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2006年07月31日

ロングテールはここにも... 成長する宿泊予約サービス

ロングテールインターネットの宿泊予約サイト・楽天トラベル(旧、旅の窓口)の国内登録宿泊施設数が20,000件を突破したそうです。

ビジネスマンならずとも、一度や二度や三度は利用されたことがあるでしょう。(今でも、「旅の窓口」と呼んでいる人が多いとか)

これまではビジネスホテルが中心でしたが、最近では高級ホテルや老舗旅館まで登録されています。

楽天トラベルの登録宿泊施設数は、この1年間で約16%増。昨年から福岡や名古屋など地方都市にも矢継ぎ早に営業拠点を設けたことが功を奏しました。

楽天トラベルの売上高営業利益率は、今年1~3月期で4割を超えるなど優良事業に成長。売上高は前年同期比57%増、営業利益も70%増とネットサービスの中でも成長著しい分野となっています。

二番手のヤフーは、旅行代理店最大手のJTBと合弁会社を設立していますが、宿泊施設数では14,000件と楽天トラベルにリードを許しています。

ネットで申し込むと、正規の宿泊料金より安く泊まれる上、宿泊先もよりどりみどり。

これまでは地元の人しか知らないような隠れた宿泊施設でも、一流ホテルと同列で一覧表示されるので、ユーザーにとっては経費節約になるし、宿泊施設にとっては予想もしない客から申し込みが入ることで客層拡大が見込めます。

ネットビジネスならではのロングテール現象がこの世界にも起きているようです。

ところで、(大手の)旅行代理店は何故この分野に名を連ねていないのでしょう?こういった仕事は、彼らのドメイン(事業領域)のはず。

ネット企業においしいところをゴッソリと持っていかれていますね。将来の新しい柱になる可能性があったのに...

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:35 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月30日

ブログを知らない人は1%しかいない

インターネット調査会社のインフォプラント社が行ったアンケートによると、「ブログを知らない」と回答したインターネット・ユーザーは1%しかなく、ブログの認知度は、ほぼ100%に達したようです。

ブームに火が点いてから2年ほど経過しました。

日本のネット人口が8,000万人といいますから、全人口から見ても、立派に市民権を得たということです。

また、ブログ開設経験者はインターネット・ユーザーの36.5%を占めたとのことです。

これでもう、他人にブログの意味を説明する必要はほぼなくなった。そういう状況を「普及」「浸透」というのでしょう。

その代わりに、「ブログをやってるよ」といっても珍しくなくなったので自慢にならないし、話題性もないという一抹の寂しさもあります。

投稿者 messiah : 09:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月29日

プーチン大統領が右腕に時計をする理由

プーチン大統領何でもないことでも、ある時ちょっと気になって以来、ずっと「?」を抱き続けるというような経験はありませんか?

昔、テレビドラマを見ていると、ある俳優が右腕に時計をはめていることに気がつき、「どうでもいい事だけれど、もし理由があるのなら知りたい」と思ったことがありました。

そして、自分でも右腕に時計をはめ変えてみて、どんなメリットがあるのかを試してみたのです。

しかし、その後二十年以上、筆者は左利きではないのに右腕に時計をはめることになってしまいました。

ところで、左利きでないのにロシアのプーチン大統領も、腕時計を右手首に巻いているそうです。

先日のサンクトペテルブルグG8サミット前、仏テレビ局がプーチン氏に「最近は有力者がみんな真似をして右手に腕時計をはめていますね」とインタビューしたのですが、彼はその理由を答えなかったそうです。

過去に遡って調べてみると、プーチン氏は2002年暮れの記者会見で同じ質問をされて「竜頭(リューズ)が手首に当たってこすれないように。それが秘密の全てさ」と説明しています。

確かに竜頭(ネジ回し式の小さな突起)は時計の右側に付いているので、当たり前と言えば当たり前...

しかし、旧ソ連KGB出身のプーチン氏のことだから何か他に理由があるのではないか、という憶測がマスコミなどで取り上げられています。

例えば...

「東洋武術ではエネルギーが集中するポイントが左手首にあり、大統領はそれを塞がないようにしている」(プーチン氏が柔道愛好家であることは有名)

「KGB下の秘密機関が腕時計を左手首にすると健康に悪いという研究結果を報告したから」

どうでもいいような事が、気になるとますます気になるという現象となっています。

とうとう、「クレムリン風」と名づけられた右手専用の腕時計まで発売されました。

ここで、筆者が何故、左から右に腕時計の位置を変えて、元に戻さなかったのかという秘密を打ち明けましょう。

左腕にはめていた時は、よくぶつけたのです。あっちこっちに...(おかげで、キズだらけでした。特にガラス面とか)

普通、右手は動かす範囲や勢いも強いのでぶつけたりする確率が高いだろうと思われがちなのですが、やってみると意外です。

動作範囲や移動速度が大きい分だけ、より神経を使って注意していることがわかったのです。

現在、使っている時計は右手にはめて12年経ちます。

ぶつけないように特に注意をしているわけではありませんが、右手自体に注意力が集まるからでしょう、一筋のキズもないから不思議です。

というわけで...プーチン氏も多くは語りませんが、きっと同じ体験を持っていることでしょう。

q.f. 朝日新聞7/29特派員メモから

投稿者 messiah : 10:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月28日

ピラニア軍団の増大する野望

インターネット書籍販売最大手のアマゾンジャパンが、サイト上で小売店などに場所を貸して商品を販売する「仮想商店街」事業に年内にも参入することが判明しました。

アマゾンは現在、自ら商品を仕入れて、自社サイトで直販しています。

2000年11月に書籍の販売を始め、その後取扱商品を増やし、今では家電やスポーツ用品、玩具など10分野で1000万点以上の商品を揃えた、日本有数の電子商取引サイトとなっています。

自社サイトで書籍やCD、家電などを直販していますが、同じサイト上に仮想商店街を設け、小売店の出店を促すことで、売れ筋の衣料品や食料品なども取り扱うことができるようになります。

アマゾンは仮想商店街事業に参入することで、出店者から手数料収入が得られることに加え、品揃えが増えるとサイトの集客力が高まり、アマゾンが直販する書籍などの売り上げ増も期待でき、利用者にとっては、同じサイト内で購入できる商品が増え、買い物の利便性が高まるとみられます。

集客力の強いアマゾンの参入は、仮想商店街事業で先行する楽天やヤフーの顧客基盤を揺るがしかねず、業界の勢力図を塗り替える可能性があるとのことです。

TBSとの提携交渉が暗礁に乗り上げている楽天にとって、アマゾンの仮想商店街進出は、とてつもない脅威となるはずで、大急ぎTBSから手を引いて本業に戻らなければいけないでしょう。

尚、仮想商店街では、楽天の運営する「楽天市場」(販売総額3357億円)、ヤフーの「ヤフー・ショッピング」(同1230億円)が2強ですが、直販だけでも売上高約1000億円に上るとみられるアマゾンの参入により、三つどもえの競争が激化しそうです。

q.f. YOMIURI ON-LINE

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2006年07月27日

“生みの親”のジレンマ その理想と現実のギャップ

インターネットを創った男 その小史(7/26付エントリー)の続きです。

よく巷では、「〇〇の生みの親」といった表現が使われます。ネットで検索するとこんなのがありました。

社会に影響を与えた、あるいは万人から認知されるようになった物・サービス・概念の創造に、特に際立って貢献した人物を指す時に使われる言葉です。

ティム・バーナーズ・リーが、「インターネットの生みの親」と言っても、彼一人でインターネットを創造したわけではありません。それが誕生し、認知され、普及し、発展していく過程で、数多くの研究者や民間の協力があったはずです。

にも関らず、彼を「インターネットの生みの親」と呼んで誰も異議を申し出ないのは、最も根幹となる部分をほぼ一人で考え、行ったからです。

インターネットの骨組みを設計し、具体的な通信方法を考案し、プロトコル(HTMLやHTTP)を定めた、そしてWWWという言葉まで自分で創ったのですから...

これはもう、誰からも尊崇される堂々たる“生みの親”でしょう。

彼は現在、米国マサチューセッツ大学のコンピュータ科学研究所で、World Wide Web Consortium(W3C)のディレクターを務めています。

そして、「現在のウェブはもっと進化しなければいけない」と提唱するようになりました。その方向の先にあるのが「セマンティックウェブ」という概念です。

現在のWebページはHTMLなどを用いて記述されており、ページやその中に記された個々の情報について、それが何を意味するのかコンピュータが自動的に検知する術がほとんど無く、情報の検索や活用がごく原始的・単純なレベルに留まっている。セマンティックウェブでは、情報を記述する際に必ずそれが何を意味するかを表すデータを付与することで、より複雑で精度の高い検索を可能にしたり、特定の種類の情報を収集して活用することができるようになる。

ティム・バーナーズ・リーは7/18、米国人工知能学会(AAAI)が主催する会議で基調講演を行い、人工知能とセマンティックウェブについて語りました。

講演の中で彼は、ウェブの次の段階はデータを人工知能にもアクセス可能にし、検索・分析させることだと指摘しました。

さらに彼は、マシンが簡単に読み取れるデータが互いにリンク付けされたウェブであるセマンティックウェブに言及し、これが導入されれば、さらに多くの知識が、元の情報を作成・公開した人たちとは別の人や組織に、当初は予想もしなかったような用途で使われると説明しました。

彼は、情報の特定に永続的なURI(Uniform Resource Identifier)とRDF(Resource Description Framework)を使うことの重要性を強調し、こういった仕様を一貫して使用すれば、セマンティックウェブは、World Wide Webが本来目指していた知識の共有を促す性質を保持できるだろうと述べました。

熱弁をふるったわけです。

しかし、講演の終わりになって突然場の流れが変わります。

検索エンジン最大手のGoogleの検索部門のディレクターが、質疑応答の時間になると率先してマイクを持ち、いくつかの問題点を提起します。

「わたしはこれまで『なぜセマンティックウェブに反対するのか』という質問をたくさん受けた。わたしはセマンティックウェブそのものに反対してはいない。だが、Googleから見ると克服しなければならない問題がいくつかある。その第1点は、(一般ユーザーの)能力不足だ」と話し始めます。

「わたしたちは、サーバーの設定やHTMLの記述ができないウェブマスターを何百万人も相手にしている。あなたの言う次の段階に進むのは、彼らにとって難しいだろう。2番目の問題は競争だ。商用プロバイダーの中には「リーダーはわれわれなのになぜ標準化する必要があるのだ」と主張する会社もある。3番目の問題は偽装だ。サイトを検索結果の上位に表示されるよう偽装し、ほかの物を探している人たちにバイアグラを売りつけようと企む人たちの対処に、わたしたちは毎日追われている。セマンティックウェブの導入により人の目が届かない部分が増えると、かえって偽装が簡単になるのではという心配がある」と問題提起したのです。

Googleの言うことはもっともだし、これが本音でしょう。

これに対してティム・バーナーズ・リーは次のように回答しました。

「作成者がデータを保持するのならそれでもいいが、そこに誰かが現れて『われわれのエンタープライズシステムをご利用いただければ、あなたのデータをすべてRDFに変換します。われわれは最良のデータベースを持っているからこそ、このようなお願いをするのです』と申し出てくる。この話に乗る方がはるかにデータを活用できる」

彼はさらに、自らの姿勢を明らかにするために書店を例に挙げ、当初、在庫と仕入価格の情報を非公開にしていた書店も、他の書店が公開するとみな同じように公開し始めたと説明しました。

彼は、インターネット上の偽装を問題視するGoogleディレクターの意見に同調したが、セマンティックウェブの概念には、情報の中身だけではなく、その作成者を特定し、なぜその情報が信頼に値するのかを判断できる仕様も含まれていると主張したとのことです。

しかし、このやりとりからは、理想と現実の間の大きな隔たりを感じます。例え、生みの親といえども、指導するだけでは、この世界を動かすことは困難な気がします。

そうなると“育ての親”が出てこないといけないのかも知れませんが、誰が育てたのか?それが問題で、強いて言えば現在のWeb2.0的と言われる企業全てかも知れない。

そうだとすると、もう、この世界は生みの親の意図とは別に、(コックリさんではないが)いろんな企業の思惑が1点(最適なビジネスモデルの追求)に集まって、予想もできない方向に進んでいくように思います。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 08:25 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月26日

インターネットを創った男 その小史

ティム・バーナーズ・リー情報社会の基盤として欠かせない存在になったインターネットですが、もし“彼”がいなければ、全く違った形になっていたか、もしくは...なかったかも知れません。

彼は、1973年にロンドンのエマニュエル高等学校を卒業後、オックスフォード大学クイーンカレッジに進学します。専攻は物理学でした。

1976年に同大学を卒業し、イギリスのプレッセイ電信電話会社に就職し、2年間の勤務の間に分散システムやメッセージ転送、バーコード技術などを担当します。

それから1978年に、D・Gナッシュという会社に移り、ここでインテリジェントプリンタ用のソフトウエアやマルチタスクOSなどを作っています。

その会社を辞めた後、1年半ほどは個人でコンサルタントを営んでいたのですが、その時、ジュネーブ(スイス)にある欧州素粒子物理学研究所(CERN)にソフトウエア技術のコンサルタントとして入ります。

CERNはヨーロッパの12ヶ国が共同で作ったもので、巨大加速器を中心にした「研究都市」と言っても良いくらいの大組織で、数千人にのぼる研究者や参加者にいかに情報を行き渡らせるかというのが大きな課題でした。

彼に託されたのは、その課題をクリアーできるコンピュータ・システムでした。

この時期に彼は、まったく個人的な範囲ですが、ランダムに他の文書と連結できる仕組みをもった「Enquire」と名付けられた情報管理ツールを作っていました。

そして、運命の1989年...しかし、それは偶然とは言えないでしょう。

電信電話会社時代に担当した分散システムや個人で研究してきた情報管理ツール開発などの経験と苦労が結実します。それはむしろ、必然であったかも知れません。

その当時、アメリカの社会学者テッド・ネルソンが長く研究を進めてきたハイパーテキスト(複数の文書を相互に関連付け、結び付ける仕組み)というアイデアがありました。

彼は、そのハイパーテキストをベースにした、分散システム上の情報形態をCERNに公式に提案します。

それが、あのWorld Wide Webです。(WWWは、彼が作った造語です)

彼はCERNにあったNeXT(現アップルCEOのスティ-ブ・ジョブズが創った会社)のコンピュータ上にWebサーバープログラムを、クライアント側にブラウザの環境を作ります。

この作業は1990年10月から始められ、1991年夏にはインターネットで使えるようになります。

最初のブラウザはテキストベースでエディタの機能も兼ねていました。1991年から1993年、彼はWWWの最初の設計をインターネット上のユーザーと議論しながら、より一般的に使えるように拡張していきます。

この時期にHTMLやHTTPの仕様が公開されたので、それに刺激されてViola、Celloといった第三者が開発したブラウザがインターネット上に流れ、その後マーク・アンドリーセンのMOSAIC(NetScapeの前身)が登場することになります。

彼の名は、ティム・バーナーズ・リー。インターネットの生みの親と呼ばれています。

1994年、彼は住み慣れたヨーロッパを去り、米国マサチューセッツ大学のコンピュータ科学研究所に移って、W3コンソーシアム(WWWで利用される技術の標準化をすすめる団体)の責任者になりました。

その後、彼は「セマンティックウェブ」という概念を世界に向けて提唱するようになります。

そして先日(7/18)、米国人工知能学会(AAAI)が主催する会議で基調講演を行い、人工知能とセマンティックウェブについて語りました。

この席上に、(誰でも知っている)あの有名企業の社員が聴講者として参加していたのですが、講演の終わりになって“生みの親”にかみついたのです。

【この続きはまた明日...】

q.f. ちえの和WEBページ

投稿者 messiah : 11:19 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月25日

他人に知ってもらいたい・他人と共有したい だからブログ

アメリカの調査会社Pew Internet & American Life Projectのレポートによると、米国のブログ人口はネットユーザーの約8%(1200万人)に達し、ブログ読者は39%(5700万人)へと急増したそうです。

■ブログを書いている理由

■ブログの主要テーマ

  1. 私の生活と体験(37%)
  2. 政治/政府(11%)
  3. エンターテインメント(7%)
  4. スポーツ(6%)
  5. 一般ニュースと時事問題(5%)
  6. ビジネス(5%)
  7. テクノロジー(4%)

日本では少ないように思いますが、アメリカでは、自作のアートや写真、小説、ビデオといったコンテンツを公開しているブロガーが77%に上るとのことです。

このレポートによれば、大多数の人々が自分を中心とした広範で非粘着質な横の繋がりを求めてブログを書いているようです。

現実世界における横の繋がりが「どこか」心地よくない、その反動のような気がしないでもありません。

q.f. ITmedia

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2006年07月24日

バブル崩壊後5年 ネット株価低迷

TOPIX1999年から2000年にかけてアメリカを中心に「ネットバブル」という現象が起きたのを憶えておられますか?

インターネットが普及して、ネコもシャクシもインターネットビジネスを始めた。しかし、実力のない名ばかりの企業も多く紛れ込んでいて、2001年になると淘汰が始まります。

実力のある企業が厳しい環境の中でも何とか生き残り、見掛け倒しの企業は次々に崩壊していきます。これが「ネットバブルの崩壊」です。

その後、生き残った企業の中で実力のある者は、バブル崩壊の氷河期を乗り越えて発展していきます。

これらの企業に共通する特徴を分析したアメリカの出版社チームが、次世代インターネットビジネスのモデルとして「Web 2.0」という概念を提唱しました。

さて、日本でもアメリカにやや遅れる形でネットバブルが崩壊したのですが、その時代を生き抜いて、現在繁栄を極めているインターネット企業に最近イマイチ元気がありません。と言っても業績が悪いからではありません。

東京株式市場でインターネット関連企業の株価低迷が際立っています。

代表格のヤフーが、7/21に発表した平成18年度第1四半期(4~6月)の連結決算は、売上高・経常利益ともに過去最高だったのですが、株価は低迷。業績と株価が連動してきません。

市場全体も低迷しています。東証1部全銘柄の値動きを示す東証株価指数(TOPIX)の年初来高値から7/21までの下落率は15.1%ですが、ヤフー株はその市場平均を超える26.7%の下落率です。

ところが、それでもヤフーはまだ「まし」な方らしい。

TBSとの提携交渉が暗礁に乗り上げた楽天はほぼ半値の49.5%の値下がり。

巨額の資金を投じた携帯電話事業の将来性に疑問符をつけられているソフトバンクは60.8%の下げ。

ライブドア買収に名乗りを上げたUSENや、第3四半期(9~5月期)が減益決算となったインデックス・ホールディングスは7割以上も下落。

これは、第2次ネットバブル崩壊の前兆か?

株価の振れ幅の大きさは、売買の大半を個人投資家が占めているためと言われています。

大和総研のアナリストによると、「業績の推移よりも、株価が上がったら買う、下がったら売るという投資家が多く、極端に動きやすい」とのこと。

大きさ自慢の親蛙が、子蛙に牛と比較されて対抗心を燃やし、自分の体をどんどん膨らませていって、ついにお腹が破裂してしまう童話がありました。

期待と意地だけで規模を大きくしていくその先にどんな将来があるのか...

間違っても第2次ネットバブルだけは牽引しないでほしいですね。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月23日

“mixi疲れ”と“夏ばて”はこうして治せ!

「日記を書いてから5分以上レス(返信)が付かないとそわそわして落ち着かない」というSNS(ソーシャルネットワーキングシステム)ユーザーが増えています。

これを「mixi(ミクシィ)依存症」というようです。(mixiは国内最大のSNSサイト)

こうした傾向はブログにもありますが、ブログより狭くてユーザー間の繋がりが強いSNSで、より多く見られるようです。

筆者は2年以上ブログを執筆していますが、(アクセス数が少ないので)お陰様でこのような経験はありませんが、心情的にはよく理解できます。

mixiの場合、自分のページに誰が・何時に・何人訪問したかがわかるような「足跡」という機能があります。

その「足跡」から辿って訪問した人のページを訪問したり、自分が訪問したページにも「足跡」が残るので、その相手が逆に訪問してくれることもあり、そこから友人の輪を広げられるという仕組みです。

自分の日記に「足跡」やコメントが付くと、周囲から認められたという「認知欲求」と、自分を受け入れて欲しいという「親和欲求」が満たされ、それが快感になります。

また、好意を持っていたり、尊敬している相手から「足跡」やコメントが付くと、さらに高い快感が得られるため、快感を求めて日記を更新し続けるのです。

人間には、人から受けた好意に対して同じだけの好意をお返しし、心のバランスを保とうとする心理作用があります。

例えばそれは、自分のページに「足跡」をつけたり、日記にコメントをつけてくれた人に対して、「足跡」やコメントを返そうとする行為として現れます。

それに対して、相手側にも好意に対してお返しをせねば...という心理が働き、「足跡」やコメントを返す。こういった“お返し”の応酬がエスカレートしていくのです。

悲しいことに、見知らぬ多数の会員と親しく振る舞おうとする努力が、逆にストレスをためてしまい、「足跡」を残しては疲れ、コメントを書いては疲れるという“mixi疲れ”と呼ばれる精神的な病が広がっています。

この心理は、ウエブで日記を書いた経験がある人なら、皆さん理解しているのではないでしょうか?

こうした症状に気がついたら、しばらくSNSから離れ、断筆して、いわゆる禁網(ネットを絶つ)がいいようです。

筆者の場合はどうか?と言うと、予め「コメントには気が向いた時に返信します」と宣言しています。

裏返すと「気が向かなければ返信はしません」と言っているわけで、(屁理屈ですが)それを守らないと公約違反になる。だから“mixi疲れ”もないのです。(気楽なもんです)

...とは言え、今までに来たコメントにはほぼ100%返信しています。(たまにしかないもんで...つい^_^;)

ところで、タイトルの“夏ばて”退治は?...そりゃあもう、国産の高級ウナギをせっせと食べて撃退します。

q.f. ITmedia

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2006年07月22日

ブロードバンドの本命が頭角を現す

総務省の昨年11月の発表では、ブロードバンド(DSL、CATV、FTTH)利用総数が相変わらず増えていますが、中でも「FTTH」の伸び率が著しいようです。

FTTH(Fiber To The Home)とは、一般家庭に光ファイバーを引く通信サービスの総称です。

お馴染みのインターネットコム社とJR東海エクスプレスリサーチ社が行ったブロードバンドの利用動向調査によると、「ADSL」ユーザー数と「FTTH」ユーザー数の差が縮まってきています。

調査対象は20代~60代の男女330人ですが、現在利用しているインターネット接続のタイプを聞いたところ、最多は前回調査同様「ADSL」でしたが、47.0%で13.9ポイント下降、代わりに「FTTH」が30.0%で10ポイント上昇しました。 3位の「CATV」は9ポイント上昇の12.7%でした。

長い間かかりましたが、ようやくブロードバンドの本命が頭角を現してきたという感じです。

さて、その「FTTH」ユーザーが利用しているインターネットサービスプロバイダー(ISP)で多かったのは次の通りです。

  1. @nifty 19.2%
  2. plala 14.1%
  3. ocn 13.1%
  4. USEN 10.1%

意外にも、ADSLでは30.0%のシェアを持つYahooBBが2.0%に留まっています。

また、現在利用しているプロバイダが、最初の1社目であるユーザーは34.7%、乗り換えて2社目であるユーザーは38.8%と、「2社目」ユーザー数が「1社目」ユーザー数を初めて超えたようです。

これは、ユーザーが豊富な情報を基に自分で判断して商品を選択できる成熟期に入ってきたことを意味しています。

FTTHのシェアを見ると今のところ横一列ですから、主戦場をFTTHに移してのブロードバンド顧客獲得競争は今が正念場と言えるでしょう。

q.f. Japan.internet.com

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2006年07月21日

不惑を迎えた元祖正義のヒーロー

ウルトラマンM78星雲の「光の国」の宇宙警備隊員であるウルトラマンは、護送中に逃げ出した宇宙怪獣ベムラーを追って地球へやってきたが、ベムラー追跡中に科学特捜隊のハヤタの操縦するビートルに誤って衝突し、ハヤタを死なせてしまう。ハヤタの死に責任を感じたウルトラマンは、ハヤタと融合し地球に留まることにした。ハヤタの所属する科学特捜隊(略称“科特隊”)は、万能戦闘機ジェットビートルや特殊潜航艇S号などのスーパーメカを擁し、怪獣や宇宙人による怪事件を専門に扱う特殊チームである。科特隊が極度の困難や危機に直面したとき、ハヤタは「ベーターカプセル」でウルトラマンに変身し、怪獣や宇宙人らと戦うのであった。(q.f. Wikipedia

「ウルトラマン」を知らない人は少ないはず。最近のテレビCMでも出ています。

そのテレビ放映が始まったのが1966年7月17日。

筆者はその前に放映されていた「ウルトラQ」という番組を欠かさず見ていました。それが突然、「ウルトラマン」に変った時にちょっと興味を失った思い出があります。(ウルトラQは面白かったなあ...)

さて、そのウルトラマン...40周年目を迎えた今年、様々な商品やイベントが展開され、例年以上のブームを巻き起こしているようです。

元祖正義のヒーローも不惑の年になりました。今頃彼はどうしているやら.....

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2006年07月20日

ウナギ市場に異変あり

鰻暦の関係で今年は「土用の丑の日」が7/23と8/4の2回あるそうです。

無知蒙昧な筆者は、いい年をして、「土用の丑の日」とは如何なるものかをよく知りませんでした。土曜だと思っていましたから(詳しくは文末の囲みをご参照)

さて、この夏...あの鰻(うなぎ)に異変が起きています。

これまで、鰻の流通量の7割は中国産でした。

ところが昨年、中国産鰻の加工品から日本で禁止されている抗菌剤が検出されました。

そこに、安全性を基準に農水産物の流通を規制するポジティブリスト制度が導入され、「リストに引っかかるのでは」と恐れた中国の生産業者からの輸入が激減し、追い討ちをかけるようにシラス(鰻の稚魚)が不漁。

というわけで、高級感のある国産品と割安な中国産を並べるケースが多かった大手スーパーなどでは、扱い商品を国産品のみに転換する動きが出ています。

ローソンは店頭販売の鰻弁当すべてを、今シーズンから国産だけに変更。都内の大手魚介小売業者も、百貨店の店舗で中国産の販売をやめ、国産に一本化しています。

今年は「土用の丑の日」が2回あるため需要期が長い。

そのため、スーパーなどでは思い切って高級感のある国産品にシフトする動きが出ているようです。

(少し値がはりますが)今夏は、国産の高級鰻で暑さを乗り切りませう!

土用の丑の日...
土用とは立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間のことで、その中の丑の日(十二支の中の丑)を「土用の丑の日」と呼びます。
丑の日は十二支を1日ごとに割り当てていくので12日毎に1度回ってきます。 年によっては土用の期間に丑の日が2回くることもあります。
夏の土用の丑の日にうなぎを食べる習慣が出来たのは、幕末の学者・平賀源内が、夏場にウナギが売れないので何とかしたいと近所のうなぎ屋に相談されて、今日うなぎを食べると良いという意味で「本日土用丑の日」という看板を店先に出し、大繁盛したのがきっかけだといわれています。
この他に、土用に大量の蒲焼の注文を受けた鰻屋が、子の日、丑の日、寅の日の3日間で作って土甕に入れて保存しておいたところ、丑の日に作った物だけが悪くなっていなかったからという説もあります。
q.f. 浜名湖リゾート通信

q.f. iza

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2006年07月19日

ジダンの頭突き事件を悪用したFIFAの偽サイト

世界中のサッカーファンが熱狂したワールドカップ、そして決勝戦。

その土壇場で起きたジダン選手(フランス)のマテラッツィ選手(イタリア)への頭突き事件。

ほとんどの海外のマスコミが連日この事件を取り上げ、巷では「ジダンは何を言われて激怒したか」について様々な憶測が飛び交いました。

ジダン選手がフランスのテレビに出演して真相の一部を語った後でも、余熱が冷めやらぬ状況です。

そんなわけで、この事件に関する情報をインターネットで探しまくっている数多くの人が世界中にいます。

こうしている今も、どこかで「ジダン 頭突き」というキーワードで検索している人がたくさんいるはずです。

そこに目をつけたハッカーがいました。

2006 FIFA World Cupの公式サイトとそっくりな偽サイトが登場。

この偽サイトは、ジダン選手が決勝の対イタリア戦で起こした頭突き問題をトップニュースとして扱い、「(頭突きを受けた)マテラッツィ選手はジダン選手に一体何と言ったのか?」と訪問者に疑問を投げかけています。

サイトにアクセスした時点で「トロイの木馬」と呼ばれるウィルスのダウンロードプログラムに感染し、ユーザーの(クリックなどの)アクションを介さずにこのサイトからマルウェアをダウンロードするとのことです。要注意!

マルウェアとは...
遠隔地のコンピュータに侵入したり攻撃したりするソフトウェアや、コンピュータウイルスのようにコンピュータに侵入して他のコンピュータへの感染活動や破壊活動を行なったり、情報を外部に漏洩させたりする有害なソフトウェア。
「mal-」という接頭辞には「悪の」という意味があり、これとソフトウェアを組み合わせた造語である。
q.f. IT用語辞典 e-Words

q.f. CNET Japan

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2006年07月18日

寝ているだけで報酬30万円もらえるのだが...

愛知医科大学、名古屋大学、日本大学、早稲田大学、金沢大学などが共同で行う「宇宙医学実験」が、近日中(7/29~8/24の内の連続した20日間)に行われます。

この実験は、宇宙滞在によって生じる生体の機能変化を地球上でシュミレーションし、将来的には国際宇宙ステーション、月面基地および有人火星探査などでどのような対抗措置(人工重力や運動トレーニング)を行えば宇宙飛行士の生体機能を維持できるのかについて科学的に検証することが目的だそうです。

実験の概要は次の通りです。

これで報酬が30万円。(高いのか、安いのか?)

q.f. スラッシュドット ジャパン名古屋大学総合保健体育科学センター

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2006年07月17日

ブランドNo.1を他に譲らない

アメリカの消費者が思い浮かべるベスト・ブランドが発表されました。(米Harris Interactiveの調査結果)

それによると、日本のSonyが7年連続で首位の座を獲得しました。

調査は、2006年6月7日から6月13日にかけて米国成人2351人を対象に実施したもので、回答者に企業名を記したリストは与えず、ベスト・ブランドと聞いて思い浮かべる企業を尋ねるというやり方で調査しました。

アメリカの消費者が思い浮かべるベスト・ブランドの上位ベスト10
2000年2001年2002年2003年2004年2005年2006年
Sony1111111
Dell5-23322
Coca-Cola-657243
Toyota=74--564
Ford4236655
Honda--9-7=76
Hewlett Packard-9---=107
General Electric251041088
Kraft Foods--42439
Apple------10

Sonyの圧倒的なブランド力には驚かされます。

上表にはありませんが、その以前の5年間でも、3位(1995年)・1位(1996年)・3位(1997年)・1位(1998年)・2位(1999年)というトップレベルのブランド力を誇っています。

2位以下は入れ替わりが激しい中で、Sonyのこの強さは何なのか?(凄いの一言)

q.f. IT Pro

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2006年07月16日

ツバメの巣撤去でイメージダウンした有名ホテル

箱根の有名なホテルでちょっとした事件が起きました。

芦ノ湖湖畔に建つこのホテルには、毎年、岩ツバメが飛来して巣を作っていました。

本社から壁に看板を取り付けるように言われたことと、糞が頭に落ちた宿泊客から苦情があったからということで、6/30にホテル側は敷地内で子育て中だったツバメの巣を片っ端から撤去して、抱卵中だった卵と生きているヒナ40羽ほどを裏山に捨ててしまったのでした。

この事実を知ったある人が、捨てられたツバメの写真入りで、ホテル側のとった処置を非難する記事を「箱根&芦ノ湖の環境問題を考えるブログ」に投稿しました。

すると、それがたちどころにネットの世界で広がり、テレビ局が取材に動き、ホテルに抗議が殺到したようです。

あわてたホテル側は自社ホ-ムページに謝罪文を掲載し、事態の収拾を図っています。

しかし、ホテルのイメージダウンは否めません。

「ツバメが子育て中ですので応援してあげてください。この上です。」とか何とか立看板に書いておけば、客も糞のことでとやかくは言わなかっただろうにね。

q.f. INTERNET Watch

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2006年07月15日

ネットわらしべ長者 夢のマイホームをゲット

ネットわらしべ長者

半年程前でしたが、変なことをしている人物がいるのをネットで知りました。

その時は、「それは無理だろう」と流していましたが、続報が最近あって“達成してしまった”と聞いて驚きました。

初めに1個のペーパークリップがあって、それを少し価値の高いものと物々交換する。それを繰り返していき、最終的に我が家を手に入れようとしていたのです。

ペーパークリップが本当に家に化けたとしたら、それは現代版わらしべ長者と言うしかない。

しかし、それを実現できたのはネットオークションという舞台があったからのようです。

では、ペーパークリップがどのようにマイホームに化けていったのか?

アメリカのカイル・マクドナルド氏は昨年7月12日、Craigslist.orgの物々交換セクションに広告を出し、1個の赤いペーパークリップを何かと交換してほしいと求めました。

ペーパークリップは魚の形のペンに化け、その後同氏はドアノブ、キャンプストーブ、発電機、パーティーセット、スノーモービル、ヤークという町への旅行、車、レコーディング契約、米フェニックスの家に1年間住む権利、アリス・クーパーと半日一緒にいられる権利、KISSのスノーグローブ、ハリウッド映画に出演できる権利を経て、カナダのサスカチュワン州キプリングという町の家にたどり着きました。

ペーパークリップから家にたどり着くまで、ちょうど1年かかったことになります。

キプリングでは、マクドナルド氏を1日名誉町長に任命し、生涯名誉町民の称号を授けるとか。

また、同氏との交換が成立した日を「One Red Paperclip Day」と宣言し、同氏の偉業に敬意を表して住民に赤いペーパークリップを身につけるよう奨励する、というからこっちの方も驚きです。

マクドナルド氏は恋人とともに9月初旬にこの家に引っ越す予定ですが、引っ越したらまず“家を赤く塗る”つもりだと話しているそうです。(お幸せに)

q.f. ITmedia

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2006年07月14日

捕まえられるものなら...おっと捕まった

Catch Me If You Canレオナルド・ディカプリオが天才詐欺師を演じた映画にちなんで、地元マスコミは彼女を「Catch Me If You Can(捕まえられるものなら捕まえてみな)」と呼んでいました。

その女泥棒ジョディー・ハリス容疑者(28)は、オーストラリアで個人情報を盗み取った疑いで指名手配されましたが、警察をあざ笑うかのごとく巧妙に包囲網をかいくぐり、数年間に渡って逃亡を続けていました。

伝えられるところによると、ハリスは警察に何度か電話して「自首します」などと嘘をつき、当局を嘲笑するかのような行為をしていたそうです。

ニューサウスウェールズ州警察は、「我々はずっと彼女の行方を追っていたのです。いつかは必ず逮捕できると思っていました」と語り、シドニー地方裁判所の判事は「いつか彼女が法廷にやって来ると思って、ずっと待っていました」とコメントしました。

お次は...「裁けるものなら、裁いてみな」?それはないでしょうね。

q.f. Excite エキサイト

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2006年07月13日

ホーキング、「人類の次の100年」をヤフーで問いかける

ホーキング氏
「人類はどうしたら次の100年を生き延びることができるのか」

Yahoo!米国版のYahoo! Answersに理論物理学者のスティーヴン・ウィリアム・ホーキング氏が登場し、こんな質問を投げかけました。

「ホンマかいな?」

「いえ、ホンマです」

ホーキング氏の質問は7/4に掲載され「政治的、社会的、環境的に混沌状態の世界において、人類はどうしたら次の100年を生き延びることができるのか」と問いかけています。

これに対する回答は、7/7までに16,000件以上が投稿され、この問題を論議するブログも登場しているとか。

Yahoo! Answersは6月から宣伝キャンペーンを実施しており、ホーキング氏のほか、U2のボノやゴア前副大統領など、各界の著名人やセレブが質問を投稿しているそうです。

筆者は起源フェチなので「ホーキング、宇宙を語る」を読みましたが、難しかったですね。お元気でしょうか、博士は?

スティーヴン・ウィリアム・ホーキング(Stephen William Hawking、1942年生まれ)...
イギリスの理論物理学者。「車椅子の物理学者」として知られる。ブラックホールの蒸発や宇宙論などの理論のほか、一般の人向けの啓蒙書『ホーキング、宇宙を語る』の執筆などで非常に良く知られている。
2003年の暮れから、ホーキングが、世話をしている妻に虐待を受けているのではないかという報道が一部に出ている。ホーキングは否定しているが、原因不明の傷など説明のつかないものがあり、健康状態と合わせて世間の関心を集めている。
サイエンスフィクションを好み、実際にアメリカのSFテレビドラマ『新スタートレック』に本人のホログラムイメージ役で出演の経験がある。
q.f. Wikipedia

q.f. ITmedia

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2006年07月12日

ブッシュ政権を批判すると化ける?

メモ帳Windowsユーザーならば、一度お試しください。

スタートボタン⇒プログラム⇒アクセサリー⇒メモ帳をクリックして起動します。

メモ帳のウィンドウにBush hid the factsと半角で入力します。(ブッシュは事実を隠したという意味)

これをファイルに保存してください。ファイル名は何でも構いません。

メモ帳を終了します。(実際には終了しなくてもいいのですが、ここは分かりやすくするためです)

さあ、先ほど保存したファイルをダブルクリックしてメモ帳を起動しましょう。何と表示されましたか?

畂桳栠摩琠敨映捡獴

実は、ブッシュ政権を批判する内容を書いて保存すると、呼び出した時に警告の意味で“文字化け”するように、アメリカ政府がマイクロソフトに圧力をかけてプログラムさせた...というのは真っ赤なウソです。

真相は、4文字+3文字+3文字+5文字(間にスペースを挿入する)の文字列を書き込んで保存し、再度ファイルを開くと文字化けして表示されるメモ帳ソフト(NOTEPAD)のバグらしいのです。

ファイルを開くときにANSI文字コードを、誤ってUnicodeと判定するために発生するようなのですが、必ずしも起きるとは限らないので、これもちょっと謎です。

他にはtiny bug for nardsと入力すると起きます。

Windows標準のメモ帳のようなベーシックなソフトで、今頃になってこんなバグが発見されるとは不思議です。

しかし、テキスト編集作業にメモ帳はあまり使われていません。(秀丸とかTeraPadがありますから)

それが、こんなバグを永らく残す要因になったのかも知れません。

q.f. スラッシュドット ジャパン

投稿者 messiah : 08:42 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月11日

動詞としての“google”が英語辞典に載る

社名が“新語”として辞書に登録されることは会社にとって栄誉ですが、本来社名であったはずの言葉が動詞としてあまりに広く利用されるようになってしまうと、商標権の主張が難しくなる場合があります。

薬品会社バイエルの商標だった「アスピリン」は、アセチルサリチル酸(acetylsalicylic acid)の略語として一般的に使われるようになったという理由で1921年に商標が取り上げられています。

他にもBand-Aid、Kleenex、 Rollerblade、Xeroxが同様の問題を抱えています。

さて7/6に、由緒あるMerriam-Webster英語辞典が改版され、今秋発売予定の2006年版「Merriam-Webste's Collegiate Dictionary, Eleventh Edition」に次のような新語が掲載されます。

今回のgoogleは、Googleの検索エンジンを使う場合に限定されており、一般的な検索行為を指す言葉ではないため、商標が取り上げられる可能性はありません。

Google関係者も「googleをGoogleの検索エンジンを使う動詞として定義するのは適切な措置だ」と述べているそうです。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月10日

テレビもラジオも携帯プレーヤーで視聴する

アップルコンピュータ社は、コンテンツ配信サービス「アイチューンズ・ミュージックストア(iTMS)」で販売するMTVネットワークスのテレビ番組を従来の3倍の約50に大幅に拡充しました。

1月に一部番組を流したところ好評だったためです。追加したのは、MTVが運営する「TVランド」や「ロゴ」といったチャンネルで放送しているドラマやコメディー。

インターネット経由でパソコンなどに取り込むことができ、料金は1話分が1.99ドルとのこと。

アップルは、昨年秋に動画に対応したiPodを発売すると共に、iTMSで動画配信を開始し、これまでに3500万本を販売しました。

同社は、有力コンテンツとしてテレビ番組の充実を進めており、若年層向けを中心に多くのチャンネルを持つMTVとの提携強化で、配信番組数は合計150種類を超えたようです。

携帯音楽プレーヤー(iPod)で動画コンテンツがどれだけ普及するかは賛否両論がありました。

しかし、アップルは本気になってきたようです。そのうち、テレビもラジオも好きな時に携帯プレーヤーで視聴する時代がきそうな予感がします。

q.f. IT-PLUS

投稿者 messiah : 07:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月09日

クジラが食卓に復帰する日

鯨肉筆者が小学校時代(40年程前)の給食には、定期的にクジラ肉が出ていました。

あの頃は、竜田揚げとかハンバーグとか、そんな手の込んだものはありません。普通の焼肉のような長方形に切ったものが2~3切れ、皿に乗っていたように思います。

独特の味と固さは今でも憶えていますね。(そんなに好きではなかったが、嫌いでもなかった)

さて、そのクジラの肉ですが、商業捕鯨が一時中断されてから約20年が経過し、日常の日本の食卓からは消えてしまいました。

ところが、学校給食や社員食堂などで、クジラ肉を使った懐かしのメニューが復活しつつあるそうです。

古式捕鯨の発祥の地として知られる和歌山県では昨年1月から、学校給食にクジラ料理を復活させる活動に取り組んでいます。子供たちに郷土の伝統文化を伝え、クジラ料理に慣れ親しんでもらうという狙いです。

市内の小学校4校に2ヶ月に1度のペースで竜田揚げやケチャップ煮などのクジラ料理を提供する市立第一共同調理場が、6年生を対象に行ったアンケートでは、もう1度食べたい給食の第1位に「クジラの竜田揚げ」があがりました。

薄くスライスするなどの工夫をしたのが良かったのか、カレーライス以外が1位になるのは初めてとのことです。

6月の国際捕鯨委員会総会で過半数が捕鯨を支持し、商業捕鯨の再開に弾みがつく一方で国内のクジラ市場は縮小傾向にあるそうです。

調査捕鯨を行う日本鯨類(げいるい)研究所と水産庁は、今年5月、クジラ肉の普及を図る新会社「鯨食ラボ」を立ち上げ、クジラのユッケやハンバーグ、揚げ団子など様々なレシピを考案して、社員食堂や病院食などへの売り込みを図ろうとしています。

高タンパクで低カロリー、牛の代わりにクジラを使った「鯨丼(クジラどん又はげいどん)」ってのも考えられますね。

さて、クジラは食卓に復帰できるでしょうか。

q.f. iza

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2006年07月08日

仮想水は金のある方へ流れる

古今東西、水は低きに流れる。

重力がある地球上では、これは常識。

しかし、近代社会の水は、金(かね)のある方に流れるようです。

東京大学の沖助教授らの計算によると、牛丼並盛り1杯で1.9トン(風呂おけ10杯半)の水が必要だそうです。

人が年間にとる水は1トン、食料生産に必要な水はその1000倍。日本はその4割を輸入に依存しています。

日本は多くものを輸入していますが、それらを生産するためには水が必要であり、間接的に水を輸入していることに等しい。

日本が海外から輸入しているものを、もし日本で作ったとした時に必要となる水のことを「仮想水(かそうすい)」と言います。

助教授の試算では、日本の2000年の「仮想水」の総輸入量は64,000,000,000(640億)立法メートル。

砂漠を抱える中国などを抑えて、世界一でした。

その内訳にも驚きます。牛肉とその飼料が約半分を占めています。

牛は肉1kg当り20トンの水が必要で、鶏肉の4.5倍。

一方、砂漠化や飢餓で苦しむアフリカでは、仮想水を買いたくても買えない国が多い。

仮想水は、金のある方に流れていくようです。

q.f. be on sunday

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2006年07月07日

「地震・雷・火事...」から消えたもの

筆者の幼少のみぎりは、「地震・雷・火事・親父」と言われ、親父(おやじ)は“怖いもの”の代名詞でした。

この言い回しには、怖い親父へのからかいと、畏敬の念が絶妙にミックスされているように思います。

そして現代、4番目の「親父」が消滅寸前であることがデータで明らかになりました。

平成16年12月に小学校5年生から18歳未満の子供のいる家庭1376世帯を対象に、厚生労働省が行なった調査によれば、父親は子に甘くなり、母親は反対に厳しくなっている実態が浮き彫りになりました。

調査で、子供のしつけについて親に訊ねると「厳しくしている」が46.4%、「甘やかしている」は28.1%でした。

ところが子供は、母親については40.5%が「厳しい」と答えましたが、父親については28.6%しか「厳しい」と感じていないことが分かりました。

逆に、「甘い」と感じている割合は、母親に対しては17.2%だったが、父親については20.4%という結果が出ました。

学年が上がるほど父親に対して厳しさを感じる割合が減り、高校生では、「甘い」(24.7%)が「厳しい」(21.4%)を上回りました。

父親が子供に甘いのは、嫌われまいとしているのか?それとも、仕事に疲れ果てているのか?

いろいろ複雑な心理や事情があるのでしょうが、子供の教育や躾(しつけ)に対する父親としての義務を忘れている“お父さん”が増えているようです。

「げんぷじぼ」とひらがなで入力して漢字変換すると、「厳父慈母」と表示されます。

まだそういう言葉が、抹消されずに残っているのがせめてもの救いですが、これについて、あるPTA会長が語っています。(猿楽小学校HPより)

こわい親父は必要だと思う。昔は父親が威厳をもっていた。私も曲がったことをするとよく殴られた。その時はなぜ叱られたのか分からなかったが、何となく受け入れていた。それだけ信頼関係が強かったのだろう。
だが今は、父親が仕事の忙しさを言い訳にして、子どもを母親に任せることが多くなった。そのため、必要な時に叱ることもできない優しいパパが増えている。親子関係から友達関係へと変わりつつあるのではないか。一緒に遊ぶ時は、子どもの言いなりに遊園地などへ連れて行き、手っ取り早い方法で子どもの喜ぶ姿を見ては、親の威厳が保たれているような気になっている。子どもと触れ合う時間が短く、成長過程を見守っていないから、接し方が分からない。だから子どもの気を引くために厳しい親父ではなく、優しいパパになっているのではないか。(中略)
子どもが最初に出会う社会は家族である。時代が変わっても父親が家族の基盤になっている家庭は多い。その中の厳しさを見せられるのは、やはり父親の正当な厳しさではないだろうか。

厳父とは決して、口うるさいだけの父親を意味してはいないのです。

「厳父慈母」が「厳母虚父」とだけはならないことを祈りつつ...

q.f. Sankei Web

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2006年07月06日

質問最多の「2010年から来た未来人」

「○○○だけれど、何か質問ある?」という統一フレーズで質問と回答を繰り返すQ&Aコミュニケーションがけっこう流行っています。

実際には、自分は○○○の仕事をしていることを公表して、後から質問させるA&Qコミュニケーションというべきでしょう。

例えば、こんなのがあります。

これらは、巨大掲示板・2ちゃんねるのニュース速報VIP板に開設される「○○○だけど何か質問ある?」というタイトルのスレッドです。

有名企業や珍しい職業、変わった境遇にいる人などがスレッドを立ち上げて、質問者から次々と繰り出される質問に、マラソンのように休まず片っ端から答えていくのです。

比較的新しいものに「人力検索はてな」ですが「おれ、2010年から来た未来人だけど、何か質問ある?」というのがありました。

お暇な時に、上から順に質問と回答を読んでいってください。

回答者の「2010年から来た未来人」は、史上最も質問の多かったスレッドだろうと自負しています。(質問268個中の137番あたりで)

未来人の軽妙な答えぶりはなかなかのものです。全部読めば、2010年までの未来は見切ったも同然?

投稿者 messiah : 07:49 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月05日

検索サービス 携帯・秋の陣は熱い

NTTドコモは、携帯電話のインターネット接続サービス「iモード」で検索大手の米グーグルやgoo(グー)を運営するNTTレゾナントなど数社と提携し、10月から検索サービスに本腰を入れるようです。

一方、ライバルのKDDIの携帯電話「au」も、グーグルと組んで7月から検索サービスを開始します。

ドコモは新たに5つ程度の検索エンジンを搭載して、これを上回る機能を備えて対抗するようです。

ドコモ・ユーザーは、ドコモの公式サイトと各検索エンジンによる非公式サイトを含めた検索結果を得ることができ、ネット上のコンテンツをパソコン並みに探すことができるようにします。

また、検索ボックスをiモードの主要ページに掲載し、簡単なキーワードの入力操作で各検索エンジンの結果を閲覧できるようにするようです。

ソフトバンクの参入・番号ポータビリティ制度導入などで、今秋は「携帯戦線異常あり」となりそうですが、その切り札として各社とも「検索サービス」を重視しています。

ソフトバンクは、ポータルサイト・ヤフーと組んでYahoo!検索で勝負してきます。

検索サービスの戦いは、パソコン市場から携帯にまで戦火が広がって、今年は熱い熱い「秋の陣」が訪れようとしています。

q.f. iza

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2006年07月04日

ネット利用時間とテレビ視聴時間の関係

インターネット調査会社のインタースコープ社は、インターネット・ユーザーが他メディア(テレビ・新聞・書籍)をどのくらい利用しているかに関する調査結果を発表しました。

それによると、インターネット利用時間が長いほど、テレビを長時間見る傾向があるという、意外な結果が出ています。

長時間インターネットをして、長時間テレビも見て...他の時間は何をしているんでしょう?

因みに筆者は、インターネットに費やす時間が長い一方で、ここ数年はテレビをあまり見なくなりました。(以前はよく見たスポーツ番組も最近は見ません。興味の対象が変りました)

ところが、世間ではどうも違うようです。

1日のインターネット利用時間が「1時間前後」のユーザーでは、27%がテレビを「3時間前後またはそれ以上」見る。インターネット利用時間が「2時間前後」のユーザーの場合、その割合は34%。「3時間前後」のユーザーでは45%、「それ以上」のユーザーでは52%と拡大していきます。

いずれも、仕事以外でのインターネット利用およびテレビ視聴に限定しており、テレビを見るのと同時にインターネットを利用するといった「ながら」の時間を含んでいます。

手っ取り早く言えば、インターネットをしているかテレビを見ているか、という過ごし方多くなっているということです。

また、1日に新聞・書籍を「30分前後またはそれ以上」読む割合が最も多いのは、インターネットの利用時間が「2時間前後」のユーザーです。インターネットの利用時間がこれより少ないユーザーおよび多いユーザーはともに、新聞・書籍を読む時間が減少します。

言い忘れていましたが、筆者は寝る前に睡眠薬代わりに「英語の本」を読んだりしています。(お陰ですぐに眠りにつけますzzz)

q.f. nikkeibp.jp

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2006年07月03日

悪夢の全席喫煙便

喫煙便「禁煙」が公共の様々な空間で実施され、その範囲がどんどん拡大している今日この頃です。

煙草が値上げしました。喫煙者にとってはダブルパンチです。

ヘビースモーカーが突然、禁煙した話をよく聞きます。筆者もそういう方を数人知っています。

多くの場合、病気がきっかけで医者に禁煙を奨められたか、命との天秤にかけられて泣く泣くやめるようです。

ところが、どうしてもやめられない人がいます。(煙と心中する覚悟の人たちです)

さて、そんなやめられない人も少なくないところに目をつけたサービスをドイツ人が企画しています。

機内全面禁煙が常識になる中、「世界初の喫煙者専用」をうたう航空会社が来春、ドイツのデュッセルドルフと成田間で「吸い放題」のジャンボ機を運航する計画を練っているそうです。

この会社はロンドンに本社を置くスモーカーズ・インターナショナル・エアウェイズです。(名前からしてすごい)

1日1箱半のたばこを吸うドイツ人投資家が社長です。

同社は、ボーイング747をリースし、ファーストクラス30席とビジネスクラス108席を全面喫煙席として配置する計画です。

「大金を払ってでも吸いたい」日本人乗客を狙って来年3月26日に就航させる予定。

但し、この計画、すぐに認可が下りるかどうかは不透明ということです。

将来、喫煙するためには別料金がかかる、あるいは喫煙に対して課税される時がくるかも知れません。

もし、この夢の(というか悪夢の)フライトが実現すれば、機内は煙たいでしょうねえ。

客室乗務員はゴーグルと酸素マスクを着用、消化器を携行しなければいけません。

着陸後は、吸殻を片付けて、灰皿を清掃して、シートを取り替えて、消臭処理をして...コストがかかり過ぎ。

その分を航空料金に転化(上乗せ)しても、乗客が納得してくれるかどうか...微妙なところです。

q.f. Yahoo!ニュース

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2006年07月02日

テキストデータから感性を抽出する

なずき大量の日本語テキストから有用な情報をだけを抽出し、意味を解析できるソフト「なずき」をNTTデータが発売しました。

このソフトは、徳島大学発ベンチャー企業「言語理解研究所」とNTTデータの協業により商品化されたものです。

顧客から寄せられた意見などのテキスト文章を解析し、何に対してどのような印象を受けているかを分析できます。

例えば、「○○化粧品を使うと肌がしっとりスベスベになった」という文章なら、「対象=○○化粧品、評価=良、感性=賞賛」といった具合に分析します。

といった感性の抽出もできるそうです。

ブログやネット掲示板の書き込み、メール文章の解析も可能で、誹謗中傷の監視や情報漏えいの防止にも役立つとのこと。

ところで、商品名の「なずき」とは...

(1) 脳・脳髄・脳蓋などの古称。
「独鈷(とつこ)をもて―をつきくだき/平家 8」
(2) (転じて)頭。
「百二十日の当たりは近年珍しいと、都人も―を下げぬ/浮世草子・新色五巻書」

要するに人間の脳の古称だそうです。

テキストマイニングというニッチな分野のソフトですが、検索の応用技術として将来性はあるかも知れません。

q.f. ITmedia

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2006年07月01日

少子化 高齢化 ともに世界一

日本の老年人口(65歳以上)の割合が21.0%で世界最高になる一方、年少人口(15歳未満)は13.6%で最低となったことが、総務省が公表した2005年国勢調査の抽出速報集計結果で明らかになりました。

高齢化と少子化のダブル受賞ですか、なんともはや...

今回の速報は、昨年の国勢調査から、全体の1%にあたる約50万世帯を抽出して集計したものです。

速報によると、総人口1億2776万人のうち、高齢者人口は2682万人で、高齢化率は前回2000年調査比で3.7ポイント増加した一方、年少人口は1740万人で同1.0ポイント減の13.6%に低下し、過去最低を更新しました。

高齢化の大きいランキング(都道府県別)

  1. 秋田 28.1%
  2. 島根 28.0%
  3. 高知 27.1%

高齢化の小さいランキング(都道府県別)

  1. 埼玉 16.9%
  2. 神奈川 17.3%
  3. 沖縄 17.4%

<沖縄がの高齢化率が低いのが意外>

世界192ヶ国・地域を対象にした国連の人口推計と比較すると、日本の老年人口の割合はイタリア(20.0%)を上回り世界一になりました。(前回調査では、イタリアとスウェーデンを下回っていた)

前回はイタリアとスペインをわずかに上回っていた年少人口も、初めて最低となりました。(今回、2番目に低かったのは、13.8%のブルガリア)

少子高齢化が進んだ結果、一人暮らしの高齢者が急増し、前回より100万人以上増えて405万人となりました。特に女性は、5人に1人が一人暮らしとなっています。

一方、少子化に影響する若年層の未婚率は上昇が続き、女性の25~29歳と30~34歳の未婚率は約6ポイントずつ増え、それぞれ59.9%、32.6%と最高を更新しました。

団塊最後の世代(昭和24年生まれ)が65歳に達する2014年には「国民4人に1人が老人」という超老人大国の誕生が確実となりました。

こうなると、従来の「老人=隠居」という構図では日本経済が逼迫します。

老人年齢の再定義も必要でしょう。定年制の見直しも必要でしょう。ああ、ためいき...

q.f. Sankei WebYOMIURI ON-LINE

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