2007年04月07日

世界一多いのは日本語で書かれたブログ

ブログ検索サイトTechnorati(テクノラティ)が発表したレポートによると、2006年第4四半期は日本語が第2位の英語を抑えてブログ投稿数の多い言語の第1位にランクインしたそうです。

日本語のブログ投稿数は全体の37%を占めました。

また、3位につけたのは中国語でした。

同レポートによると、現在7,000万のブログが存在し、毎日12万のブログが誕生しています。

1日あたりの投稿数は150万。人気の高いサイトベスト100のうち、5分の1以上がブログらしい。

現在でもブログの普及は拡大していることがわかりましたが、SNSで1億2千万のユーザーをかかえるMySpace(マイスペース)は、とてつもない化け物ですね。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 09:25 | コメント (0) | トラックバック

2007年02月26日

紙媒体への回帰 何かを形で残したい

ブログを本にする自費出版サービスの利用者が増えています。

育児日記や園芸の観察誌といった身辺雑記を本にし、身近な人に配るケースが多いといいます。

ブログが浸透し一般に定着した現在、ブロガーたちの紙媒体への回帰現象が起こっています。

いったんネットの世界に漬かっても、その「現実的な手応え」のなさに物足りなさを感じ、書物に目が向くケースが多いといいます。

印刷・出版業界に身をおく人は別として、ブロガーのほとんどは出版とは縁がありません。

自分で本を書いて出版したいと漠然と思っていても、何から着手してどうやればいいのか全く検討がつかないはずです。

そこを親切丁寧にナビゲートし、低料金でサポートする「オンデマンドビジネス」にチャンスが巡ってきています。

日本だけでも1000万を超えるブロガー集団(ブロゴスフィア)が新しい需要を次々に創造していくのではないでしょうか。

q.f. iza

投稿者 messiah : 07:23 | コメント (2) | トラックバック

2007年02月10日

オリンピック参加選手のブログ解禁

国際オリンピック委員会(IOC)には「五輪憲章」というのがあって、取材証を保持しない選手や役員などの五輪参加者によるジャーナリスト活動を禁じています。

日本オリンピック委員会(JOC)はと言うと、IOCに右に倣え(ならえ)で、昨年2月のトリノ五輪では代表選手らによるブログ活動を事実上禁止していました。

しかし、2/7にスイスのローザンヌで開かれた理事会で、五輪参加選手による大会中のブログ(日記風サイト)活動を容認する方針を決めたそうです。

IOCは、「プライバシーに配慮する必要があるが、問題はないと思う」との立場を示しており、ガイドラインを作成するそうです。

この話で何となく思い出したのが昨年秋の衆議院選(ホラ、あの小泉劇場ですよ)。

その時に、選挙立候補者はブログを開設してネット上で自分を売り込もうとしました。

ブログのお陰で、政治家の行動をリアルタイムで知ることができ、建前よりも本音が伝わる面白いブログが多かったのです。

しかし、それが公職選挙法に抵触する怖れがあるとかなんとで、選挙の公示が始まるとブログの更新ができなくなり、せっかく国民の間で盛り上がっていた政治参加ムードに水を注したのでした。

その後「そんなのおかしいじゃないか」という声が多く起こって、ついに自民党も公職選挙法の改正も視野にいれた柔軟路線に転換しました。(次の参議院選ではブログは無条件に更新できるようになると思います)

表現や言論の自由を妨げることは、他にどんな理由があってできない、ということです。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 17:28 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月23日

ブロガーは6つのタイプの分かれるらしい

野村総合研究所によると、ブロガーは6つのタイプに分けられるといいます。

ブロガーの行動を

  1. ブログを更新する
  2. 他人のブログを閲覧する
  3. 他人のブログの記事にコメントを書く・トラックバックを張る

の3要素で定義し、それぞれの行動を行う頻度などから分類した結果だそうです。

現在の国内ブロガー約1,000万人のうち、各タイプに属する人数を推定しています。

それによると...

あなたがもしブロガーなら、どのタイプですか?

筆者は、「どれにもあてはまるようで、あてはまらない変なブロガー」と自己分析しています。

q.f. iza

投稿者 messiah : 13:05 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月04日

インターネット 急激な膨張の2年

インターネットの規模をウェブページの数で表わすと、1995年には約3億ページだったのが、それから10年経った2004年で150億ページにまで膨れあがります。

それが、2006年時点で総ページ数が約330億ページとなり、かつて10年かけて150億ページ増えたものが、単純に計算しても、1年に100億ページずつ増えている計算になります。

このすさまじい膨張を加速させている要因が二つあります。

言わずと知れた「ブログ」と、そのモチベーションとなる「アフィリエイト」です。

誰もがインターネットに自分の投稿を手軽に公開できるというブログは、ツールとしてはとても便利なものであり、企業もプロモーションにこぞって活用するなどマーケティングツールとしてのポジションも獲得しました。

その一方で、どこかに書いてある情報をそのまま自分のブログに転載することも簡単にできますし、それを増長させているのが小遣い稼ぎのための「アフィリエイト」です。

この二つが馬車の両輪となって、インターネットを馬車馬のように拡大していったと言えるでしょう。

投稿者 messiah : 08:02 | コメント (0) | トラックバック

2006年12月01日

85歳のブロガー現る

日本人は世界一の長寿と言われています。

80歳、90歳は当たり前。。。(あたりまえだのクラッカー)

しかし、この人はちょっと特別かも。

埼玉県さいたま市の鎌田光夫さん(85)です。

長生きされていることもさることながら、ブロガーであるという事実に驚かされました。

ともかく米寿まで生きよう

というエントリーには、鎌田さんが頭から足の先まで病のオンパレードであることを打ち明けています。

もちろん、「風邪ひとつ引いたことがありません」なあんて書いてあったらこっちが腰を抜かすでしょうが...

エントリーには続けてこう記されています。

『逆流性食道炎』が目下の難病の最たる一つです。あれやこやと取っ組んで、今のところは食欲も普通、便も毎日、・・・これが大事ですね・・・同じ年のばあさんと、せめて、88歳の「米寿」までは生きようや、と励ましあっております。

この方のブログ「一握の砂」...テーマは多彩。文章は理路整然。大変お手本になります。

人としての道のりを生き抜いてきた者だけが持つ知恵と表現の深みがあります。(脱帽!敬礼)

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:20 | コメント (0) | トラックバック

2006年10月21日

「Googleブログ検索」日本語版で登場

一昨日から、グーグルはブログ検索サービス「Googleブログ検索」の提供を開始しました。

今回のサービスではカバーする日本語ブログの範囲を大幅に広げるとともに、より正確な検索結果が得られるようなさまざまな工夫を施しているそうです。

探している情報をより早く得られるように、1ヶ月以内や1時間以内などのように時間枠で区切った検索もできるようになっています。

「Googleブログ検索」は、できるだけ短いタイミングで情報を更新しているとグーグルは説明しています。

しかし、もし検索結果に自分のブログが反映されない場合は、「ブログ検索への更新通知機能」を利用すれば、より確実に自分のブログを検索結果に反映させられるようです。

試しに昨日のエントリーのタイトルから、「IE7 弱点 バグ」と打ち込んでみます。...残念ながら出てきません。

それではと...一昨日のエントリーから「YouTube 突然変異」と打ち込んでみます。...先頭ページに表示されました。

但し、「Googleブログ検索」の検索結果に表示されるためには、ブログがRSSフィードを送信している必要があります。ただ、ブログは通常これを送信しているので問題はないでしょう。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 07:51 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月29日

はじめにウェブログありき

もう既に「ウェブログ」とは呼ばなくなったブログですが、言葉を短縮してしまうと意味を見失ってしまう気がします。

2年前にウェブログを始めた時に、このウェブログなるものがここまで一般大衆化するとは思いませんでした。(予想はしていましたが、その予想を超えて普及しました)

筆者がウェブログを始めた動機は...自宅サーバーを構築した。何かコンテンツを公開しないと格好がつかない。ホームページを作ろうかと思いましたがHTMLをよく知らない。(勉強するのも億劫...)

そんな“面倒くさがり”にピッタリだったのがウェブログでした。

当ブログの記事を分類するカテゴリーの中に「ブログ全般」というのがあります。

2年前、ブログという事象が今後どのように進化して行き、どこで頂点を迎え、どのように廃れていくかを観察してみよう、という意図があって設定したカテゴリーです。

当時の筆者は、ウェブログが一時の流行で終わる可能性もあると考えていました。

ところがフタを開けてみると、この短い2年間で、「ウェブログ」はウェブサイトを個人の手に届くところまで運び、大幅にサイト数を底上げし、個人参加による多面的情報量を激増させ、ユーザーの情報交流と利便を劇的に向上したのです。

ウェブログを「ブログ」という短縮形でマスコミなどが紹介することで社会への認知も進みました。

今やブログは、空気や水に匹敵するリソース(情報資源)であり、生活に溶け込んだインフラ(情報基盤)でもあります。

ブログが呼び水となって誕生したSNSも、ブログの基本構造をベースにしたもので、その影響を強く受けています。

ネット業界を先導するCGM(Consumer Generated Media:例えばSNS、比較サイト、Q&Aサイト、口コミサイト)と呼ばれる各種サービスも、個人がウェブワールドに自由に参加して交流する仕組みは、ブログが持つ基本構造を継承しています。

広義でのCGMにはブログも含まれています。(各種オンライン事典などによると)

しかし、他のCGMと異なる点がブログにあります。ブログは商用を意図したサービスではない点です。

ブログ以外のCGMには営利目的があります。表面上は無料であっても運営するのは企業です。これらのサービスは広告や課金による営利がゴールにあるのです。

SNSなどのユーザーには失礼な表現ですが、広いけれども囲われた敷地の中で、脅威にさらされにくい快適な環境を作ってあげて、楽しいゲームやイベントを行っている動物園のようなイメージがCGMです。

ブログは、その背景に営利がありません。(時流に乗るために次々と企業がサービスを始めた。広告などを表示しているが後付けであり、無料のブログ提供サービスで稼いでいる企業はない)

ブログは、自由度が高い代わりに危険度も高いが、例えるなら野生動物の生息するサバンナのようなものでしょう。

ブログというDNAを持った現代の様々なインターネットサービスをCGMと考えてもいいと思います。

ところで、「ブログ全般」といったカテゴリーはもう不要かも知れません。短期間にブログの繁栄と衰退を観察する初期の目的は達成できないからです。

投稿者 messiah : 07:50 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月28日

教師がブログでストレス発散?

米国では教育現場の実態をブログに投稿する教師が増えているそうです。

アトランタの小学校教師(44)は、「教師は自分たちの気持ちは理解されず、親や行政、メディアから好きなように言われているという思いが強い」と語り、ブログに日々の思いを書くことで気持ちが和らぐといいます。

ノースカロライナ州の公立学校勤務の教師は、辞表を提出すると同時に教師間の人種差別、宗教の強制、副校長のセクハラ行為といった不満をブログに書きました。アクセスが殺到し、現在も「教員志望者の参考になれば」と更新を続けています。

こういったブログの多くは、(生徒からの報復を恐れてか?)匿名での投稿になっています。

ミネソタ州ワーロードの歴史教師(55)は、「ブログに書いても学校は良くならない。悪い出来事を書けば教師の立場が悪くなるだけ」といい、匿名ブログに批判的です。

シカゴの高校では昨年春、薬物を使用したり、教師の車を壊したりした生徒の似顔絵が、教師のブログで公開され大騒ぎになったこともあります。

あちらの国も我が国同様に、教育問題は深刻のようです。

日本の新首相が掲げているスローガンに「教育改革」がありますが、これは是非しっかりと取り組んでほしいものです。

q.f. iza

投稿者 messiah : 06:55 | コメント (2) | トラックバック

2006年09月21日

話題書を「ブログでオススメしてみませんか」コンテスト

ブログを利用した新しい販売スタイルが登場しました。

日本国内でもベストセラーとなった『欺術(ぎじゅつ)』のフィクション仕立てに対し、本書は、実在のハッカーたちが次々と繰り出す手口の数々を著者ら しい視点でまとめた実話です。その著者とは、先日、自身のWebサイトがハッキング・改変され話題になったあのミトニック氏!今回、より多くの方に本書のおも しろさを知っていただくため、発売に先駆け5章分を電子書籍(PDF)版で公開しました。PDF版をご一読いただき、ぜひご自身のブログ上でオススメしてください!!関係者による厳正なる審査の結果、素晴らしい紹介をしてくださった方に最高5万円の商品券ほか豪華プレゼントを贈呈します。また、ご紹介に協力くださった皆様から抽選で20名様に図書カードのプレゼントもございます。ふるってご参加ください。

面白いかも知れないが、ちょっと出版元の戦術に乗せられている点に抵抗感のある人もいるでしょう。

本の内容に対して辛口の評価もあるでしょうが、それをどこまでオープンにするのかが注目です。

でも、この企画、1年前だったら話題になっていたでしょうがねえ...

q.f. この話題書を「あなたのブログでオススメしてみませんか」コンテスト

投稿者 messiah : 07:01 | コメント (0) | トラックバック

2006年09月01日

“団塊”という名の眠れる獅子が動き出す

眠れる獅子ブログを開設している人は、30歳前半あたりが中心ではないでしょうか。

そこを頂点に山の裾野のようになだらかにピラミッドが広がっているようなイメージを筆者は持っています。

若い世代が中心となって形成されるブログの世界。そのブロガーの人口ピラミッドが、綺麗な三角形ではなく、もしかすると双瘤(ふたこぶ)ラクダのような歪な形になる可能性があります。

昨年11月に凸版印刷が開設した団塊・シニア世代向けサイト「リログ」で、50代以上の男性1万人にインターネットでブログに対する意識調査を行ったところ、50代では25.5%が「ブログに興味があるが、まだ利用していない」と答え、60代以上では33.1%が「興味があるが未利用」と回答しました。

「自分のブログを持っている」人は、50代では11.6%、60代以上は9.7%。

「ブログを知らない」というのは、50代が5.6%、60代以上が9.1%と少数派でした。

ブログのメリットについては、50代では「ネットに自分のページを持てる」が24%、「自分の記事で考えや写真を公開し発信できる」が18%。

60代以上では「ボケの防止」を挙げる人が20%に及び、定年退職で時間のできる団塊世代がブロガーになる可能性が高いことがわかりました。

企業の中の人として、最後のご奉公に明け暮れる団塊の世代は、若かりし頃から蓄えてきたエネルギーを一時的に封印した、いわば眠れる獅子です。

溜め込まれたエネルギーが、怒涛のようにネットに流入してくる時が遠からず来るでしょう。

q.f. iza

投稿者 messiah : 08:38 | コメント (0) | トラックバック

2006年08月29日

ドロップシッピング 続々とサービス開始

ブログの爆発的普及と共に、大きく飛躍したのが「アフィリエイト」です。

現在でもアフィリエイト市場に参入する企業やショップは増加傾向にあります。

アフィリエイトに商材を出すことで、消費者自身がブログで紹介し、宣伝してくれます。

ブログサイトの数は膨大ですので、そこから自社のサイトに顧客を呼び込める確率は低くない。

うまく呼び込めれば、販路拡大につながり、報酬を支払っても、それ以上の効果が期待できるのです。

ところが、アフィリエイトでは飽き足らない、もっと稼ぎたいという人向けに、新たに脚光を浴びているサービスがあります。

「ドロップシッピング」です。

アメリカなどで数年前から広がり始め、日本でも解説本が出版されています。アフィリエイトに続く新種のネットビジネスとして注目を集めています。

アフィリエイトは、他人の商品を自分のサイトで紹介し、客がリンク先の販売サイトを訪れて商品を購入すれば、サイトの主宰者に報酬が支払われる。成果報酬型の広告です。

これに対してドロップシッピングは、個人による在庫を持たない商品委託販売のことです。

サイトに商品の注文が入り、入金の確認後に、メーカーや問屋などから商品が発送され、代金の決済、回収は仲介業者が代行し、販売額と仕入れ値の差額がサイト主宰者に送金される仕組みです。

在庫を抱えずに済むので、商品を仕入れる手間、在庫管理・金利などのリスクは皆無です。

ドロップシッピングのもう1つの魅力は、商品価格を自由に決められる点です。

売れ行きが悪ければ値段を下げてもよい。ホームページの見栄えをよくしたり、商品の種類や値段を変えたりできるのです。

しかし、ドロップシッピングをサポートする仲介業者はこれまで日本にありませんでした。そのため、認知度が低かったのですが、今秋から続々と国内の業者がサービスを開始します。

...といった具合に各社一斉にサービスが始まります。

アフィリエイトが定着したブログ市場で、ドロップシッピングがどこまで勢力を伸ばせるでしょうか、ちょっと見ものです。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 09:00 | コメント (2) | トラックバック

2006年07月30日

ブログを知らない人は1%しかいない

インターネット調査会社のインフォプラント社が行ったアンケートによると、「ブログを知らない」と回答したインターネット・ユーザーは1%しかなく、ブログの認知度は、ほぼ100%に達したようです。

ブームに火が点いてから2年ほど経過しました。

日本のネット人口が8,000万人といいますから、全人口から見ても、立派に市民権を得たということです。

また、ブログ開設経験者はインターネット・ユーザーの36.5%を占めたとのことです。

これでもう、他人にブログの意味を説明する必要はほぼなくなった。そういう状況を「普及」「浸透」というのでしょう。

その代わりに、「ブログをやってるよ」といっても珍しくなくなったので自慢にならないし、話題性もないという一抹の寂しさもあります。

投稿者 messiah : 09:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年07月25日

他人に知ってもらいたい・他人と共有したい だからブログ

アメリカの調査会社Pew Internet & American Life Projectのレポートによると、米国のブログ人口はネットユーザーの約8%(1200万人)に達し、ブログ読者は39%(5700万人)へと急増したそうです。

■ブログを書いている理由

■ブログの主要テーマ

  1. 私の生活と体験(37%)
  2. 政治/政府(11%)
  3. エンターテインメント(7%)
  4. スポーツ(6%)
  5. 一般ニュースと時事問題(5%)
  6. ビジネス(5%)
  7. テクノロジー(4%)

日本では少ないように思いますが、アメリカでは、自作のアートや写真、小説、ビデオといったコンテンツを公開しているブロガーが77%に上るとのことです。

このレポートによれば、大多数の人々が自分を中心とした広範で非粘着質な横の繋がりを求めてブログを書いているようです。

現実世界における横の繋がりが「どこか」心地よくない、その反動のような気がしないでもありません。

q.f. ITmedia

投稿者 messiah : 08:24 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月22日

世界で3530万 1秒に1つ開設 1時間に5万件投稿

先日、日本国内におけるブログ人口が868万人に達したというニュースがありましたが、ブログ検索エンジン大手の米テクノラティ社はワールドワイドのブログ動向を示す最新データを公表しました。

同社が保有している2003年3月から2006年4月までの3年間余りのデータを集計すると、ブログ数は過去42ヶ月間にわたって6ヶ月ごとに倍増しているそうです。

現在、同社が把握しているブログの数は3530万あります。

ブログの数は3年前に比べて全体で60倍に増え、1日あたり7万5000以上が新規開設されており、平均すると1秒に1つ開設されていることになるそうです。(勢い、衰えませんねぇ)

ところで、開設は誰でも簡単に出来るのですが、その利用(更新)状況はどうなっているんでしょうか。

同社によると、3ヶ月前はブログ全体の50.5%(1370万ブログ)が更新され、残りは開設されたものの放置されていたそうです。

しかし、現在は、開設されてから3ヶ月後も更新されていたブログが55%あり、これは更新し続ける人の割合が3ヶ月前に比べて4.5ポイント増加しており、1940万人のブロガーがブログに関与し続けていることを意味しています。

さらに、毎週ブログを更新するブロガーが390万人に及んでいるとのこと。

投稿される記事(エントリー)ですが、1日当り120万件で、平均すると1時間に約5万件の投稿がある計算です。

例えば、ハリケーンカトリーナの襲来、 iPod Videoの発表、Intel Macの発表など、何か大きなニュースがあるたびに投稿数が急増しています。

上記データは、アンケートに基づくサンプルデータではなく、同社が実際にクロールして(ウェブページの情報を回収するプログラムが巡回して)得た実測データに基づいているので、かなり正確なものと言えるようです。

クロール(crawl)するのはプログラムだけではありません。

今日も、明日も、明後日も...

世界のブロガーたちは、話題を求めて、あるいはネタを探して、現実の世界をクロールするのであります。

投稿者 messiah : 09:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年04月21日

更新のモチベーションとなるアクセス解析ツール

インターネットコムとgooリサーチが行った調査によると、ブログやウェブサイトを運営している人の約半数が、無料のアクセス解析ツールを導入しており、その目的は「更新の励みにするため」が多いことがわかりました。

調査対象は、全国の10代~50代のインターネットユーザー1,085人(その内、自分のブログやウェブサイトを運営している人は365人≒約3人に1人)

ブログやウェブサイトの運営者が使用しているアクセス解析ツールの導入状況は、「無料ツール」が約半数を占めました、

その目的については、

  1. 更新の励みにするため(119人)
  2. ページ内容の参考にするため(73人)
  3. 知り合いが来てるか確認するため(53人)
  4. アフィリエイトの効果を上げるため(33人)
  5. 流行っているから(11人)
を挙げています。

一方、アクセス解析を導入していない180人にその理由を聞いてみたところ、

  1. 必要性を感じないから(100人)
  2. アクセス解析がよくわからない(56人)
  3. 導入が難しそうだから(54人)
という理由が上位を占めました。

自分の発信した情報が、他人から見て、どのように受け止められているのかに興味を示さない人は少ないと思います。

しかしそれが、マイペースなネットライフを阻害することもあるので要注意です。

アクセス向上はうれしいことですが、アクセス数を上げる方向ばかりに精力を注いで、肝心のサイトのコンテンツの質を落としたくはないものです。

筆者の場合、コンテンツをアップするだけで精一杯(アップアップ)ですので、悲しいかな(あるいは幸いなるかな)アクセス解析はほとんどやっていません。

q.f. Japan.internet.com

投稿者 messiah : 08:17 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月14日

ブログを単なる道具として安易に考えてはいけない

昨年8/25に、自由民主党はブロガーやメールマガジン発行者を招待して、武部幹事長と世耕(せこう)広報本部長代理による「メルマガ/ブログ作者と党幹部との懇談会」を開催しました。

参議院選挙の勝敗が決する前のことです。

その後、自民党が参議院選挙に圧勝しますが、慎重派(というよりも反対派)が多かった「選挙へのインターネット導入論議」が一気に賛成多数に転じていきます。

そして、今国会で自民党は、ホームページによる選挙運動を解禁する公職選挙法改正案を提出する方向で党内調整を進める、という意外なスピードで事が進展しています。

さらに、インターネット活用で野党との差を広げておきたい自民党は、今年3/7に永田町の自民党本部に約30人の人気ブロガー(ブログの作者)やメールマガジンの筆者を集めて、三回目となる懇談会を開催しました。

草案を取りまとめたのは、舛添要一参院議員。

「今日は本音でお話しします。何がメーンターゲットかというと憲法九条を変えることですよ」と切り出して、要点をテンポよく説明したそうです。

その後、ブロガーたちの(この懇談会に対する)ブログへの書き込みは好意的なものが多かったそうで、舛添氏を「カッコイイ」と持ち上げるブロガーもいたようです。

その一方で、流行に乗り遅れまいとして十分に研究せずに取リ入れて失敗するケースもあります。

民主党のN衆院議員もブロガーの一人。

2/22のこと、「堀江メール」問題で「この勝負、絶対勝てる」とブログで前原代表を応援したところ、同日、閲覧者から前日を大きく上回る800件近いコメントが殺到したのですが。。。

それが、ほぼ全てN氏の発言への批判。

慌てて、反省とお詫びを書き込んで収拾を図ったそうです。(これが一番格好悪い)

「ブログの双方向性に対し深い認識を持っていなかった」とN氏は後で語ったそうです。

ブログは情報発信の道具ですが、同時に新しいタイプのメディアでもある。

その点を十分に認識しないで、新しいから、便利だから、流行っているから、だけで安易に飛びつくと痛い目に会いますよ。

q.f. Sankei Web

投稿者 messiah : 10:58 | コメント (0) | トラックバック

2006年03月02日

「日本ブログ協会」ができました

2/28、総務省とマルチメディア振興センターは、ビジネスブログを普及促進させる目的で「日本ブログ協会」を設立したと発表しました。

総務省では、従来より情報を円滑に流通する手段としてブログに着目し、ビジネスブログ活用事例の収集・公表や活用事例発表会の開催などを行い、その普及促進に取り組んできました。

今回の日本ブログ協会の設立により、これまでの取り組みをさらに発展・拡充させ、国内におけるブログの普及促進を目指すとしています。

協会の活動内容は次の通りです。

  1. 啓発活動:会員を対象としたブログに関する講演会やシンポジウムの開催等
  2. 表彰活動:会員投票によるビジネスブログの優秀事例の表彰等
  3. 研究活動:会員有志によるブログの役割・市場動向・将来予測等の理論的分析等
  4. 調査活動:会員の協力による意識・利用動向アンケートの実施・集計・公表等
  5. 交流活動:各ブログ関連団体との総合リンクサイトの構築等
  6. 支援活動:会員を対象としたブログに関する相談や情報提供の実施等
  7. 提言活動:ブログの利用者やブログサービス提供事業者に対する提言等

活動期間は2月28日から2007年3月末までを予定。

入会に必要な特別な資格はなく、個人の資格で自由に入会できるとのこと。

参加料は無料で、同協会のサイトから入会の申込みができます。

「私めも参加してみようかなぁ~っと」

ところで、このサイトには日本国内でブログサービスを提供している事業者の一覧が出ています。

これからブログを始めようという方で、どんなブログサービスがあるのか、まとめて知りたい方に便利です。こちらをクリックしてみてください。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 09:34 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月28日

文脈を制する者はマーケットを制する

自然言語認識エンジンを開発しているベンチャー企業・C2cube(シーツーキューブ)社は、ブログのエントリー(記事)を構文解析し、任意のキーワードがブログ上でポジティブに語られているのか、もしくはネガティブに語られているのかを判断するリアルタイムブログ評判検索サービス「BuzzTunes」のベータ版を試験的に公開しました。

独自のアルゴリズムにより、ブログの好感度数を10段階に分けてリアルタイムに評価を算出するそうです。

検索結果のページでは、ブログの記事を「ポジティブ記事一覧」と「ネガティブ記事一覧」に分けて表示。

それによって、ブログ上での意見を簡単に対比できるといいます。

また、音楽、テレビ番組、映画などのジャンルごとにブログにおける好感度ランキングも掲載します。

対象となるのは国内の主要ブログサービスを利用した約30万件のブログ。

今後はインフラ設備の充実と構造化能力の改善を図り、6月の正式版開始時には約200万件のブログサイトを対象とする予定だとか。

企業などが客観的な第三者を装って、ブログで自社製品を高く評価する行為、いわゆる「やらせブログ」というのがありますが、その対策として、記事を書いたブロガーの人気度(信頼度)も考慮に入れて計算を行っているとのことです。

「文脈を制する者はマーケットを制する」時代が到来するかも知れません。

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 09:53 | コメント (0) | トラックバック

2006年02月12日

国家権力さえも凌駕する細胞の集まり

久しぶりにブログの現状を書きます。(そう言えば「ブログ」という言葉、最近では一般用語化して新鮮さや刺激がなくなりました)

それはさて置き。。。

「今、ブログの世界はビッグバンのまっただ中にある」そうです。

ブログ検索ソフトで有名なテクノラティ社によると、ネット上にあるブログの数が5ヶ月半ごとに倍増していると言います。

同社は、ブログへの書き込みをインデックス化して検索することで、ブログの追跡調査を行っています。

テクノラティ社によると、2/6時点で世界全体で合わせて2,700万を超えるブログを追跡しているが、これは3年前の約60倍に相当し、これらのうち約270万のブログは少なくとも毎週更新されており、1日あたり合計で約120万件の書き込みがあるとのこと。

そう言われても「すごい数字」と言うしかありませんが、ブログは細胞のようなものかも知れません。

人間の体が60兆個の細胞の集まりで、それらが有機的に結ばれて生命体を形成しています。

ブログも同様に、個々には単なる日記であったり、評論であったりするのですが、ひとたび情報の連鎖が起こり、それが伝わっていくと、凄い(というか恐い)ほどのパワーを持ちます。

その例が、最近ドイツで起きた事件に象徴されます。

昨年、ドイツ政府が公共のモラル向上のために開始した「Du Bist Deutschland」というキャンペーンで、数百万ドルをつぎ込んで、ドイツの有名人と「君こそドイツだ」という意味のセリフを入れた広告を展開していました。

ところが、ブロガーの間で、同様のフレーズが使われたナチスのキャンペーンを写した古い写真が、瞬く間に出回ってしまったのです。この写真の中央正面にはヒトラーの肖像が配されていました。

キャンペーンの主催者は激怒し、「ブログをトイレの落書きに例える」怒りの内部メモを配布したのですが、このメモもすぐにネットに流出していまい、キャンペーン「Du Bist Deutschland」は、皮肉なことにブロガーから最も検索された用語となり、主催者の期待とはかけ離れた反応を集めてしまったという話があります。

テクノラティ社の調査によると、現在も約1,370万人のブロガーがこの件に関する書き込みを継続的に行っているというから、(恐いほど)凄いパワーなのです。

1つの細胞に与えた刺激が、電波のように瞬時に全身に伝わるのが、ブロゴスフィア(ブログ界)です。

そのパワーは、国家権力さえも凌駕する...

q.f. CNET Japan

投稿者 messiah : 09:21 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月16日

「劇場型」が意外に功を奏する場合

小泉劇場郵政民営化問題を争点に、2005年9月に行われた衆議院解散総選挙。

もう随分昔の事のように感じますが、その時マスコミが連発した「造反」・「刺客」・「くのいち」といった言葉が流行して、国民が観客となってドタバタを楽しむ(?)という意味で「小泉劇場」という新語が生まれました。

「小泉劇場」は、2005年ユーキャン新語・流行語大賞で堂々の「トップテン大賞」をとるほど、国民の関心を引いた事は間違いありません。

筆者も、ブログなどのメディアを通して、政治家が広く自分の考えや活動を報告する事が必要だと思います。

また、それが出来る技術環境も整っていながら、旧態依然とした制度に縛られている現状に対して、前近代的であるという意見が多数ありました。

しかし一方では、(そんな世論の力も手伝ってか)選挙後、自民党を中心に「インターネットを利用した選挙運動の解禁」への働きかけが始まっていました。

そして、自民党選挙制度調査会のワーキングチーム(座長・世耕弘成参院議員)は12/15、選挙の公示・告示日以降に、政党や候補者がホームページを開設・更新して政策宣伝などを書き込むことを認める方針を決定しました。

また、民主党も公明党も基本的に解禁には積極的であることから、ワーキングチームは、来年の通常国会で公職選挙法改正案の提出を目指すとのことです。

自民党は以前、「ネット利用者は若者が多く、民主党を利するだけだ」などと消極的だったのですが、先の衆院選の大勝を受けて積極論が広がったという背景もあります。

こうして、意外なスピードで”事”は進展していますが、これも「小泉劇場」の観客である国民が、ステージに注目したからこそ生まれた産物と言えるでしょう。

観客(国民)が、「これから良いところ(場面)なのに、幕を下ろして『暫らく弁当でも食べてお待ちください』はないだろう!」となったわけです。

ワイドショーっぽいのは感心しないが、”劇場型”が意外に功を奏する場合もあるんですね。

q.f. YOMIURI ON-LINE

投稿者 messiah : 10:12 | コメント (0) | トラックバック

2005年12月13日

アップルが楽曲のアフィリエイトを開始

アフィリエイト自分のサイトやブログに商品広告を掲載しておき、閲覧者がそれをクリックすると広告主のサイトにジャンプして、そこで商品を購入すると手数料が支払われるアフィリエイト(成果報酬型広告)が今年流行しました。

「アフィリエイト」という言葉は今年の流行語にもなり、ネットユーザーの多くに認知されています。

アフィリエイトはASP(Affiliate Service Provider)と呼ばれるアフィリエイトサービス業者を仲介して行われます。

筆者も、あるASPに会員登録していますので、ほぼ毎日のようにASP側から、新しい商品情報や広告掲載依頼などがメールマガジンで届きます。

ところで、このブログはアフィリエイトをしていません。

というのは。。。アフィリエイトがウェブの世界にあまりにも増えてしまい、どこに行っても広告だらけ...。

人がみんなやっている事はやりたくない、興味が起きないという、偏屈で天邪鬼な性格なもンでその気にならないのです。

ところで、アフィリエイトは次のような手順で行われます。

  1. ASPに会員登録をしておく。
  2. ASPから提供される商品情報から、掲載したい商品を選択する。
  3. その商品の掲載をASPに申請する。
  4. ASPは広告主に、商品掲載希望サイトのURLを知らせる。
  5. 広告主はそのサイトにアクセスして不都合がないかをチェックし、諾否をASPに伝える。
  6. 広告主の承認が得られたらASPから連絡が入り、その商品用のHTMLタグをもらう。
  7. サイト運営者はHTMLタグをページデータの中に挿入する。
  8. そのサイトに商品が掲載される。

ところが昨日のこと。。。食わず嫌いの筆者の気持ちを、ちょっとグラつかせるヤツが出てきよりました。

アップルコンピュータの音楽配信ストアiTunes Music Store(iTMS)が、12/12からiTMSと連動したアフィリエイトプログラムを開始したのです。

アップルにとってはiTMSの利用拡大の一環のようです。

自分のサイトやブログなどで、iTMSの楽曲を紹介して売れた場合、楽曲の売上の4%が支払われるというものです。(楽曲は平均150円なので1曲当りのペイは6円ということになります)

従来のアフィリエイトと異なるのは、商品は商品でも「楽曲」という形のないものなので、果たしてアフィリエイトとして今後どんな位置付けになるのか?新しいジャンルの開拓になるのか、という興味があります。

しかし、音楽情報などを提供する集客力の強いサイトには、はまるかも知れませんね。コレ

投稿者 messiah : 08:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月22日

小学校でクラス名簿を作ってはいけない 〇か×か?

「個人情報保護」に関していろんな問題が発生しています。

その影響で、母校の同窓会名簿を作るのが大変らしい、誰も幹事になろうとしない...なんて話を耳にしました。

小学校のクラスで生徒名簿を作ることは、個人情報保護上で問題があるか?

行き過ぎた「個人情報保護対策」に対して専門弁護士が解説するブログ「間違いだらけの個人情報保護」が公開されています。

前述の質問にはブログで次のように回答しています。

驚くことに、最近学校で、クラス名簿を廃止したということを聞くようになって来ました。その理由は、クラス名簿に記載するのは生徒の個人情報であって、名簿を作って生徒に配る行為は、他の生徒に、生徒の個人情報を提供すること、すなわち第三者提供に当たるのだから、同意がない限り行ってはならない、というものです。加えて、生徒や保護者がその名簿を紛失した場合には、個人情報の漏洩事件となるので、怖くて名簿を作ることができない、というものです。

まず、生徒の情報を他の生徒に伝える行為は、第三者提供にはあたりません。生徒本人にとっては、他の生徒は他人ですが、同じコミュニティを構成する構成員であって、相互に影響しあうのですから、相互に情報を提供しあい、交流するのは当然なのです。そもそも第三者提供というのは、事業体としての学校などが、学校の外部の、別の組織体などに提供する場合を言うのであって、学校内部で生徒同士が知りあうことなどに利用することを対象とはしていません。第三者とは、本来提供を予定していない場合をさすのであって、もともと共有することを想定し、共有しなければコミュニティが成立しない場合については個人情報保護法の第三者の規定の適用は予定していないというべきです。生徒相互は第三者とは見ない、見る必要はない、といっていいでしょう。

しごく当然の回答ですが、こうした問題に法律的な見解を示すには専門家の力を借りないと難しいでしょうね。

この他にも...

あなたは自信をもって、いくつもしくは×と答えられましたか?

...まだまだ、あります。興味のある方は下のイメージをクリックしてください。

専門弁護士

q.f. 間違いだらけの個人情報保護

投稿者 messiah : 07:57 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月20日

クロスブラウザを目指してブログを改良

「出たとこ勝@負ログ」をご覧頂いている皆様、また、人気ブログランキングの投票にご協力頂いている皆様、いつも有難うございます。

早いもので、このブログを始めて間もなく1年が経とうとしています。

少し前、複数の友人から「出たとこ勝@負ログは毎日見ているけれど、重いですね」と言われたとがありました。

「内容に深みがあって重いのか」と思っていたら、そうではなくて、ページを全部表示するまでに時間が思いっきりかかるという意味でした。

そしてこれまた少し前に、小生の事務所にやって来た友人とインターネット閲覧ソフト(ブラウザ)の話題になった時、タブブラウズ機能ではOpera(オペラ:Opera Software社のブラウザ)が一番使いやすいという話を聞きました。

Operaの場合は、複数のタブを開いたままブラウザを終了しても、次に再度起動すると以前のタブの状態を再現してくれるとの話でした。

しかし、それ以来、Operaの事は私の記憶からすっかり消え去っていたのです。

ところが、世界のブラウザの占有率(シェア)について調べていて「ふっ」と思い出したのです。

世界のブラウザ市場は、Internet Explorer(IE)、Firefox、safari、Opera、Netscapeの5つで99%を占めています。

筆者は、ブログの構築(エントリーの作成からレイアウトの編集まで全て)にFirefoxを使っています。

一方で、IEは何と言ってもシェアが85%もありますので、編集した後の表示確認のためには必需品です。

NetscapeはFirefoxと同じエンジンを使っているのでほぼ同じものと考えて問題はありません。

しかし、OperaやSafariといったブラウザで「出たとこ勝@負ログ」が正常に表示、あるいは動作するかどうかは検証していませんでした。

そこで先ず、Operaをダウンロードしてインストールし、「出たとこ勝@負ログ」を表示させてみました。

初めは一見問題なさそうに見えたのですが。。。とんでもない!

ページを下の方にスクロールしていくと一番底の部分(フッター)を通り過ぎて、何と!どこまでもスクロールできてしまう(唖然)

どこまでもスクロールできてしまう

おまけに、スクロール用のボタン(△や▽など)は滅茶苦茶な動作をするわ、トラックバックURLの選択もコピーもできないわ...

それがあらゆるページで起こっていました。

おいおい、これは...

エントリーの文章は読める、ただそれだけ。...ヒドいものです。

クロスブラウザ対応にしなければ!(※ クロスブラウザは、複数のブラウザで正しく表示し実行できるページデータ[ダイナミックHTML]を意味する)

このままではOperaユーザーは二度と訪問してくれそうもない、と危機感を感じ、とうとう大幅に改良を加えてしまいました。

Operaユーザーの方は、「出たとこ勝@負ログ」でスクロールなどの動作が正常に行われることを確認して頂ければ幸いです。

多分、アップルコンピュータ社Macの標準ブラウザSafariでも(検証はしていませんが)大丈夫だと思います。

改良点は、ブラウザの種類を判別する条件式を変えたことです。

同時に、トップページに同時表示するエントリー数を14日分から7日分に、最近のコメント・トラックバック・エントリーの表示数も半分に削減しました。

多少は表示が軽くなったと思います。

まあ、そんなわけで...

これからも「出たとこ勝@負ログ」をよろしくお願いします。

投稿者 messiah : 09:05 | コメント (0) | トラックバック

2005年11月12日

ブログというテーマで語るのは最後かも知れません

ブログる数ヶ月前まで「出たとこ勝@負ログ」では、ブログの話題を取り上げることが多かった。(エントリー数で70を越えています。全体の20%強)

内容は、ブログ人口が急増とか、ブログで選挙活動とか、いろいろ。

それを一箇所にまとめておけば筆者のメモにもなるし、ブログの話題を探しておられる方の参考になるかも知れないと考えて、トップページの左サイドバーの下方に「ブログる」という特集を設置しました。

「ブログる」は、ブログに関連するエントリー(記事)を時系列順に並べて表示させています。

大したテクニックではありませんが、この「ブログる」はHTMLの指定で(正確に言うと、タグを使って)自動的に表示しています。

筆者がエントリーを投稿する時に、カテゴリーを”ブログ”に指定するだけで、そのエントリーが自動的に「ブログる」の先頭に配置されるようにしています。

それはいいとして...

最近、「ブログる」のコンテンツがあまり増えていないことに気がつきました。

9月の総選挙まではコンスタントに増えていたのに。。。

実際には2003年にブレイクしたと言われるブログ。しかし、日本で本当にブレイクしたのは、やはり今年に入ってからでしょう。

筆者の二人の子供も、いつの間にかブロガーになっている始末です。

マスコミなどでブログという言葉を使用する時に、「簡単に作れる日記風の個人ホームページ」といった注釈を最近ほとんど見かけません。(ブログと短く言い切るのみ)

どうやら、局所的で流動的な社会現象から、一般常識として定着した社会通念に...パラダイムシフトしているようです。(まだ、完全ではないが)

ブログという概念自体ではもうニュースになりません。

今もし、「ブログが大流行」という記事を書いたら「エッ?」となるか、または深い意味で何か特別な価値を期待することでしょう。

ついこの間までは新しい概念であり現象であったもの(ブログ)が、何かのきっかけでブームを呼び、ブレイクして大流行する。

しかし、そのまま流行で終わる概念、現象が圧倒的に多いのが通常。

ブログが違うのは、その後で、極めて静かに、そして瞬く間に社会のあらゆる分野に浸透していったことです。

気がついたら世間の常識なっている。

それが、マスコミなどのブログに対する注釈レスの表現となって表れています。

ブログというテーマで語るのはこれが最後かも知れませんね。

投稿者 messiah : 12:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月24日

スパムは一網打尽 それでも迷惑に変わりなし

筆者はMovable Type(ムーバブルタイプ)というブログ作成ツールを利用してブログを公開しています。

その最新バージョン3.2を使い出してから、いわゆる"スパム"という迷惑行為に曝されても、ほぼ完璧にブロック出来るようになりました。

迷惑コメントは多い日で300件、平均でも1日50件は襲ってきます。

バージョン3.2は、それをブロックして保留状態にしてくれます。(削除するか公開するかを待っている状態)

ところが希に、まともなものが引っ掛かってしまうこともあるのです。

エチゼンクラゲを網で一まとめにして捕らえたら、魚やイカ、タコが混じっているようなものです。

結局、この魚、イカ、タコたち(大切な訪問者)を網の外に出す為に、迷惑メールリストに全部目を通さざるを得ないのです。

300件あると、かなり注意して見ないといけないので結構面倒です。やってられませんね。

これもブログの知名度が上がった代償と、プラスに解釈してやるしかないようです。

投稿者 messiah : 08:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年10月03日

民主党の前原代表 ブロガーとなるか?

民主党は、衆院選で自民党に大敗した要因として、「自民党が改革政党で、民主党は抵抗勢力だというレッテルを張られた」と分析しているようです。

特に、若者を中心とするインターネット世代に対するPRで、自民党に水をあけられたことが大きな要因と見ているとのこと。

そのため、前原代表は鳩山幹事長に対して、マスコミ対策や党のホームページ作りなどを担当する広報宣伝部門を一元化するように指示しました。

前原氏自身もインターネット世代に近いだけあって、ネットの持つ底知れぬ力が、将来、確実に政治の世界にも影響を及ぼすだろうと考えているようです。

そして、党内に「メディア戦略室」(仮称)を新設し、HPや機関誌の刷新をはじめ、前原氏自身のブログを開設することを検討しているそうです。

しかし、今頃になってそんなレベルの話が出てくる...選挙で負けるわけです。

自民党は選挙前に、日本の著名なブログ運営業者やブロガーを集めて懇親会を開き、自民党のネットに対する熱心な姿勢をいち早くPRしていましたから。

しかし、過去のことは反省して次に同じ過ちを犯さないこと。

信念を持って行動すること。

それには若さが武器となります。

党内からは「中身が伴わないと、すぐに飽きられてしまう」と冷ややかな声も出ているそうですが、言うばかりで実行しない輩の雑音は無視すべし。

民主党には従来、「次の内閣の〇〇大臣」という肩書きでお互いを呼び合う慣行がありました。

前原氏はこれを「選挙に敗れた今、ママごとに見られてしまう」といって廃止しました。

これは、現実に則さないものを慣行にとらわれず排除した点で、誰からも異論が出ないキレのある判断でした。

しかし、政党の代表がブログを公開し情報発信することは、自分の言動を動かぬ証拠として残すことに他なりません。

自分の言動に対する責任が文字として残るので、ロッキードではないが「記憶にございません」は通じない。

前原氏には、腹を括ってブログを開設してほしいですね。

by YOMIURI ONLINE

投稿者 messiah : 08:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月18日

つかみにくい無党派層の動き ブログなら予測可能

ブログ検索サービスのテクノラティ・ジャパンが、先日行われた総選挙について書かれたブログの記事内容を調査した結果、自民党を明確に支持する内容の書き込みが、民主党支持の2倍以上だったことが分かりました。

テクノラティ・ジャパンは、公示日から投票前日まで、国内の約80万のブログから選挙関連記事を収集し、内容をコンピュータで細かく解析しました。(これ、テクノラティ社の得意分野です)

その結果、「自民党」を主語にして「投票する」「賛成する」などと書いた、明確な自民支持の記事が470件だったのに対して、民主支持のものは214件にとどまりました。

記事数では自民党が5,183件に対し、民主党が3,749件でした。

賛否両方を含んだ単純なエントリー(記事)数でも、自民党は民主党より約4割多く、歴史的勝利を収めた自民党は、インターネット上でも「圧勝」していたことになります。

ブログ利用者の中心は20~30代の若い世代で、どちらかと言えば無党派ジェネレーション。

これまでは、投票日の天気次第とか、投票箱を開けてみないと分からない、と思われてきた無党派層の票田ですが、その”無党派層”自身が自分の言葉で語っているブログを収集して、そこに含まれている言葉を分析すればいいのです。

当たり前と言えば、当たり前ですが、これはちょっとした発見です...

次の選挙から、無党派層の投票予測にブログが大いに利用されるでしょう。

by Sankei Web

投稿者 messiah : 08:04 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月17日

ガリバー上陸 ブログ界にもカトリーナが吹き荒れる?

米グーグル社は9/13、ブログのエントリー(記事)内容をキーワードで検索できる「Google Blog Search」のベータ版を公開しました。

Google Blog Search

英語だけでなく、日本語のブログも検索できます。

ブログ検索サービスは既にいくつか立ち上がっていますが、検索技術の本命が参入してきた形です。

因みに、この「出たとこ勝@負ログ」と入力して検索してみると、0.05秒で108件ヒットしました。

出たとこ勝@負ログの検索結果

ブログ検索サービスでは、テクノラティ社などが先行していますが、単純な検索速度を比較してみました。

例えば、このブログの最近5件のエントリータイトルについて検索すると、

最近のエントリーの検索時間比較
検索キーワードGoogleTechnorati
インターネット選挙に拍車0.08秒0.703秒
就職活動の新しいスタイル0.04秒0.358秒
7割以上の人0.1秒2.1秒
企業ブログ0.16秒1.541秒
クビ切り話0.09秒2.507秒

という結果です。スピードが一桁違います。

英語、日本語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語、中国語、韓国語などの多国語対応になっていて、検索対象は世界の全てのブログとのこと。(正確に言うと、サイトのフィード「RSSまたはAtom」を公開している全てのブログ)

検索条件として、ブログのタイトル、URL、投稿された時期などを指定可能。

拡張機能として、「2005年9月1日~9月15日まで」といった投稿期間を指定したり、アダルトコンテンツを除外して検索する機能などもあります。

とにかくウェブ検索と同様に、検索が速い!(多くの場合、0.1秒前後)

但し、速度だけで評価は出来ません。

前述のテクノラティ社は投稿された時間を細かく刻んで表示したり、最も話題になっている単語を検出する機能など、それぞれの特徴があります。

しかし。。。どうも、空模様が変化してきそうな...

検索界のガリバーが、あの「カトリーナ」のように、ブロゴスフィア(ブログ圏(界):こちらを参照)でも猛威を振るうのでしょうか?

by @IT

投稿者 messiah : 09:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月15日

就職活動の新しいスタイルはブログから

最近、ブログの話題が多くなっていて少し偏重の感があるが、それだけブログが社会的地位をものにしてきている裏付けと言えるのだろうと思います。

ブログがインターネットで本格的に紹介されてから1年ほどになりますが、わずかの間に世代を通して幅広く認知され、利用され、また数々の商業化への挑戦が行われています。

衆議院選挙では、政治家・国民双方がブログを通じて選挙動向に注目しました。

大型台風の日本上陸では、現場に密着した報道役をブログが担いました。

こうしたメディアとして側面を持ちながら、一方で、企業の飾らない姿を投影する別の機能がブログにはあります。

その機能を利用した、「就職活動の新しいスタイルが」誕生しています。

マーケティングPR会社のビルコム社は、来春入社予定の学生が発信する「内定者プロジェクトブログ」を8月からスタートしました。

4人の内定者が持ちまわりで、日々、インターンとして取り組んでいる課題、社風などを、学生の視線から観察、発信しています。

ビルコム社では、「企業が一方的に発信するだけのサイトに疑問があった。企業と学生、双方向のコミュニケーションとして使えるものを考えた結果」と説明しています。

学生は、企業のホームページや説明会、OB訪問などを通して、自分なりの企業イメージを構築するが、企業の等身大の姿は見えにくい。

大卒の新卒者のうち3割が3年以内にやめてしまうという雇用のミスマッチも問題になっています。

またビルコム社によると、「学生の目線から見たリアルな企業の姿を、就職活動を始める次世代に向けて発信することで、『企業と学生間のミスマッチ』を防ぐことも目的。インターン生が書いた内容について会社側は特に審査しません」とのこと。


人材コンサルティングのワイキューブ社は、ブログとソーシャルネットワーキングの機能を併せ持つ就活コミュニティ「コミューン」を運営、自社新卒採用向けサイトでも人事担当者によるブログを発信しています。

「コンサルティングという一見わかりにくい業務内容を伝えるとともに、社内の雰囲気を伝えるのに役立っている」と人材開発部の話。

考えを文章にしてアウトプットすることで、読み手からの反響をつかめ、自分自身の中で考えをまとめる作業にも役立つとも言います。

ワイキューブ社の広報によると、「ブログを発信する学生は就職活動で比較的内定が早く出やすい傾向にある」と言います。

「学生にとってブログを発信するという行為自体に意味があり、第三者的な視点から自分の考えをまとめ、自己分析のきっかけにもつながるからでは」と分析しています。


それにしても、ブログのドメイン(適応領域)、どこまで広がるのでしょうか。

by 読売新聞9/5

投稿者 messiah : 08:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月14日

7割以上の人がIT用語の意味を知らずに使っている

ネットビジネス専門ニュースのインターネットコム社とインターネットリサーチのインフォプラント社が、IT関連用語についての調査を行ないました。

それによると、「意味は理解していないが、周りが使っているからIT用語を使うことがある」という人が、全体の7割を超えていることが明らかになりました。

調査は、自宅でインターネットを利用しているユーザーを19歳以下、20代~30代、40歳以上の3区分に分けて、男女それぞれ50人ずつの合計300人を対象に行いました。

「IT関連用語は難しいと思うか」という質問に対して、83.5%のユーザーが「難しいと思う」と回答しました。

「IT関連用語はなぜ難しいのか?」という質問に対しては、

  1. アルファベットが多い(172人)
  2. 短縮したものが多い(148人)
  3. 増えるスピードが速い(99人)
  4. 周りに教えてくれる人がいない(87人)
  5. 耳になじまない(82人)
という回答が上位にきました。

さらに、普段よく目にするが意味を理解していないというIT関連用語として、

などが挙げられました。

さらに、最近よく目にするIT関連用語のおおまかな概要を知っているかを質問しました。

取り上げたのは「Blog」、「SNS」、「RSS」などの短縮された用語や、「アフィリエイト」、「QRコード」、「ポッドキャスティング」、「iTunes」など、ここ1~2年で浸透しつつある言葉です。

その結果、各年齢層で最も認知度が高かったのは「Blog」でした。19歳以下では100人中84人が知っていました。

アフィリエイト」や「QRコード」、「iTunes」も各層に浸透しています。「RSS」も19歳以下で100人中32人、20代~30代で100人中26人が知っていました。

一方、「SNS」の認知度は19歳以下で100人中15人、20代~30代で100人中17人、40歳以上で100人中5人となり、「ポッドキャスティング」は19歳以下で100人中13人、20代~30代で100人中16人、40歳以上は100人中6人という結果でした。

専門用語がわからない人は、新しい技術を使った製品の購入を遅らせる傾向があると言われています。

それはそれでいいのですが、知っていれば周りから「この人、やるな」と一目置かれることもある。

場合によっては尊敬されたりする。(試してみてはどうです?)

by Yahoo!ニュース

投稿者 messiah : 08:17 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月13日

企業ブログの推進はトップダウンが早道

050913-01.jpgワークステーション、サーバー、OSなどのトップメーカー・米サン・マイクロシステムズ社では、現在1,500人から2,000人の社員が、会社が運営する企業ブログを活用して成果を上げているそうです。

Welcome to Blogs.sun.com! This space is accessible to any Sun employee to write about anything.
(Blogs.sun.comへようこそ!このスペースは、どんなことに関して書いてもよく、いかなる従業員にも開かれています)

社員の情報交換の場となるこの企業ブログは、顧客からのフィードバックやアイデアを情報伝達する貴重なルートとなっています。

同社は、さらに多くの社員にブログに参加するように積極的に奨励していく計画です。

「他の会社とは違い、当社はブログの内容によって社員を解雇するようなことはしない」と言います。

他の会社というのは、あの有名な大手IT企業のことでしょう。(こちらを参照)

このブログ構想が成功した背景には、自身もブロガーである社長のシュワルツ氏の初期段階からの支援がありました。

当初、サン・マイクロシステムズ社でブログを開設していた社員は少数でした。

その当時は、ブログに対する会社としてのポリシーはなく、積極的にブログを奨励することもありませんでした。

2004年3月、社長兼COOに指名されたジョナサン・シュワルツ氏は、Webテクノロジー・ディレクターを務めるティム・ブレイ氏に企業ブログのポリシーの草案作成を託します。

同年4月、ブレイ氏が企業ブログによって得られる恩恵についてのビジョンをプレゼンテーションしていた時、何人かの社員が手を挙げて「事前の承認なしで公式見解を出すことを禁止しているポリシーがあることを知っているのか」と問い詰めました。

しかし、その時、社長のジョナサン氏は「そのポリシーはもはや妥当なものではない」と言ってブレイ氏を支持します。

それから、社内の様子が変化します。

同年5月、「会社での仕事に関するブログを持ちたいのであれば、会社がhttp://blogs.sun.comのURLでアクセスできるブログを用意する」という案内が全社員に届きます。

企業ブログに参加したのは、当初40人くらいでしたが、徐々に増えていき、現在では会社のプラットフォームで1,500人、さらにブレイ氏のように個人でブログを運営する社員が数百人にまでのぼりました。

同社は、昨年5月に企業ブログ構想を掲げて以来、それほど投資を必要としないこの取り組みから多くの恩恵を受けていると言います。

ブログは、それまでアプローチすることが難しかった潜在顧客を営業マンが訪問するのを助けたりしている。

また、マーケティングの観点でも、ITに情熱を注ぐ社員らに発言権を与えたということによって、同社のイメージが向上するという意義があると言います。

そして恐らくさらに重要なことだが、社員ブログは、そうでなければ得られなかっただろう、顧客からのフィードバックやアイデアを情報伝達するルートとなっているとのこと。

企業ブログをやめさせたり、禁止したりする会社は、多くの恩恵を得られないばかりでなく、社員との関係において問題を深めかねないとブレイ氏は話しています。

「社員が世界に向かって話したり、会社がやろうとしていることを説明することを信頼できないとしたら、ブログ以前に問題がある」ときっぱり。

因みに、同社の日本人社員もこのブログに参加していて日本語で記事を投稿しています。

私のような凡夫は、「企業秘密が漏れないか」と俗っぽい事を心配してしまいます。

by ITmedia

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月11日

インターネット選挙運動の解禁 意外な速さで進展か?

劇場型選挙と言われています。

小泉首相はオペラ鑑賞が好きなので、彼一流の手法でこの選挙を劇場化してしまったのかも知れません。

「郵政民営化賛成派」、「反対派」、「刺客」、「くノ一」、「新党」...”戦い”の舞台に登場したキャストたちはそれぞれの役割を忠実に守ってこの選挙劇を盛り上げました。

間もなく、暑い中で繰り広げられた熱い”選挙劇”の結果が出ます。

さて、公職選挙法の解釈が原因で、選挙公示後はインターネット(ブログやホームページなど)からの情報発信ができない点について多くの批判がネットを駆け巡りました。

筆者もこの問題を9/4付エントリーに投稿したところ、数多くのトラックバックが寄せられました。

トラックバック元を訪問すると、この問題でコメント、トラックバックが溢れかえったサイトを多々発見しました。

それだけ、選挙に対する関心度が高いということでしょう。

そんな9/9、自民党は、「選挙におけるインターネット利用に関する小委員会」(仮称)の設置を発表しました。

公職選挙法で制限を受けている現状のインターネット選挙運動を見直し、法改正も視野に入れて議論をしていく、とのこと。

これは、意外に速い動きでした。

その背景には、自民党が、「民主党は公示後も、ホームページに選挙情報を流していた」ことを公職選挙法違反として総務省に通報したり、逆に民主党が、「自民党が都議選期間中にホームページに選挙記事を掲載していた」と反論したり...

こうしたインターネットの利用に関する丁丁発止(ちょうちょうはっし)の議論が起きて、それがトリガーになったようです。

さらに、ブログの底知れぬパワーを感じて、多くの政治家がブロガーの声を意識しだし、公職選挙法に対する批判の多いことに危機感を感じて、先手を打ったという見方もできます。

まあ、プロセスはどうでもいいですが、インターネットを利用した選挙運動の解禁という方向は(賛成、反対という議論の前に)世の自然の流れと受け止めて、粛々と進めていってほしいと思います。

by 朝日朝刊9/10

投稿者 messiah : 08:00 | コメント (2) | トラックバック

2005年09月08日

今どきネット用語105 「現代用語の基礎知識」に登場

自由国民社が発行する「現代用語の基礎知識2006年版」に、ブログサービスの「はてな」が運営する「はてなダイアリーキーワード」の中から105の用語が掲載されます。(11月発売予定)

「現代用語の基礎知識」は、国際情勢に関する用語から流行語に至るまで、国内外問わず社会にあふれる約42,000語の新語・専門用語を、全275 ジャンルの専門著者がわかりやすく定義・解説した用語集です。

一方「はてなダイアリーキーワード」は、ブログサービス「はてなダイアリー」と連携し、Wikiを利用したオンライン辞書であり、現在、国内最大級の語彙数に成長しつつあります。

「はてなダイアリー」を一定期間利用したユーザーに用語解説の編集資格が付与され、そのユーザーたちによってさまざまなキーワードが定義されていく仕組みです。

登録キーワードは114,247語(7/11現在)で、一日に約150項目が編集・新規追加されています。

インターネット上で誕生した新語をはじめ、一部のジャンルではどんな辞書よりも早く言葉の定義がおこなわれ、各方面から注目を集めています。

自由国民社によると、「はてなダイアリーキーワードの用語解説には、ネットユーザー特有の視点、価値観が反映されている。これは、より広く用語を収集し、より多様な視点を提供することをねらう『現代用語の基礎知識』にとって有意義であり、また本誌への収録は、非常に価値がありかつ先進的な試みであると考えている」とのこと。

「はてなダイアリーキーワード」から「現代用語の基礎知識2006年版」に掲載されるネット用語に興味のある方は【続き】をどうぞ。

「はてなダイアリーキーワード」から「現代用語の基礎知識2006年版」に掲載されるネット用語
用 語意 味
オリキ特定のアイドルに対し命をかけて応援するファン。追っかけ(オッカケ)に、力(リキ)を入れる事から。
推しメン「推しメンバー」の略。好きなメンバーや、応援しているメンバーの事。
ヲタ芸アイドルファンがライブ観覧する際、手拍子や声援だけでは飽きたらず個性的なパフォーマンスをすること。
DDアイドルファンの特有の愛情表現の一形態で、「誰でも大好き」(Daredemo Daisuki)の頭文字を取ったもの。
お菓子系セーラー服、体操着、スクール水着という三種の神器を備えたグラビア雑誌、またはアイドルタレント本人を指す。クリーム、クレープ、ワッフルなど、グラビア雑誌にやたら甘いタイトルが多い事に由来する。
全ステ全部のコンサートを回る事。または特定の場所でのコンサートを全て回る事。例)「横アリ全ステ」:横浜アリーナのコンサートを全部観る事。
大パ大パニックの略。アイドルなどが大多数のファンに囲まれ身動きが取れなくなる事。
「たん」人名(主に女性)に付ける「ちゃん」を、声優やアニメキャラなどへの愛情を込めて訛化させたもの。幼児音的なニュアンスが加わる。例)良子ちゃん→良子たん
カトキ立ちメカデザイナー、カトキハジメがデザインしたロボットの設定画で使用される立ちポーズのこと。肘を軽く曲げて両拳を握り、胸を張り、肩幅に広げた両足で地面を踏み締めるのが特徴。
ラッキースケベ極めて幸運な状態を指す。アニメ「機動戦士ガンダムSEED DESTINY」の主人公シン・アスカが第1話で誤って見知らぬ女の子の胸を掴んでしまい、ヨウラン・ケントに「このラッキースケベ!」とからかわれたことに由来する。
萌え属性オタク用語の一つ。「萌え」とは、アニメなどに登場する美少女など、可愛らしいもの、いじらしいものを目にしたとき、魅了され、激しく心が動くこと。萌えを感じさせる、キャラクターの特徴やパーツ、シチュエーションなどのこと。
ツンデレ普段はツンツン、二人っきりの時は急にしおらしくなってデレデレといちゃついてくるようなタイプのヒロイン、あるいは、そのさまを指す。
萌え擬人化オタク文化の一つで、あらゆる物を萌えの対象にしてしまう手段の一つとして、物を女の子に擬人化する手段。多くの場合、擬人化した物の名称に「~たん」を付けて呼び名とする。
無表情キャラマンガ等で感情表現が記号的に表されるのを逆手に取った表情の乏しい、または無いキャラクターの事。
脳内彼女オタク用語。脳内の妄想で作られた彼女のこと。脳内彼女と行われる恋愛は脳内恋愛とも呼ばれる。
大きなお友達大人になって着ぐるみヒーローショーを見に行っている熱狂的なファン。仮面ライダーやセーラームーン、ポケモンなどの着ぐるみショーに魅了される。中には一眼レフのカメラを持つ気合いの入ったファンもいる。そう言う彼らのことを大きなお友達という。
珍走団「暴走族」のこと。通称「珍」とだけ呼ばれる事もある。イタイものを見るような視線を投げかけられているのを、注目されていると勘違いしている痛すぎる集団。「暴走族」という暴力的な語感が青少年に「格好いい」とみなされるので、ちょっと間抜けなイメージにしてやる気をなくさせようというのがこの命名の起源である。
ゴスロリゴシック&ロリータ・ファッションの略称。フリルやレースのあしらわれた服と、ヘッドドレスを付けるスタイルが主流のロリータ・ファッションにおいて、黒地に白レースのスカートに黒や白のブラウスを合わせるのが基本スタイル。ゴシックとはヨーロッパ中世の美術様式のこと。
サークルクラッシャー男性の割合の多い文化系サークルやそれに似た性質を持つ職場に少数の女性が参加した後で、その女性をめぐる恋愛問題によって急にサークル内の人間関係が悪化し、結果的にサークルが崩壊する現象がある。このときの女性を指す呼称。
じゃじこジャージ(体操服)を着た元気な少女のことを指す。コンセプトは「かっこいい・かわいい・元気」の三点であり「エロ」は一切含まれない健全なものである。
キグルミンギャルファッションの一つ。ドン・キホーテで売っている着ぐるみパジャマをファッションとして着用する。
ローリング族峠道や高速道路を爆音改造した車で暴走したりレースをしたりして迷惑をかける車(バイク)オタクな人達。都市部に出没する暴走族(珍走団)とは異なる。
ヲタヲタヲタ(オタク)のヲタ。つまり、オタクな人のファン、または詳しい人(この場合、この人も同種のヲタであることが多い)などを指す。「ヲタヲタしい」というように、オタクらしいさまを表す時に用いる。
モヒカン族1.北アメリカ大陸北東部、ニューヨーク州のハドソン川上流、キャッツキル山地に住んでいたアルゴンキン語族のインディアンで、モヒカンとは「オオカミ」を意味する。2.間違いに対し、事実確認をする事を「攻撃」とは思わない人たちのこと。同時に、空気の読めない人たちでもある。原則として発言者の社会的地位を考慮せず、意見の内容だけに注目する。馴れ合いよりはむしろ殺伐とした議論を求む。誤字脱字等の間違いはただ単に「間違い」と考え、他人の間違いは他意なく指摘し、自分の間違いは素直に認めるような人達。
ほ、ほーっ、ホアアーッ!! ホアーッ!!「東京ゲームショウ2004」の『双恋 -フタコイ-』のスペシャルステージにおいて、熱狂的な堀江由衣ファンの多くが本能の赴くままに名前を呼んだ為、同ゲームショウに来ていた記者にはこう聞こえたと言う歓声。
中二病中学2年生程度の屁理屈で社会を否定し、結果何の行動も起こさなくなる病。特に引篭もり患者に多く見られる。重度の患者は勝手な思い込みから社会の規律に反した行動を引き起こすため、早めのケアが必要。
それが俺のジャスティス流れをあえて無視するときなど、自分なりの価値観を貫くときに使うフレーズ。例)明日は試験だが敢えて早く寝る。それが俺のジャスティス!
オンドゥル語仮面ライダー剣(仮面ライダーブレイド)の登場人物が使用する言語。由来は、「仮面ライダー剣」第1話で、主人公の剣崎一真が先輩の橘朔也(仮面ライダーギャレン)に対して言った「本当に裏切ったんですか!?」という台詞が、滑舌の悪さから「オンドゥルルラギッタンディスカー!?」と聞こえたところから、最近では上手く聞き取れない言葉を全てオンドゥル語と呼ぶ事もある。
amazon病「アマゾン依存症」、「アマゾン中毒」とも。ネット書店amazonで本を衝動買いしてしまう、という困った習慣をさす。
リリアン編み編み物の編み方の一種。紐状の編み物が出来る。簡単で子供に人気があり、最近はこれで携帯ストラップを作ったりすることも流行っているらしい。
ロリィタ「ロリータ・ファッション」を意識したlolitaの片仮名表記。こう書いた方がロリ服(ロリータ・ファッションに見られる服装のこと)っぽい感じがする。
超脚本いい意味でも悪い意味でも、とにかくぶっ飛んだ脚本のこと。主に、アニメの脚本を評する際に使用する。
盆栽1. 植木鉢に小形の樹木などを植え、樹形を整えて、その趣を観賞するもの。2. 趣味性の高い自家用の乗物や道具(自動車やバイク等)に対して、パーツを交換するなどのドレスアップを施して遊ぶこと。
〇ー〇ー〇ー〇一般には「美少女戦士セーラームーン」を指す隠語。あまり意味の無い伏字の使い方である。このように表記しておくと、追求を受けた場合に「モーターボート」の話題であるとの言い逃れが可能である。
10円パンチ止まっている車に10円玉のようなもので線状に傷つけること。(犯罪です)
エンドレスリピート音楽機器などについているリピート(繰り返し)機能を使って、一曲または複数曲を延々とリピートすること。CDシングルやCDアルバムに対してプラスの評価を下すときに、使うことが多い。
ディラン効果音楽の、あるフレーズが延々と頭の中でリピートされる状態。記憶残像というやつですね。2004年に歌手ボブ・ディランが下着のCMに登場してセンセーションを巻き起こしたことに由来するのではないかと思われる。
シンハーSingha、タイのビール。日本のタイ料理屋でもっともポピュラーなビール。「シンハー」とは「獅子(ライオン)」の意、ラベルにも獅子が描かれている。小泉首相・森前首相が郵政解散を前に話し合った席で出されたとされる。
まつざきしげるいろサクラクレパスのマット水彩の絵の具の一つ。経緯はフジテレビ系「トリビアの泉」の「トリビアの種」コーナーで、「松崎しげるの肌の色を絵の具で作る場合の割合は〇色〇%と〇色〇%になる」というテーマで使われたことから。
洋ゲー海外製のゲームのこと。
オリッ鉄オリックス・バファローズの蔑称的な通称の一つ。
大映ドラマ大映テレビ株式会社が作成するテレビドラマ。その独特の世界観と、リアリティと言う言葉をあざ笑うかのような過剰な演出、聞いているこっちが恥ずかしくなるクサい台詞など、80年代に一世を風靡したその作風もひっくるめて呼ぶ場合もある。
ささやき戦術野村克也が現役時代に得意とした戦術。キャッチャーとして打者にささやき、集中力を与えない戦術。
電柱普通に使われるときは電信柱の意味だが、サッカーファンの間ではフォワードのうち、長身であまり動かなかったり、足元の技術が不足している選手のことを指す俗語となる。
くちびる口のふちの、薄い皮でおおわれた、やわらかい部分。かんだり、盗んだり、盗まれたり、奪ったり、奪われたりするモノ。
サザエさん症候群たいていの人は週末の終わりである日曜日、18時30分よりフジテレビ系列で放送されるサザエさんを見ると、「もう休みも終わりか」と憂鬱になってしまう現象。月曜日の生活に支障がでる場合がある。
スプーン曲げスプーンを曲げること。超能力の顕示手段の一種とされ、かつては、日本各地に「スプーン曲げ少年」が出現するというブームもあった。
安藤さん大阪大学と株式会社ココロが共同開発した女子アナを模したアンドロイド。(NHKで放送された)名前の由来はアンドロイドだから。
ギシアン1.情事の時にベッドが軋む音・および喘ぎ声を擬音化させた「ギシギシアンアン」を省略した言葉。2.SONY製PSPの■ボタンが、押したまま戻ってこない状態を表す言葉。3.「疑心暗鬼」を省略した言葉。
ヘソ天動物が無防備にお腹を上に向けて寝ている様子。へそを天井に向ける、へそ天井の略。安心しきってる時にしかやらない。
テレ東規制テレビ東京の番組倫理基準のこと。主にアニメ番組に適用されるものを言う。地上波で放映されるアニメの多くがテレビ東京系であるため、日本のアニメ表現に多大な影響を及ぼす。
シュークリーム分シュークリームそのものが持つ成分。糖分や塩分のように(一部の)人にとって必要不可欠な成分。シュークリーム分が足りなくなると疲労や集中力・思考力の低下等の症状が現れる。
壁本壁本とは「読んだ後壁に叩きつけたくなるどうしようもない本」の略称である。
ゲーム脳脳『ゲーム脳の恐怖』(森昭雄著)で定義された「ゲーム脳」という状態を、ことあるごとに事件の当事者に対して適用しようとするような人の脳を揶揄する言葉。
ジャイアニズム漫画「ドラえもん」に登場する主要キャラクターのひとり、ジャイアンの作中における言動を思想として捉えるべく名づけられた名称。「おまえのものは俺のもの。俺のものも俺のもの」という哲学。
白いイヤホン一般的にiPodに付属されているイヤホンを指す。白いイヤホンを使うことにより自分がiPodを所持している事を周囲に知らすことが出来る。
サヨク反日反米・親中親韓に偏って人権・平等等の主張を党派的に行うことや、政治的意図をカモフラージュする空想的な平和主義を揶揄するためのレッテルとして多く用いられる。
電突マスメディアの報道の仕方、もしくは行政機関・政党・政治家個人・民間企業・宗教法人など各種団体の見解その他に釈然としないものを感じた一般市民が、個人の資格で電話を通じて真意を質したり意見を具申したりする行為。
(笑)「自分が書いていることは、あくまでも冗談ですよ。真剣に受け止めないでください」や「ちょっと的外れなことを書いたかな」、「ここが笑い所ですよ」、「皮肉ですよ」、「笑いながらこの文章を書いています」ということをアピールする時などに、文章末尾に付け加えられる幅広い応用の効く表現である。
地上波初登場テレビの映画番組でよく用いられる宣伝文句の一つ。文字通り地上波初登場の事で、対象となる作品が過去にCS・BS・CATVなどで放映されていた場合、「テレビ初登場」が使えないので、この言葉が用いられる。
方向性の違いグループの解散・脱退などの理由にあげられる決まり文句。いわば仲たがいがほとんど。バンドでは「音楽性の違い」とも。
改革Tシャツ堀江貴文氏が衆議院選挙に広島6区より無所属で出馬するにあたり、選挙活動時に着用している黒地に白抜きで『改革』と書いたTシャツ。
修羅い状況がとにかくとんでもないことになること。「修羅場」が語源。例)「うっわーレポート提出期限3つ重なってるー。マジ修羅い。」
あざーす挨拶。「ありがとうございます」の意。若手芸人が先輩芸人、プロデューサーなどスタッフに対して最敬礼をしながら発する。
広告屋広告ビジネスに関わる人々。企業の依頼を受けて広告を制作し会社から給料をもらうサラリーマンでありながら、みずからを称して「クリエイター」と呼び、制作物を「作品」と呼ぶ輩をいましめるための言葉でもある。
設定マニア作品の本編(ストーリー)よりも設定に固執する人。ファンタジーにおいては神話・民間伝承マニア、それ以外のジャンルにおいては科学考証・歴史考証マニアなどを含む事が多い。
ケミカル化学物質全般を指す言葉。ある対象が人間的・生物的な生々しさに欠けた印象を持っている様を指す。
おあとがよろしいようで落語で下げ(オチ)を言ったあとの常套句。次に高座に上がる噺家(落語家)の準備が整ったようです、の意だが、「うまいことオチがついたぜ(ウェッヘッヘ)」といったニュアンスの誤用が目立つ。
アヒル口口角が上を向いたタイプの唇を指していう。唇の薄いタイプに多い。
3秒ルール地面に落ちた食べ物でも3秒以内に拾えばまだ食べられる(セーフ)というルール、都市伝説、あるいはギャグのようなもの。「急いで食べ物を拾ってすぐに『3秒ルール!』と言えばセーフ」などされている。
うる覚え「うろ覚え」の誤り。うろ覚えをうろ覚えして「うる覚え」と勘違いしている人が案外多い。
死亡フラグ“死ぬ”ことへの伏線。フラグはゲーム・コンピュータ用語でこの場合「何かが起こるための見えない条件」といった意。
指詰め1. 暴力団等で手の指を切断することによりけじめをつけさせたり責任を取らせるという行為。2. 指をはさむこと。電車のドアなどに「指詰め注意」というステッカーが貼られていたが、最近は「ドアにご注意」などに変わってきたようだ。
このあとすぐテレビ放送等、特に民放で、頻繁に使われる言い回し。視聴者をつなぎとめるため、本当に「すぐ」ではない場合に使われることが多い。
出来心もののはずみで出来た悪い考えで、これを実行に移すと大抵は悲惨な状況に陥るハメとなる。どんな修羅場でも、とりあえずこう言っておけばその場はしのげる便利な言葉であり、その使い勝手の良さからか、犯罪者の言い訳として大きなシェアを誇っている。
小泉タレント小泉今日子が道路交通法違反(当て逃げ)で書類送検され容疑者となった際のマスコミの呼称。同様のものとして、稲垣メンバー(稲垣吾郎)や島田司会者(島田紳助)がある。
まあしかし副詞「まあ」+接続詞「しかし」の組み合わせ。相手をなだめつつ反対の意の言及を行ったり別方向への話題転換を図ったりするときに用いる。
シコいシコシコ勉強するさまから転じて、何かのことに打ち込むものを指していう。頑張っている、というニュアンスよりも、シコシコやってる…というような否定的なニュアンスが主に込められている。
寝言ポエムカフェやモスバーガーの店先によくあるような、店員によって黒板に書かれた、自意識過剰で上滑りした見るも痛々しいひとことポエム。うっかり読むと体感湿度が上昇する。ブログやSNS上では、さらに頻繁に見受けられる。
節約無駄を省いて切り詰めること。しかし、やりすぎると他人を利用したり、公共のものを自分の物にしたりという、行き過ぎた切り詰めが起こることも多々ある。数十円の差の為に、それを上回る交通費をかけて、安いお店の方へ買いに行くなどは、「節約」ではなく「節約した気の勘違い」である。
脱オタオタクである状態を脱すること。ただしこの言葉には若干の定義の混乱があり、「オタクに特有の拙劣なコミュニケーションスキルを改善すること。必ずしもオタク趣味を捨てる必要はない」という意味で用いる者と、単に「オタク趣味を捨てること」という意味で用いる者とが混在しているので、注意が必要である。
誰かさん「誰か」の丁寧語。日常会話・テキストでは、コミュニティ内で自明な人物ながら、直接その人物の名を挙げて誹謗中傷することが自分に害を及ぼす結果になると考えられる人間に対して言及する際に用いられる。
政権担当能力ほぼ野党の政権担当能力に対する不安を煽るために使用される。
ごみステーション「ごみ捨て場」の北海道地方での呼び方。家庭ゴミ収集場などのことを指す。
埴輪ルック防寒のために、スカートの下にジャージを着るスタイルが埴輪に似ている所からきたらしい。北国の女子高生に、特に多く見られる。
イレブン屋セブンイレブンの愛称の一つ。関東・甲信越地方に使用者が多いとか。
ママさんダンプ除雪用具の一つ。ブルドーザーの前の部分に持ち手がついたような形状で、大量の雪を運ぶ・押すのに適している。雪の多い地域では各家庭に必ずあると言ってもよい。名前の由来は「ママでもダンプカーのように雪が運べる」ところから来ているらしい。
メロンパン一時期特に評判になった菓子パンの定番。マスクメロンを表現した皮をもつ、やや大ぶりのパンのこと。本物志向のものも出てきて夕張メロンを加えているものまでも存在する。カレーパンと人気を二分している。
ここは酷いインターネッツですね2ちゃんねる用語。スレや板にふさわしくない話題でスレが盛り上がっている時に書き込まれる。特に不謹慎ネタやエロネタに反応して書き込まれることが多い。
悟り簡単に言えば顔を隠したコスプレ女装写真を日記等のサイト内に掲載する行為の総称。通常「悟りを開く」、「悟りを開いた人」または単に「悟りました」などの形式で言及される。
降臨有名人等の(非公認の)掲示板や2ちゃんねるのスレッドで、その本人が登場すること。本当に本人かは確認し難く、降臨の噂は偽装の場合が多い。
チラシの裏「ここはおまえの日記帳じゃないんだ、チラシの裏にでも書いてろ、な?」が原文。空気の読めない独り善がりな書き込みなどに対して使われる。
テラワロス笑ったレベルが究極まで達した時に使われる言葉。ハードディスクの、ギガといっても相当なサイズ(10億)なのだが、1000ギガでやっと1テラになる。そんな巨大なサイズの言葉を頭につけるのだから笑い方も半端ない様子。
qあwせdrftgyふじこlpQWERTY配列のキーボードで、右手の中指をキーボードのQに、人差し指をAに押しつけて、左から右へ滑らせることにより得られる文字列。具体的な文字として表現できない発声(叫び声、理解不能な発言など)、或いは伏せ字として用いられることが多い。何か秘密を暴露している最中に後ろから何者かによって襲撃された際にも使われる。
DQN「目撃ドキュン!」というテレビ番組が語源で、なみかれのマミー石田氏が創作した。この番組は主に、元ヤンキーが不幸に育ってきた少年少女時代をさらけだす番組だった。よって、不良や反社会的な人を指す言葉として使われている。
2ちゃんねらー2ちゃんねる利用者の総称。2ちゃんねるには厨房(ガキっぽい人のこと。中学生>中坊>厨房)が多いため、2ちゃんねる上において使われる独特の2ch用語を、他のサイトや現実世界で使うと軽蔑されがち。また、2ちゃんねるに対して恨みを持つ人も稀にいてそういう人達に狙われやすい。そのため、自分が2ちゃんねらーであることを明かさない人が多い。
まとめサイトある事象についての情報を集めたポータルサイト。リンク集。事象によって生じた情報のエントロピーを低下させようとする行為ではあるが、炎上を加速することもしばしば。2ちゃんねるやブログなどで提出された情報や、意見などをまとめたものが多い。
サイトバレ自分が運営しているウェブサイトのことを、知られたくない人に知られてしまうこと。
制限事項ソフトウェアの説明書などに使われている言葉。できないこと。実現できていない機能を列挙する際に使われる。
ネット世論ネット上の世論。稚拙だが本音重視の傾向がある。
エゴサーチ【egosearch】自分の名前やハンドル等をネットで検索すること。
ぬるぽプログラミング言語の一つであるJava言語の例外クラス、java.lang.NullPointerException のことを指す。プログラムの動作異常として「ぬるぽ」に出会った場合、原因究明に手間取り時間を浪費してしまうことが多い。そして、この例外が原因である場合には、とてもがっかりしてやる気を失ってしまうことがままある。
中の人特定の役割を演じている人。ある人の主張に対して、それはあくまで「中の人」が役割として演じているに過ぎないという「主張と中の人との距離感」を設定することで揶揄的表現としても使われるが、サイトの管理人などを一般的に指す中立的な表現としても使われる。

投稿者 messiah : 10:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月04日

チャンスの芽をつぶしている「前世紀の遺物」

「前世紀の遺物」

古くなって社会などの実情に合わなくなったものをこう呼びます。

衆議院選挙運動が全国で盛んになっています。そんな最中、立候補者のHPやブログを見ると公示日(8/30)以降は全く更新されていないことがわかります。

何故か?

公職選挙法 第142条[文書図画の頒布]

衆議院(比例代表選出)議員の選挙以外の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、次の各号に規定する通常葉書及び第1号から第2号までに規定するビラのほかは、頒布することができない。この場合において、ビラについては、散布することができない。
1.衆議院(小選挙区選出)議員の選挙にあつては、候補者1人について、通常葉書 35000枚、当該選挙に関する事務を管理する選挙管理委員会に届け出た2種類以内のビラ 7万枚
(中略)
2 前項の規定にかかわらず、衆議院(小選挙区選出)議員の選挙においては、候補者届出政党は、その届け出た候補者に係る選挙区を包括する都道府県ごとに、2万枚に当該都道府県における当該候補者届出政党の届出候補者の数を乗じて得た数以内の通常葉書及び4万枚に当該都道府県における当該候補者届出政党の届出候補者の数を乗じて得た数以内のビラを、選挙運動のために頒布(散布を除く。)することができる。ただし、ビラについては、その届け出た候補者に係る選挙区ごとに4万枚以内で頒布するほかは、頒布することができない。
3 衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては、衆議院名簿届出政党等は、その届け出た衆議院名簿に係る選挙区ごとに、中央選挙管理会に届け出た2種類以内のビラを、選挙運動のために頒布(散布を除く。)することができる。
4 衆議院(比例代表選出)議員の選挙においては、選挙運動のために使用する文書図画は、前項の規定により衆議院名簿届出政党等が頒布することができるビラのほかは、頒布することができない。
(後略)

以上のように詳細な規則を設けているのが公職選挙法です。

公職選挙法で認められている選挙運動とは?

公職選挙法で禁止されている選挙運動とは?

買収選挙犯罪のうちではもっとも悪質なものであり、法律できびしい罰則が定められています。候補者はもちろん、選挙運動の責任者などが処罰された場合は当選が無効になることもあります。
戸別訪問誰であっても、特定の候補者に投票してもらうことを目的に、住居や会社、商店などを戸別に訪問してはいけません。また、特定の候補者名や政党名あるいは演説会の開催について言い歩くこともできません。
挨拶を目的とする有料広告候補者や後援団体(特定の候補者を推薦し支持する団体)は、選挙区内にある者に対し、時候、慶弔や激励などのあいさつを目的とする広告を有料で新聞、雑誌に掲載したり、テレビやラジオで放送したりしてはいけません。
飲食物の提供誰であっても、選挙運動に関して飲食物を提供してはいけません。但し、お茶や通常用いられる程度のお茶菓子や果物は除かれています。また、選挙運動員に渡す一定の数の弁当は提供することができます。
署名運動誰であっても、特定の候補者に投票をするように、あるいは投票しないようにすることを目的として選挙人に対し署名を集めてはいけません。
気勢を張る行為誰であっても、選挙運動のため人目を引こうと自動車を連ねたり隊列を組んで往来したりしてはいけません。

「自動車を連ねたり隊列を組んで往来...」は笑えますね。

さて、インターネットを使った選挙活動ですが、東京都選挙管理委員会によると、選挙運動にわたらない純粋な政治活動として、インターネットのホームページを利用することは自由にできる。しかし、純粋な政治活動として使用するホームページであっても、選挙運動期間中に開設したり、又は書き換えをすることは、新たな文書図画の頒布とみなされ、選挙運動の禁止を免れる行為として公職選挙法に違反することがある、と言います。

「違反する」と断定しないで、「違反することがある」という表現をしているのは、現時点で解釈が確立していない、将来への含みを持たせているのでしょう。

ブログを「文書図画」と同質と考えるのは、大きな誤りであると思います。

ビラや葉書のような「文書図画」は変化することのない固定情報を伝達する媒介(キャリア)に過ぎないのに対して、ブログは頻繁に更新される時系列情報を配信する媒体(メディア)である。

ここに大きな違いがあります。(同じメディアを利用したテレビCMや新聞広告は堂々とやっています)

公職選挙法には”ブログ”は想定されていなかったし、選挙が電撃的に始まったことも想定外で、解釈を確立する時間がなかったことは事実ですが、総務省や選挙管理委員会はブログをホームページと同類のものと考えているのではないでしょうか。

ホームページは頻繁に更新されることがない固定情報を提供するという意味で「文書図画」と共通する点はありますが、ブログがホームページとは本質的に異なることを認識していれば、「文書図画」の同類項として括りはしなかったでしょう。

国民の関心が高い今回の選挙。(こんなのは久しぶりです)

国民も政治家も"ブログ"を利用して手軽に情報収集できるようになり、国民と政治家の間にある次元の違いやギャップを埋めることができる絶好のチャンスかも知れないのに、そんなチャンスの芽を、「文書図画」を持ち出して不用意につぶしてしまっている。

それが、この法律とその解釈を「前世紀の遺物」だと言う理由です。

本選挙後に速やかに、最低でもブログは「文書図画」の対象から除外するように検討してほしいですね。

投稿者 messiah : 11:54 | コメント (0) | トラックバック

2005年09月02日

「カトリーナ」の救援活動でも活躍する第3のメディア

大型ハリケーン「カトリーナ(Katrina)」で壊滅的な被害を受けたルイジアナ州ニューオーリンズのネーギン市長は8/31、死者は同市内だけで数千人に上る恐れがあるとの見方を示しました。

そして、「カトリーナ」がフロリダ州内を抜け、メキシコ湾沿岸に接近した8/28から、ハリケーン情報や緊急情報を求める人々が天気情報サイトやニュース・サイトに殺到し、複数の天気情報サイトがアクセス不可能な状態になったことが明らかになりました。

知りたい情報を求めて一時に集中する需要(アクセス)に、有名ポータルサイトは為す術もなく、またもや要求を遮断してしまいました。

さて、ブログを使って世の中のトレンドを分析している米Intelliseek社は「カトリーナ」を取り上げたブログに関する調査結果を発表しました。

それによると、電力・インターネット接続・電話などのインフラが壊滅状態にある被災地で、ブログ運営者(ブロガー)が救援活動を支援する有用な情報を提供しているといいます。

Intelliseek社が1,560万件のブログを対象に投稿記事を分析したところ、「カトリーナ」に関する情報源としてはCNN.comが最も多かったとのこと。

以下Yahoo! News、MSNBC、Washington Post、BBC News、The New York Times、Fox News、USAToday.comと続きます。

Intelliseek社によると、「2004年にインド洋で起きた津波のときと同じく、ブロガーは「カトリーナ」についても、他では取り上げられなかったり、必要度が極めて高かったりする情報を提供している。こうした情報は、特に交通や通信が大きな影響を受けた地域にとって貴重だ。救援活動や復旧作業にも役立つ情報を取り上げている」と強調しています。

筆者には、既存メディアや有名ポータルサイトへの皮肉にも聞こえます。

世界を震撼させたニューヨーク同時多発テロ(9.11)以後の大事件・大災害において、既存メディアにない機能を存分に発揮して、情報社会の穴を埋めた感のある「第3のメディア」の進化はこれからも続いていくでしょう。

by nikkeibp.jp

投稿者 messiah : 08:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月30日

政治家ブログは日常の活動を生の声で届けてほしい

自由民主党は8/25にブロガーやメールマガジン発行者を招待して、武部幹事長と世耕(せこう)広報本部長代理による「メルマガ/ブログ作者と党幹部との懇談会」を開催しました。

自民党はスタッフが独自に選んだ有名ブロガーやメールマガジン発行者100人を懇親会へ招待し、12のブログと17のメールマガジンから33人が集まりました。

武部幹事長は「総選挙に向けた国民の声の勢いや力強さには圧倒されている。これからは『マスコミ』から『クチコミ』の時代。ブロガーやメールマガジンを運営する皆さんと連携しながら政治をわかりやすくしていきたい」と参加者に語ったそうです。

日本の政治家というと、あまり先端技術のことは詳しくないイメージを抱いていましたが、「ブログ」に反映している国民の声が気になって仕方ないといったところでしょうか。

米国ではブロガーが一般のジャーナリスト同様に発表会やプレスミーティングに参加することが増えていますが、世耕広報本部長代理は「日本では、まずは懇親会という形から始めていきたい」と述べ、今後も今回同様の懇談会を開催する予定とのことです。

開催側の世耕広報本部長代理も実はブロガーの一人。

参議院議員・世耕弘成(せこう ひろしげ)の東京での活動を伝える自身のブログ「世耕日記」で、当日のことを次のように書いています。

「政党とブロガーの対話は日本ではじめての企画であり、武部さんとブロガーの皆さんの波長が合うだろうか等心配事も多かったが、非常に実りある懇談であった。終了後は皆さんを総裁室にご案内して見学してもらう。居合わせた竹中大臣にも顔を出してもらい、非常に和気藹々とした雰囲気の中、企画は終了した。台風の中来て下さった33名の皆さんに感謝だ」

解散総選挙が決まってから政治家(特に衆院選・立候補予定者)の中で突然ブログを始め出す人が増えています。

選挙活動の一環ということでしょうが、どこか物真似の「付け焼刃」の印象が否めません。

世耕氏のブログは、国会の中での動きを簡潔明瞭に描き、その上で、安倍幹事長代理や竹中大臣などのテレビでお馴染みの面々との交流も紹介されていて結構楽しめます。

筆者はこれからブログを始める政治家に対して、自分をPRするステレオタイプのホームページ型よりも、(世耕氏のような)日常の活動を生の声で届ける日記型のブログを書いてほしいと思っています。

政治家にも有名・無名いろいろありますが、今ならば、政治家が書いたブログというだけで衆目を集めることは可能です。

従って、ある程度のアクセスは初めからある。その初アクセスの時に、どれだけ読者を引きつけられるかが重要で、政見放送で使うような難しい言葉と抽象的な表現の文言が並んでいると、もう次からは訪問する気になりません。

読者は、現在話題になっている事象についてより深く知りたいと考えるものです。

注目の的となっている総選挙を前にして、立候補者が何を考え、どんな動きをしているのか、ブログを使って生の声で伝える。読者は、各候補者のブログを比べて評価しながら投票の目処(めど)をつけていく。

そうすれば、一般国民と政治家の距離を縮める絶好の機会となるし、しっかりした自分の意見をもって投票する正しい選挙姿勢も芽生えるはずなんですが...

by CNET Japan

投稿者 messiah : 09:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月29日

癌と闘う「希望のためのブログ」で先を行くアメリカ

全国どこに住んでいても標準的な癌医療の情報を得られるように、厚生労働省は来年度、情報の収集や分析、発信の拠点となる「がん対策情報センター」(仮称)を創設することを決めたそうです。

癌治療に携わる医療従事者への研修なども実施するほか、ネットワークを活用して、癌細胞の画像をほかの病院に伝送する「遠隔病理診断」による診療システムを整備するなど、医療機関の診療も支援するとのことです。

さて話は変わりますが、アメリカでは著名人たちが自分のブログで、癌に関する個人体験談や情報などを発信しています。

これらの著名人によるブログは、Blog for Hope(希望のためのブログ)と呼ばれるYahoo! Healthのキャンペーンの一環で、ほぼ毎週アップデートされています。

そして、各サイトには米国癌学会(American Cancer Society)に寄付を行なうためのリンクが貼られています。

執筆陣には、他にも数多くの著名人が名を連ねています。当然、癌患者や医療関係者以外からの注目度も高くなりますから社会的認知度が向上します。

日本政府(厚生労働省)も、「がん対策情報センター」(仮称)において、医療情報だけでなく、癌と闘っている人たちの体験談などをブログを利用して共有するシステム作りを検討してほしいと思います。

得体の知れない力をもった存在であるゆえに、ブログを上手に活用すれば社会に大きく貢献する可能性があります。

by CNET Japan

投稿者 messiah : 12:30 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月25日

仕事のことをブログで書くと思いもせぬ危険がある

アルバイトがブログに書いた発言で雇い主の企業が謝罪に追い込まれたり、ブログの内容が原因で最先端のIT企業をクビになったり、大手企業では社員のブログ利用に関する基本原則を設定したり...

ブロゴスフィア(ブログ圏:ブログが作リ出すコミュニティ)の巨大化による影響が思いもせぬ危険を産み出しています。

8月12~14日に東京で開かれたコミックマーケット(同人誌展示即売会)に、米国系ホットドッグチェーンの「ネイサンズフランチャイジーオブジャパン」のフランチャイズ企業が出店しました。

その時、フランチャイズ企業が雇ったあるアルバイトスタッフが、実名で運営している自分のブログに、

などと写真付きで記事を掲載したのです。
(※ オタは、オタクを指すものと思われます)

これを読んだ人が「客をばかにしている」などと掲示板などで反発。その後、ブログは削除されましたが、同社にも苦情が寄せられた模様です。

コミケに参加したある男性は「店員が何を思おうと自由だとは思うが、このホットドッグチェーン全体への印象が悪くなったのは否めない」と話しています。

同社は経緯について調査し、Webサイトで次のような文章を公表して謝罪しました。

ネイサンズのお客様へ
いつもネイサンズホットドッグをご愛顧いただき、誠にありがとうございます。
さて、先日、お客様を不愉快にさせてしまいました、「コミックマーケット」に出店したネイサンズ移動店舗内スタッフによるブログ上の発言につきまして、以下の見解をお伝えしたく、ご一読いただければ幸いです。
「人種の坩堝」ニューヨークから来たネイサンズは、様々な国籍・価値観をお持ちのお客様に長年愛され続けています。
その企業体質は当然わが国におきましても継承されるべきものであり、私共、株式会社ネイサンズフランチャイジーオブジャパンも日々努力しております。
従いまして、今回の件につきましてはきわめて遺憾であります。
「コミックマーケット」をはじめとし、各地で行われる様々なイベントへ積極的に参加させていただいている現状、それぞれのご当地、お客様に歓迎されている現状を省みますと、いかんともしがたい胸中です。
調査の結果、本件は当社ブランドを使用する「フランチャイズ」企業が独自に雇用したアルバイトの極めて不適切な表現が引き起こした事態であり、当社の企業コンプライアンスとは正反対の内容です。
また、当該ブログにつきましては、当社との関わりはまったくございません。
しかしながら、「フランチャイズ」企業を管理・監督する責務をもつ当社といたしましては、本件に類する自体の再発防止に全力を尽くし、お客様から失った「信頼」を取り戻すべく、社員一同、努力いたします。
以上、簡単ではありますが、当社の反省と今後の決意を述べさせていただきました。(原文のまま引用)

このアルバイトも悪意ではなく、どちらかと言えば軽いノリで書き込んだように思いますが、社会人としての自覚と意識がかなり甘かったようです。


アメリカでは、ブログの内容が原因で大失敗した人がいます。

マーク・ジェン氏は検索最大手のグーグル社に1月入社しました。同氏は自分のブログをグーグル社員としての体験を記録する個人的なジャーナルとして利用するつもりでした。

そして、グーグル社の広告部門でアソシエイトプロダクトマネジャーを務めながら、イントラネット、仕事用のノートPC、販売会議、報酬など、いろいろな話題に関して上層部を遠慮なく賞賛したり、批判したりしていました。

同氏は、自分のブログに興味を持つのは主に友人や家族だろうと思っていました。

しかし、このブログが瞬く間に有名になり(1日のユニークビジター数がおよそ6万人に上った)グーグル社内の生活に関心を持っている人が「ブログ界」にたくさんいることに気付きます。

やがて彼のブログは、グーグル社の上司の目に留まり、同社が財務や製品に関して機密情報と見なしている内容をブログから削除するよう求められます。

その後、ジェン氏は1週間にわたりブログを更新しなかったので、ハイテク業界では、彼の運命をめぐって幾つもの噂がささやかれていましたが、ジェン氏はついに入社してから11日後の1月28日付でグーグル社から解雇されます。

ジェン氏の場合は情報漏洩のような気がします。解雇だけで済んだとすればラッキーです。


IBMは、同社の社員が会社関連のトピックに関して自分のブログに掲載する場合は、最善の判断力を働かせ、そこに記された所感や意見が個人的なものであり、必ずしもIBMの公式見解ではないことを明確にするよう勧告しています。

そして、「某有名企業の某元社員」のようなことにならないために、ブログをどう利用すべきかについて、IBM社員の指針となる基本原則を設定したようです。


「地球の生物圏」のことを、英語でバイオスフィア【Biosphere】といいます。バイオスフィアは、地球上のあらゆる生命体が太陽光、大気、水を利用して生活をする閉鎖生態系を意味しています。

ブロゴスフィア【Blogosphere】は、「ブログ圏」(あるいはブログ界)という意味の新語です。

バイオスフィアがその語源になっていると思われますが、ブログは「個人の日記サイト」という次元をとっくに飛び出して、地球上のあらゆる人がネット(網)を利用して情報交流する人工の生態系にまで進化しようとしている。

得体の知れない巨大メディアと化すブログ

情報発信する人は、あくまで責任ある『社会人』という立場で、物事を判断する必要があります。あまく考えていると痛い目に会います。

by ITmedia

投稿者 messiah : 09:14 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月20日

政治家のブログ開設急増は真夏の異変か、怪か?

あれほど書きたくないと言っていたのに...

続々と入ってくる情報に書かざるを得ない心境になり、三度(みたび)性懲りもなく「総選挙」の話題を...(またか、と思われる方には申し訳ないですが)

朝日夕刊(8/19)に「真夏の異変」というタイトルで、ホームページより簡単、素早く更新できるブログで政策・活動をPRする立候補予定者が急増しているという記事がありました。(ブログ絡みなのでご容赦を)

ブログが武器と大きな見出し文字が躍っていました。

新聞によると、「今回の総選挙から、使い勝手のいい『新兵器』として、インターネット上で写真や文章を手軽に公表できる『ブログ』が注目されている。ホームページよりも簡単に開設でき、素早く更新できるため、ブログで政策や活動を紹介する立候補予定者が急増している。知名度不足の新顔が活動ぶりを毎日紹介したり、刻一刻と変る政局への思いを有権者に伝えたりする道具になっている」とのことです。

記事の内容を要約すると次表のようになります。

立候補予定者政党選挙区状況ブログ名
玉木雄一郎氏民主新香川2区衆議院解散の日にブログを開設。選挙区が昨年大ヒットした映画「世界の中心で愛をさけぶ」のロケ地になったことからブログ名を考えた。
「急な選挙で時間も金もない僕にとって、大勢の人にメッセージを発信できるブログは唯一の武器」とのこと。
世界の中心で政策をさけぶ 玉木雄一郎の挑戦記
川上義博氏自民前鳥取2区郵政民営化に反対し、自民党から対立候補を擁立され、無所属で立候補予定。政見放送に出れない、ビラの枚数も少ないというハンデを、ブログで出来る限りカバーしようとしている。改革保守は考える! - 川上義博
吉田治氏民主前大阪4区衆議院解散の翌日にブログを開設。短期決戦で直接会えない人にも訴えを伝えたいと考えている。但し、選挙区内で一体、何人が読んでくれているのかつかめず、得票に結びつけられるかという不安もある。それいけ!おさむ!改革日記~吉田おさむの活動報告~

立候補予定のブロガーの皆さん、お暑いところをご苦労様です。

政治関連のブログとしてはこの他に、テーマにそって政治家が意見を綴り、有権者が比較できることを目指す政治家ブログサイト「ele-log (エレログ)」があり、国会議員などの35人分のブログが紹介されています。

このサイトの運営会社(日栄インテックイーハイブ・コミュニケーションの共同運営)には、衆議院解散後に毎日のように、立候補予定者からブログに関する問い合わせがあるといいます。

「ブログで情報を発信していないと、遅れをとるのではないか」という不安が立候補予定者にあるのでしょうか?

しかし、ブログは毎日更新できなくても(週1回でも月1回でも)定期的に長く継続して発信していくことで購読者が集まるものです。

選挙のためだけに利用するという浅い気持ちであってはならないでしょう。上記の立候補予定者の方々を含めて、政治家の皆さんはブログを自分のPRと捉えてはいけません。

国政のために、日々「何を考え」、「どんな行動をし」、「何を喜びとし」、「どんなことに悩んでいるのか」...そんな素直な気持ちを、日常の喜怒哀楽の人間臭い部分と合わせて知りたいし、そこに読者は親近感を覚えるのです。

そんなブログなら是非読みたいものです。(政策のことしか語らないステレオタイプのブログは、あんまりね...)

政治家ブロガーの方は、選挙後も変らぬ姿勢で、国民へのメッセージをブログに乗せて運んでくださるようにお願いします。

<あれ?何か偉そうなことを書いてしまいましたね>
<どうも、すみません>

投稿者 messiah : 08:49 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月17日

次世代メディア「ブログ」で選挙動向を探る様々な試み

昨日に続いて、9.11総選挙の話題を取り上げることにしました。政治ネタは取り上げないつもりでいたが、ブログと関連した新しい試みがちらほらと出てきたので紹介しておきたいと思います。

8/10付の「ブログでどこまでリサーチできるか?解散総選挙の行方」でも述べた通り、ブログ検索サイトを運営するテクノラティジャパンが、選挙に関するブログ記事を集めた特集を組んで、選挙の大勢を把握するのに役立てようという試みを行っています。

また、ファンコミュニケーションズアイビィ・コミュニケーションズの両社が運営するブログ情報ポータルサイト「BlogPeople」では、「BlogPeople トラックバック・ピープル」において「2005総選挙」を特集として設置しました。

「BlogPeople トラックバック・ピープル」は、BlogPeople内に設定された特定の話題にトラックバックを送ることで、その話題に興味がある人とのつながりを作ることができるというサービスです。

このサービスに「2005総選挙」特集を設置することで、総選挙関連の記事が1ヶ所に集約され、さまざまな意見を効率的にまとめて読むことができます。

両社では、「トラックバックという能動的な行為を必要とすることで、検索システムで探した記事に比べ、より深く良質な記事だけが読める」としています。

一方、ブログサービスを運営する「はてな」では、ユーザーの声を開発に生かすサービス「はてなアイデア」で利用している市場予測システムを使って、「総選挙はてな」を始めました。

これは各政党を仮想の株式会社に見立てて、参加者は投資家になったつもりで、株式を購入・売却、配当を目指して保有するなどの取引を行っていきます。

そして、総選挙後に議席数に応じて各政党のポイントを決定し、そこから各政党の時価総額を計算します。

最終的には、「はてな」が参加者に時価総額に応じたアイデアポイントというボーナスを配当する一種のマネーゲームです。

但し、このサービスは、選挙の当選者や政党の人気投票の経過又は結果を公表することを禁じた公職選挙法第138条の3(人気投票の禁止)に抵触するのではないかという指摘がユーザーから上がっているようで、「はてな」では現在顧問弁護士に相談中とのことです。

いづれにせよブログは、今回の選挙のような勝敗を予測するには最適な手段と考えられており、ブログを活用した様々な試みが繰り広げられる中で、どうやら単なる流行では終わらない「次世代メディア」として発展していきそうな気配がします。

by CNET Japan

投稿者 messiah : 12:25 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月13日

「こんないいことあったよ。医療現場でも」へのメッセージ

慶應義塾大学看護医療学部教授の加藤眞三氏がインターネットに立ち上げた「MELIT(Medical Literacy For Patients)」は、ブログを利用して医師と患者の対話をすすめるユニークなサイトです。

加藤氏は肝臓病が専門の医師で、患者向け「肝臓病教室」を多くの病院に広める活動をしています。

各地の肝臓病教室で使われている教材を共有できるようにしたいとの思いからWebサイトを立ち上げたところ、それを見て連絡をくれた医師や患者が自分のブログを公開するようになり、ネット上の対話が自然発生的に始まったのです。

現在、医師は加藤氏をはじめ6人、患者は7人。

患者の中には、地域で患者会活動を行っている人や、肝臓移植を経験した人もいます。長年の臨床経験を持つ加藤氏ですが、患者の書き込みを読んで改めて気付くことが少なくないと言います。

そして、医師と患者がブログというメディアを介して意見を交換することにより、互いの立場がよりいっそう理解でき、信頼が増すことを実感しているようです。

ブログには、患者同士の自助機能があると言います。「病気になったばかりの患者にとって、先輩患者のブログを読むことが、病気についての正しい知識の習得や不安解消に役立つ」と加藤氏は期待しています。

加藤氏は、「こんないいことあったよ。医療現場でも」というタイトルで、「医療の現場で絶望してしまい、もう病院など二度と行きたくないという人もいるでしょう。そんな人でも、必要のある時に病院にまた行くことができるように。あなたの病院での良い経験を、ご披露願えませんか?」とブログ上で患者に問いかけたりしています。「願う、ゼロではないことを」と最後に結んで...

それに対して、最初にコメントした方は、「無い」とだけ書いて、すぐその後に「(嘘。」と続けて、読んだ医師をちょっと驚かしたりしています。

実際のところは、「無い」と言った方が適切なのでしょうが...それでも、落ち着いて振り返れば「全く無いわけでもない」。そんな微妙な心理を、少し意地悪く、そして直ぐに素直に戻って表現した実に深い一言です。

この短い一文に、医師と患者の信頼関係が形成されている気がします。

その後は、他の患者さんが自分の体験や意見を続々とコメントとして寄せて、賑やかなエントリーになっていました。

さて、患者さんのブログを読むと、自分が患っている病気をはじめ、様々な医療知識を勉強していることがわかります。

医師に面と向かっては言えないことでも、ブログならある程度率直に伝えられますので、医師から見た時に心の動きのようなものが垣間見れることもあるようです。

こうしたブログの可能性を引き出す試みが、ここで紹介した医療分野だけでなく、様々な分野、場面で活かされることを願っています。

by MedWave Open

投稿者 messiah : 09:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月10日

ブログでどこまでリサーチできるか?解散総選挙の行方

8/7のエントリーに登場した米Technorati社の日本法人テクノラティジャパンは、参議院での郵政民営化法案否決に伴う衆議院の解散を受けて、同社のブログ検索サイト「テクノラティ」において「選挙特集コーナー」をトップページに開設しました。

同社では今後、衆議院選挙に関する話題を取り上げるブログが増えると予想し、選挙に関するブログ記事を集めた特集を組むことで、ユーザーが選挙の大勢を把握するのに役立つと考えています。

現在は、「衆議院解散」「小泉総理大臣」「郵政民営化法案」「参議院否決」「亀井派/堀内派」「衆議院議員選挙」の6つキーワードが用意され、このキーワードをクリックすると、そのキーワードを含むブログ記事が件数とともに表示されます。尚、キーワードは選挙の情勢により随時変更しいくそうです。

米Technorati社は2004年の大統領選挙において、CNNなどと組んで選挙演説中や演説直後の共和党派、民主党派のブログの数の推移をテレビ局にリアルタイムで提供した実績があり、今回の特集は、いわばその日本版。

Technorati社CEOのDavid Sifry氏によると、「ブログはテレビと紙媒体をつなぐ非常に効率のいいツールだと思っています。投稿や話題がもっとも活性化するのは演説後30分から半日後までで、この期間がTechnoratiとして一番力を発揮できるところでしょう」と強みをアピールしています。

テクノラティジャパンでも、テレビ局や新聞社などの選挙報道向けに、選挙特集のコンテンツをカスタマイズして提供していく方針とのこと。

選挙関連のニュースと言えば、有権者がどの政党に投票するか、ということに集約されますが、(有権者でもある)多くのブロガーの意見を集約すれば、選挙の大勢判断にかなり威力を発揮するかも知れません。

しかし、ブロガーの多くは30歳以下の比較的若い層が中心で、「団塊の世代」のような最も影響力のある人口集中世代のブロガーはぐっと少なくなってしまう。

その辺りのバランスをどのように織り込むのか。

また、選挙の話題というのはネタになりそうでなり難いような気もしており、参考となるデータベースが構築できない...なんてことも起こり得ます。

筆者も、政治に関心がないわけではありませんが、憲法第7条の規定により実施される「解散・総選挙」という、どちらかと言えば心がときめかないテーマをネタとして取り上げる気は起こりません。(但し政治家は、この選挙が日本の将来を大きく左右すると考えているでしょうから、街頭演説よりもブログなどでその思いを津々浦々に発信すべきでしょう)

誰もが容易に情報を得られるテーマはネタにはなりません。映像、音声、活字の視聴覚を総動員して情報発信するテレビ、ラジオ、新聞などに即時性、正確さなどあらゆる面で対抗できません。(政界の裏に通じる情報源を持っていれば別ですが、一般のブロガーには無理)

さらに、郵政民営化の是非についての関心度合い(言いくるめると、国民の政治への関心度合い)によっては、さしものブログも参考情報とならない可能性もあります。

ある程度、国民の政治への関心が基盤にあって、ブログで活発な意見が交換されたとした場合でも、その情報の中味の分析は容易ではありません。

単語の検索や数量の抽出は簡単ですが、「郵政民営化」に賛成なのか反対なのか、「自民党」を応援するのかしないのか、「新党」ができることを望むのか望まないのか...こうした文脈まで分析するのは難しい。

少し否定的な見方をしてしまいました。但し、こうした企画を実行することは賛成です。何事もやってみないとわかりません。

さて、テクノラティジャパンの試みは成功するでしょうか?

確実に言える事は...

実はこのブログは、テクノラティをはじめとする複数の情報収集サーバーに「ブログを更新しました」という「更新ping(ピング)」というシグナルを、記事を投稿する度に送っています。

従って、このエントリーがテクノラティジャパンの「選挙特集」の情報源の1つとなることだけは確実と言えば、確実なのです。

by CNET Japan

投稿者 messiah : 07:57 | コメント (2) | トラックバック

2005年08月07日

世界で毎秒1件の割合で生まれています

「ブログ界で何が起きているか」を確認することができる独自のサービスを提供する米Technorati社が、世界的なブログの利用状況などを分析した調査レポート「State of The Blogosphere」の最新版を発表しました。

それによると、新たに立ち上げられるブログサイトが急増傾向にあることが明らかになりました。

同社は、ブログが更新されると数分後には更新通知を受け取り、何が話題になっているのか及び会話のつながり(誰が誰にリンクを貼っているのか)を確認することができるリアルタイム検索エンジンを提供しています。

今回の発表レポートによれば、今年7月末の時点で、同社が検索対象とするブログの数は1,420万を突破して、リンク情報の数は13億を超えたといいます。

同社では、世界のブログの数が5ヶ月半ごとに倍増する勢いで急速に増加してきたことを明らかにしており、ブログの増加は、米国内のみならず、日本、中国、韓国、フランス、ブラジルなどで顕著に見られていると発表しています。

現在、世界では毎日約80,000のブログサイトが立ち上がっており、毎秒1件の割合で新しいブログが生まれていることになります。

ブログの成長グラフ
by Technorati Weblog
(グラフをクリックすると拡大できます)

上述の米Technorati社の日本法人テクノラティによると、日本で更新されるブログは1分間に平均200個と言われているそうです。

そのような膨大な数と複雑なリンクをもつブログの情報の中から個人個人にとって役に立つエッセンスを抽出するのがテクノラティの役割だ、といっています。


また、米Perseus Development社も、同社が独自に実施したブログに関する調査の最新レポートを発表しました。ここでも、最近の数年で急速にブログの数が増加している様子などが浮き彫りになっています。

同社は、米国などで以前からブログサービスを広く提供しているBlog-City、BlogSpot、Diaryland、LiveJournal、Weblogger、Xangaなどのブログサービス提供サイトを対象にした調査発表を2003年10月に行っています。

その結果によれば、400万以上のブログが立ち上げられているものの、全体の92.4%が30歳未満のインターネットユーザーによって管理されており、毎日更新されているブログの数は50,000に達しておらず、毎週1度は更新されるブログの数も106,579だったといいます。

過去2ヶ月間で1度も更新されていなかったブログの数も272万と、全体の66%を占めたようで、ブログの将来性に疑問を投げかける分析まで出されていたようです。

ところが、新たにAOL JournalsやMSN Spacesなど12サイトを調査対象に加えて発表された今回のレポートでは、ブログの数が急増傾向にあることが明らかにされました。

例えば、今年第1四半期だけでも1,000万のブログが立ち上げられ、20サイト全体のブログの数は3,160万を突破。年内には5,340万まで一気に増加するとの予測しています。

同社は、2年前の時点では、これほどまでブログサービスが人気を呼ぶとは全く予測できていなかったことを認めつつ、まるで熱湯を吹き上げる間欠泉のように、予想以上の急激な増加が見られてきたとの評価を下しました。


これら両者の調査からもわかる通り、ブログの増殖パワーは今のところ、凄まじい勢いで拡大しているということがわかりました。

そう言えば、ブログという言葉を前置きなしで使ってもそれほど支障がなくなってきましたね、最近。(1年前なら苦労しましたが)

by MYCOM PC WEB

投稿者 messiah : 07:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年08月03日

ブログで書評 老舗書店の新しい試みに注目

毎日数多くの新刊書が刊行されていますが、その中から自分に必要な書籍を選び出すのは至難の業です。

そのガイド役のひとつとして「書評」がありますが、どうしても、新刊書を効果的にプロモーションすることに力点が置かれ、「書評」と呼ばれるものの多くが、本来の目的である「書籍の評価・批評」ではなく「新刊書の面白いところの紹介」になってしまっています。

必要なのむしろ、特定の個人が「その書籍を、どういう文脈で、どのように読んだか」という情報ではないでしょうか。

...ということで、

紀伊國屋書店は、専門家による書評を掲載するブログ「紀伊国屋書店:::書評空間」を開設しました。(現在、8つの書評がアップされている)

ブログでは、個人のプロフィールや、日常のエピソードなどが披露されることが多いので、その書籍がその人のストーリーの「どのあたりに」、「どういうふるまいで」登場したのかという流れを読み解くことができ、個人が「その書籍を読むべきかどうか」を決める際にとても役に立つはず、とのことです。

また、専門家(現在8名)が書くことにより、内容に一定の信頼性を持たせることができ、さらにブログの即時性と双方向性による新しい書評の世界を創造できるという期待もあります。

もちろん「紀伊國屋書店BookWeb」での購入に誘導する狙いもありますが、ネット書店への進出が早かった老舗書店の新しい試みとして注目したいところです。

書評

但し、ブログの特性として「商品、売らんかな」の下心が見え隠れした書評は逆効果になります。そんな下心がなくても長く続けていると知らぬ間に、スポンサーに気に入られるような評価をしてしまう危険がつきまといますが、それはあってはなりません。

ブログを読む人は、投稿された記事に対していかなる場合でも公正と中立を暗黙裡に期待し、また信じています。

むしろ、常に辛口の評価をするくらいの辛辣な気持ちを持って、良し悪しをはっきりと自分の良心で語ることが重要となります。

読者を裏切ると、特に企業の場合、2度と寄り付いてくれないだけでなく、ブログの即時性と双方向性によって大衆からの逆襲をうける結果になります。

ブログは、扱い方次第で天地ほどの差が生まれる、いわゆる諸刃の刃(もろはのやいば)型ツール。その点、十分な配慮が必要でしょう。

この書評ブログ「ブックログ」が、購読者をどこまで自然な形でナビゲートできるか注目です。

by スラッシュドット ジャパン

投稿者 messiah : 08:31 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月28日

突撃取材がきっかけでブログを始めた芸能リポーター

1998年、24歳でインターネット広告代理店サイバーエージェント社を設立し、2年後の2000年に史上最年少で会社を東証マザーズに上場させた藤田晋(ふじた・すすむ)氏。

2004年2月に女優の奥菜恵(おきな・めぐみ)さんと結婚。

2005年3月にマイストーリー「渋谷ではたらく社長の告白」を出版すると、瞬く間にAmazonの書籍ランキングで総合第1位に...

現在、「アメーバブログ」というブログサービスも運営しています。

そして7/22、ご存知の通り、藤田氏が自分のブログ「渋谷ではたらく社長のblog」の中で、奥菜さんとの離婚を発表しました。

少し遡ってこの別れ話に関係して、(元祖?)芸能リポーターの梨元勝氏が、藤田氏に突撃取材を敢行したようです。(なんでも、藤田氏の女性関係を探ろうとしたとか)

ところが、その話は的外れだったようで...さすがの突撃リポーターも刀を振り上げたまま立ち往生。

その窮状を救ったのは他ならぬ藤田氏の一言。

「アメーバブログしませんか?」

さすがは渋谷のビジネスマン...

見事、有名人ユーザーの獲得に成功したのでした。(梨元勝オフィシャルブログ「ブログで恐縮です!」

さてその梨元氏ですが、ブログを本気で仕事に使うとなると、作戦が筒抜けになる怖れがある。さりとて、日々の徒然なる日記というのも似合わないし.....

どんなブログを作っていくのか、センスが試されるところです。

梨元氏のように長年この仕事に携わっている職業人は、過去の芸能スキャンダルを回顧する、総括するといったカテゴリーで、他のリポーターと差別化すれば当時の年代層のファンがつくと思います。

後々、それを一冊の本にまとめて...

例えば、「芸能界の裏をあばいてきたリポーターの告白」などと題して印税を稼ぐこともできるんでは?

「えっ? ほっといてくれ」

.....ですよネ。

投稿者 messiah : 08:15 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月16日

知らなくてもいいが、知っている方がずっといい?

筆者は「track feed」(トラック・フィード)というインターネット情報ツールを使っています。

track feedとは...
track feed自分のブログやHPに、他のサイトからリンクを張ってもらうのはとても嬉しいことです。「track feed」は自分のブログやHPに外部からリンクが張られ、それが初めてクリックされた瞬間にリンクが張られたことを通知してくれるソフトです。そして、リンクを張って頂いたサイトを訪問して「自分のブログやHPがどんな風に見られているか」を知ることで、客観的にその価値を知ることができます。

これまでは、ポータルサイト等で情報検索した人が、検索結果画面に表示された「出たとこ勝@負ログ」の記事のリンクをクリックして訪問してこられた時の通知ばかりで、ブログやHPに(固定の)リンクを張って頂いているサイトにはお目にかかったことがありませんでした。

ところが今朝、全く知らないあるサイトに、「出たとこ勝@負ログ」が固定リンクされていることを「track feed」によって知りました。

横浜生まれで、関西人のDNAも受け継いでいるというニックネーム「leona35」さんのブログサイトでした。

そのブックマークリストに「出たとこ勝@負ログ」があり、そのリンクをどなたかがクリックしたので「track feed」が知らせてきたのです。

「leona35」さんとはこれまで何の縁もない。(まあ、現時点でもないが...)

しかし、この方のブログ「leona's Note」に「出たとこ勝@負ログ」が掲載されているという”ちょっとした驚きと喜び”は、「track feed」というツールなしでは永久に生まれなかった、と言っていいでしょう。

また、筆者のサイトを訪問された中から何人かの方が「leona's Note」を訪問することになる、そんな可能性も限りなくゼロに近かったでしょう。

ネットの世界は、知らず知らずにうちに結ばれている。知らなければ知らないで実害などあろうはずがない。

しかし、...「知らなくてもいいが、知っている方がずっといい」と思うのは自然な心理のように思います。

ツールというのは、時と場合によって「不可能が可能になる」から有り難い!

「track feed」は情報を通知するだけに過ぎないが、永遠に知り得ないかも知れない世界を知らせてくれる、「不可能を可能にする」ユースフルなツールなのです。

投稿者 messiah : 09:50 | コメント (0) | トラックバック

2005年07月13日

このブログを読んでいるあなたはもちろん合格です

インターワイヤード株式会社がEビジネス研究所と共同で「2005年上半期 Eビジネスキーワード」の調査結果をDIMSDRIVE上で発表しました。

調査はインターネットユーザー9,977名に対し実施。

「2005年度上半期における、『Eビジネスの重要キーワード』を挙げるとしたら何ですか?」という設問に対し、自由記入方式で回答を得たものを集計し、上位10位を抜粋しました。その結果...

2005年度上半期 「Eビジネスの重要キーワード」
1位ブログ4749票
2位アフィリエイト1599票
3位個人情報保護法・個人情報漏洩453票
4位ライブドア392票
5位光ファイバー350票
6位オンライントレード335票
7位RSS326票
8位無線LAN298票
9位M&A295票
10位スカイプ231票

2004年度に行われた調査では、1位が「IT企業のプロ野球参入問題」(3933票)、2位が「IT企業の個人情報流出」(491票)、3位が「インターネット販売・オークションの盛況」(296票)、そして4位が「ブログ」で159票。

CNET Japanニュースはこの事を取り上げて、「ブログを知らなければビジネス失格」と書いています。

だとすれば...このブログを読んでいるあなたはもちろん合格です。

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月13日

検索エンジン最適化 最後にモノを言うのは”中味”

SEO:Search Engine Optimization
【検索エンジン最適化】
検索エンジンの上位に自分のWebページが表示されるように工夫すること。また、そのための技術。
検索エンジンは登録されているWebページをキーワードに応じて表示するが、その際の表示順位はそれぞれの検索エンジンが独自の方式に則って決定している。
この順位が上にある方が検索エンジン利用者の目につきやすく、訪問者も増えるため、企業などでは検索順位を上げるために様々な試みを行なう場合がある。
Webサイト構築などを手がける事業者の中には、SEOをメニューに用意しているところもある。
ディレクトリ型検索エンジンは手作業で登録している場合には順位を変動させることは困難だが、全文検索を行って一定のアルゴリズムに従って順位を決定しているロボット型の検索エンジンでは、そのアルゴリズムを分析することで順位の変動がある程度制御できることがある。
具体的には、適切なキーワードの選択や相互リンク先の増加などの手段があるが、ランク付けのアルゴリズムは年々高度化して「攻略」しにくくなっており、さらに現在でも頻繁に変更が行われるため、地道にコンテンツを充実させて認知を広げていく以外に万能で確実な手段は存在しないと言っていいだろう。
by IT用語辞典 e-Words

2004年7月に開催された、Googleでの掲載ランキングを競う国際的なコンテスト「SEOチャレンジ」で、最後に栄冠を手にしたのはアニル・ダッシュという有名なブロガーでした。

ダッシュ氏がとった検索エンジン最適化作戦とは?

ダッシュ氏は、自分のブログにたった1つの記事を書き込んだだけで最終的な勝者になったのです。

それは、ダッシュ氏のブログの読者サイトから、同氏のブログにリンクを貼るよう依頼する内容でした。

その結果、数多くの読者が同氏に協力し、かなり遅いエントリーだったにもかかわらず、Googleでの表示ランキングで瞬く間に1位になったのです。

彼は『ちょっと待った。リンクスパム「ダミーのサイトを数多く作成し、対象となるページにリンクさせて検索ランキングを上昇させる手法」をやるような連中に、このコンテストで勝ってもらいたくないんだ』と書き込んだのです。

検索エンジン最適化に関する専門知識やテクニックをどのように活用しても、ダッシュ氏の運営するブログのもつランキングの底力、つまり、ダッシュ氏のブログの人気と彼のコンテストへの参加を知ってリンクを貼ることに協力した読者の数そのものには勝てなかった、という結果です。

「ページのランキングを、倫理に反する手段で上げようとする人たちは多い。そんな人たちに、本当に面白い内容を書くことが最善の方法だと示すことが出来れば、多分、どうやって他人のページに落書きしようかと考えるのに時間を費やす(代わりに)、自分のページの内容を面白くすることに時間をかけるようになるだろう」と、ダッシュ氏は語っています。

さらに続けて、「より大きな影響力を持つようになるのは、ロボットが読むものではなく、実際に人が読んでいるページだ」とも述べています。

何事も”王道”に勝るものはない、と言われます。

検索エンジン最適化でも、最後にモノを言うのはコンテンツの”中味”だということが証明されたようです。

by Hotwired Japan

投稿者 messiah : 08:58 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月08日

老いて盛ん 変な前国王

「私を侮辱してくれて、どうもありがとう」

カンボジアの前国王ノロドム・シアヌーク氏が、自分のブログに書き込んだ言葉です。

この言葉は、同性愛者の結婚を支持するという前国王の考えに、メールで批判が寄せられたことに対するものですが、前国王はこれに対して次のように述べています。

「わが祖国カンボジアは、1993年以来、リベラルな民主主義国家となる道を選択している。すべてのカンボジア国民には...国王も含め、自らの意見を自由に表現する権利がある」

2004年2月にサンフランシスコで行なわれた同性愛者カップルの結婚式の模様をテレビで見て、前国王は「カンボジアも同じことをすべきだ」とブログに書いています。

「(同性婚に対する)無数の賛同や祝うメッセージが寄せられている...ありがたいことだ。だが一方で、反対や軽蔑、侮辱のメッセージが届くことも間違いない」

その後、この発言は「世界中に数多くの『反動』を呼び起こすきっかけに」なってしまったようです。

シアヌーク前国王は1953年にフランスからカンボジアの独立を勝ち取り、続くベトナム戦争時代には、アメリカ政府にとっては目障りな存在となり、カンボジアで親米勢力がクーデターを起こしたさい、国家元首の座を追われ中国へ亡命。共産主義のクメール・ルージュ党を支持したが、やがてその恐怖政治の矛先が自身に向けられ、一時王宮に幽閉されるなど、波乱の半生を送ってきています。

現在82歳の前国王は、ガン治療のために自宅のある中国で生活を送っていますが、切れ味鋭い発言はまったく衰えを見せていない。西部劇を見て育った少年は、老いてワールド・ワイド・ウェブに夢中になり、西部劇にかけたのと同じ情熱をそれに注いでいるようです。

前国王はフランス語、クメール語、英語を交えたブログを公開しており、世界中から毎日約1,000人の訪問者があるとのこと。

そして、前国王の意見はいまだに当を得たものとして影響力を保っている。カンボジアのマスコミが、貧しくてインターネットを利用できない多くの国民のために、その要約を紹介するほどとのことです。

こちらは老いて盛んな、”変な前国王”といったところでしょうか?

by Hotwired Japan

投稿者 messiah : 10:29 | コメント (0) | トラックバック

2005年06月04日

毎日更新しているブロガーは1%もいない

2003年のデータですが、アメリカの市場調査会社が無作為に抽出した3,634のブログサイト(米国)を調査したところ、その3分の2が、2ヵ月以上全く更新されていなかったとのことです。
(by Hotwired Japan

この調査から2年近く経過した現在でも、人間の質に変化がない限り、ブログの三日坊主事情に大きな変化はないと思われます。

下表は、この2003年の調査結果から類推したものです。
(2004年のデータは筆者の推測です)

アメリカのブログ人口と更新状況
 2003年
10月
2004年
11月
開設しただけで放ったらかし26%109万220万
4ヶ月程度続けてから停止40%163万340万
1年以上続けてから停止3%13万2千25万
継続して更新している30%126万8千255万
合 計 412万840万

上記のうちで、”継続して更新している”サイトの更新頻度は平均すると14日に1回だそうです。

そして、週1回以上の更新が全体の2%強、毎日の更新となると全体の1%未満という数字になります。

日本でもブログが大流行していますが、三日坊主事情はアメリカと変わらないのではないでしょうか。

筆者のブログに時々コメントをしてくれる”変なオジサン”がいます。

この方、「自分が生きていた証に...」と言って、コラムを3年以上毎日更新しています。

物事を続けるには忍耐が必要であることは事実です。

しかし本当に必要なのは、人の目をあまり気にしない自分だけのための単純明快な目標を持つことなのかも知れません。

投稿者 messiah : 08:46 | コメント (1) | トラックバック

2005年05月27日

子供もブログを始めるようです

高校3年生の子供がブログを始めようとしている、と妻から聞いてちょっとビックリしました。

妻が子供に「ブログのことなら、お父さんに相談したら」と言ったところ...

「お父さんに頼むとURLがわかってしまい、覗かれるからイヤだ」と言って拒否しています。

(誰が覗くか!)

子供も親離れを指向する年齢になりました。
(SAYAKAもそうかな?)

筆者がブログを公開していることを子供はもちろん知っていますが、「見たことはない」と言っています。

だから、筆者のブログとは関係なく、自発的にブログをやろうと考えているのだと思います。

おそらく、友だちとの間で情報を共有する日記スタイルのブログだろうと想像していますが、(18歳ですから)もう何も言わない。

ここ半年間で、ブログ人口が急増していることが調査で判明しています。(詳細はこちらへ)

その量(かさ)を押し上げているのは学生などの若年層かも知れません。

投稿者 messiah : 08:19 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月25日

ブログで燃え尽きる人もいる

5/18付「ブログ人口が激増中」というエントリーを投稿したら、同日、数多くのブロガーがその話題を取り上げて、筆者のブログも数件のトラックバックを受信しました。

ブロガー(ブログに記事を投稿する人)は、やはりブログの動きが気になるのでしょう。

その発祥の地アメリカでは、ブロガーに蔓延する「燃え尽き症候群」が原因で閉鎖してしまう有名サイトが増えているようです。

Hotwired Japanによると、アメリカ軍のイラク侵攻に抗議する人たちの意見交換の場として人気を集めたブログ「ウイスキー・バー」は、管理人が投稿した記事に何百ものコメントが返ってくる事があり、管理人はその全てに目を通して司会役を果たしていたが、サイトの運営が日常生活の大半を占めるようになってしまったため、現在はコメントの受け付けを打ち切っています。

管理人曰く、「1日は限られた時間しかないし、私も大半のブロガーと同じようにフルタイムの仕事を持っているから、何かを犠牲にしなければならなかった。結局、自分のブログへのコメントをモニターすることが、ブログにかかわる時間の大半を占めるようになってきて、これ以上続けられない限界に達した」そうです。

アメリカでは(日本でも?)彼のように毎日記事を更新している人気ブロガーの間で「燃え尽き症候群」が増えつつあるようです。

保守派の人気ブログの1つ、「インスタパンディット」を運営するテネシー大学のグレン・レイノルズ教授は次のように語っています。

読者たちは新しい記事が掲載される一定の間隔を、作者の健康状態を示すバロメーターのように見ているらしい。そしてその間隔が崩れると、よくないことが起こったせいだと見なされることもある。

5~6時間以上何も書き込まなかったり、今日はもう書き込まないつもりだと読者に伝えたりすると、どうなるかはわかっている。読者たちから「もう5、6時間何も書き込んでないけど、大丈夫?」といった電子メールが届きはじめるのだそうです。

別の人気ブログ「カウンタースピン・セントラル」の作者はこのプレッシャーに耐え切れずに、自分のブログを完全に閉鎖したようです。(アクセスしたらNot Foundと表示される)

反ブッシュを掲げる人気ブログ「デイリー・コス」の運営者は、「新しいコンテンツをサイトに掲載しなければならないというプレッシャーはいつも感じている。私の読者の場合、電話をかけてきて『一体どうしたんだ?』などと言ってくるわけではない。だがそういったことは感覚としてわかる。新しい記事を掲示して、ほんの10分でコメントが50件もつけば、いやでもわかる。読者がパソコンの前に座って待ち構えている、そんな気にさえなってくる」と言う。

おお、なんと可哀想な!

人気を獲得しようとすれば自由を犠牲にしなければいけない、ということですか。

ブログは本来、読者との対話が最も刺激的な部分なのに...

まあ、筆者のブログは未来永劫こんな心配をする必要はないので枕を高くしてzzz・・・

投稿者 messiah : 11:33 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月22日

角界にもついに登場! 今、伸び盛りの若武者ブログ

大相撲・東前頭10枚目の普天王(ふてんおう:出羽海部屋)が、日々の相撲道を通じて思ったことを日記スタイルのブログで発信しています。

五月場所では初の敢闘賞を受賞。今、伸び盛りの24歳の好青年です。

ブログは先場所から始めたそうですが、短い文章に大きな改行、写真付きでユーモアと茶目っ気たっぷりに本音を書き綴っています。

多い日はコメントが80件もあり、その内容は全て普天王がんばれ!コール。

ブログを読んでからファンになり応援しているという人。

「まわしを早く引き付けろ」とアドバイスする人。

「勝ち越してよかったね」とねぎらう人。

ブログを公開した普天王は、若者の間では”角界の有名人”になりかけています。

力士の私生活を垣間見ることができるかもしれない、という好奇心も手伝って只今、人気急上昇中です。

現役力士「普天王」どすこい大相撲日記

投稿者 messiah : 20:03 | コメント (0) | トラックバック

2005年05月18日

ブログ人口が激増中

総務省がネット事業者に聞き取り調査をしたところ、ブログの利用者が2004年度末で335万人に達し、閲覧者は1,651万人にのぼった、とのこと。

昨年末に利用者が100万~150万人という情報があったので、それが真実ならこの半年間で2~3倍に増えたことになります。

それにしても大変な勢いで広まっていることだけは間違いないようです。

総務省は2年後の2006年度末の利用者782万人(閲覧者3,455万人)を予想していますが、そうなったらインターネットはブログラッシュになります。

ブログが誕生してから社会に大きな影響を与えた3大事件があります。

2001年9月11日にアメリカ・ニューヨークで同時多発テロが発生。事件直後、多くの人がCNN、ニューヨーク・タイムズ、BBCなどのニュース系サイト にアクセスして情報を得ようとしましたが、回線がパンクして閲覧がほとんど出来ない状態になってしまいます。この時、有名ブログサイトに現場の目撃談、行方不明者の情報などあらゆる情報が集まりだします。そして、小規模なブログサイトとも連携して回線のパンクを避ける形で写真、体験談、意見などが次々と掲載されていきました。既存のメディアでは入手困難な細かい情報を一般の人たちはブログを通じて得ることができたのです。そしてこの事件が、ブログに革新的変化をもたらします。

2002年12月、あるアメリカ上院議員の引退と誕生日を祝うパーティが開催されました。彼は1948年の大統領選挙でトルーマン大統領の対立候補となった人物です。 その席上で、支持者の上院議員がスピーチをします。「彼が大統領に立候補した時、我々は投票しました。我々はそれを誇りに思っています。そしてもし、この国の他の人たちが我々のようにしていたならば、ここ数年のこんな問題は何もなかったでしょう」と。 この発言には問題がありました。引退する上院議員が当時の大統領選挙で掲げた政策が、人種差別を擁護し、黒人の選挙権・市民権を剥奪するものだったからです。つまり、「黒人の公民権剥奪があれば、もっといい国になっていたのに...」という意味になるからです。 この発言に対して、ニューヨーク・タイムズやワシントン・ポストなどの主要メディアは記事として一切取り上げませんでした。 しかし、有名ブログサイトが次々と批判を表明しはじめます。そして、ブログでの批判の高まりに追随する形でようやく主要メディアが記事を報道し、ブッシュ大統領がこの発言を批判するまでに至って、スピーチした上院議員はついに辞任に追い込まれます。

2003年から2004年初めにかけて行われたアメリカ大統領候補指名争いで、野党・民主党のケリー氏やゲッパート氏といった強豪を尻目に全く無名の候補が急激に支持率を伸ばします。1年間で党史上最高の4100万ドルの政治資金を調達して他の候補の追随を許しませんでした。彼は自分のブログと支持者のブログを利用して活発な広報活動を行い若者層にまで入り込んで民主党支持者の3割の支持を集めてトップを独走し「ウェブログ大統領の誕生か」とまで噂されました。しかし、年が明けてこの候補は一気に失速して結局、ケリー氏に大統領候補の座を明け渡します。ブログで得た資金と人気だけでは大統領候補にはなれなかったのです。
参考文献:松永英明著 ウェブログ超入門!

日本では、ブログでビジネスチャンス拡大!とばかりに騒ぎ立てています。

しかし、筆者としては正確な情報を素早く提供したり、世の中の不正を指摘したり、そんな”第3のメディア”として存在するブログに可能性と魅力を感じます。

投稿者 messiah : 10:09 | コメント (2) | トラックバック

2005年05月09日

たまにはブログを音声でブラウズしてみるのもイイ?

下の文章をクリックすると4種類の電子音声で読み上げます。
※ ブロードバンド接続でない方はハードディスクに保存してから再生しましょう。


時には、文字を読むのをやめて、内容を、音声で聞いてみたい、と思うことはありませんか?

朝早い時間に、職場に、いつも一番乗りする、おじさんが聞いている、ラジオ放送。

真剣に耳を傾けているのではなく、けっこう聞き流しています。


実は、それがいいんです。

頭を使わずに、感覚器官だけに任せて、はいってくる情報を、処理することは、体のリズムを、整えてくれるんです。

そうです。ちょうどそれは、脳みそのラジオ体操、といったところです。

子供
パソコン画面の見過ぎで、眼が疲れているから、耳で情報を得たい、そんなことも、結構ありますよね。

それでは、試しに、ボイスブログの世界を、体験してみましょう。

ロボット
男性の声、女性の声、子供の声、ロボットの声、...なんとなく、変な声ですね。

人間らしい、アクセントの声ができるのは、いつのことでしょう。

※ 音声が出ない場合
1回やってうまくいかない時は、あきらめましょう。

投稿者 messiah : 08:56 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月30日

四国アイランドリーグのPR 石毛社長がブログで

by 四国アイランドリーグ | リーグ紹介

4/29に四国アイランドリーグが開幕しました。初戦は、愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムで行われた愛媛マンダリンパイレーツvs高知ファイティングドッグス戦。(8対2で高知の勝ち)

野球との関りが深い四国。独立リーグの船出にアイランド全体が夢と期待で熱くなっている様子です。

運営会社である株式会社IBLJの代表取締役(元オリックス監督)石毛氏は、リーグの活性化とPRのためにブログを立ち上げようとしています。「四国アイランドリーグ」石毛社長のメッセージというブログ。まだ石毛氏の記事は掲載されていません。(近日公開となっています)

四国アイランドリーグは四国4県にそれぞれ1球団あり、原則的に木・金・土・日を試合日と定めています。

チーム名称はそれぞれの県の特徴をうまく表現したものになっています。

筆者の提案だが、ブログだけでなく、ソーシャルネットワークシステム(※)を応用した(例えば)ベースボールファンネットワークのような、目的を持った者同志のネットシステムを立ち上げて活用すればもっと面白い。

そうすれば四国というドメインを越えて全国レベルに情報が伝達され、共有されます。

そして、プロ野球とリンケージしてシナジー(相乗効果)をあげていけば、プロ野球にとっても人気凋落に歯止めをかけることができるハズです。

そういう意味で日本プロ野球機構には、日本の野球の将来を考えて、四国アイランドリーグと提携し支援していってほしいと思うのです。(まあ、そんな先見性があれば...昨年のようなことはなかったでしょうから...これは空しい希望か)

※ ソーシャルネットワークシステム
参加者が互いに友人を紹介しあって、新たな友人関係を広げることを目的に開設されたコミュニティ型のWebサイト。誰でも自由に参加できるサービスと、「既存の参加者からの招待がないと参加できない」というシステムになっているサービスがある。 自分のプロフィールや写真を公開する機能や、新しくできた「友人」を登録するアドレス帳、友人に別の友人を紹介する機能、サイト内の友人のみ閲覧できる日記帳、友人間でのメッセージ交換に使う掲示板やカレンダーなどの機能が提供される。

投稿者 messiah : 08:27 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月26日

ブランディング名人NEC ブログ連動ムービーを配信中

2004年2月にネット配信して、「あっ」という間に話題となり、その後も多くの支持者の熱い要望でアンコール配信まで行なわれたブロードバンドムービー「it」。

この企画で成功して企業好感度を著しくアップしたNECが、次なる新しい企画のブロードバンドムービーを配信しています。

前作「it」は、近未来を舞台にCGを駆使した先進的映像が展開されるストーリーの中にNECの先端技術をさりげなく織り込むことでブランディング(※)に成功しました。

今回はブログと連動してストーリーが進行するという企画です。前作ほどのインパクト(前作「it」はブロードバンドムービーそのものが画期的)はありませんが、第1話から第4話まで一気に見てしまいました。


by shin-rokuga.com

ただ、筆者の印象では前作よりも少し自社製品の見せ方がストレートすぎるかなと感じるところはあります。このブロードバンドムービーはshin-rokuga.comで配信中です。

※ ブランディング 【branding】
会社、商品、サービスなどで他と明確に差別化できる個性(イメージ・信頼感・高級感など)をつくりあげること。

投稿者 messiah : 09:02 | コメント (0) | トラックバック

2005年04月11日

ネット閲覧者の皆さん RSSリーダーを使いましょう

私はRSSリーダーを使って”お気に入り”のブログサイトをいつもチェックしています。相手のブログが更新されたらRSSリーダーが知らせてくれ、その時点で見に行けばいいのでとても重宝しています。毎日のように更新しているブログサイトが増えていますが、毎日更新していたのに突然プッツリと止まってしまったサイトもあります。そんな時は「何かあったのかな?」と他人事ながら妙に気になってしまいます。まさか、コメントに「最近、更新されていませんが、どうかしましたか?」とは書き込めませんからね。
RSSについては3/22付の記事「コミュニケーションに革新的変化? RSSの可能性とは」で書きましたが、ブログとブログ(サイトとサイト)のつながりが単に強くなるだけでなく(うまく言えませんが)もっとそれ以上のものでつながってしまう、そんな感じです。それはつまり、互いに記事を書いて日々更新していく中で、もしかすると相手もこちらのブログの更新をチェックしているかも知れないぞ。うーん、そうなると「今日はネタがない」からといって休刊すると相手に心配をかけてしまう....と、一人勝手に葛藤を演じてしまうのです。(これは病気かな?)
そこで、(偉そうで済みませんが)私のブログを読んでくださっている方を含めて、ネット閲覧者のみなさん!RSSリーダーを使ってみませんか?そうすれば、私たちブロガーは「更新せねば」というプレッシャーを感じないで自由に記事を書けます。自由に書いた記事は内容が濃いですよ。...などと訳のわからないこと言ったりして。

投稿者 messiah : 08:35 | コメント (2) | トラックバック

2005年04月02日

万博弁当問題でTB続く エイプリルフールかと思った

一昨日に続き、昨日も「万博の弁当問題」でトラックバックを頂きました。聆曜亭の日常-Pensée dans le”Ryoyotëy”さんのこちらと、空を飛べないdanboさんのこちらからです。
(有難うございました)

それぞれの記事を読んでいろんな角度からの見方を知れば知るほど...この万博は”大事なもの”を置き去りにしている気がしてきました。木を見て森を見てきたような発言にはなるまい、と自重していましたが、各方面からの批判が相次いでいることは事実。大事なものとはお客さんに対する心配り、つまり”マインド”です。

それでも個人的には、「過ちを改めるに戸惑うなかれ」ということで、博覧会主催者側は国民の声に耳を傾けて、「××の問題は我々の間違いでした。〇〇の形に変更して対応します」というコメントを出して、土・日を返上してでも早急に対応してほしいと願っています。

なぜなら、いくら批判しようが万博には見どころはいっぱいあり、普通なら楽しい思い出になるはずだからです。遠方からのお客さん、家族連れ、団体旅行、学校の遠足など...考えられる全てのケースでお客さんの利便を考える努力をしたかは疑いの余地が多いけれども、改めるチャンスは今しかない。今ならまだ間に合うと思います。

主催者側に物申します! お客さんが入ってナンボでしょ、と。

投稿者 messiah : 09:04 | コメント (1) | トラックバック

2005年04月01日

ブログの潜在的パワー 万博弁当問題で実感

今日もまた万博の弁当問題にふれますが(他にネタがない?)

昨日、「万博」と「弁当」というキーワードでググってみたところ、トップページに出てきた「花見で一杯」というブログサイトに辛口の記事が...。3/24付の弁当持込禁止で分かった博覧会協会の“主観万博”を読んで、自分とは問題意識は違うものの共通部分があったのでトラックバック(※)を打ちました。

その「花見で一杯」さんから今朝早く、こちらのブログにトラックバックが打たれてきました。「早朝からすごいな」と感心しながら「花見で一杯」さんの記事を順に見ていると、なかなか面白かったので、(つい)RSSリーダー(※)に登録してしまいました。

「万博」と「弁当」というキーワードで検索すると現在115,000件がヒットします。検索結果の上位に出てくる90%以上はブログサイトでした。そのほとんどが、弁当持ち込み禁止への批判です。

今回の弁当解禁の指示で、小泉首相がブログを参考にしたかどうかは不明ですが、ブログが世の中の動きに敏感に反応してその時点での世相をダイレクトに反映していることを痛感した次第です。日本でも、政治家がブログを情報収集の道具にする時代が来ているように思いますね。

※ トラックバックとは?
自分のブログと他人のブログのそれぞれの記事内容に関連性があった場合に、互いにリンクを貼って情報交換、共有することができる仕組み
※ RSSリーダーとは?
ブログには、更新情報や記事の要約をネット上に配信できるRSS配信という機能がある。RSSリーダーは配信されたデータを検索して通知・表示してくれるソフト

投稿者 messiah : 07:58 | コメント (1) | トラックバック

2005年03月23日

この順位、何だかわかりますか?

茅原実里(アニメ声優)、えべっさん(大阪プロレス)、SHY(歌手)、唐沢美帆(歌手)、hitomi(歌手)、だいたひかる(お笑いタレント)、井上晴美(女優)、木佐彩子(メッツ石井投手の奥さん)、吉田友一(特捜戦隊デカレンジャー)、眞鍋かをり(タレント)、木村カエラ(モデル)、古田敦也(ヤクルト・スワローズ)、浜崎あゆみ(歌手)、倉木麻衣(歌手)、山田優(モデル)
(以上敬称略)

【第1問】 これらの有名人に共通するものは何でしょう?
  (答) 自分のブログを持っていて日記などを書いている人たち
【第2問】 それではこの並び順は何でしょう?
  (答) ・・・・・・?

2003年頃からネットの世界で広まりだし、2004年にはちょっとしたブームが起こり、さらに2005年になってからはマスコミに取り上げられて大ブレークの予感がするブログ。その勢いは止まらず、現在もブロガーはどんどん増えています。

芸能、スポーツ界など所謂、有名人と呼ばれる人たちのブログも相当の数にのぼります。有名人ブログ集【blog Celebrities】でその量を調べてみると(2005.3.23現在)合計で615サイトあります。

最近ではヤクルト・スワローズの古田捕手がブログを開設した初日に1,163件のトラックバック(あちこちのブログからリンクを貼られること)が寄せられました。古田氏はその1つ1つに目を通したそうですが、野球をやっている方が楽だったに違いありません。

ところで、そろそろ【第2問】の答えを出さないと納得して頂けないでしょう。下の表の通りです。

名前開始日最終更新日日数更新回数更新頻度
茅原実里2004/12/92005/3/14961030.93
えべっさん2004/11/162005/3/141191250.95
SHY2004/10/262005/3/161421401.01
唐沢美帆2004/10/202005/3/14146811.80
hitomi2004/12/12005/2/971352.03
だいたひかる2004/12/242005/3/1582332.48
井上晴美2004/10/232005/3/23151602.52
木佐彩子2004/11/242005/3/13110264.23
吉田友一2004/12/142005/3/1087204.35
眞鍋かをり2004/9/102005/3/17189424.50
木村カエラ2004/9/102005/3/19191394.90
古田敦也2004/12/252005/3/1783165.19
浜崎あゆみ2005/2/32005/2/252345.75
倉木麻衣2004/6/182005/1/262231911.74
山田優2005/1/202005/2/2537218.50
※ 最終更新日は更新されています。

正解は、更新頻度でした。第1位の茅原実里さんは0.93日に1回更新しています。これはすごい。上表によると、トップ3の方々は毎日更新しているということです。多忙な中で大変だろうと思います。(まあ、暇な時は暇かも知れませんが...)

毎日更新することの大変さが最近やっとわかってきた私ですが、因みに私の成績は2005年1月5日から2005年3月23日までの78日間で49回の更新ですから1.6日に1回というかんじです。まだまだ.....です。

ところが、毎日更新することを3年以上続けている猛者もいます。葬祭業界の有名人、久世栄三郎氏です。この方のはブログではありませんが、2002年3月1日に始まって現在に至るまで千百余回にわたって、手を抜かず、中味の濃い(特濃ソース状の)コラムを毎日発信しています。(大阪高級葬儀株式会社サイトの「久世栄三郎の独り言」)

投稿者 messiah : 07:44 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月22日

コミュニケーションに革新的変化? RSSの可能性とは

RSSという言葉はまだ一般的ではないのですが、ブログの普及がもっと進んでいけば必ず注目される概念です。RSSはこれまでのインターネット上のコミュニケーション方法に革新的変化をもたらす可能性があります。何がどう革新的なのでしょうか?

※ RSSは、Rich Sight SummaryまたはResource Description Framework Sight SummaryまたはReally Simple Syndicationの頭文字をとった略語です。(バージョンによって呼称が異なるがどれも同じものと考えていい)

この「出たとこ勝@負ログ」の右下の方に次のような表記があります。


これは、このサイトではRSSを配信していますという意味です。表記はサイト毎に異なりますが、RSS、RDF、XML、Syndicateという表現があればそれはRSSの配信サイトであることを意味します。新聞社系ではアサヒ・コム(朝日新聞社)、夕刊フジBLOG(産経新聞社)が配信していますし、雑誌社系ではnikkeibp.jp - 新着記事一覧(日経BP社)などが配信しています。そしてブログサイトはほぼ100%、このRSS配信に対応しています。

自分のお気に入りのサイト(ブログを含む)があったとします。毎日チェックしているサイトならば自分で新着情報を見に行くのもいいでしょう。しかし、更新は必ず決まった時間に行われるとは限りません。見に行ったが更新されていないので後からまた見に行く、ということが普通は行われています。(私が愛読しているあるサイトは毎日ほぼ同じ時間帯に更新しているのでその時間帯後に最新情報を読んでいる。しかし、それとても人間が配信している限りは確実に読める、という保証はない)

このように更新されたかどうかは自分で見に行って自分で確認するという作業がこれまでは当り前でした。(メールマガジンによる新着情報配信という方法はありますが、これは更新を知らせるというよりも通常はセールなどの別目的で利用される)

更新したかどうかを知り、もしその時に時間があり興味があれば自分の意志で見に行く。この閲覧者の主体性、自由度がRSSの重要な要素なのです。いくらお気に入りのサイトであっても見ている時間がない時やその気にならない時があるはずです。

メールが配信されてくれば例えどんなに忙しくても内容を確認するために目を通すことになります。(緊急のメールもある)しかし、忙しい時に一方的にメール配信してくる押し付け(プッシュ)型の情報提供には皆そろそろ新鮮味をなくしたり、不快になったりしてきているのではないでしょうか。

例えば、ワープロで文章を作成中(でも何でもいいですが)とにかく作業している時に、メール着信を知らせるメッセージが表示された途端、かな漢字変換中だったりするとメールソフトの割り込みを受けて変換されなかったり変な変換になったりした経験の方は多いでしょう。あれ、頭にくることありませんか?このおぉー(-_-#)ってかんじで。

しかし、RSSという道具を利用すればそんな不快な思いともおさらばとなります。定期的にインターネット城の内部を巡回している忍びの者(RSSリーダー)が、あなたに、更新された情報を、人目につきやすい玄関先ではなく、さりげなく庭先にきて知らせてくれるからです。

忍びの者は庭先で細かい情報までは報告しません。

「殿、大奥で小火(ぼや)があって騒いでおりまする。くわしくはこの巻物に書いております。」

と言って巻物を届けてくれるのです。後は自分の判断で巻物を開いて詳しい情報を見るもよし、捨て置くもよし。(巻物を開くというのは現実にはクリックするだけ)自分が主体となって情報を収集することができるのです。

RSSの革新性は他にもあります。時間と空間の共有における一体感、臨場感の創出です。パソコンで何かの作業をしている時にRSSリーダーが「更新あり」を知らせてくれます。時間があるので、早速そのサイトを見に行くと、たった今発信したばかりの相手の話が目の前に広がっています。

発信を終えてホッと一服している様子が目に浮かびます。内容を読んで即座にコメントを書いたり、トラックバックすることでタイムラグのほとんどない情報交換や共有が可能になるのです。返信された相手がレスポンスの速さに驚く姿が目に浮かぶとさらに楽しいものです。

目的を決めずにコミュニケーションできる道具はこれまでありませんでした。手紙、電話、メールなどいづれも”ある”目的の基にやりとりされる道具です。しかし、RSSはかなり違います。従来の道具の機能に加えて、好きな時に好きな相手と好きな内容でコミュニケーションできるオンデマンドな道具なのです。

インターネット社会の新しいコミュニケーション手段として、RSSが従来の手段と調和をとって融合すればコミュニケーションの在り方に大きな革新をもたらす可能性は高いだろうと思っています。

投稿者 messiah : 09:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月18日

病み上がりの自宅サーバー。しばらくは安静を要す

2004年秋にWindows MeのノートPCを自宅サーバーとして構築し、その作業記録を「ブログ奮戦記」に書きました。その中でも触れたように、Windows Meは排他制御が出来ない、アクセス制御が出来ないという問題があるので、正規に公開しているブログはレンタルサーバーを利用しています。WinMeの自宅サーバーはブログ記事のバックアップとブログのレイアウトをカスタマイズする時の試験機として最近はもっぱら使っていました。が、...とうとう3日前から起動しなくなりました。原因不明です。ウィルスか?ハードディスクの不良か?「ご苦労さん」とあの世に送るにはまだ若すぎる。サーバーになってから海外のハッカーからの攻撃に幾度となく耐えてきた、けなげなヤツなのでもう一度修復にトライ!......そして、何とか直りました。(ウィルスではなかったが原因はわからず)
こヤツ病み上がりなので、暫らくはウェブサーバーではなくプリンタサーバーだけの楽な仕事をさせてやるか、と思っています。

投稿者 messiah : 13:34 | コメント (0) | トラックバック

2005年03月04日

自分の名前をググってみたら.....出たあ!(嬉)

自分と同姓同名の人は数多くいます。(暇人なので)自分の名前をキーワードにしてGoogleで検索してみました。私の場合ですと、千葉県松戸市の市議団団長や北海道大学・環境保全センターの施設部長や福井県行政書士会の会員といった方々がトップページに表示されます。(姓と名の間はスペースなしで検索)
では、私自身はと言うと...(もちろん)出てくるわけがありません。何度もやってみましたが全く出てきません。(まあ、それは当然と言えば当然).....ところが、異変が起きました。

この話はあくまでも、検索エンジンの実行メカニズムへの興味であり、自分の知名度なんてものには意欲も執着もないことをお断りしておきます。(まあ、わざわざお断りするような話でもないか...)

インターネットにこの「出たとこ勝@負ログ」を公開したのが2004年12月27日です。その3日後にはGoogleの検索ロボットが訪れて吾がサイトの情報を持って帰りました。そのことは公開3日後にGoogleの検索ロボットがやってきた(1/6付)で書きました。

その後、出たとこ勝@負ログというキーワードで検索すると、もちろんそんなタイトルは他にないので検索に掛かって1つだけ表示されていました。

ところが、2月に入るとそれが表示されなくなりました。あれ?どうなったの!ない。ない。出たとこ勝@負ログがない。どこへ行ったあぁ!・・・・・・・と、いくら叫んでも後の祭り。もう影も形もありません。

「Googleも冷たいよなあ。初訪問は早かったのに......つまらないサイトなのでインデックスから抹消したんだ」と思っていました。(おそらくこれは事実でしょう)

こうなってしまうと、検索ロボットが再び訪問してくるのを気長に待つしかないのです。そんなある日のこと、たまたま読んでいたHTML辞典の中に次のような項目がありました。

キーワード・内容の紹介・制作者名を入れる
<meta name="author" content="制作者名">
<meta name="description" content="内容の紹介">
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,・・・">

上記のタグは「検索エンジンが情報収集する場合などに利用する。特にキーワードとして与える言葉には、そのページがうまく検索されるかどうかに関係してくるので慎重に考えて指定すること」と書いてありました。

そこで、次のようなタグを作成してトップページ(index.html)のHTMLの冒頭の部分に挿入しました。

<meta name="author" content="山口博行">
<meta name="description" content="出たとこ勝@負ログ">
<meta name="keywords" content="費用ゼロ,自宅サーバー,Movable Type,MySQL,ブログ,奮戦記">

それから3日後、試しに出たとこ勝@負ログを検索すると久しぶりに表示されたので、ついでに自分の名前をGoogleで検索して見たら、驚いたことにトップページの上から2番目に表示されるではありませんか。これは効いた!としか言いようがない。してやったり!という気分になりました。

私のようなHTMLがよく理解できていない者にとってはちょっとした感動でした。おまけに、私が最近コメントを投稿したあるブログが同じトップページに表示されていて二重に驚きました。

これで知らないことがまた1つ減った。喜ぶべしです。

投稿者 messiah : 14:41 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月29日

タスクトレイの気になるアイコン

Windowsのタスクバーの右側にあって、日本語入力や音量などを設定する小さなアイコンが並んでいるのがタスクトレイです。この中で、Cという文字の四角いアイコンが最近私は一番気になります。PCを起動すると真っ先にそれを見る。また、このアイコンは通常は緑色ですが突然に赤色に変ることがある。その時は何はさておき、そのアイコンをクリックする癖がついてしまいました。このアイコンの正体はRSSリーダーです。

ブログ(ウェブログ)が昨年からブレークし始めています。アメリカで生まれて発展し、日本でも急速に浸透しつつあります。ブログは従来のHPとは異なって、更新があまりにも簡単であるため更新頻度がいやでも高まります。毎日更新するのはごく普通で、中には日に2回以上という熱い熱いサイトもあります。それに加えて、トラックバックという独自のコミュニケーション方法によりサイト間の情報が速く広く伝達するのが特徴です。サイト間で頻繁に情報を発信、引用して情報を共有することができるのです。

しかし、情報を入手するためには対象となるサイトを「お気に入り」に登録しておいて自分で毎回アクセスしていました。手間はかかるし、訪問しても新しい情報がなかったら(更新されていなかったら)その分が時間のロスになる。これまでの方法は効率が良くなかったのです。そこで、忙しい現代人のニーズに応えて登場したのがRSSリーダーです。

私は冒頭で紹介したCOCOC(※)というRSSリーダーを使っています。現在様々なRSSリーダーが存在してそれぞれに特徴がありますがRSSリーダーの基本機能は、更新されたブログサイト等を検索してその更新情報(要約)を表示してくれるというものです。これだと、いちいち情報を取りに行く必要はありません。待っていれば向こうからやってくるのです。その便利さと言ったら.....もうRSSリーダーなしの世界には戻れなくなります。
※ 厳密にはCOCOCはRSS更新チェッカーと呼ばれています。これはRSSリーダーの機能の1つである更新情報の
  通知機能に特化しているからです。COCOCはフリーソフトです。こちらからダウンロードできます。

使い方で一番重要なのは、例えば私の場合ならばMovable Typeというブログ作成ツールを利用してブログを作成していますので、Movable Typeの最新の技術情報は常に入手しておきたいと思っています。そんな時にMovable TypeのサイトをRSSリーダーに登録しておけば、良いニュースも困ったニュースも直ぐに入手できて何かと便利です。

こんな便利なツールですが、2つほど注意が必要です。
 ・ RSSリーダーで更新情報をチェックするには対象となるサイトがRSS情報を配布していることが条件
  (ブログはそういう設計になっている)
 ・ RSSリーダーに全てを委ねてしまうと情報の偏りや陳腐化の怖れがでてくる。
  情報源というのは生まれ変り立ち変りして常に変化していくので、時々情報源自体の見直しや新規開拓の必要がある。

投稿者 messiah : 08:40 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月28日

ニュースの鮮度は30時間くらい?

私のこのブログは、Movable Type(ムーバブルタイプ)というアメリカのシックス・アパート社が開発したブログ作成ツールを使って出来ています。その日本法人であるシックス・アパート株式会社からMovable Typeの欠陥に関する報告と対策が発表されたのが、2005年1月25日夕刻のことでした。その事実を知った人たちが自分のブログに一斉に書き込みをはじめ、記事を引用するためにシックス・アパート株式会社のサイトにトラックバック(ブログ独自の相互リンク)を打ちました。さて、その後どうなったでしょうか?
※ トラックバックについては、絵文録ことのはのサイトのこちら
  参照してください。

トラックバック数の多さはその記事に対する関心度をダイレクトに表しています。シックス・アパート株式会社が発信した最近の記事でトラックバック数が多かったのは次の通りです。
 ・ Movable Type 3.0 Developer Edition 日本語版の提供を開始(2004/7/15)
 ・ Movable Type 3.1日本語版の提供を開始(2004/10/19)
 ・ Movable Type 3.121の提供を開始(2004/12/1)
 ・ Movable Type 3.14を2005年1月に提供(2004/12/24)
 ・ Movable Type 3.122の提供を開始(2005/1/25 PM08:19)

しかし、上記のどれも寄せ付けないほど多かったのが今回の記事です。
 ・ 【重要】 Movable Typeの脆弱性と対策について(2005/1/25 PM06:20)

上記を見ると、新バージョンのリリース記事が多い。これは新しいものに対する『好奇心』という形で関心度が高まった結果です。その一方で、問題点の発生に関する記事は自分に被害が及ぶから『危機意識』という形で関心度がより高まります。

どんなに完全を期して作った製品でも(ソフトでも)人間が作る限り完璧なものはありえません。問題が起きること自体がむしろ自然です。しかし、問題が起きた時の対応の仕方によって、企業の値打ちが変わってくるし、それが将来にわたって影響を及ぼすことは言うまでもありません。今回の問題に対して、シックス・アパート社の対応は問題がなかったので事なきを得たようです。

さて話は変わりますが、こうした新着ニュースには賞味期限がありそうです。トラックバック数の推移を見るとそれが少しは見えてきます。(ニュースの重要性、対策の容易性などによって異なるでしょうが)

下図は今回の「Movable Typeの脆弱性と対策について」の記事が発信された後に日本国内のブログがシックス・アパート株式会社のサイトにトラックバックを打った数を時間帯別に示しています。


これを見るとニュースが発信されてから約30時間以内の時間帯に(時間ごとにバラツキはあるが)記事への関心度を示すトラックバックが集中的に行われています。面白いのは30時間を経過した後になるとトラックバックは激減していることです。
「このニュースはホットだ」とか「もう新鮮味がない」といった人間感覚の境界がもし30時間ごとであるならば、新着ニュースを30時間ごとに発信していけば、常に最新情報で満たされた情報発信源となるかも知れません。

投稿者 messiah : 08:32 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月08日

ブログのレアイウトを変更したいけど...できるかな?

2004年12月27日に自分のブログ(このサイト)を公開してからアクセス件数も徐々に増えてきました。しかし、妻から「新しい記事が下の下の下の方にあるのでスクロールするのが大変」と指摘され、また恩師の先輩からは「文字の色がグレー色でぼやけて見にくい」といったアドバイスを頂いたので改良に取り組みました。

私はMovable Typeというブログ作成ツールを使っていますが、Movable Type標準のトップページは次のような表示です。


これではデザイン的にモノ足りない。自分なりの個性を表現したいと思うのは私ばかりではないでしょう。
しかし、そうするとHTMLやスタイルシート(CSS)について少しは勉強が必要になります。(頭のイタイことです......)
それでも、1つの知識を覚えてそれが他にも通用するかをやってみると出来た!とかで意外に夢中になってしまいます。自分の考えたことが具体的かつリアルタイムにブラウザに表示されていく工程はちょっとした興奮ものであります。

先ず、記事内容の文字サイズを変更(大きく)する方法を説明します。(上記の赤枠内の文字)
手順は次の通りです。
Movable Typeを起動するところから始めます。
 (1) ブラウザを起動してアドレス欄にhttp://xxxx.xxxx/mt/cgi-bin/mt.cgiと入力
    ※ 外部のコンピュータからアクセスする場合は、xxxx.xxxxにサーバーのホスト名を入力
      クライアントからアクセスする場合は、xxxx.xxxxに192.168.0.98のようにIPアドレスを入力
      サーバーからアクセスする場合は、xxxx.xxxxに127.0.0.1のIPアドレスを入力
 (2) Movable Typeのログイン画面が表示されるので、ユーザー名、パスワードを入力⇒[ログイン]
 (3) ウェブログ管理画面が表示されるので変更しようとするウェブログを選択(例:出たとこ勝@負ログ)


 (4) メイン・メニュー画面左側の管理グループの[テンプレート]をクリック

 (5) テンプレート画面のインデックス・テンプレートの[スタイルシート]をクリック

 (6) テンプレートの編集画面の[テンプレートの中身]の全テキストをコピーしてテキストエディタに貼り付けて次の箇所を
    変更する。(x-smallsmallに変更)
    ※ テキストエディタ左側の行番号は実際とは若干異なる場合があります。

 (7) 変更したテキストを全て選択して[テンプレートの中身]に貼り付ける。(内容を入れ換える)
 (8) [保存]⇒[このテンプレートを再構築する]をクリック

 (9) サイトを確認⇒成功!(緑枠内の文字が大きくなった)

続いて、ブログの1つ1つの記事(エントリーと云う)の表示する順序を逆にします。(古い順 → 新しい順)
 (A) 画面左側の管理グループの[ウェブログの設定]をクリック


 (B) メイン・メニューの基本設定画面で[設定]をクリック

 (C) 一般的な設定画面の[エントリーの表示順]を[新しいものが上]に変更

 (D) [変更を保存]⇒[サイトの再構築]⇒[再構築]

 (E) サイトを確認⇒成功!(エントリーの日付が新しい順になった)

投稿者 messiah : 00:00 | コメント (0) | トラックバック

2005年01月06日

公開3日後にGoogleの検索ロボットがやってきた

このブログは2004年12月27日にインターネットに公開しましたが、その3日後に早くもあの検索エンジンの代名詞とも言えるGoogleの情報収集ロボット(Googlebot)が吾がサイトの情報を収集するために訪問してきました。(これをクロールといいます)

どうしてそれが分ったかと言うと、簡単です。自分のサイト名をGoogleで検索してみたのです。ただ、それだけのこと。

そしてキャッシュをクリックしたら次のように表示されました。

上記の12月29日 16:00:22 GMT(グリニッジ標準時)を日本時間に換算すると、
GMT+9=日本標準時(JST)ですから12月30日 1:00:22 JSTとなります。(ネット公開してから3日目という早さにビックリ)
Googleの検索アルゴリズムも時時刻刻と変化しているようで、今までの月1回程度の定期訪問だけではなく、特定のサイトを毎日のように情報収集するロボットが追加されたようです。
そう言えば、2004年の年末にあのマイクロソフトが「Googleに追いつき追い越す」と宣言したようにデスクトップサーチ(コンピュータ内の検索)を含めてヤフーと三つ巴の激戦の年になる予感がしますから.....
残念!...なことはありません。
検索エンジンメーカーさん、どんどん競争して良いものを安く提供してください。

投稿者 messiah : 17:27 | コメント (0) | トラックバック