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2006年05月31日

引き裂く電話帳がない 材料不足に悩むサーカス芸

英国・ブラックプールのサーカス団に、「鋼鉄の女性」と異名を取るドイツ人女性がいて、「電話帳の引き裂き」という荒業をこれまで披露してきました。

女性は、約30秒で電話帳をほぼ半分に引き裂くことが出来るそうです。

ところが、引き裂くための電話帳が不足して、このままではショーの継続が危ぶまれるという危機に直面しています。

苦労してドイツから取り寄せた200冊の在庫が、残り半分となったところで、地元新聞に広告を出して助けを求める事態となりました。

かつて、「電話帳の引き裂き」と言えば、テレビの超能力番組の定番でした。

どこにでもある日常的な存在だったから、その厚みや重さを誰もが体感していたから、それを引き裂く力に驚き、それが芸として確立できたのでしょう。

電話帳を見たことのない若い世代は、おそらく「引き裂き」を見せても驚かないのでは?

さて、その電話帳...

  1. 公衆電話が携帯電話に押されて激減した。
  2. 広告宣伝がインターネットに取って代わられた。
  3. 個人情報の公開に対する抵抗感が強くなった。

いろんな状況が重なりました。

広告媒体であり、情報媒体であり、しかも極めて日常的な存在であった電話帳の歴史的役割が終わろうとしているようです。(点字用などの用途で、存在は残るでしょうが)

NTTのタウンページ」のホームページには、電話帳が設置してある場所を全国地図で確認できるようになっています。

そして、地図の横には次のように記載されています。

「閲覧時間、閲覧できる電話帳の種類については、念のため、お電話でご確認の上、お出かけいただきますようお願いいたします」

調べてみると、電話ボックス以外の施設で電話帳が設置されているのは東京23区で38ヶ所、大阪府下では44ヶ所(主に図書館かNTT)に過ぎませんでした。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 08:22 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月30日

走る グーグル超特急

9ヶ月連続でシェアを拡大する検索エンジン最大手のグーグル社。

もうその勢いを止めるものはいません。(他を蹴散らして走っています)

検索エンジンのシェア動向
検索エンジン名2005.42006.32006.4
Google36.5%42.7%43.1%
Yahoo!30.7%28.0%28.0%
MSN16.1%13.2%12.9%
Time-Warner9.0%7.6%6.9%
Ask Network6.1%5.9%5.8%

2006年4月にアメリカ人がインターネットで実施した検索回数は66億回。(前月比4%増)

検索エンジン別ではGoogleが29億回、Yahoo!が19億回、MSNが8億5800万回。

「AOL」のTime-Warner Networkが4億5700万回、「Ask.com」のAsk Networkが3億8400万回。

こうして見ると、上位の三つ巴の競争からGoogleが2歩くらい抜きんでてきています。

但しそのグーグル社も、電子メール、ニュース、金融などのポータル・サービス利用に関してはYahoo!に大きくリードを許しています。

ポータルサービスが将来、検索機能の延長線として利用されるような展開も予想されます。

その時は、グーグル独り勝ちの可能性もあります。(が、そうは問屋が卸さない?)

q.f. IT Pro

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2006年05月29日

「ニワトリと卵」 どっちが先かに結論?

ニワトリと卵結論が出ないことが明らかな事象を示す代名詞に「ニワトリと卵はどちらが先か?」というのがあります。

時々、会議や酒場での議論などで引用されます。

曰く、「そんな事を言い出だしたら、ニワトリと卵論になっちゃうよ」...

その一言で、誰もがその場の空気を読んで、話題を振り変えたりするという、まことに便利なフレーズではあります。

ところがこの論争、日本だけではないようです。

英国の遺伝学者、哲学者、養鶏家の3人でつくるチームが、長年のこの論争に結論を出したそうです。

実は、米ディズニー社が映画「チキン・リトル」のDVDの宣伝として学者たちに依頼したという背景があります。

結論 ---

生物の遺伝物質は生きている間は変わらない。

従って、ニワトリ以外の鳥が途中でニワトリになることはない。

すなわち、ニワトリの遺伝物質をもった卵を生むこともない。

このことから、最初のニワトリは、卵の中でニワトリの遺伝物質をもつようになった。

この「進化した卵」こそ、現在数多くあるニワトリの卵の最初のものである。

要するに、その卵を生んだニワトリは存在せず、その卵がニワトリの原点である、ということらしいのです。

これが真実なら、「ニワトリと卵」の、例のフレーズの使い方が変ってきます。

曰く、「そんな事は、ニワトリと卵論じゃないが、結果が分かりきった話だよ」ってなかんじになります。

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 07:49 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月28日

「知を管理する神」の存在は正か邪か?

インターネットが広まり始めた10年ほど前は、ネットで調べものをする時に使う検索ソフト(サイト)と言えば、何と言ってもYahoo!でした。

それに追随してgoo、Infoseek、Lycosなどの検索ソフト(サイト)が市場の覇権を競っていました。

今から8年前の1998年、米スタンフォード大学の2人の学生がベンチャー企業「グーグル」を立ち上げます。

独自のユニークな発想に基いたインターネット検索エンジン(Google)をテコに、グーグルはわずか7年余りで、先発の検索ソフトにことごとく追いつき、追い越して行きました。

今や米ハイテク業界では、首位のマイクロソフトに次ぐ堂々の2位につけて、トップを窺うまでに力をつけています。

グーグルには他の追随を許さない武器がありました。

「検索が群を抜いて速く正確」、「情報の価値の付け方が優れていた」の2点です。

検索結果表示の優先順位を決める方法が「皆がリンクするページは良い」という考え方を基本にしています。

学術論文がどれだけ引用されたかで評価される点に注目し、これをネット上の文書に当てはめたのです。

アメリカには、「皆が使うものは良いもの」という合理主義的発想があります。

“優れたもの”とは、競争を勝ち抜いて最後に市場に残ったものである、という市場原理に基いたものです。

そして、ネット文明が生み出した市場原理に基く“優れたもの”があります。「集合知」です。

グーグルの検索エンジンは世界中の知の集まりを現出できるという見方から、「世界の知を管理する神」とまで言われようになりました。

しかし...

グーグルは巨大になりました。これからもさらに巨大になっていくでしょう。

すると、グーグルが巨大になることで及ぼす様々な影響に懸念を持つユーザーが現れ出しました。(グーグルの将来に懸念を抱くのはマイクロソフトだけではありません)

例えば、国立情報学研究所の助手、大向氏はこう言います。

「論文であれば、学会で優劣が問われるが、ネット社会では玉石混交の無数のページが無造作に散らばり、価値判断は容易でない。また、グーグルは広告媒体でもあるため、意図的に自分のページが真っ先に出るよう操作する専門企業も多い。それによって、インターネット利用者に自社のページを開かせることが出来る」

同研究所の高野教授はこう言います。

「旅に例えれば、グーグルは最寄りの主要な駅を案内してくれ、確かに便利だ。駅から旅を始める方が見知らぬバスに乗るより効率は良い。でも、本当はどこか心が落ち着ける所に行きたいと家を出たのに、目的地を知らなければ、見たくもない駅の景色や広告を見せられ、とんでもない所にはまり込むこともある」

「グーグルによって私たちの世界認識の質が高まるとは思えない」

「人間社会は現象を観察するのに記者を、学問的フロンティアを探らせるには学者をと、いわばセンサーを現場に派遣してきた。それを基に世界を認識し、次世代に伝えてきた。そういう構造がすべて平板化し、素人が持ってきた物を素人が論評し素人が見るという構図をグーグルが加速させていると思う。1人の学者がやるより、100万人が考えた方が進歩するかと言うとそうじゃない。少数の人が30年も40年も辛気臭いことやり続けて、ほんの少し進歩するものだと思う」

こうしたグーグル脅威論は、本場米国でも盛んです。

集合知の本山のようなグーグルの、その神格化を懸念するのは、集合知とは別の知(...しいて言えば叡智のようなもの)が働いている気がします。

q.f. MSN-Mainichi INTERACTIVE

投稿者 messiah : 07:10 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月27日

ミルクチョコレートは脳を活性化する?

ミルクチョコ米ウィーリング・ジェスイット大学の研究者の発表によると、「ミルクチョコレートには脳の機能を高め、記憶力を向上させるなどの効果がある」そうです。

実験の参加者たちは、15分前にミルクチョコレート、ダークチョコレート、(カカオに代わる健康食品として知られる)イナゴマメを食べて、記憶力や反応の速さ、注意力の持続性、問題解決能力などをコンピュータを使って検査しました。

その結果、ミルクチョコを食べた後のテストで、言語、視覚の記憶を示すスコアがかなり高くなることが判明しました。

また、反応の速さもミルクチョコ、ダークチョコを食べた場合に向上することが分かりました。

チョコレートにはカフェインをはじめ、テオブロミン、フェネチルアミンなど、覚せい効果のある成分が含まれており、それが脳に良い方の刺激を与えているようです。

脳を鍛えるにはミルクチョコがよろしいようで...

q.f. CNN.co.jp

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2006年05月26日

泣いていた赤ん坊がピタリと泣きやむ

財津一郎
q.f. タケモトピアノ
俳優の財津一郎氏が「ピアノ売ってちょーだい...」、「電話してちょーだい...」と歌い、全身タイツのお姉さんたちがくねくねと踊る「タケモトピアノ」のテレビCMがあります。(放映されているのは西日本だけ)

ある時、このCMが流れると「泣いていた赤ん坊がピタリと泣きやむ」という噂が広まって、関西系の人気テレビ番組「探偵!ナイトスクープ」が取り上げて有名になりました。

番組の中で、日本音響研究所という所(説明するまでもなく文字通りですね)の人が、この財津氏の声を解析しました。

その結果、財津氏の声が、赤ちゃんの好む440Hz付近にあることに加え、「音がランダムで飽きない」「本能的に振り向く音が多い」「音楽の途中でリズムが変わる」などの点で、赤ちゃんの注意を引くことが分かったそうです。

これは ひじょう~に おもしろ~い!(財津調で言っているつもり)

さて、それにヒントを得た日本音響研究所は、赤ちゃんのぐずり泣きを解消する画期的な音響装置の開発に成功し、おもちゃのタカラトミーが発売します。

その名も赤ちゃんけろっとスイッチ(2310円、7月発売)

「ぬいぐるみのボタンを押すと、ぐずっていた赤ちゃんがケロっと泣きやむ」んだそうです。

外観はどう見ても普通のぬいぐるみですが、中には(財津一郎氏は入っていません。念のため)改良を重ねて開発された「ぐずり解消メロディ」装置が入っています。

実際に「ぐずり解消メロディ」を聴いてみると、途中で急に曲のテンポが変わったり、合いの手のように動物の鳴き声が入ったりしているそうです。

寝つきの悪い大人もどうぞお試しくだされ。

q.f. ITmedia +D

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2006年05月25日

男は内に 女は外に

発毛サービスの「毛髪クリニック・リーブ21」(大阪市)が男女計千人以上を対象に行った「ストレス」に関するアンケート調査が発表されました。

驚きの結果が出ました。

誰から一番ストレスを与えられるかを尋ねたところ、男性はトップが「会社の上司」で37%、次いで「取引先」の16%、「会社の部下」の9%と、仕事関係が上位を占めました。(まあ順当なところでしょうか)

一方、女性の一位は「だんな」。(まあ順当なとこ...イヤイヤそんなはずは...エッほんと?)

女性の5人に1人が、ストレスの最大要因は「だんな」と回答したそうです。(2位は「会社の上司」で、何と「子供」が3位)

逆に「ストレスを解消してくれる人は?」の質問に、男性で最も多かったのは「妻」(25%)で、2位の「子供」(21%)と合わせ、ほぼ半数が家庭に癒やしや安らぎを感じていることがわかりました。

さあそして、女性の場合は...(ドキドキしながら結果発表!)

女性の「ストレスを解消してくれる人」のトップは「友人」(25%)。

続いて「だんな」(23%)、「子供」(19%)の順でした。

内に安らぎを求める男と、外に安らぎを求める女の意識の差、大きいですね。

やがて老年になった時に、社交性に勝るものが主導権を掌握する現実、もう既に形作られているわけです。

q.f. FujiSankei Business i

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2006年05月24日

美人=女性と決めたのは誰でしょう?

美人フィルタ
q.f. R&C Japan Ltd.

流行とは、「流れ行く」ものと見つけたり...

一時、ネットでブームを起こした「成分解析ソフト」の話題も、今では沈静化しました。

流行とは、脆(もろ)く、儚(はかな)いもの。

それは、一点に凝縮された捨て場のないエネルギーの咆哮に違いありません。(と、勝手に思っているだけ)

そして、見つけたのがコレ。

探していたものを、底の抜けたポケットの穴の奥から発見したようなガジェット(gadget)です。

その名は、美人フィルタ...

心地よい響きではありませんが、分かり易さではかなり評価できます。

「名前」だけで何をするものかが想像でき、かつそれを裏切らないという完璧な「お役立たずソフト」です。

ところで、美人=女性と決めたのは誰でしょう?

男性のブサイクな顔を、美しい顔に変換して幸せに浸って何が悪い。(と、独りで騒いでいる)

ということで...

興味のある方は、hirax.netこちらにアクセスして「美人フィルタ」をダウンロードし、人間の美とは何か?をシミュレーションして人生を振り返ってみましょう。

因みに筆者は、このガジェット、「流行しない」と予言しておきます。

投稿者 messiah : 07:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月23日

バッテリーの切れ目が、縁の切れ目

お馴染みのインターネットコム社とJR東海エクスプレスリサーチ社の調査。

今回は、「携帯電話のバッテリーに関する意識調査」です。(調査対象は20代~60代の、男女337人)

「あなたはいつ携帯電話を充電しますか?」

「家にいる間」が 49.8%で、次いで「家と会社」が27.0%、「ある程度減ったらその都度」が14.1%でした。

バッテリーには寿命があり、ある程度劣化すると、いくら充電してもすぐにバッテリー切れとなってしまいますが、こんな場合にどうするのか?

「携帯電話を買い替える」が54.7%で、次いで「バッテリーパックを交換する」の23.1%、「そのまま使い続ける」が11.1%でした。

バッテリーの切れ目が、縁の切れ目。

半数以上の人が、バッテリーの劣化を買い替えのタイミングとしていることがわかりました。

筆者は以前、劣化したバッテリーパックを交換しようと携帯ショップに行ったことがあります。

ところがその店で、「新しい携帯を買った方が安くつくこともある」と店員に言われて、「そんなものなのか...」と諦めて機種変更しました。(持っていた携帯は、2年以上使っていたのでそろそろ新しいのも欲しかった)

しかし本来は、バッテリーを交換して繰り返し使うことを前提に携帯電話は設計されているはず。

小売側が、バッテリーパック交換のタイミングで機種変更を奨めるのは、飽和状態にある携帯市場での激しい競争環境が為す仕業でしょう。

気持ちは分かりますが、サービスの在り方としては供給側の都合で捻じ曲げられた歪なものになっている気がします。(ユーザーuserオリエンテッドorientedでない)

q.f. Japan.internet.com

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2006年05月22日

勤務時間中のネット私用率は61%

企業向けネット利用管理ソフトを開発している調査会社ハリスインタラクティブ社が、従業員100人以上の企業に勤め、職場でネットにアクセスできる男女500人を対象に実施した調査によると、61%が勤務時間中に私用でネットを利用することがあると答えています。

仕事に関連するネット利用時間は週に平均12.8時間だったのに対し、私用での利用時間は3.1時間という結果でした。

従業員のネット利用については、多くの企業がアダルトサイトなどへのアクセスを禁止する一方、メールで病院の予約を取ったり、昼休み中に贈答品の買い物をしたりする行為は容認しています。

調査では、仕事関連以外で訪れるサイトとして、地図やニュース、天気が上位を占めました。

勤務時間中にストリーミング配信の音楽などを週1回以上楽しむ人は約25%、職場から仕事以外で音楽や写真、ビデオクリップをダウンロードしたことのある人は18%いました。

調査の結果、驚くべき数字が出たわけではありません。

人間は、リラックスを必要とし、同時に安易な方に流されやすい生き物ですから、歯止めとなるルールは必要ですが、その歯止めが手足を締める枷(かせ)になっても仕方ないところがあります。

どのあたりでブレーキをかけるかは、個人の良識に任せるしかないのでしょうね。

おっと時間です。そろそろお仕事など、なさいませんか?

q.f. CNN.co.jp

投稿者 messiah : 07:37 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月21日

クリック詐欺のワン・ツー・パンチ

ワンクリック詐欺というのがあります。携帯電話を利用している人が主に被害に遭っています。

携帯電話を使ったワンクリック詐欺とは、例えば次のようなかんじです。

先ず、発信元が携帯電話会社であるかのように装ったメールが送信されてきます。

受け取った人が、面白いコンテンツがあるかのような誘い文句に乗って、メールに記載されたURLからホームページにアクセスします。

そこには、「入口」とか「ENTER」と表示されたボタンがあり、(つい)クリックしてしまいます。

すると、いきなり料金請求画面が表示されます。

そして後日、料金を督促するメールが送られてきて、あわてた被害者が指定口座に振り込んでしまうというパターンです。

詐欺犯は、メールアドレスを販売している業者からリストを入手して、不特定多数にメールをばらまいているようです。

そして最近、「ワンクリック」をバージョンアップした「ツークリック詐欺」が登場しています。

これは、料金請求画面の前に、確認画面を表示するものです。

例えば、「入口」というボタンをクリックすると、有料であることや利用規約などを記載した確認画面と「はい」「いいえ」の選択肢が表示されます。

そこに罠が仕掛けられており、「はい」をクリックしても「いいえ」をクリックしても、全く同じ料金請求画面が表示されるようになっているのです。

被害者は「いいえ」をクリック(2回目のクリック)したつもりでも、料金請求画面が表示されるので、自分が押し間違いをしたのではないかと不安になる、その心理をついてお金を振り込ませるという手口です。

詐欺犯は、日夜、人間心理の裏をかくテクニックを追い求めています。(コヤツラ、道を誤らなければ心理学者になれたかも?)

しかし万一、これらの「クリック詐欺」に遭った場合、どのように対処すればいいのか。

警視庁ホームページに次のように記載されています。

もし、メールや電話で、このような料金請求を受けた場合は、

  1. 利用規約がないような場合は無視をする。
  2. 利用規約がある場合は、よく読んで確認する。
  3. 電子消費者契約法では、事業者は、消費者に対して申し込み内容を再度確認させるための画面を用意する必要があるので、このような確認措置が無いような場合、その申し込みは無効を主張することができる。
  4. 上記「2」、「3」に「同意」した上でサービスを利用した場合は、支払い義務が発生するおそれがある。尚、上にある携帯電話のイメージ画面のように「いいえ」や「NO」ボタンをクリックしても、「登録完了」画面になる場合もあるが、そのような画面では、確認措置があることにならないので、「3」に準じて対処する。
  5. 悪質なものに対しては、氏名、住所、電話番号などの個人情報は絶対に伝えない。

以上、5つの鉄則を必ず守りましょう、とのことです。

q.f. IT-PLUS

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2006年05月20日

子供の間に「金銭至上主義」が増えている

お金「お金が一番大切」と考えている子供が、中学生で26%、高校生で30%もいる、そうです。

金融広報中央委員会が発表した「子どものくらしとお金に関する調査」の結果です。

マネーゲームで稼ぐことを肯定的にみる割合は、中学生が30%、高校生が41%にも上ったそうで、もうビックリです。

同委員会は子どもたちの金融経済をめぐる知識が必ずしも十分でない(そりゃあ、当たり前でしょう)として、金融教育の普及に力を入れる方針とのことです。(金融教育って、何のこと?)

「お金が一番」と思っている子供は、筆者の頃には(相当昔ですが)クラスに1人もいなかったような気がします。(いや、1人位いたかも)

そんなこと言うと「夢がない奴」と軽蔑されてしまうので、本当に思っていても言わなかった時代もありました。

「お金が一番」と答えた割合は、小学校の低学年では25%、高学年になると12%に減りますが、中学・高校で再び増加に転じています。

さきほどの委員会は「小学校時代は家庭や学校での教育が浸透して一旦減るが、その後、社会での実体験などを経て変化しているのではないか」と述べています。(社会での実体験って何のこと?)

因みに、子供の小遣いの平均月額は中学生2,738円、高校生5,590円。

大人の中にも、「お金が一番大切」という考え方を、今時クールでスマートだと感じた人も多いでしょう。

しかし、その後のITバブル崩壊、世論の反発によって、こうした発想は伝染病の“はしか”のようなもので、熱が冷めてしまえば「お金は大切だが、もっと大切なものがある」という普遍なものに帰って行きます。

ところが、子供はそうはいかない。

子供は、大人と違って“はしか”に対する免疫を持たない。(物事の良し悪しを大局的に判断できるほど経験を積んでいる子供など存在しない)

その結果、今回の調査結果のような「子供らしくない発想」をする子供が増えてしまったように思います。

「お金を大切にする」という考えは大事だが、裏返せば「お金以外のものを大切にしない」ということに短絡的に結びつく怖れが、現代の社会環境に潜んでいることが最も危険なのです。

投稿者 messiah : 08:13 | コメント (2) | トラックバック

2006年05月19日

携帯市場で検索大手の火花が散る予感

検索大手の対決

KDDIと米グーグルは5/18、業務提携を発表しました。

KDDIの携帯電話事業「au」のインターネットサービスに、7月からグーグルの検索エンジンが採用されることになりました。

以前のエントリー(3/31)で、ソフトバンクがボーダフォン日本法人を買収した時に、ヤフー・ジャパンが独占する日本の検索市場の巻き返しのために、グーグルがNTTドコモと提携して携帯市場で対抗するかも?と予想していたのは外れました。

しかし、ソフトバンクに対してはドコモと同じ立場にあるKDDIがグーグルの提携先ですから、「外れたけれど、かすった」と言っていいかも(自己満足、自己満足)

で、「au」のインターネットサービス「EZweb」のトップページに、検索のためのキーワードを入力できる「検索ボックス」を設置することになりました。

検索結果については「EZweb」のコンテンツに加え「au」の「PCサイトビューアー」上でパソコン向けコンテンツの閲覧も可能になるそうです。

このニュースと並行して同日、ソフトバンクは英ボーダフォン社と合弁会社の設立を含む戦略的提携に合意したことを発表しました。

一部ではソフトバンクがアップルコンピュータと共同で、iTunes Music Storeの楽曲を再生できる「iPodケータイ」を開発すると報じられていますが、孫氏は「憶測にもとづく記事であり、そのようなものに対しては一切コメントしない」と口を閉ざしたそうです。

さらに、KDDIがグーグルの検索エンジンを採用すると発表したことを受けて「グーグルの力を軽く見ているわけではないが、日本ではヤフーのほうが圧倒的に多く使われている。これを背景にサービスを展開していく」と述べました。

グーグルは世界最大の携帯端末メーカー・ノキア社とも提携を進めています。

携帯市場が、検索大手の覇権争いで火花が散ることだけは確実のようです。

ここで、また予想を2つほど...(当るも八卦)

  1. ソフトバンクとアップルの提携はない。(企業風土、トップの思想に乖離が大きい)
  2. グーグルは携帯市場を足がかりにヤフーの日本でのシェアを食い始める(何となくそんな予感)

今度は予想、外しません!(かすりもしない?)

q.f. NIKKEI NETCNET Japan

投稿者 messiah : 08:29 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月18日

明日の日本をもう一度任せるしかない?

電子商取引サイト構築サービスのEストア社が、55歳~59歳の「団塊の世代」の男性を対象に、インターネットの利用動向と定年退職後の生活についてアンケート調査した結果を発表しました。

それによると、団塊世代の61.6%は、定年後に店舗型ECサイト(ネットショップ)を運営することに興味があると回答しているそうです。

意外な結果です。

団塊世代の87.4%は、定年後もなんらかの形で働きたいと考えていて、94.0%の人が、ほぼ毎日自宅でインターネットを利用しており、すでに84.5%はインターネット・オークションを含めるECサイトの利用経験があるといいます。

ネットショップの運営に興味があると答えた層に、その理由を尋ねると、

という回答だったそうです。

何事にも意欲旺盛な世代です。

この世代の人に、明日の日本をもう一度任せるしかない?

投稿者 messiah : 09:06 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月17日

チャットで女性のハンドル名を使うと危険度が25倍?

チャットで女性のハンドル名を使うと、男性名を使うよりもずっと多くの不愉快なメッセージを受け取ることになる。

オンラインでチャットするときは、ハンドル名をよく考えた方がいい。

メリーランド大学の「Center for Risk and Reliability」の調査結果によると、キャシーとかメリッサとかステファニーなどの女性名をハンドルネームに使うと、脅しのメッセージやわいせつなメッセージを受け取る確率が25倍?高くなるそうです。

調査では、自動化されたチャットボット(人間の代わりに人間と会話をするプログラム)と人間の研究者が、女性名、男性名、曖昧な名前(ナイトウルフ、オルゴス、スターゲイザーなど)のハンドル名でチャットルームにログインしてチャットを行ないました。

すると、女性名のボットは1日当たり平均100通の悪意あるメッセージを受け取りました。

これに対して、男性名を使ったボットはおよそ4通、曖昧な名前のボットは約25通という結果でした。

調査報告書を書いたメリーランド大学のマイケル・キュキエ教授によると、男性と女性の違いを見分けられるコンピュータプログラムを書くのは難しく、これらの脅しのメッセージが自動的に生成されているのではない、つまり、「女性の名前を探している実際の人間が書いているのだ」ということです。

オンラインの安全の専門家パリー・アフタブ氏によると、この結果は意外ではないと言います。

「悲しいかな、われわれは男性と女性、特に女性に『情報を与えすぎるな。性別を含む情報を与えるな』と言わなくてはならない。他のユーザーに、あなたが女性であることを知らなければならない理由は何もないのだ」

チャットをされる方(特に女性)は要注意。

こういうものは、互いに顔がわかっている同志でやるのが基本ですね。

q.f. ITmedia

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月16日

ようやく第4コーナーに入った “ウィンドウズ・ビスタ”

第4コーナーこのブログで何度もテーマにしてきたので、読者にとってはいささか食傷気味ではあるものの、やはり気になって仕方ないところに新しいニュースが飛び込んできたのでまたまた書くことにしました。

リリースが遅れているマイクロソフト社の次期OS「Windows Vista(ビスタ)」は、どうやら仕上げの段階(第4コーナーってヤツです)に入ったようです。

同社のトップエンジニアであるブライアン・バレンチーノ氏は、Windows Vista開発チームに課題を出しました。

それは、プログラムコードからバグ(誤り)を見つけ出し、これを修正したエンジニアは、1件につき100ドルを獲得できるというものです。

さらに、最も多くのバグを修正した社員には、500ドルが支払われるということです。

こうしたインセンティブをつけてバグを一掃しようとする動きの意味するものは、ただ1つ。

「ゴールが見えてきた」(気持ちの余裕が少し出てきた)ということです。

さてそうなると、現在販売されているパソコン(Windows XP)の価格が一層下がっていくことになります。

年末になったら、2007年1~2月に新OS搭載マシンが店頭に並ぶわけですから当然、買い控えが予想されます。

そうなると、パソコン販売店にすれば、今年の上半期が残された勝負どころ。

今夏のボーナスシーズンに照準を合わせ大安売りも辞さずってかんじでしょう。

既に店頭価格はかなり下がっているようです。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 07:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月15日

ソフトの骨董品 未だ1割が現役

インターネットコム社とクロス・マーケティング社が行なったパソコンのOS に関する調査によると、Windows95を使っている人はほぼ消滅したが、98や98SE、Meを現在も使用しているユーザーは1割以上いることが分かりました。

自宅でパソコンを使用している18歳~60代の男女300人のアンケート結果は次の通りです。

  1. Windows XP(78.8%)
  2. Windows Me(6.7%)
  3. Windows 2000(4.7%)
  4. Mac OS(3.7%)
  5. その他(98、98SEなど)

その中で、Windows Me、98SE、98ユーザーを合計すると全体の12%あり、まだ1割は古(いにしえ)のOSを利用していることが分かりました。

8ヵ月後には次期OS(ウィンドウズ・ビスタ)がリリースされることを考えると、これらのOSは2世代、3世代、4世代前のもの。

ソフトの骨董品と言えますが、セキュリティが心配です。

<そういう筆者も、未だにMeと2000を使っていますが...>

最新のセキュリティソフトをインストールしたその日から、急激に、あらゆる動きが重くなりました。

新しいパソコンが欲しい...(願)

q.f. Japan.internet.com

投稿者 messiah : 08:31 | コメント (0) | トラックバック

2006年05月14日

心臓から胃へ ペースメーカーの水平展開

心臓のペースメーカーと同様に、体内に埋め込んだ機器で胃の働きをコントロールすることにより、肥満患者の食欲を抑える。

そんな研究が、アメリカの医療機器メーカーで進められ、次世代の肥満治療法につながるとの期待を集めています。

<エラい時代になってきました>

<心臓の次は胃ですか?>

米ミネソタ州の医療機器メーカー・メドトロニック社が開発しているのは、「埋め込み型胃刺激装置」と呼ばれる機器で、ストップウォッチほどの大きさの装置を腹部の皮下に埋め込み、胃壁に電極を取り付けて少量の電流を流し、これによって胃が収縮し、脳に満腹感が伝わるため、食べる量を抑えることができるという仕組みです。

また、同州のミネアポリス市内の別の新興企業エンテロメディックス社は、同様の目的で埋め込み型装置の開発を進めています。

こちらの方は、胃のぜん動運動をコントロールする迷走神経を電気刺激によって一時的にブロックし、食べ物の消化を抑えるという方式で、「今年中に成果を発表できる」との見通しを示しています。

日本では少ないが、欧米にはギネスブックの写真に載っていてもおかしくない極端に太った人が多いですね。

欧米人の食生活が関係しているように思いますが、「肥満は病気である」という意識がはっきりと存在する国ならではの話です。

ところで日本には、欧米などに見られるような極端に太った人はあまり見かけません。

肉食もするが、それ以上に菜食をする日本は、気がつけば世界一の長寿国。

古来から、わが国ほどバランスの良い食環境を持った国は、世界でも珍しいような気がします。

q.f. CNN.co.jp

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2006年05月13日

「おしゃべり自販機」でユーザーコミュニケーション

自販機のステッカー
q.f. ダイドードリンコ

言葉を話す自動販売機は少なからずあります。

また、関西弁などの地方の言葉(方言)で話すものもあります。

しかし、"津軽弁"といった、名前は聞いたことはあっても全国的に幅広く使われていない方言で話す自動販売機はありませんでした。

...が

それが出ました。

津軽弁(風)でしゃべります。

開発したのは清涼飲料水を製造販売するダイドードリンコ(大阪市)。

「しゃっこい(冷たい)飲み物どんだべぇ」と定期的に呼びかけ、ジュースを買えば「つりっこ忘れねんでの~」と注意してくれ、さらに昼時は「午後もけっぱって(頑張って)の~」と励ましてくれます。

津軽情緒満載のとても気配りの効いた自動販売機なのです。

ダイドードリンコは3年前に関西弁バージョンを出しましたが、これが好評。

今回は、名古屋弁や博多弁バージョンと一緒に津軽版を製作しました。(名古屋弁は『つり銭忘れんでちょ』、博多弁は『今日も会えて嬉しかばい』と話します)

ダイドーの担当者によると「ばりばりの津軽弁だと観光客が分からないので少しアレンジしている」そうです。

この自販機は4月中旬から青森空港やJR青森駅など青森市内中心に42台設置されています。

q.f. アサヒ・コム

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2006年05月12日

売れると標的にされる 悲しき宿命

インターネットセキュリティ対策会社のMcAfee(マカフィー)社は、アップルコンピュータ社のマッキントッシュ(Mac)に搭載されているMac OS X(マックオーエステン)を標的とするハッカーが急増しているとの報告書を発表しました。

同社の報告書によれば、Macプラットフォームで見つかった脆弱性は、2003年の45件から2005年には143件へと、3年間で228%増加しました。

Mac OSはWindowsなどと同様に、マルウェア攻撃(不正な・悪質な・他人に有害な・悪意あるソフトウェアの総称)の標的となる可能性があると報告書は指摘。

アップルがコンシューマ製品で成功し、その結果人気が高まれば、ハッカーも標的としてのMac OSやiTunes、iPodといったアップル製品に興味を持つと予想しています。

「アップルのOSを利用していること自体が一種のセキュリティだと考えている向きも多いが、採用急増に伴いMac OSを標的とした攻撃が増える中、ユーザーはセキュリティにもっと注意を払う必要がある」と警鐘を鳴らしています。

アップルのパソコン占有率は現在もそれほど高くありませんが、iPodブームの追い風をもらって販売量は増加しています。

また、(Windowsで採用されていた)インテル製チップが今後、全てのパソコンに搭載されていきます。

そうなると、ハッカーにとっては退屈しのぎ・ストレス発散の材料が1つ増えることになります。(Windowsは次期OSの開発に大きなブレーキになるほど、さんざんいじめてきたので飽きがきている?)

人気が上がれば、それを妬んだり、あるいは困らせて面白がったりする悪質行為は後を絶ちません。

売れていない時は良かった。しかし、売れると標的にされてしまう。

ネット産業は、(他の産業にはない)そんな宿命を持っているのです。

q.f. ITmedia

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2006年05月11日

ルールや制度に必要なもの 「形」と「心」の調和

岡山県美咲町の教育委員会が、町内の小・中学生を対象に調査したところ、2割の子供たちが朝食抜きで登校していることが分かりました。

こうした子供たちは空腹のまま授業を受けるため、落ち着きがないといった兆候がみられるそうです。

【つぶやき】どうやってそれを観察し(分類し)たのだろうか?考えといくと夜も眠れません。まあ、それはさて置き...

そこで美咲町では、町が主体となって岡山県酪農乳業協会や県学校給食会などの協力で、町内の全ての小・中学校で、希望する児童や生徒に牛乳、ヨーグルト6種、チーズ3種の計10種を無料提供することに決めました。

毎朝、登校時か1時間目の授業終了時に、希望する児童・生徒に1人2品を限度に好きなものを支給し、ランチルームなどで飲食させます。

必要とされる年間約1200万円の経費は、町が全額負担します。

全国でも珍しいこの試み、「朝食を補完して健康で心豊かな子供を育てる」のが狙いですが、町教委では「保護者に朝食の重要性を認識してもらえれば。強制ではなく、あくまで飲食は子供たちの自由」と説明しています。

自治体がいろいろな試みをすることは賛成で、多いにやってほしいと思います。

しかし、ルールとか制度というのは、「形」と「心」(ハードとソフトみたいなもの)が調和していないといけません。

朝食を家で食べてから登校する大部分(8割)の家庭で、無料のこの制度に流れるところが出てきそうです。

それはいいが、「タダだから利用しないと損だ」という意識が先行する懸念もあり、そうなると制度の悪用(とまでは言えないものの)も起こり得る。

その結果、貴重な財源を食いつぶすだけで終わってしまう怖れもあります。

本来の目的である“朝食の重要性”を、2割の子供たちを含む全ての家庭に理解させるためのアクション(説明、プロモーション、イベントなど)を別途実施していくことが必要となるでしょう。

形(朝食サービス)と心(朝食の重要性)のバランスがとれた制度になるように、お願いしたいと思います。

q.f. Sankei Web

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2006年05月10日

「UFO」は存在せず

UFOイギリスの国防省は、未確認飛行物体(UFO)に関する本格的な科学的研究調査を行い、空飛ぶ円盤が存在する証拠はないと結論付けた報告書を2000年に作成していたことが分かりました。

<それから6年間も何故黙っていたのでしょう?>

400ページに及ぶ報告書はこのほど機密指定が解除され、情報公開法に基づき同省のUFO関連文書を請求していた大学研究者に公開されました。

<ああ、軍事機密というわけですね>

国防省は今月15日から、その報告書を同省のウェブサイトで公開する予定です。

<真剣に見たいとは思いませんが...>

英BBC放送によると、研究は英国内のUFOの目撃情報を4年間かけて検証したものだそうです。

公開されたUFOの目撃情報は2002年にまでさかのぼるもので、170件という情報の中には、エセックスのラフトンにおいて一晩に5件もUFOを目撃したという情報が含まれています。

目撃情報はロンドン市内だけでも34件寄せられており、その中にはロンドン南東部で「黒いタバコ形の物体が、戦闘機よりも速いスピードで加速していった」というものや、西ロンドンのアイルワースで「円柱から赤と銀色の縞模様のある三日月に形を変えた物体を見た」といった情報もありました。

当初、政府のUFO調査団は「人々を怖がらせるつもりはないが、宇宙には人間以外の生命体がいる可能性も十分にある」とコメントしていました。

しかし今回は、空中に現れる異常は、大気現象やその電磁的影響によるものが大きいと指摘し、「UFO現象が、敵意のあるものや自然の力以外に支配されたものであることを示す証拠は一切ない」と解説。

結論として、「宇宙人」や「エイリアン」などの関与を否定しています。

「UFOが軍事的脅威の対象とはならない」のは良かったが、世界中のUFOファンにとってはショックでしょうね。

q.f. 北海道新聞宇宙開発情報

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2006年05月09日

ビル・ゲイツ 大金持ちの心境を語る

ビル・ゲイツ米マイクロソフト社のビル・ゲイツ会長は5/3、CNBCの記者とのインタビューで、世界一の大富豪となった現在の心境を語りました。

ビル・ゲイツ氏は「リッチでなければ良いのに。何も良いことはない...」と語ったそうです。

「余計に注目されてしまうから」というのが理由のようです。

最近、本業(ソフト事業)において減速感が漂う中、それを跳ね返すいつもの強気な言葉は聞かれませんでした。

彼には、富と名声を得る一方で失ったものが確実に存在するようです。

それは、プライベートか?自由か?

それとも...夢か?

『お金持ちになること=幸せ』という方程式が必ずしも成り立たないことを、ビル・ゲイツ氏が証明しているような気がします。

q.f. ロイター

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2006年05月08日

ゴールデンウィーク将棋対決は人間に軍配

将棋ソフトの強さを競う第16回世界コンピュータ将棋選手権(コンピュータ将棋協会主催)が、G.W.期間中に千葉県木更津市で行われ、「Bonanza(ボナンザ)」というフリーソフトが優勝しました。

大会には国内外の43ソフトが参加しましたが、Bonanzaは初出場で決勝リーグに残り、6勝1敗で選手権を制しました。

これまでは、優勝したソフトとプロ棋士の公開対局が行われていましたが、日本将棋連盟が昨年秋、プロとソフトの公開対局を禁止したため、今回は2004年のアマ竜王・加藤幸男氏が最終日にBonanzaとハンデなしで対局しました。

持ち時間は双方15分で、使い切ると1手30秒未満着手というルール。

そして、後手の加藤氏は作戦勝ちからそのまま押し切り、アマトップの貫録を示したとのことです。

ところで何故、ソフトとプロ棋士の対局を将棋連盟は禁止したのか?

きっかけは、昨年9月に石川県小松市であった公開対局で、五段の棋士がソフトを相手に途中まで不利な戦いを強いられたことから起きたようです。

連盟は、「もしプロ棋士が対局で負ければ、将棋棋士は将棋ソフトより弱いというイメージが普及してしまう」と説明しています。

「下位の棋士でも負ければ『プロ棋士が敗れた』となる。ソフトが弱かった時と状況は変わった。プロ対ソフトは見方によっては商品価値がある。企画の話があれば連盟として慎重に対応したい」とも述べています。

一方が勝ち、他方が負けるという“勝負の世界”は、例え相手がソフトであっても人間であっても、勝ちは勝ちであり、負けは負け。

「将棋ソフトに負けたプロ棋士は、この次はソフトに勝てるように研鑚すればいい」だけの話で、ソフトとの対局を禁止する意義がわからない。(世の流れに逆行している気がします)

q.f. YOMIURI ON-LINE

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2006年05月07日

世界で最も影響力のある100人の1人

米タイム誌が選ぶ「われわれの世界を形作っている人=世界で最も影響力のある100人」が先日発表され、日本からはただ1人、小泉純一郎首相が選出されたとのことです。

小泉首相は、「指導者と革命家」の中の1人として選ばれました。

同誌によると、「過去のつまらない首相たちと異なり、裏方での政治的な調整よりも、大衆へのアピールを好み、マスメディア、特にテレビをうまく使って、歯に衣を着せない一匹狼のイメージをうまく作り上げている」と指摘しています。

この方の任期も残すところ4ヶ月。

その評価については賛否両論ありますが、確かに言えることは、政治という舞台を大衆にわかりやすくした、という点でしょう。

これはうまかった。

q.f. ZAKZAK

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2006年05月06日

「Windows Vista」のリリースがさらに遅れる?

2007年1月に発売が延期されたばかりのマイクロソフトの次期OS「Windows Vista(ビスタ)」ですが、調査会社ガートナー社の予想では、発売はさらに遅れて2007年4~6月期にずれ込むだろうと予測しています。

もしそうなったら、ちょっとエライことですね。

ガートナー社が5/1に顧客に配布した報告書では、マイクロソフトが目標としている11月のボリュームライセンス顧客向けリリース、及び来年1月のコンシューマ向けリリースに時期を間に合わせるにはWindows Vistaは複雑すぎると指摘しています。

ただ、マイクロソフト社広報はガートナーの報告書には同意できないと語り、「リリースは予定通り行なう」と話しています。

パソコンが売れる重要な時期が年に2回あります。それが、新学期とホリデーシーズン(年末)です。

パソコンメーカーが新しいコンピュータに新しいOSをインストールするために要する時間は通常、6~8週間といわれています。

そうすると、今の予定(来年1月リリース)が仮に1~2ヶ月遅れても、来年新学期のシーズンにはぎりぎり間に合いますが、3ヶ月以上遅れると「Good bye Vista...」となってしまいます。

マイクロソフトにとっては、このリリース時期を死守する為の試練の時間が、今年いっぱい続くことでしょう。

q.f. ITmedia

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2006年05月05日

グーグル vs マイクロソフト 前哨戦始まる

ソフトウェア業界で長年頂点に君臨してきた王者・マイクロソフトと、新しい技術でそれに対抗する力を蓄えた挑戦者・グーグルの戦いのゴングがなりました。

というのも...これまで両社はまだ直接対決をしていません。(そういう場や機会がなかったと言える)

また、グーグルに中国エリア担当の要人を引き抜かれて、マイクロソフトがグーグルを訴えたこともありましたが、その後は和解したようで、それ以上の問題に発展することはありませんでした。

しかし、今回こそは直接対決の「第1ラウンド」のゴングが鳴ったと言っていいでしょう。

約1ヶ月前になりますが、マイクロソフトの次期ブラウザInternet Explorer 7(IE7)に搭載するインターネット検索機能について、グーグルは、「検索サービス『MSN Search』の利用を不当に推進している」と米司法省(DOJ)と欧州連合(EU)に訴えました。

グーグルは、「市場では検索機能にオープンな選択が望まれている。企業は提供する検索サービスの質でユーザーを取り合わなければならない」

「マイクロソフトがMSNをデフォルト(標準)の検索サービスとして設定する行為は正しいとは思えない。ユーザーに選ばせるべきだろう」と述べています。

これに対してマイクロソフトは、「消費者がIE7の画面右上にある小さな検索ボックスの設定を変更し、お気に入りの検索エンジンを使うようにするのはとても簡単なこと。Googleを使いたいのなら、IE 7で何も問題なくMSN Searchの代わりにGoogleを設定できるはずだ」と反論しています。

この提訴の話を聞いて連想したのが10年前の出来事。

マイクロソフトが、当時ブラウザでシェアの高かった「ネットスケープ・ナビゲーター」を、Windows提供元の有利な立場を利用して締め出したあの事件です。(ネットスケープはその後も長く低迷を続ける)

グーグルにも、そのような意識がどこかにあったと言えるでしょう。

しかし、あの事件以来、マイクロソフトはユーザーからさんざん非難を受けて懲りています。

もし同じようなことをすれば、結局、それが自分の首を締めることはよく承知しているはずです。

マイクロソフトは、「Googleが好むと好まざるにかかわらず、IE 7は『ユーザー本位』に設計してある」

「過去にどのような振る舞いがあったとしても、われわれは『ユーザーが主導権を握る』という原則を採用している」

それでも「IE 7はGoogleに危害を及ぼす」という恐怖心が消えないのなら、以下の事実を考察してみればいいと言います。

「Mozilla Firefoxなど、IEと競合するほとんどのブラウザで、Googleがデフォルトの検索エンジンに設定されている。そしてGoogleは先頃、大量にアクセス数を記録する市場トップの自社サイトで、Firefoxの販促活動を展開した。GoogleがリンクしているバージョンのFirefox は、当然Googleのツールバーを搭載している」

このマイクロソフトの反論には、グーグルも1本取られた?

いよいよ、両雄の前哨戦が始まりました。

q.f. IT Pro

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2006年05月04日

仇敵を盾にとって攻勢をかわしたアップル

アップルコンピュータ社CEOのスティーブ・ジョブズ氏は、タフネゴシエイター(交渉上手)としても知られています。

そして、その実力をいかんなく発揮しました。

先日、アップルが運営するインターネット音楽配信ストア(iTunes Music Store)の次期契約において、世界音楽大手4社との間で楽曲販売契約の更新が行なわれました。

この時、レコード会社側(Universal、SONY BMG、EMI、Warner Music)は、iTMSの一律価格体系を廃止させようとしました。

音楽世界大手の内、Universalを除く全社は、売れ筋アーティストの楽曲から最大限の収入を得るために、価格に差を付けさせようと圧力をかけました。

しかしジョブズ氏は、音楽業界を荒廃させていた不正ダウンロードからコンシューマを引き離すためには、一律価格(米国で99セント、英国で79セント、日本で150円)での楽曲販売が不可欠だと力説して、「値上げしたいというのは、強欲になっているということだ。値段が上がれば(コンシューマは)海賊版に戻ってしまい、誰もが損をする」と、各社の要求をはねつけたようです。

結局、音楽会社側は降参。従来通りの価格体系でいくことになりました。

iTunes Music Storeは、米国で約80%の市場シェアを握り、欧州でもほとんどの市場でリードしています。

さらに、世界のデジタル音楽販売は2005年に、11億ドル規模へと2倍以上に成長し、業界の売り上げの約5%を占めるに至っていることが背景にありますが、ジョブズ氏の交渉力が他を圧倒したと言っていいでしょう。

最近、アーティスト側から、アーテイストの取り分(マージン)を上げるように音楽会社に求める動きが強くなっていて訴訟まで起きています。

音楽会社はそのサヤをネットショップに当ててきたのですが、今のアップルの占有状態では、所詮は返り討ちにあうのが目に見えています。

ジョブズ氏は、腹の据わった人物ですが、交渉上手でも有名。

今回は、音楽業界を長年苦しめ、売上を減少させてきた憎き“違法ダウンロード”をうまく盾にとりましたね。

q.f. ITmedia

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2006年05月03日

曲がり角にきた?「アフィリエイト」

インターネットコム社とJR東海エクスプレスリサーチが、官公庁・自治体・民間企業に勤務する20代から60代の男女330人に行った「アフィリエイト」に関する調査結果が発表されました。

発表によると、アフィリエイト利用者は全体の1割にも満たず、その内の半数以上が、ほとんど利益を得ていないことがわかりました。

そして、ブログやホームページを運営している人(80人)で、アフィリエイトという言葉を知っていたのは68人。

その内、アフィリエイトプログラムに参加していたのは23人(全体の330人に対しては7.0%)だという結果が出ました。

書店には、アフィリエイトで稼ぐためのノウハウ本、成功者の体験本などが数多く並んでいます。

果たして、アフィリエイトはそんなに儲かるのか?

アフィリエイトに参加している23人に、稼いだ金額を聞いてみたところ、「ほとんど得ていない」という回答がトップで52.2%(12人)、「年額100円から1000円未満」26.1%(6人)、「年額1万円から6万円未満」13.0%(3人)という結果でした。

ブログのビッグバン的普及に伴って急激に広まったこの仕組み、最近ではネット上で当たり前のように見かけるようになり、裏を返せば、そろそろ刺激も薄れ、クリックする動機も薄くなったような気がします。

この仕組みをWeb2.0的に発展させた次の仕掛けが、そろそろ登場してもいい頃ですね。

アフィリエイトとは...
ウェブサイトやメールマガジンに企業サイトへのリンクを張り、ユーザーがそこを経由して商品を購入したりすると、サイトやメルマガの管理者に報酬が支払われるシステム。「アソシエイト」と呼ばれることもある。
q.f. IT用語辞典 e-Words

Web 2.0とは...
従来のWWWにおけるサービスやユーザ体験を超えて次第に台頭しつつある新しいウェブのあり方に関する総称。
Web2.0の大家として知られるTim O'reilly氏の論文「What is Web 2.0」によれば、Web 2.0を特徴付けているのは、次のような事柄だ。
(1)ユーザーの手による情報の自由な整理
(2)リッチなユーザー体験
(3)貢献者としてのユーザー
(4)ロングテイル
(5)ユーザ参加
(6)根本的な信頼
(7)分散性
q.f. IT用語事典バイナリBINARY

q.f. Japan.internet.com

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2006年05月02日

トップに立つ者は、したたかでないと生きていけない

漫才コンビ支持率低迷に少しでも歯止めをかけたい、と願ってのことでしょうか、ブッシュ米大統領が“にわか”漫才師に変身しました。

これは、恒例のホワイトハウス記者会主催の夕食会(4/29)でのこと。

コメディアンのスティーブ・ブリッジズ氏に自分自身のものまねを要請し、二人並んでステージに立ってトークショー。

会場の記者たちにブッシュ氏が丁寧な言葉で語りかけると、そっくりさんは「メディアには本当にむかつく。言ったことを編集しないでそのまま伝え、恥をかかせようとする」と、ブッシュ氏の「本音」を代弁。

「この会に出席できてとても嬉しいし、(妻の)ローラも喜んでいる」とブッシュ氏が述べると、そっくりさんは「彼女はセクシーだ」と冷やかしました。

傑作なのは、そっくりさんのこの一言。

「私のことが好きな36%の人々と晩さんを共にできたら…」(低支持率を皮肉って)

これに対して、ブッシュ氏は「ホワイトハウスの人事刷新後も私は生き残ったようだ」と切り返しました。

自分の弱みをネタにしてしまうところなんざ芸人顔負け...

教訓『トップに立つ者は、したたかでないと生きていけない』

q.f. CNN.co.jpZAKZAK

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2006年05月01日

音楽コンテンツの価値を巡る銭闘

アップルコンピュータ社のiTunes Music Storeなどを使ったデジタル音楽販売で、アーティストの取り分が少な過ぎるとして、ロックバンドのオールマン・ブラザース・バンド(アメリカ南部の地域色を打ち出したロックバンド)とチープ・トリック(アメリカのハードロックバンド)がソニー・ミュージックを提訴しました。

発表によると、デジタル音楽のダウンロード販売では、音楽パブリッシャーへの支払い分を差し引いてソニー・ミュージックは、1曲当たり70セントの売り上げを得ていますが、その内の約30セントがアーティストに支払われるべきだと原告側は主張しています。

しかし、ソニー・ミュージックでは、音楽ダウンロード販売をCDやカセットテープと同じ物理製品の販売として扱い、「コンテナ/パッケージ代」として20%を差し引いたうえ、「オーディオファイル」代としてさらに50%を差し引き、アーティストには1曲当たり約4.5セントしか支払っていないと訴えています。

ソニー・ミュージックがアーティストに支払うべき金額を払わないのは契約違反であり、多額の損害を受けたとして他のアーティストにもこうした訴えへの賛同を呼び掛けているようです。

iTMSなどの音楽配信ストアは、1曲あたり150円(米国では99セント)程度で販売していますが、その売上に含まれる利益が、関係各社間でどのように配分されるのか少し垣間見られる事件です。

これが事実とすれば、もう少しアーティストにマージンを渡してあげてもいいような気がします。

媒体(CD)や物流など、従来常識とされたコストが消滅した中で、音楽自体の正味の価値をどう評価するか、という新たな次元での“銭闘”が始まったようです。

q.f. ITmedia

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