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2007年07月31日
黒は地球を救えるか?
世界で最も多く閲覧されるウェブサイトがGoogleのページだとすれば、これは電力の無駄使いであると考えている人がいます。
Googleのホームページはご存知のように、Googleのロゴマークと検索窓とわずかな文字が表示されるシンプルなもの。
また、検索結果の画面も大部分が白く表示されます。
と言うことは、モニタにすればその白い部分を表示させるドットを、常に最大の力で白くしなければならない。つまり、電気を食う。
だから、Googleの背景色を黒に変えるとエネルギーが節約できるという議論が生まれました。
実際に、背景を黒にしたBlackleというサイトがあります。
Googleのページを表示すると74ワットの電力を消費するが、背景色が黒だと59ワットに抑えることができるそうで、Googleが背景を黒にしてしまえば年間に750メガワット時の電力を節約できるというのです。
一方で、米紙Wall Street Journalの主張では、液晶モニタでは全くこの差が出ないと懐疑的です。
黒は地球を救えるか?
投稿者 messiah : 07:46 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月30日
この夏、大阪のセミが倍増
大阪市立大学と同市立自然史博物館で蝉(せみ)の数を調査しているグループが、今夏はセミが去年の2倍以上発生すると予測しています。
グループは、蝉の抜け殻調査を14年前から実施しており、そのデータから今年は4年に1回の大発生の年に当たると推測しています。
蝉の数は毎年、交互に増減していて、4年に1回のわりで大発生していることが判明しています。
蝉の発生数になぜ規則性があるのかはまだ分からないのですが、蝉の幼虫が木の樹液を吸える根付近の“席”の数が決まっていて、ある年にたくさん占められれば、別の年は数が限られてくるためではないか」と推測しています。(大阪市立大学の沼田教授)
今年の発生数は約3万8600匹と推測されており、前年が約1万6000個だったため、発生数は2倍以上になる可能性があるといいます。
大音量を出すクマゼミが集まる大阪市東住吉区の長居公園では8月25日から世界陸上競技選手権大阪大会が開催されますが、外国選手たちはビックリするのでは?
投稿者 messiah : 12:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月29日
歴史のデジャブ 数十年前の自分を映す鏡
原料に中国製を使っていないことを宣言する、いわゆる“チャイナフリー”の小売店が米国で急増し、それに中国が強く反発して、両国の関係が悪化しています。
チャイナフリーのきっかけは、ペットフードに含まれていた有害物質によって多数のペットが死亡したことに端を発し、その後もいろんな製品から続々と有害物質が発見されて中国製品に対する不安が不信につながった結果です。
それにしても、オリンピックを目前にして米中両国の友好ムードが一向に良くなりません。
追い討ちをかけるようにして、政治に絡むややこしい問題がまた浮上してきました。
米映画監督スティーブン・スピルバーグ氏は、中国がスーダンのダルフール紛争に対する姿勢を変えない限り、来年の北京五輪の芸術顧問を辞退するかもしれないと語ったそうです。
米国では、中国がスーダン政府によるダルフール地方の虐殺を黙認しているとの批判が強まっています。
スピルバーグ氏のスポークスマンは「数週間のうちに決断する。我々の主要な関心は虐殺をやめさせることにある」と語っています。
どうも、まずいなあ。。。
表向きは世界平和のための祭典、しかし実質は中国にとって国威発揚の手段である北京五輪は、欧米や日本から見ると、昔の世界大戦時代の帝国主義に通じるものを連想させます。
欧米も日本も、先の大戦で大量の死者を出して戦争にはさんざん懲りている。(ヨーロッパで戦争が起こることはもう考えられない)
しかし、中国を筆頭とする新興国の発展は正にこれからが本番。その過程で、かつて欧米や日本が経た同じ道をたどろうとしているかのように思います。
但し、スピードが格段に違います。
中国が猛烈な速度で先進国を追いかけていけるのは、科学技術や情報技術の急速な発展とインターネットという発信源があるからです。
しかし、ハード(形)をまねてもソフト(運用)がほとんど追随していないのが現状。その矛盾がいつ、どんな形で出てくるのか。
今や、世界の市場に物資を供給する国になっているだけに、その影響は計り知れないものがあります。
投稿者 messiah : 09:10 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月28日
肥満はあまねく、いたるところに?
このまま太り過ぎの増加が続けば、2015年にはアメリカの成人の75%が太り過ぎの状態に陥ってしまう。
ジョンズ・ホプキンス大学の研究チームは、これまでに発表された米国政府の統計や体重などに関する論文を分析してこのように結論づけました。
研究チームが太り過ぎや肥満の基準に用いているのは、身長と体重から計算する体格指数(BMI)と呼ばれるもの。
そう言えば、このBMIという指標が、最近は生活習慣病の尺度のごとく幅を効かせています。
BMIが25以上を太りすぎ、30以上を肥満として、ともに心疾患や糖尿病、がんの発症率が高くなるとされています。
身長170cmの人なら、1.7×1.7×22=63.6kg。この22というのがBMIで、これが標準らしい。(男女でちがうはず)
筆者は、1年前には25くらいありましたが、今は23です。(腹八分の食事の効果かな?)
それにしても4人でゴルフに行ったら3人は肥満。「はあはあ、ぜいぜい」言いながらコースを回る...
あまり絵になりませんね、これは。
投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月27日
最後まであきらめなかった老人
テレビを見る機会がうんと少なくなった筆者ですが、たまたま昨日NHKの番組を見ていて考えさせられることがありました。
既にニュースで知っている方もおられるでしょう。
80歳の老人が、自転車に(テントなどの)40Kgの荷物を載せて、日本全国一周に挑戦した物語。それを老人の日記と共に紹介するドキュメント番組でした。
老人は訪れたあちらこちらで若い人たちと交流しながら、様々な苦難を乗り越えていきます。
転倒して骨折したり、足が動かなくなったり...その日その日のことが日記に綴られているのですが、常に前向きで進んでいく。
ある宿舎で、未来に夢をもてなくなって悩んでいる青年らに、「勇気をもってあと一歩前に出てください」と語るシーンがありましたが、青年らがその時のことを振り返って「打ちのめされた気がした」と述べていました。
ご本人はその後、長崎県で肉体の限界が訪れたため妻に電話して「もう自転車はこげない。荷物を送るから受け取ってくれ」というのですが、再び気を取り直して自転車に乗り、出発点の長野を目指していくのです。
ネバーギブアップ。あきらめない人です。
出発地点まであと20Kmまで来た地点のトンネル内でトラックと衝突して亡くなるのが誠に残念なのですが、この老人の前向きさはどこから生まれてきたのか?
私の直感では、その方はけっして強靭な精神の持ち主とはいえないような気がします。
むしろ、一人の弱い人間のように思いましたが、日記には「朝、目が覚めたらその時から青春だ」といったことが書かれていて、驚かされました。
この方を突き動かす何か原動力があったはずですが、あきらめないことって大切なんですね。
と偉そうに言いながら、今日もどこかで何かをあきらめている自分を反省。
投稿者 messiah : 07:54 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月26日
ケイタイは縛らない 縛られる自分がいるだけ
子供にとっては楽しい玩具(おもちゃ)、大人にとっては自分を縛る鎖(くさり)。
その名は、携帯電話。
そんなわけで、大人の中から「携帯に縛られない暮らしを」という願望がめばえ、カナダで実現する方向になりました。
所は、カナダ西部のブリティッシュコロンビア州のニューデンバー村。
この村は、ブリティッシュコロンビア州南東部の谷間に位置していて、かつては鉱山開発の拠点としてにぎわったこともありましたが、住民は現在わずか600人。
地元で携帯を使っている住民はいません。
村の経済開発担当は、携帯の騒音がない、静かな自然環境で暮らしたいと願っている人も多いはずと移住者の到来を期待しています。
ゆくゆくは、携帯電話の着信音、会話とは無縁な静かな環境の観光地を目指すそうです。
手始めに、電話会社が周辺地区に計画している携帯用の通信施設の建設計画を取り下げるよう要望しています。
但し、住民に高速のネット通信を提供する環境は整えているとか。
携帯電話は公私を問わず、住む環境を問わず、人々の生活に入り込んでいますから、脱ケイタイ志向も多いでしょう。
しかし一方、持ったことのある人は、その便利さを誰もが享受していることも事実です。
ケイタイが自分を縛るのではなく、ケイタイに縛られる自分を何とかしないとダメですね。
ニューデンバー村に移住しても、影でこっそり携帯を使ってしまう人にならないように。
投稿者 messiah : 07:34 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月25日
ウィキペディアンの逆襲
オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の内容を充実させることに熱心なWikipedianと呼ばれる人たちがいます。(正式には執筆者・編集者)
権威ある大百科辞典として君臨してきた「エンサイクロペディア・ブリタニカ」は、Wikipediaの内容の信憑性を疑ってきました。
最近ではその正確性をめぐって、Wikipedia支持派とエンサイクロペディア・ブリタニカの間で、誤り指摘合戦が展開されてきました。
はじめは、エンサイクロペディア・ブリタニカが仕掛け、Wikipedia支持派が反論し、そのうち第三者が乗りだして判定をした結果、あまり大差がなかったのです。
両者引き分けの様相がありましたが、ここにきてWikipedianの逆襲が始まりました。
彼らはエンサイクロペディア・ブリタニカから見つけた大量の間違いを集めた記事をネットに公開しています。
ブリタニカの間違いには、クリントン元大統領の正式な名前から安全剃刀の発明者、さらには数学におけるNP問題の定義に至る様々な分野にまで及んでいます。
これらはWikipediaでは修正済みで、いくつかに関してはWikipedianからの通報を受けてブリタニカ側でも修正されたと言います。
誤りが修正されることは多いに結構。
購読者にとってプラスになるのは確実なので、ここは意地になって、相手の誤りを見つけて指摘しあってもらいましょう。
ただ...オンライン百科事典は一瞬で書き換わりますが、現物の百科事典はそうはいかない。
現物の百科事典は今後もなくならないだろうが、オンライン百科事典に主役の座を明渡す日は遠くないように思います。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月24日
黒人か女性か アメリカ国民の選択肢
米紙ワシントン・ポストとABCテレビが発表した合同世論調査結果によると、黒人(アフリカ系米国人)が大統領に選出されることを容認すると答えた人は86%に上り、同様に女性大統領の容認は79%だったそうです。
次期米大統領選には、民主党から女性のヒラリー・クリントン、黒人のオバマ両上院議員が出馬しています。
男女の性差別、人種差別が薄れてきた結果かもしれませんが、それにも増して、長い間続いてきて疲弊した旧態依然の世の中に国民が飽き飽きしているような気がします。
どちらに転がっても、アメリカに新風が吹き、変化が起こる?
後になって、「やっぱり白人男性に大統領を任せるしかない」となったら寂しいですから、風が吹くことを期待しましょ。
投稿者 messiah : 07:40 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月23日
航空機事故で助かる可能性
飛行機嫌いの人がいます。
筆者もその一人ですが、特に離陸の時のいやあな緊張感は何度経験しても慣れません。
しかし、ビジネスマンともなればイヤでも乗るはめになることでしょう。
最近になって航空機事故もけっこう起きています。
「いざ事故に遭遇した場合、飛行機のどのあたりの座席に座っているとより安全か?」について、米国家交通安全委員会はここ36年間の航空機事故のデータを分析しました。
その結果、「できるだけ後ろの方に座ったほうが助かる可能性が高い」という結論が出たようです。
データによると、後部座席に座った人は、前部座席に座った人に比べて40%近くも助かる可能性が高かったと言います。
でも、乗らなければ助かる可能性は“無限大”に近く高いと思いますね。
投稿者 messiah : 19:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月22日
あまりにも急激すぎたのかもしれない
「進化」というのは“戦い”の産物であると思っています。
唐突ですが、ダーウィンが提唱した「進化論」を支持する人が圧倒的に多い中、「科学的に考えて進化論は誤りで聖書の記述通り神に創造されたのが正しい」とする意見もあります。
筆者ごときの見識をもって真偽を正すつもりはないのですが、生命誕生から40億年経たとされる現在において、個々の種(生命体の種類)が、自分の生存を賭けて自己改良を繰り返してきた歴史であることは明らかです。
地球環境への順応、敵から身を守る、効率よく獲物をとる...生命進化の過程は、まさに“戦い”の歴史といっても過言でないでしょう。
その戦いを勝ち抜いた「ヒト」という種に、彼らの繁栄を決定づける「二足歩行」という進化が太古の昔に起ったのはよく知られています。
この進化のきっかけが、「エネルギー節約」だという説を裏付ける実験結果が、米国の研究者によって米科学アカデミー紀要(PNAS)に発表されました。
米ワシントン大学とアリゾナ大学、カリフォルニア大学デイビス校の研究者らは、遺伝的にヒトに近いチンパンジー5頭に、酸素吸入量などを調べる機器を装着し、トレッドミル(ランニングマシーン)の上を歩かせエネルギー消費量を測定しました。
その結果、二足歩行時と四足歩行時における消費エネルギー量について、個体差が非常に大きなことが判明しました。
ある個体は、二足歩行時の方が四足歩行時よりも、より少ないエネルギーで済みましが、ある個体では二足歩行時と四足歩行時で、消費エネルギー量はほぼ同じでした。また、ある個体では、二足歩行の方が四足歩行よりも、より大きなエネルギーを必要としました。
一方、ヒトにも同様の実験を行ったところ、ヒトでは二足歩行時の消費エネルギー量が、四足歩行のチンパンジーの約4分の1と、二足歩行の方が効率がよかったのです。
この結果から、ヒトとチンパンジーの共通の祖先のうち、二足歩行の方が消費エネルギー量が少なくてすみ、より広範囲にエサを探すことが可能となり、繁殖機会が増え、そこから二足歩行する個体が増えたと述べています。
最終的には、二足歩行をするグループと、四足歩行のグループが別れて、別の種になったと考えられると推測しています。
効率化といっても、畢竟(ひっきょう)は生存を賭けた戦いの手段であると考えられます。
かつては、自分以外の種から身を守らなければいけなかった。(恐竜、爬虫類、猛獣etc.)
しかし、二足歩行が可能になって脳が進化し、手を使うようになって異常な速さで強くなったヒトに敵はいなくなった。
ところがいつの間にか、同じ種同士が自己主張をしあい、限られたパイをとりあって相手を滅ぼそうとしているのが現状です。
生命体には、戦うことが本能として刷り込まれているのだろうか。
戦いや争いを好まない人が世界にはもっと大勢いるはず。同じ仲間同士で共食いしないように自制し、他を尊重する心を大切にする“文明”はどこに行ったのだろうか?
ヒトが誕生し、「紀元」という時間軸で歴史が整理され、記録が残っている期間はたかだか2000年であり、生命誕生から現在に至るまでの2,000,000分の1という無限に小さな時間帯にすぎないことを知ると、その繁栄と衰退もまた極めて短いインターバルになることが懸念されます。
ヒトの進化は、あまりにも急激すぎたのかもしれない。
投稿者 messiah : 09:51 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月21日
フェイク・スティーブのブログ
カリスマと言えば、アップルのCEOスティーブ・ジョブズ氏。
Macintoshでパソコン業界に変革をもたらし、PixerでCGアニメの常識をひっくり返し、iPodをかかげて音楽業界を変えてしまった男。
すい臓ガンに冒されながら奇跡的に復活。
今度は、iPhoneで携帯電話業界に大きなイノベーションをもたらそうとしている。。。
IT業界で最も成功したのはビル・ゲイツではなく、この男になる可能性が高まってきました。
そんな世界から注目される男が、ひそかに個人ブログを公開している?
今、注目の男・スティーブ・ジョブズを名乗るブログが人気を集め、その正体探しがシリコンバレーではブームになっています。
ブログは昨年6月に始まったのですが、自ら「フェイク(偽)スティーブ」と名乗り、ジョブズ本人が書いていると見せかけるようなことはしていません。
しかし、匿名ブログながら内容がウイットに富み、またアップル社やシリコンバレーのハイテク業界の内情が生き生きと描かれているため、最近ではシリコンバレーの「必読ブログ」的存在にもなっています。
iPhoneが発売された6月29日には、「世界が変わった日」という書き込み。
アップル社員に語りかけるという趣向で「私はあなた方を裏切り、侮辱し、理由もなくクビにし、限界を超えてこき使った。だけどiPhoneの開発にかかわることができたのだから、いいじゃないか」と、唯我独尊ぶりで有名なジョブズをちゃかしています。
ブログの人気上昇とともに書き手の正体探しもヒートアップし、著名業界記者らが次々と名指しされては否定する騒ぎとなっています。
それでは、こちらをご覧になってあなたの目で確かめてください。
投稿者 messiah : 14:28 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月20日
明暗が分かれそうな競技
テレビのニュースで衝撃的な映像を見てしまいました。
先日行われた陸上ゴールデンリーグのローマ大会で、男子やり投げのテロ・ピトカマキ選手(フィンランド)が投じた“やり”が、男子走り幅跳びのサリム・スディリ選手(フランス)の脇腹に突き刺さるという衝撃のシーンです。
痛い!ではすまないだろうなあ...
スディリ選手の怪我は幸い軽傷で手術の必要はなかったようですが、それにしてもコワい話です。
9月にはイタリア・リッチオーネで世界マスターズ陸上競技選手権大会が開催されますが、同大会の当局者は安全のため、やり投げの競技場を他のレーストラックから離れた場所にすると発表しました。
それにしても。。。
やり投げの選手は他から隔離されたようなかんじで、これでモチベーションあがるのでしょうか。
競技に集中できる選手と、そうでない選手の間で明暗が分かれそうです。
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月19日
ウナギのピンチヒッター
ようやく明けたようです。ジメジメ・シトシトの時期が。
日差しが出て爽快なのもつかの間、これからまた延々と暑い日々が続いていきます。
感覚的には、1年の半分くらいが夏になっているような...
まあ、こうなったらウナギでも食べて精をつけるしかないか。
ところが、そのウナギが大変。
30日は「土用の丑(うし)」の日ですが、EUや台湾からウナギの稚魚が輸出規制されそうなうえに、中国がウナギ加工品の対日輸出を禁止するなど、えらいことになっています。
そんな中、注目されているのがアナゴ。
ウナギほど脂質が多くなく低カロリーで、ビタミンAやEが豊富なので夏バテ防止や美容にいいとされています。
但し、アナゴはウナギと同じく卵からの養殖が難しく、天然の稚魚を捕獲して成熟させる必要があり、養殖法はまだ確立されていません。
はたしてアナゴは、ウナギのピンチヒッターとなれるでしょうか。
投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月18日
景気と自動車の色
中古車買い取り大手のガリバーインターナショナル社の調査によると、景気がいい時は黒色の自動車が売れるそうです。
2000年から2006年に同社が取り扱った中古乗用車を新車登録年別に分類し、各年の車体の色の比率をまとめた結果。。。
2006年に新車登録した車の場合、黒系が全体の27%、グレー・シルバー系が23%と、計50%を占めました。
一方これらの黒・グレー系の色は、バブル崩壊後に落ち込み、1995年には34%まで低下。その後、景気上昇と伴に人気を持ち直し、2000年以降に増加傾向が強まったそうです。
対照的に、赤、黄、青、緑の4色系の車の比率は1995年登録では47%あったが、その後減少し、2006年登録では21%まで落ち込んでいます。
ガリバーによると、「景気がいいと生活に余裕が生まれ、高級感漂う暗い色の車を求める傾向にあるようだ」と分析しています。
白や黒は色というより明るさ(明度)の両極ですから、だれが見ても飽きない色。
好景気で、商い(飽きない)ますます繁盛。今日もダジャレでしめましょ。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月17日
意外に健闘した日本
なんだか分かりますか?この順位と数字。
- 米国 77.4
- 日本 72.7
- 韓国 67.2
- 英国 67.1
- オーストラリア 66.5
- 台湾 65.8
- スウェーデン 65.4
- デンマーク 64.9
- カナダ 64.6
- スイス 63.5
英Economist Groupの企業情報部門Economist Intelligence Unitが、世界60ヶ国以上のIT競争力を調査した結果です。
競争を促進するビジネス環境、ITスキルの提供力、革新の受容力、世界レベルのテクノロジ・インフラ、堅牢な法体制、バランスの取れた政府支援などを総合的に分析し100点満点で評価したものです。
意外に健闘した日本。
底力はある。自信をもたねば。
投稿者 messiah : 20:42 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月16日
IT企業の評価でグーグル圧勝
「もしあなたが自由に選べるとしたら、どの会社で働いてみたい?」
街角でインタビューをされたとします。
筆者なら「特にありませんね」とぶっきらぼうに答えるでしょう。
強いて言えば。。。パタゴニア
就職・転職情報サービスの日経HR社の調査によると、IT技術者が働いてみたいIT企業のトップはグーグルでした。(今年3月末から4月初旬にインターネットで調査し、IT技術者1173人から得られた回答から)
グーグルは将来性や先進性などに対する技術者の評価が他の企業を圧倒しました。
回答者の32.6%がグーグルを選び、2位の日本IBM(23.3%)や3位のマイクロソフト(22.8%)を大きく引き離しました。
グーグルは今が頂点かも知れないし、まだまだ伸びるかもしれない。
しかしそろそろ、将来グーグルのライバルとなる“何か”が“どこか”で芽生えているのではないでしょうか。歴史は繰り返すといいます...
投稿者 messiah : 09:18 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月15日
本当にエポックメイキングなもの
セカンドライフ、セカンドライフ、セカンドライフ・・・
また、セカンドライフか。
と思われることを承知の上で、本日の話題もセカンドライフ。
(お断りしておきますが、セカンドライフの回し者ではありません)
ただ、この仮想空間がインターネットが誕生して以来、あまりにもエポックメイキングなものだから書かずにおれないのです。
考えても見れば、これほどインターネット向きのものが他にあるでしょうか?
ホームページやオンラインショプはネットでなくても実現できる。(現に会社案内やカタログ通販がはるか前から存在する)
また、Yahoo!に代表されるポータル(玄関)サイトも、専門誌・情報誌の形で昔からあった情報媒体をネットという舞台に移しただけです。
ウェブサイトの99.9%が、過去から存在している情報提供スタイルをネットというステージに移して、ネット独自の機能を加味したものに過ぎない、と断言してしまいましょう。(異議を自ら包含しつつも)
そこに彗星のごとく現われたのが「仮想世界」「仮想空間」。
実体のつかめない、不気味な、どことなく怪しげな...異次元世界です。
人は怖いものを見たくない。しかし、怖いものほど見たくなるという不思議な本能を持つがゆえに、この異次元世界に引き寄せられていくのです。(怖いとわかっているお化け屋敷やジェットコースターが遊園地の定番になっていることからも明らか)
ところで、こういう仮想世界が、過去に現実世界で提供されたり、サービスとしてあったでしょうか?
もちろんありません。ありっこない。これはネットでしか実現できない。だから、エポックメイキング【epoch-making:ある分野に新しい時代を開くほど画期的な状態】なのです。
これは注目せざるを得ませんね。おっと、話のマクラが長くなりました。
昔から新人歌手の登竜門といえば、歌唱コンクールやテレビ番組でした。【※登竜門(とうりゅうもん):立身出世や成功のための関門となる舞台】
しかし、歌手のデビューが仮想世界で行われたとしたら・・・
背筋が寒くなると同時に、これから何が起きてどんな結末になるのか?興味深々ではないでしょうか。
お化け屋敷やジェットコースターとは異なり、仮想世界では結末が誰にもわからない。そんなところに一層、人を引き寄せる魔性の何かがあるのです。
トランスコスモス傘下のネットベンチャー・ウェブスタージャパンは、ビクターエンターテインメントからメジャーデビューする歌手KEIの宣伝活動をセカンドライフ上で実施すると発表しました。
KEIという歌手は、ビクターエンターテインメントに所属する実在の歌手です。
KEIは現実世界でのコンサートなどは一切行わず、セカンドライフ上でアバターと呼ばれる分身を使った歌手活動を行い、CDやネット上での楽曲販売につなげていく予定だそうです。
セカンドライフ利用者は、サイト内で行われるKEIのコンサートや、さまざまなイベントに無料で参加できます。ファンとの交流会なども検討されています。
ウェブスターは今後、アップルのオンライン楽曲販売サイト「アイチューンズ・ストア」に利用者を誘導する仕掛けなども構築していく計画とのこと。
素顔見たさに現実世界でマスコミ等が歌手KEIを追いかけてくれれば、ただでプロモーションできる可能性もある。(一粒で二度おいしい)
これこそネットでしかできない技です。
仮想世界にはネットだけのメリットを享受する要素が本質から備わっていると思います。
今はアイデア一本勝負の時期。大中小関係なく同じ土俵で相撲がとれる。
事業拡大を考えている方は、今からでも遅くない。参加し研究しておくべきでは?
投稿者 messiah : 07:30 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月14日
中小企業こそ、挑戦してみるべき
これまで何度も紹介してきたネット上の仮想空間サービス「セカンドライフ」に、野村證券が金融機関としては初めて出店するそうです。
仮想店舗内ではアバター(仮想空間での分身)がタッチパネルを操作して、投資情報や商品に関する情報を入手できるほか、疑似投資セミナーも開催する予定です。
また、「セカンドライフ」を運営する米リンデン・ラボは7/13、セカンドライフ日本語版の試験提供を始めました。
利用者が最初に訪れる「オリエンテーションアイランド」(生活のイロハを案内する)の表示や操作画面などの言語を日本語化。
これまでは全て英語表記でしたが、日本語にすることで日本人の利用者拡大を狙っています。
リンデン・ラボ社によると、現在の「セカンドライフ」の利用者数は全世界で約800万人。そのうち日本人は約17万人とのこと。
一時、この仮想空間内でいろいろな問題が起きました。
しかし、ここ最近は、大手企業の進出が相次いでおり、コストをあまりかけないで店舗を増やし、企業の広告塔として利用する動きが活発になっています。
大企業は余剰資金を利用して自分たちのオリジナルな支店・出張所を出していますが、本来は大企業よりも中小企業が広報の一環として活用すべきものだと思います。
ここで(仮想空間で)土地を購入して建物を建設するコストは、現実世界とは比較にならないほど小さい。
中小企業こそ、セカンドライフに支店開設!挑戦してみるべきではないでしょうか。
投稿者 messiah : 08:45 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月13日
「ビリーズ・ブート・キャンプ」が人気
「ビリーズ・ブート・キャンプ」とやらが話題になっています。
新聞によると、任天堂が「ビリーズ・ブート・キャンプ」を想定したようなゲームソフトと器具を出すとか。
日本でもさまざまな減量法が登場し、結局「楽にやせられる方法はない」と多くの人が気付き始めたところに、この「ビリーズ・ブート・キャンプ」が彗星のごとく登場したようです。
速射砲のように繰り出されるビリー氏のトークも欠かせない魅力だそうです。
とにかくDVDを買ってみるしか理解しようがない。(どうしよう?)
ところが、オンライン百科事典Wikipediaには既に登録されています。
同サイトの説明では、ビデオの映像に従って運動し、7日間でダイエットプログラムを消化するという、短期集中型のエクササイズ、とあります。
普段、運動から遠ざかっている人には過酷である反面、正しく実行できれば激しい有酸素運動により、エクササイズ効果を期待できるプログラムのようです。
米軍の新人向け基礎訓練である「ブートキャンプ」からとった名称とのこと。
なにが流行るかまったくわからない世の中です。
そのうち、二匹目のドジョーならぬ“ブートキャンプ”が出てきそうな予感がします。
投稿者 messiah : 12:46 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月12日
「カラオケバー」を禁止した国
この国でなければ、ビックリするところですが。。。
この国ならばありそうな話。
韓国の対北朝鮮援助団体「グッドフレンズ」は、北朝鮮当局が外国文化の流入を阻止するため「カラオケバー」の閉鎖を決めたと発表しました。
北朝鮮の人民保安省は、カラオケバーの閉鎖は反社会主義の思想的な広がりを防ぐための措置、と述べているそうです。
北朝鮮は過去にも外国文化の浸透を警戒する措置を講じており、韓国の大衆文化への接触を禁止しています。脱北者によると、韓国文化は北朝鮮住民に人気で、テレビドラマや映画のディスクの密輸が多いといいます。
異国文化を排斥して、ますます孤立する国...何処に行こうとしているのか?
投稿者 messiah : 20:59 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月11日
いまどきの話題20選
-
グーグル検索で急上昇のトップ10
- MAZDA
- 華原朋美
- 渡辺二郎
- 羽賀研二
- iPhone
- 吉川銀二
- 裕木奈江
- 金田久美子(高校生ゴルファー)
- 大塚ちひろ
- 小池百合子
-
ブログで話題のトップ10
- サムライうさぎ(漫画)
- iPhone
- E-510(一眼レフカメラ)
- スカイプ
- skype
- MovableType
- W54T、jquery
- brandnew J(インターネットラジオサービス)
- X01T(スマートフォン)
世相を反映してますね。あまり明るい世相ではないのが残念ですが。。。
投稿者 messiah : 07:52 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月10日
“無題”ということにしておきます
健康だけは自信あり。
と思っていた筆者でしたが"寄る年波"に勝てず、先日のことですが精密検査を受けました。
昔は胃カメラと言い(今でも言うが)、口からカメラを飲み込むという恐ろしい検査です。
筆者の場合は、大腸も合わせて検査しました。
世が世なら逃げ出してしまうところですが、近代医学の発達のおかげで無事に終えることができました。
しかも、ウトウトとしている間に検査は終わってしまい、目覚めたら全て完了していました。
そして、今日はその検査結果を聞くために医院を訪問したのでした。
ポリープの小さいのがあったのですが、内視鏡手術で除去し、組織を調べたら良性と分かって"一件落着"。
これで消化器の健康は保証された。気分爽快!
あれ?
今日のようなエントリーを、普通は「ブログ」というのかも知れないなあ。
投稿者 messiah : 20:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月09日
キシリトールは犬には有害?
ペットは、高校生の頃に金魚を飼育していたことがありますが、その後まったく縁がありません。
金魚は水槽の中。ある意味で人間とは異次元の世界の生き物。
だから、人間と次元を同じくする犬や猫などのペットを飼っている人が、どんな気持ちで生き物と交流しているのか、よくわからないのが本音です。
そう言えば、金魚を飼っていたが飼育が面倒になって最終的には死んでしまった悲しい思い出があり、それからというもの、生き物は中途半端な気持ちで飼ってはいけないと思ってきました。
それは今でも変わらないのですが、改めて“中途半端でない気持ち”でペットを飼おうというきっかけがないのが現状です。(いつかもっと年老いたときに飼っているかも知れません)
さて、ペットとしてもっとも多いのがおそらく犬でしょうか。(猫かも知れませんが)
筆者は口臭と眠気防止のためにガムを愛用しています。その中にはキシリトールという物質が含まれたものが多い。
このキシリトールなる物質ですが、低カロリーで虫歯の原因になりにくいとされ、人間用の食品では砂糖の代わりに広く使われている甘味料です。
ところが、アメリカ獣医学協会がキシリトールは犬には有害となる危険性を指摘しました。
愛犬家には常識かもしれませんが、犬で有害なら人間にも...と思ってしまいます。
キシリトールを人間が摂取しても血糖値を急に上昇させることはないが、同協会などが昨年10月に行った発表によると、犬がキシリトールを摂取すると逆に強力なインスリン分泌作用が働き、血糖値が急激に低下するとのこと。
30分ほどで元気がなくなり、ふらつき、虚脱などの症状が表れ、ときには生命の危険もある。「犬の体重10キロあたりキシリトール1グラムの摂取で治療が必要になる」と述べています。
愛犬家は要注意です。但し、キシリトールは人間の体によくないという結論が出たわけではありません。
人間には害はないからといって、それを別の生き物にそのまま応用することに問題があるように思います。
投稿者 messiah : 07:27 | コメント (2) | トラックバック
2007年07月08日
グーグルの囲い込み戦略 日本でも進行中
グーグルは、世界の教育機関(大学、大学院など)をターゲットにして、将来のユーザーの青田買いを始めているようです。
企業が長く繁栄するには、現在のカスタマーが時間と共に移り変わり、次世代・次々世代へと変遷する過程を考えて長期計画を立てる必要があります。
インターネットであれば、次世代・次々世代にあたるのが現在の学生たちということになります。
吸収力や好奇心が強く、初期に学んだ事や学んだ環境が価値判断のベースになるとすれば、彼らにグーグル製品を早い時期から使い慣れさせておくという戦略です。
そのための初期投資は惜しまない。
グーグルだけがやっているわけではありませんが、既に彼らは十年後の世界を想定して動いているように思えます。
そういったアプローチの中で、慶応大学はグーグルと提携し、学内図書館に所蔵する古書約12万冊を電子データ化し、インターネットで公開することを決めました。
データ化するのは、室町時代から江戸時代にかけて作られた御伽草子(おとぎぞうし)など和装本9万冊と、明治から昭和初期の文献3万冊です。
著作権保護期間が終わったこれらの本を撮影し、文字の読み取り処理をしてデータ化します。
作業はグーグルが担当。8月から開始して作業を終えたものから順次公開していく予定です。
一般のネットユーザーには、そこに行かなければ入手できなかった情報、もっと言えばその存在すら知らなかった情報をどこにいても見れる、という利便が提供されます。
グーグルはスキャニングという投資を行う代わりに、慶応大学との関係強化を図ることができて、グーグルが開発するサービスの実証実験をする場が得られるわけです。
それが学生の標準ツールとなれば、次々にグーグルを標準とするユーザが作られて行く...
現実にはそううまくいかないと思いますが、ちょっとこわい気もします。
投稿者 messiah : 09:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月07日
ビル・ゲイツを歴史的に超える第一歩
発売開始から3日間でアップルが売ったiPhoneは70万台になり、売上は3億5000万ドル(約428億)以上、その利益は2億ドル(約245億円)以上になると、アナリストが分析しています。
アップルが用意していた小売店用のiPhoneはすでに半分以上なくなっており、アップルの直営164店舗中95店舗とAT&Tの小売店1800店でも在庫がほぼ空になったとのことです。
出足好調。
ネットでも概ね好意的な評価が流れています。
これが成功すれば、スティーブ・ジョブズは、事業推進途中で引退したビル・ゲイツの存在を歴史的に超えるでしょうね。
投稿者 messiah : 11:27 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月06日
「女性はおしゃべり」は間違い?
女性は“おしゃべり”だと考えている男性諸君!
それ、間違いです。
米国アリゾナ大学などの研究チームが7/6付の科学誌「サイエンス」に発表した調査結果では、アメリカとメキシコの大学生計約400人を対象にした調査で、日常生活で発する言葉の数は男女でほとんど差がないことが分かりました。
研究チームは、一日中装着していても気にならない小型のデジタル録音装置を開発。
1998年から2004年にかけ、17歳から29歳の大学生の女性210人、男性186人の日常会話を、2日間から10日間録音し、男女それぞれが1日に発する単語の数を計測しました。
その結果、女性は1日平均16215語、男性は15669語を発していましたが、これは統計学的に意味のある差ではなく、むしろ個人的な差異が大きいことが分かりました。
とは言うものの...
今回の検査対象は大学生のみ。もっと年齢が上の層でも実験してほしいと思います。
いわゆる“大阪のおばちゃん”といった方に録音機を取り付けてもらい、同じ条件で“大阪のおっちゃん”と比べてみたらどうでしょうか。
結論はそれから...ということで。
投稿者 messiah : 08:15 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月05日
栄枯盛衰というにはまだ早すぎる
蒸し蒸しする毎日が続いています。
今年は空梅雨か、と思っていたのが1週間ほど前。
突然、連日の雨模様に変わりましたが、気象庁は「梅雨入り」をまだ宣言していません。(していたらすみません)
雨が降った、やんだ、という現象でうかつに宣言しては、後から矢が飛んでくるからでしょうか。
異常気象が恒例行事になっている昨今の地球では「予報」はあてにならないし、参考意見として割り切ってあげればと思います。(気象庁のプレッシャーも軽くなる)
それでも70%以上は当たっているのですから。
さて、天気予報は70%ですが、こちらの方は“大どんでん返し”があったようです。
ゲーム機の競争で、ソニーが7割のシェアを占めていた米国市場で、任天堂のWiiの売り上げがPS3を上回り、業界に大きな衝撃を与えています。(1月の統計)
ゲーム情報誌大手・エンターブレインが発表した2007年上半期(1~6月)の国内ゲーム市場統計によると、家庭用ゲーム機では据え置き型、携帯型とも任天堂がソニーを圧倒しました。
据え置き型の国内販売台数は、任天堂「Wii(ウィー)」が177万台に達し、50万台のソニーの「プレイステーション(PS3)」に圧勝しました。
携帯型でも「ニンテンドーDS」が372万台だったのに対し、「プレイステーション・ポータブル(PSP)」は102万台にとどまり、据え置き型、携帯型とも任天堂の販売台数がソニーの3倍強と大きく突き放した格好です。
あれほど強かったソニーがどうして?
栄枯盛衰というにはまだ早すぎるから、ソニーの巻き返しに期待しましょう。(因みにわが家はDSです)
投稿者 messiah : 08:22 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月04日
ネットでの評判は第二の履歴書
就職活動を何回か経験したことがある筆者ですが、履歴書や職務経歴書を相手の会社に先ず送って、それから書類選考となります。
その時点で、採用する側にとっては、応募者の資格や職歴から“何ができるのか”というデータを得るだけです。
しかし、組織の中で共に働くことになる以上は応募者の人物、性格などを知っておきたい。
ということで、書類選考でOKになった次の段階として「面接」に進むことになります。
ところが、1度会って採用か否かを決めるのはかなり難しい問題があります。
人は、初対面では誰でも「よそいき」の顔で来るので、人物や性格やその人の評判まではわからないからです。
求職活動、募集活動では、こういうことが長い間続いてきた。採用したらガッカリということも多いものです。
しかし、ネット社会、とりわけ自分の意見を簡単に発信できる時代になって様相が変わってきました。
今、インターネット上の情報は、就職や大学入学時の重要な判断材料になっているのです。
大学の入学審査担当者は願書以外に情報が欲しい志願者がいると、その名前やメールアドレスを検索します。
就職や大学入学を考えている人は、ネット上で自分に関してどんな情報が流れているか知っておくべきということです。
ネット上の良い評判は評価の対象になります。
ブログを書いている人は、その内容を求人相手にチェックされることを覚悟しておく必要があります。
匿名ならば問題はないでしょうが、本名を公開している人は、あまり角(かど)の立ったことを書くと...
でもそれはそれで、正しいと信じているならけっこうですが。
投稿者 messiah : 08:31 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月03日
吉野家 前年同期比667.4%増!
牛丼。
大好きでもないが急いで昼食を済ませなければいけない場合に、時々食べに行きます。
主に吉野家に行くことが多いのですが、「牛丼大盛り、つゆだくで...」という注文の仕方をしている人が多いので、自分も「つゆだく」で注文したら、牛丼のおつゆ(だし)がご飯いっぱいにかかったものが出てきました。
(値段は同じなので)何か得をしたような気になって、次も「つゆだく」で注文する。そんな人が増えているのではないかと思います。
さて、その吉野家。今年3-5月期の第1四半期連結決算で、主力の牛丼関連事業の営業利益が前年同期比667.4%増の27億2200万円と、ほぼ8倍となったとのこと。
同社は今年3月から、それまで1日4時間の限定販売だった牛丼の販売時間を、午前11時から深夜0時までの13時間に拡大。
5月には全商品を50円値引きするセールも実施して販売を伸ばし、牛丼関連事業の売上高がほぼ4割増えたそうです。
先手を打つのが得意の吉野家ディー・アンド・シーがこの業界では頭一つ飛びぬけた、ようです。
気のせいかも知れないが、他の牛丼店と比べて店員さんの動きがキビキビ、勢いを感じます。
投稿者 messiah : 07:33 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月02日
嘘か誠か?元社員が明かすグーグルの職場環境と待遇
IT業界で働くことを志す人たちにとっては米・グーグル社は憧れの存在です。
会社がどんどん発展し、有名になり、仕事は楽しそうだし、給料もいいはずだし、何と言っても自由な風土がある。
誰もがそう信じていますし、おそらくそんなに的外れな話ではないでしょう。
ところが、グーグルで働いていて今はマイクロソフトに移ったある人物が、「われわれがよく耳にする様子とはいくぶん違って、それほどよいところでもない」と暴露しています。
幻想的なラバランプ、有機食材を使ったディナー、無料のシャトルバスを用意している企業では、過酷な長時間労働が従業員を待ち受けており、自由な社風だとするオフィス生活を楽しむ余裕などなく、給料はマイクロソフトより安いというのです。
彼は、新興企業を立ち上げるためにマイクロソフトを去り、その企業がグーグルに買収されると、しばらくグーグルで働いた後、 マイクロソフトに戻ったという人です。
彼の場合は、いわゆる“はえぬき”ではないので待遇が悪かったのかも知れません。
この話はマイクロソフトの社内メールに書かれ、そこからブログに掲載されました。
それによると、
- 「従業員は基本的に、毎日午前10時から午後6時までは社内にいる。けれども、ほとんど全員、1日24時間365日メールで連絡が取れる状態にあり、たいていの人は夜、家に帰ってからもずっと仕事をしている」
- 「(全体の20%の時間は自分の好きな開発に取り組めると言うけれど)20%プロジェクトを持っている人はほとんどいない。たいていのマネージャーは、そんなものを始めようなんて気にはさせてくれない」
- 「ガラス張りのオフィスの人もいるし、オープンスペースが自分のオフィスの人もいる。個室をもらっている人もいれば、デスクが文字通り廊下にある人もいる。それは、他にもうスペースの余裕がないからだ」
- 「大学新卒で採用された人は、まるで大学に入学したときのように、Googleが何もかも面倒を見てくれる。もちろん、Googleが何もかもやってくれるなら、退職するなんてことは考えにくくなる。転職するとなると、あれもこれも必要になるし、自分で何もかもやらなければならないからだ」
- 「Googleは、前職での経験にはいっさい価値を認めていない。Googleが非常に重要視するのは、とにかく学位、それも特にスタンフォード大学の学位だ」
- 「Googleの給料は実際のところ、Microsoftより少ない」
- 「実のところ、Googleの健康保険はMicrosoftほどよくない」
と、こんな具合に述べているのです。
また、ブログの中で、午前8時30分までに無料の朝食を出せば、多くの従業員が朝早くオフィスに出勤してくるだろうとも述べ、朝早くに出社させるための釣りエサのような表現をしています。
何処まで本当かはわかりませんが、グーグルも大きくなればなるほど組織の柔軟性や自由度が薄れてくるのは当然です。
でも、もしこれが全部事実だとしても、「これまでの業績に水を差すほどのものではない」というかんじです。
投稿者 messiah : 08:00 | コメント (0) | トラックバック
2007年07月01日
ごくろうさん Me君!
事務所の机の上が散らかっていたので、掃除を兼ねて整理しました。
パソコン2台、プリンタ、スキャナ、モデム、ハブ、IP電話などの機器の電源コードや接続ケーブルが机の裏側でごちゃごちゃに絡んでいました。
そして、ここ1年以上ほとんど使っていなかったWindows Meパソコンを片付けることにしました。
今から約3年前の2004年5月、Weblog(ウェブログ)という新しいシステムを、偶然ネットサーフィン中に発見して一気に興味を持ちました。
その後、某テレビ局にWeblogを活用した事業提案書を出しました。
「テレビを使った新しいビジネスモデルの事業詳細」というタイトルでした。
これは2次選考で落とされましたが、今読み返してもなかなか良く出来ている!(自画自賛)
世が世なら脚光を浴びていたかも?(おっ、公開してみるか)
それから1年後にライブドアがニッポン放送に敵対的買収をしかけたので、某テレビ局も冷や汗をかいたはず。
そして、Blogという言い方が主流になったWeblogをやってみようと思い立ち、講習会に行ったりサーバーの勉強を始めたのが2004年7月。
それから、自宅サーバーを構築し、そこにブログを設置し、記事を投稿するまでの悪戦苦闘の様子を5ヶ月近くかけて記録していったのです。
そして2004年12月に「ブログ奮戦記」として公開しました。
その時にサーバーとして活躍したのが、先に述べたWindows Meパソコンでした。
そのパソコンともお別れの時がきました。
これからデータのバックアップをとります。ごくろうさん Me君!