« 2006年12月 | メイン | 2007年02月 »

2007年01月31日

ソフトバンクは早く“過去の成功体験”を捨てるべし

ソフトバンクモバイルの携帯電話で、「持ち帰り価格¥0」と表示された機種を買った消費者から「解約したら多額の電話機代を請求された」という苦情が、各地の消費者相談窓口に寄せられているそうです。

実際は分割払いで数万円の携帯電話を買う契約なのに、通話代の割引額を引くと月々の電話機代が0~数百円程度になるため、消費者が高額の買い物をしていることに気づかないのが原因のようです。

ソフトバンクモバイル広報部によると、無料で持ち帰れる携帯電話は12、18、24回の分割払いなどで買ってもらう契約で、電話機代を完済する前に解約すると、残金の支払いが必要になるとのこと。

携帯電話市場に新規参入したソフトバンクは、「予想外割」(よそうがいわり)やホワイトプランなどの激安価格プランを矢継ぎ早に出して仕掛けてきました。(孫社長の得意技)

しかし、そのいづれもが空振りまたはファールチップ程度の結果...。

そしてここにきて、とうとう“ボーク”をとられてしまいました。

バッターアウト!!

と宣告される前に、「価格破壊」という過去の成功体験は捨て去って、1から出直さないとエライことになります。

q.f. asahi.com

投稿者 messiah : 07:52 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月30日

“現金のばらまき”が許される国もある

「10万ユーロあったら何をしますか?」という地元ラジオ局主催のアイデアコンテストがドイツで開かれました。

優勝したのは、「市庁舎の窓からお金をばらまく」というアイデアを出したトラック・ドライバー。

そして公約?通り、75,000ユーロ(約1,177万円)を全て5ユーロ紙幣に両替して、クレーンの上からばらまいたそうです。(残りの25,000ユーロは貯金した)

さすがに市庁舎からばらまくのは、市が認めなかったようです。

地元警察は、地上で紙幣を受け取る人数を規制、1グループ10名までとしました。

当日の気温はマイナス12℃でしたが、会場には2,500人が集まり、抽選で14グループが選出されました。

主催者によると「殴り合いなどは発生しませんでした。皆さん寒さに震えていました」とのこと。

“人がお金をばらまき、人がそれを拾い集める”光景。。。

想像しただけでもゾッとします。

日本では「後々の事」を考えると、とても出来ない話です。

q.f. エキサイト

投稿者 messiah : 07:56 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月29日

悲劇の聖人・バレンタインがよみがえる季節

紀元3世紀のローマ皇帝・クラウディウス2世は、愛する人を故郷に残した兵士がいると士気が下がるという理由で、若者の結婚を禁じていました。

インテラムナ(イタリア中部にある町。現在のテラモ)のキリスト教司祭であるバレンチノ(英語読みではバレンタイン)は、かわいそうな兵士たちをみかねて、内緒で結婚をさせていました。

それを知った皇帝は、バレンタインにローマ国教への改宗を迫ったのですが、承諾しなかったためバレンタインは投獄され、処刑されてしまいます。

そのバレンタインが処刑された日が、2月14日

何とも悲しい話ではありませんか。バレンタインデーの由来としては...

ところが、まだ話は続きます。

殉教したバレンタインは後に、勢力を増したキリスト教により“聖人”として認定されます。

ここに偶然が重なります。(本当かな?と思ったりしますが)

それから約200年後、ローマでは毎年2月14日に未婚の女性たちの名前が書かれた紙を集め、翌日に未婚の男性がその紙を引き、紙に書かれた名前の女性と1年間付き合うという祭りが誕生していました。(ルペルカーリア祭)

ところがこの祭りは風紀が乱れるとして、当時の教皇ゲラシウス一世は、祭を禁じます。

その代わりに、違った方法のくじ引きを始めたのです。それは、女性の代わりに聖人の名前を引かせ、1年間の間、その聖人の人生にならった生き方をするように励ますというものです。

そして2月14日を、キリスト教の聖人を奉る行事に変更し、約200年前に殉教した聖人・バレンタインを行事の守護聖人としたのです。

もっと単純な由来かと思っていたら、さにあらん!かなり複雑なお話ですね。

そして日本では、神戸モロゾフ洋菓子店が1936年に国内英字雑誌に「バレンタインチョコレート」の広告を出し、1958年に伊勢丹新宿本店でメリーチョコレートカムパニーが「バレンタインセール」というキャンペーンを行ったのがきっかけで、その後、日本国内にも浸透していったのです。

さて、そのきっかけを作ったメリーチョコレート社が、「第10回バレンタインどきどき、ワクワク川柳傑作選」発表というのをやっています。

   団塊の夫に お疲れ チョコ渡す

   チョコもらい 離婚ないなと ほっとする

   好きなチョコ 買えばとカネを 渡す妻

もうすぐ2月。

筆者には興味も、縁もない行事ですが、“もらう”と何故か頬がゆるんだりします。(頬がたるんでいる?)

投稿者 messiah : 11:18 | コメント (2) | トラックバック

2007年01月28日

牛乳瓶に貼られた恋人募集ステッカー

イギリスのキャロン・ウェン社のミルク商品には必ず貼られています。

「Fancy a Farmer?」と呼ばれるステッカーが。→こちら

ステッカーには、恋人募集中のウェールズ地方に住む酪農家の顔写真が載っているのです。

また、酪農家だけでなく地方在住で恋人を探している人たちの顔写真も紹介されています。

恋人探しを扱うウェブサイトPishynWales.comには「ウェールズ地方はとても住みよいところです。そこには言葉を失うほどの美しい景色があります……でも、恋人を見つけるのが困難な場所なのです」と書かれているそうです。

「Fancy a Farmer?」は、直訳すると「酪農家はお気に入り?」となりますが、「この人はタイプ?」と言うくらいの意味だそうです。

q.f. エキサイト

投稿者 messiah : 10:23 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月27日

次世代DVD規格争い 「もう、どうでもいい」

世の中を二分しているもの(いわゆる二大勢力)は色々ありますが、次世代DVD規格をめぐっては、かなり前から勢力争いが繰り広げられています。

そのDVD規格ですが、平成18年の次世代DVD対応機(ゲーム機を除く)の国内販売で、ソニーや松下電器産業などが提唱するブルーレイ・ディスク(BD)が、東芝が推進する別規格のHD DVDに圧勝したことが分かりました。

市場調査会社によると、BDのシェアは77.7%と、HDの22.3%を大きく上回りました。

東芝は次世代規格の主導権争いを優位に進めるため、3月にプレーヤー、7月にレコーダーを先行発売。

しかし、プレーヤーが主流の米国に対し、日本はテレビ録画用のレコーダーが需要の中心のため、プレーヤー販売が伸び悩んだ模様です。

レコーダーも発売時価格が約40万円と高額で、2社で4機種をそろえ価格も24万~30万円に抑えたBD陣営に敗れました。

この規格争いは長い間続いていますが、ユーザーとしては早く決着をつけてほしい。

「どっちでもいいから...」という感じです。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 09:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月26日

あなたはもしかしてDHMOな人?

地球上に64億もの人間が存在すると言われます。

地球史において、これほど多くの個体が繁栄を遂げている例はありません。

膨大な数の人間がいると、とんでもない発想をする人も現れてきます。

DHMOを考えた人も、その一人でしょう。

DHMO(ディー・エイチ・エム・オー)とは、Dihydrogen Monoxide(ジハイドロジェン・モノオキサイド、日本語で一酸化二水素)のことで、オンライン百科事典にも詳しく掲載されています。

「人間はいかにだまされやすいか?」

...という調査に用いられたことがきっかけで世界中に広まりました。

「DHMOは、水酸の一種であり、常温で液体の物質である」

「DHMOは、溶媒や冷却剤などによく用いられる」

などのように化学物質として解説し、さらに毒性や性質について否定的かつ感情的な言葉で説明を加えていきます。

その後、「この物質は法で規制すべきか」と聞き手に質問をすると、大半の人が賛成してしまい、逆にDHMOが実は“水”であることを見抜いた聞き手はわずかしかいなかったのです。

水だけではなく、こんなのもあります。(八百科事典

炭素、酸素と水素からなる糖類の一種で、非常にカロリーが高く、生物の生命活動(特に脳や神経系統)の効率の良いカロリー源となりうるが、その一方で虫歯や成人病(糖尿病など)を誘発させるため、危険な化合物であると目されている。しかしそのリスクをおしてなお一般に蔓延しているため、覚醒剤やヘロイン・コカイン以上に依存性のある化合物(薬物)だと考えられている。真に危険な薬物だが今のところこれを規制する法律は世界中どこにも施行されていない。(これは、砂糖のことです)

こんなふうに、もっと的確に手短に説明できることを、ことさら、難解に複雑に説明して人を混乱させることがDHMOなのです。

あなたの周りにもきっと“DHMOな人”がいるはずです。

q.f. Wikipedia

投稿者 messiah : 07:26 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月25日

マイクロソフト 土俵外で無用な黒星

昨年夏のことですが、オンライン百科事典Wikipedia(ウィキペディア)の“楽天証券”の項目に、楽天証券のIPアドレスを持ったコンピュータから「楽天証券に不利益な情報」が削除されていたことが発覚して、同社は非難を浴びました。

そして今度は、あのマイクロソフト。

マイクロソフトは「オープンソースの文書フォーマットとマイクロソフトが推進する競合フォーマットに関連して不正確な記述がある」として、その記述のあるWikipediaの項目を修正するように第三者に委託し、そのためにかかった時間に応じて報酬を支払うとそのライターに持ち掛けていたのです。

楽天証券と違って第三者を使うあたりは少し利巧のようですが、結局バレてしまえばもっと印象が悪い。

「おバカさんねぇ。IPアドレスを残すなんて」ならば笑い話にすり変えられますが、今回のように間接的に仕掛けた場合、同社のイメージダウンは避けられません。

...ということでWindows Vistaがまもなく日本でも発売される大事な時期に、土俵外で無用な黒星をきっしたのであります。

これでは、先が思いやられます。

q.f. スラッシュドット ジャパン

投稿者 messiah : 07:12 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月24日

“もののけ姫”の山神の如く

サッカーのスーパースター、ロナウド選手(レアル・マドリード)の元妻が、スペインのビーチで恋人と抱き合っている映像が昨年9月頃から動画投稿サイト・YouTube(ユーチューブ)に投稿され、元妻はYouTubeを相手取り、映像の削除と損害賠償を求めて提訴していました。

この元妻はブラジルのスーパーモデルです。

1日に1億本もの閲覧があるYouTubeの影響力を考えると、そこで盗撮映像を見せるのは著しい人権侵害だとする判決が下されたのですが。。。

何と!

あっけなく、くつがえってしまいました。

覆したのはYouTubeユーザーです。

サンパウロ州最高裁は、YouTubeとブラジル国内のプロバイダーに、映像が完全に削除されるまではブラジル国内で映像にアクセスできなくするように命じたのです。そして、プロバイダー各社はYouTubeへのアクセスを止める措置を講じました。(これが勇み足となった)

判決では、問題の映像へのアクセスだけを止めるよう求めていましたが、技術的に特定の画像だけをブロックすることは困難なので、実際にはYouTube全体へのアクセスが停止してしまったのです。

これに対して、利用者からの抗議がプロバイダー各社に殺到。さらに、国際的にも批判が上がり始め、裁判所は決定変更に追い込まれ、先日、閲覧禁止措置を解除しました。

YouTubeの影響力は、司法の力にも勝った(まさった)?!

宮崎駿監督の“もののけ姫”に出てくる巨大な山神みたいに、企業の枠やコントロールを超えて、それ自体が一人歩きしているかに見えます。

ところで。。。どこに行くのだろう.....?

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:21 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月23日

誰よりも速く先駆けた者に“微笑む”

1/21放送のNHKテレビ番組「グーグル革命の衝撃 ~あなたの人生を“検索”が変える~」を見ていると、ある検索エンジン対策のコンサルタントがセミナーを受講してる人に向かってこんなことを言っていました。

『平家にあらずんば人にあらず』(ではなくて。。。)

『Google(グーグル)で検索して上位15番までに出てこなければ、あなたの会社は存在しないのも同然だ』

その強烈な言葉に呆然とする受講者たちの表情が、テレビ画面に映し出されていました。

番組では、Googleの検索で自社のホームページが検索結果の上位に出なくなり、倒産寸前の会社が登場していました。(コワイですねぇ)

Googleの検索で上位に表示されるための調査行動をSEM(検索エンジンマーケティング)といい、インターネット上でビジネス展開する会社には不可欠な要件と言われています。

しかし、SEMにはそれなりに費用がかかるし、Googleの検索結果に広告を出す(リスティング広告)も安価とは言えません。

そんな時、面白いニュースを発見しました。

地方の小さな放送局がだれもやっていない(ある意味、やりたくない)ことをやり始めました。(こういうのを“パイオニア”というのでしょう)

昨年、世界で最も話題を集めた動画投稿サイトYouTube(ユーチューブ)に、自局制作のニュース番組などを投稿する米ローカルテレビ局が登場しました。

米大手TVネットワークのCBSやNBCは、YouTube側との合意を経て一部番組を同サイトで公開していますが、このローカル局は広告収入などの見返りなしで番組を投稿しているのです。

カリフォルニア州南部のテメキュラにある「KZSW TV」という放送局がそれ。

昨年12月以来、これまで約1ヶ月で40本あまりのビデオを投稿しました。

米国内でも同局の動きはほとんど知られていなかったのですが、今月中旬に地元紙が取り上げたことをきっかけに、ネット社会の動向を扱うサイトやブログなどを通じて「地方のテレビ局としては世界で初めての例」と、関心が一気に高まっています。

誰にも可能だが、それを誰よりも速く先駆けてやった者にのみ「幸運の女神」が微笑むということがあります。

そこには“勇気”という要素が必要ですが。。。(それにプラス、開き直りも)

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:55 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月22日

日本発の新しい文化 地球の裏側に伝わる

問題:日本から見て、地球の真裏側はどこでしょう?

その答えは後のお楽しみとして、現在夏真っ盛りの南米チリの経済省と経済団体は1/18、エネルギー消費を減らすため日本の「クールビズ」を見習い、夏場はネクタイとジャケットを着用しないで冷房を弱めようと呼び掛けています。

おお!久しぶりに“日本発”が出てきました。(うれしいですね)

チリでの掛け声は「ベラノ・シン・コルバタ(夏はノーネクタイで)」だそうです。

ネクタイを外して記者会見したチリ製造業協会のフィリピ会長は「日本は夏に軽装することで、電力消費と二酸化炭素の排出を大幅に削減した」と紹介しました。

..ということで、クールビズを考えた人はエラい!

さて、日本の真裏側はどこか?

ネットではブラジルのサンパウロという説、チリのサンティアゴという説に分かれております。

暇なときに地球儀で調べてみましょうかね。

q.f. MSN毎日インタラクティブ

投稿者 messiah : 07:39 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月21日

アップル社のiPod 2007年中に累計で1億台に

先日、アップルコンピュータ社が社名を“アップル”に変更して、ホームエレクトロニクス市場への本格参入を内外に明示しました。

サンフランシスコで行われてたマックワールドで世界中をしびれさせたのがアップルの携帯電話iPhone(アイフォン)です。

しかし、この携帯電話(正確にはスマートフォン)は、アジアで販売されるのが早くても2008年という先の話。しかも日本での販売は未定なのです。(日本の携帯電話と通信方式が異なるなど問題がたくさんある)

そう言えば、ソフトバンクの孫社長がマックワールドのiPhoneの発表会場で、スティ-ブ・ジョブズ氏の基調講演を聴いていました。講演後にジョブズ氏にコンタクトしたかも知れません。

ソフトバンクは、先日発表した通話料・月額980円ポッキリという「ホワイトプラン」に、実は表面に表れないカラクリがあると指摘されていますが、最近は“やること・なすこと”が裏目、裏目に出ています。

ソフトバンクとしては、何が何でもiPhoneを国内で独占販売し、アップル人気にあやかって日本での携帯市場のシェアを挽回したいところでしょう。(孫氏がマックワールド会場にいたのはごく自然な話とも言える)

さてそのiPhoneですが、日本発売が1年以上も先となると、その発売される頃には現在のiPhoneの姿・形やサービス体系は大きく様変わりしているように思われます。

ですから、日本でiPhoneが欲しいと心待ちにしている人は、1年以上待ってより優れた進化したiPhoneを手に入れるか、我慢できないなら売っている国に行くしかありません。

さて、社名から“コンピュータ”を取ったアップル社の躍進の原動力となっているのが携帯音楽プレーヤーiPod(アイポッド)です。

アップル社が1/17に発表した2006年10~12月期決算によると、iPodの出荷台数が前年同期比50%増の2106万6000台となり、四半期として初めて2000万台を突破しました。

最終利益は77.7%増の10億400万ドル(約1200億円)と過去最高となりました。

2002年に発売したiPodは、2006年9月までに6800万台を販売しており、2007年中に累計で1億台を超えそうな勢いです。

こんな数字になることを、iPodが発売されたときに予測できた人は世界中さがしても皆無でしょう。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:51 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月20日

世界終末時計の針が2分進む

オンライン百科事典「ウィキペディア」によると、核戦争による地球(人類)の滅亡を「世の終わり」(終末)になぞらえて、その終末(午前零時に設定)までの残り時間を象徴的に示す時計“世界終末時計”(Doomsday Clock)というのがあるそうです。

この時計、原爆投下から2年後の1947年にアメリカの科学誌「原子力科学者会報」の表紙に初めて掲載されたもので実物はシカゴ大学にあり、同誌によって管理されています(何分前を指しているかが新年号の表紙に掲載される)。

1950年代のころの冷戦時と異なり、必ずしも核からの脅威のみで時計の針の動きが決められているわけではなく、世界の様々な紛争状況が考慮されて針が決定されるとのことです。

さて、その世界終末時計を管理する科学者が1/17、時計の針を2分進め、深夜、つまり人類の終わりまであと5分に近づけたそうです。

あと5分を切るところまで進められたのは、過去に4回しかなく、アメリカとソ連が水爆実験に成功した1953年(あと2分)、ソ連が核実験に成功した1949年(あと3分)、軍拡競争が始まった1981年(あと4分)、米ソ間の軍拡競争が激化した1984年(あと 3分)だけです。

では今回、何がここまで時計を進めさせたのかということですが、核の脅威の再燃、気候変動(地球温暖化)、そして一方では人間に大きな利益をもたらすかもしれないが、破滅的結果をもたらすかもしれない新興技術の脅威をあげています。

願わくば、こんな時計はなくなって欲しい。少なくとも針が未来永劫に停止したままでいてほしいものです。

q.f. 農業情報研究所

投稿者 messiah : 13:55 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月19日

「携帯+GPS」の最も有効な使い方

昨年1~11月に全国の警察が受けた110番通報のうち、携帯電話など移動電話からの通報が全体の60.6%を占めたことが9日、警察庁のまとめでわかりました。

それに伴い、警察が発生場所の特定に手間取るケースも増えていることから、通報者の位置情報を瞬時に把握できるシステムが、4月から警視庁や大阪府警など6警察本部で導入されます。

携帯電話からの通報は毎年増え続けており、1997年に約187万件だったのが2005年は約554万件と、8年間で3倍に増加しました。

最近、犯罪がやたらに増えた実感がありましたが、数字でそれが裏付けられています。

どこからでも通報できるのが携帯電話のメリットですが、自分の今いる場所を通報者が正確に伝えられず、警察官の到着までに時間がかかる場合が多かったのです。

そこで警察庁は、各携帯電話会社と協力して携帯電話から110番通報があった際に、電波が経由した基地局の場所が警察の通信指令室に自動的に通知されるシステムを開発しました。

基地局がカバーするエリアは会社や地域によって異なるが、全地球測位システム(GPS)機能付きの機種であれば、数メートルの範囲まで絞り込みが可能だということです。

携帯電話もとGPSを組み合わせるとこんな有効な使い方ができるわけです。この仕組みを犯罪に逆利用されないように注意してシステム構築を進めっていってほしいと思います。

q.f. YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 08:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月18日

SNSはターニングポイントを通過中

SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)のmixi(ミクシィ)で、昨年末からコミュニティの名前や内容が突然、以前とはまったく関係ないものに変わり混乱が起こっているそうです。

悪意あるユーザーがいて、はじめにコミュニティの掲示板に罵詈雑言や管理人の悪口などを書き込んで荒らします。

管理人が管理に疲れると、荒らしたユーザーの仲間と見られる別の悪意あるユーザーが「管理人を交代してあげる」などと持ちかけて管理人権限を取得。コミュニティ名や内容を、従来とはまったく関係ないものに変えてしまったり、掲示板を削除してしまったり、コミュニティそのものを削除してしまうようなのです。

乗っ取られたコミュニティの参加者は、掲示板で「前の姿に戻してほしい」と訴えたり、新しい管理人を責めるなどして抵抗しているほか、コミュニティを退会したり、別のコミュニティを作ってそこに避難したりしています。

mixiはこうした事態について「管理人が、悪意を持ってタイトルを変えたり、コミュニティを全く別のものに作り替えてしまう事実があることを確認していて、ユーザー同士で解決できない場合は、管理人がコミュニティの設立意図を継承してもらえるユーザーに管理権を渡すことができるように現在検討中」とコメントしています。

SNSはわずか2年で急速にユーザー数を拡大しました。

しかし、大きくなった集団には現実世界の法律のようなものが必要になってきています。

それにしても次から次へと。。。悪いヤツは後を絶ちません。

運営側も新しいサービスを提供するのと変わらないくらいの時間と労力を、一部の悪意あるユーザー対策のために費やしているのではないでしょうか。

縛りや制約がないと人は集まりやすい。されど、多く集まった後には、その中に含まれる規律を乱す者のために、本来不要な(不便な)ルールを作って規制しなければならない。

そうなると、集団内での自由度も下がり魅力も薄くなってきて、かつてのように人も集まりにくくなる。

今、SNSは、他の産業がたどった道を猛烈なスピードでトレースしているような気がします。

成長過程を経て早くも成熟期に入ったようにも見えます。

後から振り返ると、2007年がそのターニングポイントになっているかも知れません。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:10 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月17日

縁起をかつぐ それは人類だけの本能

入試シーズンに入って、鹿児島市のJR喜入(きいれ)駅に、受験生らが押し寄せているといいます。

「喜び入る」という駅名が縁起が良いと、お守り代わりに切符を買うためです。

喜入駅の切符には「合格祈願」などのスタンプが押せるんです。

切符が売れ出したのは6年ほど前からで、今では切符に「合格祈願」や「商売繁盛」などのスタンプも押して販売しています。

駅には記念撮影用のパネルまで登場しました。

元日から8日までで、発券枚数は3000枚を超え、ほとんどが160円の入場券で、駅員は「年明けからスタンプを押し続けているとか。

それで思い出したのが。。。

古い話ですが、北海道帯広市にあった旧国鉄の愛国(あいこく)駅から幸福(こうふく)駅行きの切符を買い求めて、若いカップルが殺到したことがありましたね。(年がわかる)

しかし、この路線(広尾線)は1987年に廃線になってしまい、今は観光地として駅が保存されています。

この幸福駅をバックにして、結婚式をあげたカップルが記念写真を撮るのがむこうでは人気のようです。

縁起をかつぐ気持ちは、人類だけの本能のようなもの。そこから様々なセレモニーが誕生したように思います。

q.f. asahi.com

投稿者 messiah : 07:09 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月16日

悲鳴をあげる郵政公社 量は減れども処理しきれない?

すでにお正月から2週間経過しましたが、今年の元日(1日)に届いた年賀状が、例年と比べて少ないように思っていました。

そして、1月3日以降に届いた年賀状が例年より多かったので、「どうしてかな?」と思っていましたが原因がわかりました。

インターネット上では「元日に届く枚数が少ない」「三が日を過ぎて大量に届く」といった意見が盛んに飛び交い、日本郵政公社への苦情も昨年より増えるなど、配達が遅れ気味と感じた人が多ったようです。

今年の元日に配達された年賀状は19億1900万通で、前年に比べ1億3900万通(6.7%)減。

パソコンとプリンタで自作する人たちが増え、家庭で自作された大量の年賀状が大みそか近くになって集中投函され、仕分け・配達が追いつかないことが大きな原因のようです。

公社は「年賀状の発行枚数は減ってきているものの、一気に大量に出されると、物理的に処理できない」と説明しています。

右肩下がりのくせに滅茶苦茶いそがしい。公社の職員もモチベーション下がりますね。

来年の年賀状はお早めに。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月15日

時速6Km ついに走ったASIMO

HONDAの自立歩行ロボットASIMO(アシモ)を近くのデパートに買い物に行ったついでにイベント会場で見た時は、その歩き方が人間そっくりなのでビックリした覚えがあります。

でも、それから3年くらいは経ったでしょう。

先日、ラスベガスで開催されたCES(家電見本市)ではついに“走った”そうです。

ところで筆者は、CESを、最近できた展示会だとばかり思っていたら、大間違いでした。

39年前に出展社数200、来場者数17,500人で始まった展示会ですが、今や来場者数14万人を超えるアメリカ最大のトレードショーになっています。今年は第40回を迎え節目の年を祝う大会でした。

さて、今回登場したASIMOは、2005年12月に発表された「ASIMO2005」というヤツで、時速6キロメートルで走ることができるそうです。(駆け足くらいのイメージです)

人間の歩行速度が時速4キロくらいとすればその1.5倍ですから、確かに走っているといってもおかしくない。

尚、会場でASIMOはカニ歩き、片足立ち、ダンス、通常走行、旋回走行、さらに階段昇降といっぱいご披露して大きな歓声を浴びていたようです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:03 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月14日

院長のイスも“コインの目”次第

秋田大学医学部付属病院(秋田市)は、次期院長を脳神経外科学の溝井和夫教授(56)に内定したと発表しました。

院長には複数の人が立候補したので投票が行われました。

しかし、決選投票を3回繰り返したが決着がつかず、最後には硬貨を投げて裏表で決める「コイントス」に持ち込まれたそうです。

同大学によると、候補者3人に対して医学科の教授35人が投票して選ぶ予定でした。

ところが誰も過半数を取ることができず、上位2人による決選投票を3回実施したのですが、いずれも同数でした。

困り果てた教授らは、苦肉の策として「コイントスによる抽選」の実施を多数決で決めたとのことです。

院長のイスも“コインの目”次第。。。というお話でした。

q.f. asahi.com

投稿者 messiah : 08:40 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月13日

巨大掲示板2チャンネル閉鎖か?

2チャンネルのトップページをご覧いただくとわかりますが、同サイトのシンボルマークとも言える“壷”の上に「賠償金滞納処分差押物件」という赤紙が貼られています。

赤紙の右横には「この壷を損壊し、または無効にした者は刑法第96条により処罰されます」という但し書きが。

もちろん、これは2チャンネル管理人の強烈な皮肉なのですが、巷では2チャンネルのドメインが近々差し押さえられる可能性があるというウワサが...。

IT系の情報サイトの多くがこの話題を取り上げています。

過去にも閉鎖騒ぎがあったようですが、結局何事も起こらなかったので今回も「またか...」と達観する意見もあれば、仮差押となった経緯を詳細に解説して「今度は本当に...」という意見もあり、錯綜しています。

事の発端は、ある男性が2チャンネル上で自分や家族の実名、住所を晒され「人間の屑」「ネットストーカー」などと誹謗中傷されたため、昨年8月、2チャンネル管理人を相手取り、東京地裁に書き込み者の情報開示を求める申し立てをしました。

裁判は、同管理人が出廷してこないまま同年9月に情報開示を命じる仮処分が出たのですが、その後も何ら対応が得られないため、間接強制(※)で1日5万円ずつ制裁金を科すこととなったそうです。

(※ 間接強制とは、債務者に対して一定の期間内に債務の履行をすべきことを求め、その期間内に履行しない時は、一定額の金銭の支払いを命じることにより心理的圧迫を加えて、債務者に自発的に債務の履行を促す執行方法)

しかし、それでも同管理人の法廷無視は続き、決定から100日を経て債権は500万円に膨れあがったのです。

今後、同管理人がこれまでと同様に出廷しない場合、早ければ再来週にも強制執行が始まるとのことです。

東京地裁は「値段がつくものは差し押さえ可能」と判断しており、「日本国内では前代未聞」(ドメイン登録機関)とされるドメインの仮差し押さえも行われる可能性があるといいます。

しかし、2チャンルのドメインは海外のレジストラ(ドメインの登録申請を受け付ける組織)で取得している。それをどうやって差し押さえられるのかと疑問を呈している人もいます。

この騒ぎの行方は?筆者にはまったく読めません。

ただ、ネットの深層世界ではしばらく、この話題で毎日明け暮れそうです。

q.f. ZAKZAK

投稿者 messiah : 11:07 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月12日

エチゼンクラゲが「海の恵み」に変身?

日本海沿岸で漁業を営む人にとっては悪魔の代名詞になったのが、昨年大量発生して、あちこちの漁場(りょうば)に被害をもたらしたエチゼンクラゲ。

越前地方(福井県)の人には迷惑なクラゲです。ヤツのおかげで越前はイメージダウンしかねない。(なんでも、エチゼンクラゲの"エチゼン"を別の名称にしてほしいと嘆願したとか)

しかし、そのエチゼンクラゲにも取り得があるそうです。

エチゼンクラゲは傘の直径が約1メートルにもなる巨大クラゲで、近年夏から秋にかけ、本州の日本海沿岸を中心に大量に漂着するようになっています。

定置網が破られたり、流されたりと深刻な被害が相次ぎ、漁業関係者を悩ませていますが、食用に加工するにも大きな設備投資がかかり、これまで相手にされていなかったのです。

こうした中、独立行政法人「水産大学校」(山口県下関市)は、「大量に家庭で消費され、資源生物になれば、駆除の問題は解決し、漁業関係者が利益を生み出すことも可能」と考え、研究会を設立して新たな食材としての可能性を探ることにしたそうです。

つまり、「災い転じて福と成す」ではないが、「エチゼンクラゲ転じて食材と成す」という可能性を探ろうという話です。

同大学校の教授によると、「エチゼンクラゲは水分が多く、匂いが強いが、低カロリーで美肌効果があるとされるコラーゲンを含む。血圧を下げる効果もあるため、メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)対策にも有効で、まさに現代人向けの健康食材」とのこと。

日本に漂着するのは年間約5億匹といわれ、加工すれば食用となる量は約100万トンになり、中国料理の食材として輸入されているクラゲ加工品の約100倍の量ということです。

同大学校の研究会では今後3年間かけ、一般家庭の食卓にどんなクラゲ料理が並んでいるかをマーケティング調査。日本人向けの料理法や流通経路の研究を進めるそうです。

しかし、あまりにも大量(5億匹?!)すぎて、その数を聞いただけでもう、満腹。ごちそうさん...

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 06:42 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月11日

右利き、左利きはなぜできるかに解明の手がかり

筆者は右利きですが、筆者の周りには左利きの人もいます。

しかし、右利きに比べると数はうんと少ないように思います。

さて、どうして右利き、左利きというのが出来るのだろうか?という、わりと単純なことがこれまで全く分かっていませんでした。

最近、理化学研究所の研究チームは、脳の左右の構造に違いがあるのは、それを構成する神経細胞の形成時期に差があるから、という研究成果を発表しました。

これは、なぜ右利きや左利きがあるのかという人間の脳の左右差を解明する手がかりになると期待されています。

研究チームは、左右で構造が異なり、意欲や気分などの制御にかかわっている「手綱核(たづなかく)」と呼ばれる脳の部位に注目。

大脳周辺(大脳辺縁系)にある手綱核の左右差がどう形作られたか、ゼブラフィッシュという魚の受精卵を使い調べました。(なぜゼブラフィッシュなのかは不明)

その結果、受精後に早くできた神経細胞は、主に左側の手綱核を、遅くできた神経細胞は右側を形作っていることを確認し、神経細胞ができる時期で左右の差が決定することを発見しました。

人間の場合、左脳で言語を、右脳で視覚を制御するなど、脳の働きに左右差があることは知られていますが、仮に今回の研究をそのまま当てはめると、言語をつかさどる左脳が右脳よりも早く形成されるということになります。

太古の昔、まだ今のような文明を築く以前の人間は、他の動物と同様に生存競争にさらされていました。

そして、直立歩行することによって声帯が発達した人間は、地球上で唯一"言葉"という特殊な武器を手に入れました。

左脳が右脳よりも先に神経細胞が出来るのは、その唯一の武器を早く使えるように、自然が仕組んだのかも知れません。

q.f. YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 07:28 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月10日

アップルが抜いた“電化”の宝刀

「われわれはMacをつくり、iPodを作った。これにApple TVが加わり、iPhoneも仲間入りした。この中でコンピュータと呼べるのはMacだけだ」

「そこで本日、社名からComputerをなくすことを発表する。これからはApple Inc.と名乗ってゆく」

米国現地時間1/9の10:59、アップルコンピュータ社CEOのスティーブ・ジョブズ氏はそう語りました。

アップルのホームエレクトロニクス本格参入を意味するこの一言は、「Macworld Conference & Expo 2007」での基調講演で語られました。

情報はまだ少ないのですが、たまたま日程が重なったもう1つの注目イベント、世界最大級の家電見本市「Consumer Electronics Show(CES)」すら、話題をさらわれるのではないかという予感がします。

...そうです。大方の予想通りにアップルが携帯電話機能を持ったiPodを発表しました。というよりも、iPhoneという名称からして、iPod機能付きの携帯電話というべきです。

2メガピクセルカメラ、iPodを搭載して、厚さ11.6mmというのが魅力。(これなら携帯と呼べる。筆者の現在持っている携帯は厚さ28mmもあります)

顔を近づけると自動的にiPodから携帯電話に切り替わるセンサーを備えているらしい。

日本での発売は2008年から。

アメリカでは、通信事業者に5,800万人の契約者を擁するCingular Wirelessを選んだとのこと。

日本ではどうなるか?

いろいろ興味はつきませんが、今日はこの辺で。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月09日

「19×19」の九九?を学校で教えるインド

IT立国を目指すインドという国。世界の先端企業に優秀な人材が送り込まれています。

昔聞いた話では、数字の“0”を発明したのはインド人だったとか。(これはよく調べていませんのでご注意)

日本では掛け算の基本となる“九九”を、小学校低学年(もしくは幼稚園)で習いますが、インドでは二桁の九九(九九とは言えませんが)を学習しているというからすごい。

19×19なんてのは基本中の基本で、30×30までそらんじている人もいるそうです。

実は、この掛け算の暗唱方法にはちょっとしたコツがあるそうです。(メソッドと呼ばれている)

例えば、「17×15」(答えは255)の場合は、16の二乗から1を引くだけで済むのです。

暗記した掛け算や、この手の法則を駆使することで、多くの計算が素早く簡略化できるそうです。

まあこれは、やってみないと実感できません。今さらやろうという気が起こらない自分も情けないですけど...

インドの数学について東京理科大学・芳沢教授は、「論証を重視し粘り強く考えさせている。大学入試もほとんど証明問題で、マークシートが主流の日本とは違う」と指摘しています。

また「四則計算の場合、掛け算・割り算を先行させる法則を無視した計算式を多数示し、理解させた上で計算規則の必要性を説いている」と、法則の成り立ちを考えさせる指導法を評価しています。

芳沢教授は、インドの学習指導要領に「わが国が科学技術で重要な国になるつもりなら、この段階の数学教育を重視し、創造的にすべきだ」と言います。

要するに、詰め込み式の記憶ではなく、考えながら脳に刻み込んでいくような記憶が重要。

IT立国を目指すなら、日本もインドに多くのことを学ばなければいけないようです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:47 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月08日

敵対的買収は結果的に業績を下げる

ライブドア事件を契機にして「敵対的買収」という行為が現実問題として存在することを多くの人が認識させられました。

この問題もルーツはアメリカにあるようで、何でもかんでもアメリカからの輸入が多すぎますね。

日本独自の、日本発の、世界標準になるものを作らねば。。。(としみじみ思います)

さて、日本政策投資銀行が国内企業のM&A(合併・買収)の事例を調べたところ、資本関係のない企業を買収するより、子会社・関連会社(グループ企業)を買収した方が業績が向上することが分かりました。

日本では2005年以降、ライブドアや楽天、王子製紙など、敵対的買収を仕掛ける動きが目立っていますが、今回の調査結果は「敵対的買収は買収後の運営が難しく、業績向上につながりにくい」との見方を裏付けています。(普通に考えればそうですよね)

日本政策投資銀行は1980年から2004年までのM&A約500例について、統計手法を使って買収後の業績などを検証しました。

従業員のやる気を反映しやすい労働生産性(売上高に占める人件費などの比率)の買収前との比較をみると、上場しているグループ企業の買収では0.093%、非上場のグループ企業買収では0.057%、それぞれ改善していました。

一方、資本関係がない上場企業の買収では0.043%の改善にとどまり、資本関係がない非上場企業の買収では逆に0.018%悪化していました。

日本政策投資銀行によると「いきなり買収をしかけるのではなく、いったん資本参加して買収相手の強み、弱みを把握しておけば、買収後のリストラなどが円滑にでき、業績を向上させやすい。また、資本関係がない企業が買収に乗り出してくると、買収される企業の従業員は不安を感じ、結果として生産性低下に結びつくマイナス面もあるのだろう」と分析しています。

どう考えてもこういう結果が出ることは明らかです。

敵対的買収で成功するとすれば、「経営権を握っている人物の世間評価が悪く、しかも独裁的な経営を強行していて内外から反発を買っていたトップを首にして企業を買収した」といった場合に限られてくるのではないでしょうか。

q.f. エキサイトニュース

投稿者 messiah : 17:08 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月07日

男らしい顔立ちは嫌われる?

学術誌「パーソナル・リレーションシップ」によると、“男らしい顔立ち”は暴力やいかさまを想起させ、他人によい印象を与えないとする研究結果が出ているそうです。

ミシガン大学の社会心理学者ダニエル・クルーガー氏は、男性の顔をデジタル加工してより男らしくしたものと、女性っぽくしたものとを、男女の学生854人にウェブ上で見せて感想を聞きました。(男らしさはあごを鋭角にし、まつげを濃くはっきりとさせ、くちびるを薄くすることで表現した)

すると、男らしい顔立ちは他人を威嚇する傾向があり、女性っぽい方がよき夫となり、子どもと遊ぶにもよさそうだという感想が多かったのです。

クルーガー氏は「人は他人を表面的な印象で判断しがちなものだ」と話しています。

しかし、テキサス大学オースティン校の心理学者デービッド・バス氏は、この研究について「即断はよくない。私は男らしい顔立ちでよい男をたくさん知っている。犯罪の研究もしているが、女性のような顔立ちで犯罪者となるものも多い」と話しています。

もし“男らしい顔立ちが嫌われる”なら、世の男性は多かれ少なかれ、女性から嫌われることになります。(そんなことになったら男女間で戦争が起こる?)

いくら、女性っぽい顔をしていても会ってみると太い声でしぐさは野性的な人はゴマンといっらしゃるように思います。

要するに、現実世界で“生”の人間(男なら女、女なら男)に接してみて、総合的に得られる印象で好きか、嫌いか、普通かが決まるもの。

ウェブ上で見たものは、履歴書に貼る証明写真のようなものです。(あれって現物とはずいぶん違いますよね)

「男が男らしい顔立ちでどこが悪い!」と一人つぶやいております。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 10:02 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月06日

片目はつらい

二日ほど前から、目(下瞼)が少し腫れてきて、いわゆる“ものもらい”が出来てしまいました。(下は初めて。上よりも目が開けにくい)

関西では“めばちこ”といいますが、これを標準語だと思っていたのが、関東にちょくちょく行くようになってから関西弁だと知ったのは今から25年前の話です。(そんな古い記憶だけは残っている年になりました。昨日のお昼ご飯のメニューは忘れているのに...)

“ものもらい”の方は分かりやすいが、“めばちこ”はどこからきた言葉でしょう?

目薬のロート製薬のホームページに「三重大学教育学部(余 健 助教授)の解説から」として語源が紹介してありました。

近畿地方(京都府・滋賀県を除く)で高年層から若年層まで多く使用されている「めばちこ」を取り上げます。 まず語源については、「メ(目)+ハチ(こじき)+コ(接尾辞)」に由来するという説や「目をパチパチする」ことに由来するという説等ありますが、はっきりしたことはわかっていません。 この地域では、メディアからの影響(「ものもらい」の影響)をほとんど受けておらず、高年層、中年層、若年層の各世代間におけるコミュニケーションを通じた直接的な接触により、地域語形の「めばちこ」が伝播され、且つ約50年前の調査と比べ周辺地域(京都府の若年層や岡山県の全年層)にもこの語形の勢力が拡大されています。 一方、近畿地方でも京都府や滋賀県では、「目」+「いぼ」が語源だと考えられる「めいぼ」の使用が多く確認されます。そしてテレビ等のメディアが普及するずっと以前、この「めいぼ」が地伝いに伝播していく過程で、東海地方の岐阜県・愛知県では「めんぼ」が生まれ、三重県や中国・四国地方(広島県・香川県等)では省略形の「めぼ」が生まれたもの考えられます。

今日のエントリーは片目をつぶって打っています。

この後、眼科に行って直してきます。今日はこれまで!

投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月05日

SNS日米戦争の幕開け近し

平成19年(2007年)の年賀状をみなさんから頂いたのですが、意外にも(実は本心は別だが)。。。

「ブログを見ています」

「頑張ってますね」

というコメントが賀状に添えられていて、恐縮している今日この頃です。

自分では「マイペースで淡々と続けるだけ」と割り切ったところがあるのですが、やはり「見ている人がいる」と思うと嬉しいものです。

励みになると同時に「もっと内容の濃いものを...」なぁんて欲が出たりします。

そうすると、かえってコテコテの噛みにくい(松の内が明けたお正月の餅)ものになりそうな気もしますので、ほどほどに行きたいと考えています。

温かいコメントに、この場を借りてお礼申し上げます。(そう言えば、筆者が今年出した年賀状。うっかり相手さんへのコメントを書き忘れておりました。味気ない賀状でスミマセンでした)

さて、ガラリと話が変わりますが、昨年はSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の話題で明け暮れました。

日本では昨年、ダントツの会員数を保有するmixi(ミクシィ)が上場して、SNSなるものの存在を広く世間に知らしめました。

普通の産業分野(例えば、製造業とか)であれば、これでmixiもしばらくは、猪(いのしし)のように猛進していくと予想されるところですが。。。

この業界(IT)はなかなかそうはいきません。成長も速い代わりに変化も速いのです。

会員同士が安心してネット上で交流できるサービスSNS。昨年業界を席巻したのはmixiです。

ところがそのmixiに、株価の動向によってはネット大手による争奪戦が繰り広げられる可能性が取りざたされているのです。

「えっ?飛ぶ鳥を落とす勢いで成長しているんではないの?」と耳を疑いたくなりますね。

mixiは2004年2月に設立され、わずか2年半で660万人もの会員を獲得。昨年9月に東証マザーズに上場し、295万円の初値を付け、時価総額は2,000億円に達したのです。

ところがその後、世界最大のSNSサイト・MySpace(マイスペース)を運営するルパート・マードック氏が率いるニューズ・コーポレーションとソフトバンクが提携し、MySpaceの日本版をスタートさせるなど強力なライバルが登場。

現在、mixiの株価は下落傾向にあり、時価総額も1,500億円強に減少しているのです。

そして、時価総額が大きすぎるというネックが解消されれば、買収を狙う企業が表れてもおかしくないと言うのです。

マードック氏は2005年に総額5億8,000万ドル(約670億円)を投じてMySpaceの運営会社を買収しています。日本にもその触手が伸びてくるかも...

純国産のSNSはmixiを筆頭にいくつかありますが、アメリカから来る巨大な黒船の襲来に対抗できるかどうかが2007年の大きな注目の1つです。

それに、アップルがもうすぐ新しい製品を発表するようですが、こちらも要注目!

忙しい年明けになりそうです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 11:55 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月04日

定年“70歳”の時代が目前に

「2007年問題」本番の年に突入したわけですが、さっそく動きがありました。

厚生労働省は平成19年度から、企業に定年を“70歳”まで引き上げるよう促す施策に着手します。

大企業などで定年と言えば“60歳”が相場でしたが、一気に10年も加算されることになります。

今年から、昭和22~24年生まれの“団塊の世代”約680万人が順次60歳に達し、むこう3年間で280万人が一斉に定年退職を迎えます。

この「2007年問題」に対応するため、厚労省は平成18年の改正高年齢者雇用安定法で、企業に65歳までの雇用を義務付けています。

しかし、人口減少社会に突入して、労働力人口がむこう10年間で200万人減る可能性を指摘されるなかで、平成24年には再び“団塊の世代”が65歳になって大量退職を迎えることになるのです。(2012年問題?)

厚労省は、労働力人口確保のために、意欲と能力のある高齢者が70歳まで働ける環境づくりを目指して、企業向けに支援アドバイザーを育成するほか、引き上げを実施する中小企業には奨励金を創設するそうです。

厚生労働省によると、中小企業向けには60歳から70歳に定年を引き上げるか、定年制廃止の場合に企業規模に応じ80万~160万円を奨励金を出してくれるとか。

定年が10年も伸びると、世の中ガラッと変わるかも知れません。

今まで60歳で引退していたのが、その年齢ではまだ働き盛りと言っても過言でない。

まだまだ出世競争が展開されて、結果的に役員さんはお年寄りばかり...

。。。いいことばかりではないような気もします。

q.f. iza

投稿者 messiah : 09:57 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月03日

世界の数字をアジアが左右する時代

電子情報技術産業協会によると、携帯電話の加入件数が2008年には2006年と比べて約26%増の32億6000万件に達し、人口比で48%となって、計算上は全世界で2人に1人が加入していることになるそうです。

2006年の累計加入は前年比20.4%増の25億9000万件で人口比39.3%となる見込みです。

その増加率を牽引するのは、経済発展めざましい中国やインドなどアジア圏の国々です。

今後2年間も10%以上の伸びが予測され、特にアジア圏は2008年に約13億8000万件と、2006年比約37%増となり、世界の約4割の加入が集中するといいます。

中国、インドの巨大な人口が、世界経済の数字を簡単に左右する時代は近いようです。

しかし、経済成長と“その中で生きる人々の考え”がうまく調和していけるのか?どこかに不安を感じるのは私だけでしょうか。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月02日

雪をネットオークションに出したら。。。

デンバーの地元テレビ局によると、コロラド州北部ラブランド在住の女性が「雪」をインターネット競売最大手のイーベイに出品しました。

悪天候が続き、庭に降り積もった雪を何とか処分しようと考えた結果です。

商品説明文には、「米国でも有数のスキー場、デンバーと同じ雪質」と説明されていたそうです。

出品した女性は、送料を節約するために落札者が直接、現地で雪をパッキングするのも可能、としています。

さらに、ショベルでかき出すのはもちろんのこと、ダンプカーの持ち込みも可能とか。

そんな都合のいい話に乗る人がいるのかな?と思いきや。。。

日本時間1/2の午後5時30分すぎの時点で、入札数は60を超えており、価格も38ドル(約4500円)に上がっているようです。

同じ雪に悩まされる豪雪地帯の人が聞いたらあきれかえってしまいそう。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 19:35 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月01日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。

ブログを毎日書いていますが

命の続くかぎり(イヤ、それは無理か)

とにかく書けなくなるまで

書き続けていきます。

<言ってしまった...>

本年もよろしくお願いします。

でたとこ

投稿者 messiah : 11:00 | コメント (0) | トラックバック