秘密主義が取られてきたのです。
要員もオックスフォード、ケンブリッジなど名門大学の出身者を中心に同窓会網などを利用して勧誘していました。
しかし、冷戦終結に伴い人材難が深刻化。開かれた組織への変革を求められてきており、組織の存在も長官名も公表されるようになったのです。
そして、昨年10月にはMI6のウェブサイトまで開設しました。
職員Aは「伝統的な職員採用の手法も変わりつつある。今や、情報の世界で働く興味があれば、いつでも可能だ」と話しました。
そして職員Bは「アクションや冒険の場面も多い。テントの中で(中東地域の)部族の指導者と話をしていたかと思うと、24時間後には違う国で財界の大物と会っているかもしれない」とジェームズ・ボンド並みの仕事ぶりを語ったそうです。
ところで、秘密諜報部員もインターネットで情報収集しているのでしょうか?
投稿者 messiah : 17:01 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月17日
あなたは世界で云番目の金持ちです
Global Rich Listというサイトで年収を入力すると、世界におけるあなたの収入順位を表示してくれます。
計算方法は、世界銀行の研究に基づいて世界の人口を60億人、年収の平均値を5,000ドルとし、人口(順位)対収入のグラフにあてはめています。
基礎資料の古さ、計算方法の妥当性、現地通貨の実際の使い勝手の問題など色々疑問はありますが、自分の年収が明確に順位として示されること、おそらく大多数の人は予想外の上位にランクされるであろうことを考えるとなかなか面白い企画です。
因みに年収5,461,000円で世界の上位1%に相当するようです。
また、日本経団連によると、日本の2006年3月卒の大卒事務系の初任給は平均で203,960円。仮にボーナスなしでの年収となると2,447,520円。
これは世界で6億5298万4081位で、上位10.88%の位置に属していることになります。
「自分は世界から見たらどのあたりか?」と気になる方...
「安い給料でこきつかわれて」とぼやいている方...
一度チェックされては如何でしょう。
使い方は次の通りです。
1)Global Rich Listにアクセス
2)単位を「YEN」にして年収を入力し「Show me the money!」をクリック
3)画面がするすると移動し順位とパーセンテージが出てきます。赤い矢印で「YOU」と出てくるのが自分の位置です。
投稿者 messiah : 08:58 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月16日
耐久性+経費節約のコラボで寿命が延びた自動車
人間の寿命も延びましたが、自動車の寿命も延びているようです。
人間わずか50年...という時代から今は「人間すでに80年」を越えようとしています。
自動車検査登録協力会が発表した2006年3月末時点の自動車保有動向によると、軽自動車を除く自動車の平均使用年数は11.1年で、調査を始めた1974年以降で最長になりました。
10年前と比較すると1.83年伸びており、新車販売が振るわないのは、1台の車に長く乗る傾向が強いためと見られています。
自動車の平均年齢にあたる、新車登録からの平均経過年数(軽自動車を除く)は6.9年で、14年連続で高齢化が進んでいるそうです。
耐久性が向上し、そこに経費節約という動機が重なった結果なんでしょうね。
投稿者 messiah : 08:51 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月15日
オークションの抜け穴
ヤフーオークションにソニーのゲーム機・PS3が大量出品されています。
一時は販売価格の2倍ほどで取引されていたようですが、今では店頭価格とほぼ同じぐらいの落札価格に落ち着いているようです。
そんな中で、妙な落札テクニックが流行しているとのこと。
まず1円で入札しておいて、すぐに別のアカウントを使って1億円などの超高額で入札するというものです。
終了時間ぎりぎりで超高額の入札を取り消すと、その人は1円で落札できてしまうという理屈です。
でも。。。そんなこと、本当に出来てしまうのでしょうか?
投稿者 messiah : 08:52 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月14日
来る時が。。。来ました
数ヶ月前から不調だったのですが、とうとう。。。
原因不明ですが、ブログの記事(エントリー)が投稿ができない状態に陥りました。
当サイトをご訪問くださっているユーザー様にはご迷惑をおかけしますが、しばらくご辛抱をお願いします。
あれ?でも、このエントリーはどうやって投稿したかって?
急に調子よくなったのかな?
投稿者 messiah : 10:51 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月13日
表面に表れないグーグルの地味な努力
今をときめくグーグル社の幹部が自らの失敗談を告白しています。
プロダクト&ユーザエクスペリエンス担当ヴァイスプレジデントのMayer氏です。
Mayer氏は、グーグル社が検索に関するユーザーアンケート調査を行い、デフォルト(普通の状態)で何件の検索結果が表示されるとうれしいかを調査したことがあります。
アンケートでは、多くの人が検索結果は多ければ多いほど良いと回答しました。
そこで同社は、一部の検索に対して、結果を30件表示する実験を行ったのです。
しかし、検索結果を10件表示していた時より30件表示するときの方が、応答時間が平均0.5秒長くなってしまいました。
たったの0.5秒です。。。
しかし、その0.5秒の待ち時間に耐えられなくなったユーザーは検索を控えるようになってしまったといいます。
Mayer氏は「これは非常に残念な結果だった。表示する検索結果を変えてはいけないことは明らかだった」と述べています。
また、同社は地図提供サービスGoogle Mapsのページが100キロバイト以上にまで膨れ上がっていることに気づき、そのスリム化を図って容量を20~30%にまで圧縮した結果、好意的なユーザーの反応を得たといいます。
Mayer氏はこう言います。
「インターネットユーザーは、すぐに結果を得られないサイトからは去っていく。Web2.0アプリケーションの成功の鍵を握るのは、スピードである」
昔は「8秒」と言われていた。しかし今は、Webユーザーは3秒しか待ってくれない。
検索というサービスで、スピードと正確性の両方を高いレベルで実現したGoogleが市場を制覇するのは当たり前かも知れませんが、その水面下で地味な努力を行っているのです。
次なるターゲットは、オンライン百科事典「Wikipedia」の買収という噂がもっぱらのグーグル社ですが、乗りに乗っている今は何をやっても好循環が働らきます。
やがて同社にも、その循環が崩れる時が必ず訪れますが、それまでにはマイクロソフト社を量的にも質的に凌駕しているように思います。
投稿者 messiah : 07:14 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月12日
黒船になれなかった? MySpaceの日本上陸
SNSの世界最大手MySpace(マイスペ-ス)が、海外市場への進出を目論んでいます。
これまで米、英、豪、アイルランドといった英語圏でのみのサービスでしたが、この9月に独・仏の市場でそれぞれテスト版の運用を開始。
ドイツ市場では月間約250万のユニークユーザーを集め、またフランス市場でも約110万のユニークユーザーを集めることに成功しました。
そして、余勢を駆って日本市場にも殴りこんできました。(ソフトバンクとの業務提携という形で)
しかし、ドイツなどでは「MySpaceのデザインはひどい」という意見も多くあり、評価はまちまち。
その証拠に、ドイツではStudivz.net、フランスではSkyblogsといった、日本でいうmixiのような地元SNSがあり、それぞれ一歩も引いていないからです。(例えば、フランス市場で先行するSkyblogsは、8月のユニークユーザー数が約590万と、今のところMySpaceの約5~6倍の規模)
あのGoogleでさえ、アジア市場では苦戦していることを思えば、異文化の壁のようなものを越えるのは難しいような気がしますね。
アップルのiTunesが日本に進出した時は、黒船の来襲と言われて、既存の旧態依然とした仕組みをぶっ壊す期待と危機感がありました。(そして現に、いろんな旧態依然が壊れていった)
しかし、今回は黒船のような騒ぎはかけらもなく、ニュース性にすら乏しい状況です。
まあ、国内のSNS各社も、あわてずに静観していて大丈夫のような気がします。それこそ、マイペースで。
q.f. CNET Japan |
投稿者 messiah : 13:25 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月11日
mixi会員は増加の一途 されど株価は...
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)国内最大手のミクシィが発表した2006年9月中間期の単独決算は売上高が19億4700万円、純利益が4億4000万円でした。
さて、ミクシィについては昨日のエントリーでも触れましたが、会員(現在600万人)が増えるに従って、mixiのネットワーク内で様々な(予期もせぬ)事件、事態が発生し、ミクシィがけっこう振り回される事が多くなっています。(そのための対策コストも、時間的ロスを含めて計算すると少ないとは言えない)
そのミクシィですが、中間決算発表の席上で記者との間で次のようなやりとりがありました。
――SNS世界最大手のMySpace(マイスペース)が日本に上陸するが、影響は?
SNSというビジネスはネットワーク外部性があること、つまりコミュニケーションがとれる人数が多いほど、ユーザーが集まりやすい。当社の9月末の会員数は600万人に達し、日本国内では強みだ。「マイスペース」は脅威ではあるが、それによって特にぶれることはない。今まで以上に努力していくが、基本的には従来どおりユーザーが望むようなサービスを提供していく。
――今後のどういったサービスに注力していくのか。
まずはメディアとして力をつけていくことが必要だ。視聴数を増やし、クライアントにとって効果の高い広告を提供していきたい。ユーザーからの面白い動画が投稿される動画投稿サイトや、第1四半期からサービスを開始している音楽情報をユーザー間で共有する「mixi ミュージック」などを拡張していく。ミクシィをOSとしてとらえた場合、今後はそれに載せていくようなアプリケーションを考えていく段階だと思っている。
――会員数が多くなった分、変化への対応が遅いという指摘もあるが。
上場することで調達した64億円の資金の使途として、いろいろな企画を考えているところだ。当面は動画や音楽への取り組みなどを最大限努力していく。先日発表したが、12月4日に携帯電話でユーザーを招待をする機能をリリースし、メッセージがみれるようになる。携帯を強化することで会員数が増加すると思っている。
――ファイル交換ソフトによるファイル流出に伴って、ミクシィで個人情報が特定されてしまう事例があったが、今後実名の取り扱いをどうしていくのか。
確かに実名でSNSで登録すると、例えば高校時代の同級生などを検索できる面白さがある一方で、個人情報をさらすリスクがある。実名を公開するレベルを選択する機能を現在開発中であり、個人情報を管理する機能を強化していく。近日中には公開できると思う。
...ということでした。
最後の質問にあった実名の取り扱いについては、会員の登録名を公開する範囲を会員自身が選択できるようにすることを明らかにしました。
これまでは、登録した名前は会員全体に公開されていましたが、名前を公開する対象を、友人のみや会員全体などというように選択できるようになります。(12月上旬から導入予定)
ただ、同社の株価は上場以来低迷しています。。。
投稿者 messiah : 08:47 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月10日
ユーザーの振る舞いに振り回されるミクシィ
先日、日本のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)最大手mixiで、「他人のページに『足あと』を残さずに訪問できる裏技がある」といううわさが流れました。
しかし、この裏技を実行すると、他のユーザーが自分のページにアクセスできなくなってしまう不具合が起きることが判明。
原因はmixiのソフトのバグでしたが、一部ユーザーは実際に実行してしまい、一時パニックに。。。
運営元のミクシィは11/6未明にこの不具合を修正し、今は騒動は収まっています。
この情報が投稿された掲示板には、「本当だ」「すごい!」などというコメントが相次いで書き込まれ、信ぴょう性が高い情報であるかのように見せていました。
ところが、この設定を実際に行うと、すべてのユーザーから自分のアカウントにアクセスできなくなる不具合が発生。(mixiのバグ)
投稿を信じて設定を行ってしまったユーザーの一部はパニックに陥り、コミュニティの掲示板で対策について情報交換をはじめたのです。
しかし、掲示板上にも悪質なユーザーが出現。
修正法と称して、ドライブをフォーマットする方法や、ドライブ内の全ファイルを削除する方法などを紹介する悪質な書き込みやウィルスソフトのURLを「対策ページ」として貼り付けるなど、もう滅茶苦茶。
ミクシィは11/6にバグを修正し、裏技を実行したユーザーの不具合も解消。コミュニティに書き込まれた解決策については「有効な方法ではない」と警告しました。
現在、悪質な書き込みをしたユーザーのアカウントや、関連するコミュニティのトピックなどはほとんど削除されています。
招待された人だけが入会できるという仕組み、友達の友達は皆友達...そんなつながりが安心感を与えて拡大してきたSNSですが、世界最大手のMySpaceは招待なしで参加できる。
SNSは世界規模で会員獲得競争時代に突入しています。コミュニティに参加するためのハードル(条件)はゆるくなり、誰でも参加できるようになりました。
結局、世界中に張り巡らされたネットとどう違うのか?
SNS運営会社はその問いに答える明確なビジョンを打ち出す必要に迫られるかも。
投稿者 messiah : 07:41 | コメント (3) | トラックバック
2006年11月09日
未来に行けなくなったタイムマシン
平成8年に、ソフトバンクの孫社長と、米メディア大手のニューズ・コーポレーション会長ルパート・マードック氏が、テレビ朝日買収を目指して株式取得でコンビを組んだことがありました。(マスコミは騒然となったが、結局この目論見は失敗に終わった)
そして今回、この往年の名コンビが復活しました。
ニューズ・コーポレーションは11/7、ソフトバンクと提携してニューズ傘下のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)世界最大手MySpace(マイスペース)の日本語版サービスを同日始めたと正式発表しました。
両社は今月中旬、日本語版サービスの運営会社「マイスペース」を折半出資で設立する予定。準備金を含む資本金は11億8000万円。
しかし、既にこの事は予測されていました。
数週間前に日本語表示のMySapceが突然画面に出て、その後出なくなった事件があり、MySpaceの日本進出は広く知られていたのです。
だから、ご本人たち(このお二人)が期待していたほどのインパクトを外に向けて発することはできなかった。(1年前に発表していたらもう少しインパクトはあったでしょうが)
二人は共に並んで記者会見に臨み、マードック会長は「日本でもネット文化が発達しており多くの支持が集まると信じている」と述べ、孫社長は「消費者が自由に表現できるマイスペースは日本にこれまでなかったタイプのSNS」と説明しましたが、なぜか二人ともさえない表情に映りました。
国内では、570万人の会員をもつmixi(ミクシィ)の市場にどう対抗するか、アメリカNo.1が日本でもNo.1になれるという確たる方程式はありません。
携帯電話ポータビリティ制度による顧客争奪線の緒戦で失敗、その事業を支えると期待していたポータルサイト(Yahoo!)事業の将来に暗雲、株価の長期低迷...
ソフトバンクにとっては、厳しい状況がオンパレード。
何かV字回復のきっかけとなるものを模索しているようです。そこに、支配力のあるアメリカ産の事業を引っぱってきた。(これがタイムマシン経営)
しかし、未来に行って未来で発展している事業を現在に持ち帰るのではなく、過去に行ってしまったのかも?
そこには過去に発展していた事業があったので持ち帰った。
二人の表情の冴えなさは、そんな現状をどこかで感じているからかも知れません。
投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月08日
インターネットユーザー層に大きな変化
調査会社ネットレイティングスによると、この数年間で、ウェブ利用者の性別・年齢構成に大きな変化があり、2001年まで20%を超えていた20歳代の構成比は、2006年3月に約12%と減少、30歳代も20歳代ほど顕著ではないものの、わずかながら減少していることがわかりました。
それに対して、40歳代以上の中高年齢層の比率が高まっており、特に60歳以上の比率は、2000年4月の3.6%から2006年3月の7.4%と倍増し、10歳代も着実な増加をみせているそうです。
ウェブ利用者の男女比率をみると、2000年まで6割を占めていた男性比率が、その後徐々に差が縮まり、2006年3月時点で、男性55.5%、女性45.5%となっています。
ネットレイティングス社では、20歳代のウェブ利用者比率減少の要因として、携帯電話端末の機能やサービス向上により、オンラインショッピングやSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)などを携帯電話で利用するユーザーが増えたため、と分析しています。
若者の多くが手軽な携帯電話に引越し、代わって、団塊世代に代表されるシニアがPCに参入してきた、という感じですね。
投稿者 messiah : 12:46 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月07日
江戸時代からの警告 少食多齟の重要性
江戸時代に、尾張藩士で俳人でもあった横井也有(やゆう)という人が、健康の秘訣として後世に残した「健康十訓」というのがあります。
- 健康十訓
- 少肉多菜(肉を少なく、野菜を多く)
- 少塩多酢(塩を少なく、酢を多く)
- 少糖多果(砂糖を少なく、果物を多く)
- 少食多齟(小食にして、よく噛む)
- 少車多歩(車に乗るより、よく歩く)
- 少衣多浴(薄着にして、陽にあたる)
- 少煩多眠(思い悩まず、よく眠る)
- 少念多笑(怒らないで、よく笑う)
- 少欲多施(欲は少なく、他人につくす)
- 少言多行(口先よりも、行動本位で)
この中に「小食多齟(たそ)」というのがあり、よく噛んで食べることの重要さを先人は示唆していました。
ところが、この「噛む」行為の大切さが戦後の食生活の変化とともに見失われ、“多食少齟”になった弊害が、現代人の体を蝕んでいるようです。
筆者はこれまで多食多齟の方でしたが、最近は意識的に小食を心がけています。(エライエライ、ボクちゃんは)
京都大学再生医学研究所では、噛む力が現代人より弱くなるであろう未来人の顔をコンピュータで予測しています。
下顎(あご)が小さくなり、目つきにも変化が見られるなど、「咬(こう)筋」の能力低下が顔全体に及ぼす影響がうかがえるとのことです。
力強く食物を噛みしめていた「古代人の顔」と比べると、違いは一目瞭然とか。
「目の周辺の骨格も変わり、視力も低下するだろう。また、噛まないことで姿勢に悪影響が出るとのデータもあり、腰痛や肩こりで悩むかもしれない」と、悪いことばっかりです。
また、下顎が小さい子供が増えているそうです。下顎が小さくなることは、歯が生えるスペースが狭くなることを意味し、その結果、歯並びが悪くなる。
「これはいけませんネ。カ・カ・かまないと...」(セリフをかんでしまった)
逆に、噛むことの効能が続々と分かってきています。
噛むことで、骨格を作る以外にも、脳内で神経伝達物質のヒスタミンが放出されるのです。
ヒスタミンが満腹中枢を刺激し、満腹感を感じることができるのです。
つまり、噛まないと、なかなか満腹にならず、食べ過ぎてしまうということ。
また調査では、噛むことで、記憶力とかかわりのある脳内の海馬のほか、想像力をつかさどる右脳までが活発になることが分かってきています。
家庭での教育不足も問題なんです。
昔は「ちゃんと噛んで食べなさい」と親が指導していた。だが、今は家庭内でのそういった指導を親ができていない。(早く食べて塾へ行きなさい)
こう考えると、江戸時代の健康十訓は見事な分析です。座右の銘にしなくては。。。
q.f. iza |
投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月06日
101,435,253 この数字は何でしょう?
WWW(ワールド・ワイド・ウェブ)にある全てのサーバー情報(OS、サーバーソフト、最終更新日付、IPアドレス、ネットブロックのオーナー、アップタイム(※)の時系列グラフ)を公開しているNetcraftの発表によると、世界で現在、101,435,253個のサイトがあるそうです。(といっても時々刻々と増えているのでこの数字はもう過去のものですが)
※ アップタイムとは... 最後にコンピュータ(サーバー)が起動してから経過した時間 |
2004年5月には5000万サイトだったのですが、2年ほどで倍増した計算です。
2005年の1年間で増えたサイトの数は約1700万。2006年は、現段階で既に約2740万ほど追加で増えました。
増加要因はブログなどが影響しているそうです。
しかし、このような数字を知らされても(いつも思いますが)どうもピンとこないですね。
はたして、その数字が凄いのか?こんなものなのか?大したことないのか?
答えを言うと、どうやら凄い増加傾向のようなのです。日本の人口に近い数のウェブサイトが世界にあると思っておけばいいでしょう。
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:42 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月05日
自分の墓の近くで死ぬのは幸せ?
オランダの新聞によると、死後に備え周到に用意していた自分の墓のそばで65歳の同国女性が死亡しました。
心臓発作が原因のようです。
女性は昨年、夫を失った後、自分の葬式や墓などを周到に準備。
一族の墓には自分の名前も刻み終えていたといいます。(但し、死亡年月日は空白でした)
女性は最期を迎えた際、遺書を入れたバッグも持っており、葬式の式次第にも注文。望みの音楽曲名も記入してあったといいます。
お気の毒というべきか、お墓の近くで死ねてよかったというべきか...
q.f. CNN.co.jp |
投稿者 messiah : 14:32 | コメント (2) | トラックバック
2006年11月04日
携帯電話が水没した! そんな時どうする?
携帯電話を水没させた経験のある方は少なくないように思います。(筆者はありませんが)
トイレにポチャン!突然の雨でビッショリ!
そうすると、大抵の場合使えなくなります。
しかし、アドレス帳などのデータが消えてしまうと困る人のために、無駄かもしれないがもしかすると...ラッキー!となる方法をご紹介しましょう。(そう言えば以前に、PCが水没した時の処置についても書きましたネ)
- 『まず電池を抜く』
ショートするおそれがあるので、電池パックが水浸しになっているかどうかにかかわらず、何よりも先にする必要があるとのこと。 - 『水分をできる限り取りのぞく』
タオルやペーパータオルを使って、できる限り水を取りのぞきます。それから携帯電話内部に入り込んだ水分を抜くために3~6の方法を試すと良いとのこと。 - 『アルコールに浸す』
アルコールには吸湿性があるので、アルコールに浸して水分を取りのぞくという方法が有効かもしれないとのことです。また通常販売されているアルコール分 70%程度のものでなく、95%程度のものを使うと水分を取りのぞいた後、電話機内に残ったアルコールが揮発してくれるそうです。ちなみにアルコールを用いた場合、接着剤などが溶けてしまうおそれがあるとのこと。 - 『ボール一杯の生米の中に入れる』
炊く前の生米をボール一杯に入れて、その中に水没した携帯電話を入れておくと、吸湿してくれるそうです。 - 『携帯電話を温める』
電話内部に染み込んだ水分を蒸発させる方法として、ブラウン管テレビやCRTモニタの後ろの部分、熱を発している部分に2~3日放置しておくのが良いそうです。そうすれば適度な熱が湿気を蒸発させてくれるとのこと。 - 『エアコンの前に置く』
エアコンの風は基本的に乾燥しているので、温風でも冷風でもよく乾く可能性が高いそうです。 - 『2~3日待ってからバッテリを入れてチェックする』
3~6の方法を試した後、携帯電話のディスプレイの中が曇っていないなど、客観的に見て水分が抜けている状態になってから電池を入れてテストします。
- ※注意事項
- ショートして完全にだめになってしまうおそれがあることから、作業途中でバッテリを入れてはいけない。
- 液漏れが起きたりするおそれがあるので、バッテリを加熱してはいけない。
- 本体が溶けたり燃えたりするおそれがあることから、高熱で乾かそうとしない。
- アルコールで水分を取りのぞく場合、アルコールのにおいが完全に消えるまでバッテリを入れない。
- 水の中に溶け込んだミネラルによって部品が腐食する可能性があり、水分がすべて抜けたとしてもそれによってショートする可能性もある。
...ということらしいですが、サッサとお店に持っていく方が結果的には速い気がしないでも。。。
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:19 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月03日
「ユーチューブ」が「ユーチューブ」を訴える
「ユーチューブ」が「ユーチューブ」を訴えたそうです。
訴えたのはutube.comで、訴えられたのはyoutube.com。
中古のチューブ製造マシンを販売するUniversal Tube社(ドメイン名utube.com)は、動画共有サイトYouTubeを探す数百万人のユーザーからのアクセスのうち、間違ってutubeと入力するユーザーが後を絶たないことから自社サイトがパンク状態になっているのです。
同社は、自社サイト「utube.com」のホスティング費用がここ2ヶ月で大きく跳ね上がり、さらにyoutube.comへのビジターでパンクすることがないように、サイトを5回も移動させなくてはならなかったようです。
同社によると、「われわれは10年前からサイトを運営している」とのこと。
この混乱は2~3ヶ月前から始まり、社員17人のUniversal Tubeのサイトには8月に6800万件のアクセスがあり、最も人気の高い製造業関連サイトの1つになってしまったのです。
ところが、10月初め、GoogleがYouTubeを16億5000万ドルで買収する計画を発表する直前、utube.comはダウンし、サイトが再び稼働するまでには数日かかりました。
米連邦地裁に提出された訴状は、YouTubeにyoutube.comの使用をやめるか、Universal Tubeが新ドメインを作成するコストを支払うよう要求しています。
それにしても間違いとは言え、一時は人気サイトに名を連ねて売上も上がっていたのではないかと思います。
もしサイトがパンクさえしなければ、むしろ、YouTube様様という結果になっていたかも知れません。
q.f. ITmedia |
投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月02日
ドメイン名の取得のコツ
インターネットでは、アドレスを入力して目的のウェブサイトを呼び出します。このアドレス(正確にはURL)はご存知のようにhttp://で始る文字列です。
http://よりも右にある、例えばgo1by1.comのような文字列をドメイン名とかホスト名と呼んでいます。
このドメイン名は、同じものが2つあると二重のアクセスが起こって支障がでるので、絶対に重ならないように国際的に管理されています。
さて、そのドメイン名もゴルフ会員権のように売買されたりします。
その昔、マクドナルドさんという一般市民がインターネットが始った頃に登録していたドメインを、あるハンバーガーショップが大金で買い取ったことがあります。
マーケティングサービス会社米Seevast傘下のドメイン資産管理プロバイダーMoniker.comが10/27にフロリダ州ハリウッドで開催したオークションで、数々のドメインが競り落とされました。
Own.com - $115,000(約1360万円)
Workshops.com - $48,000(約568万円)
Cults.com - $45,000(約532万円)
Debug.com - $15,000(約177万円)
So.net - $13,000(約154万円)
SumoWrestling.com - $11,800(約140万円)
EmergencyClinics.com - $11,000(約130万円)
Firefighter.org - $6,500(約77万円)
Blogs.info - $6,000(約71万円)
Stereos.net - $5,900(約70万円)
最も高く売れたのは「Cameras.com」で150万ドル(約1.8億円)。名前の通りカメラのショッピングサイトが落としました。
そして、売れそうで売れなかったのが地獄。HELL.comです。
筆者はこのブログを開設する時に、独自ドメインを取得しました。その時の経験ではアルファベットの中に数字を挿入すると取りやすいということです。
出たとこ勝@負ログのドメインはgo1by1。これは正にその手口です。
例えば、go to campならばgo2campという表記にすれば、もしかすると取れるかも知れません。(キャンプ道具を販売するサイトなどで使えますね)
forを4に読み換えて使う手もあります。say for meならsay4meとか。。。
参考にしてください。(えっ?ならん...スミマセン)
q.f. GIGAZINE |
投稿者 messiah : 07:55 | コメント (0) | トラックバック
2006年11月01日
母国の土に骨を埋めたい
今を去る1世紀以上前のことですが、多くのアイルランド人が飢饉・貧困・失業のためにやむを得ず祖国を離れ、その大部分が北アメリカに住みつき、現在ではおよそ4000万人のアメリカ人が、自分のルーツはアイルランドにあると主張しています。
全世界では、アイルランド移民の数は推定7000万人以上とも言われています。
ある時、北アイルランドのアントリム州出身の2人の男性が、1つのアイデアを思いつきました。
「母国の土に骨を埋めたい」と考えているアイルランド系アメリカ人を相手に土を販売するビジネスです。
「需要は、ただただ驚異的です」
「うまくいくとはわかっていましたが、これほどまでの熱烈な反響があるとは夢にも思いませんでした」
...という状況で、この土運びビジネスは今のところ大当たりしています。
この土は、0.75ポンド(約340g)あたり15ドル(1762円)で販売されます。
但し、需要だけで当てたわけではなく、彼らは米国の厳しい輸入規制を通るように、土の処理法に関する特許を取得しています。(土をアメリカ合衆国に輸出するには、口蹄疫などの病気や虫などが完全に除去されていなければならない)
既に、あるニューヨークの高齢ビジネスマンからの注文が入っていて、彼は西アイルランド出身で、10万ドル分の土を注文しました。
「私は永眠の地の候補地をふたつ考えていましたが、いま完全にアイルランドの土に埋まることに決めました……マンハッタンで」と語っているそうです。
都会は別として、土くらい豊富で入手が容易な天然資源はありません。アイルランドにあればタダ同然でも、海を越えるだけで価値が一気に上がる。
その価値を一気に高めているのは、ふるさとへの回帰を願う人間の本能でしょうか。
q.f. Excite |